親しき中にも礼儀あり
　　　　　　　　
金銭貸借について貸主の目的は「利益」か「感謝」でなくてはなりません。（サラ金は営利目的なので「利益」を求めます）
個人貸借で儲けようと考える人はまずいないと思いますので、普通は「感謝」を求めると思います。

　　　　　　　　　

よって申出（申込み）から貸し付け（融資）に到るまで、借主を呼びつけて足を運ばせるのは当然です。
もちろんアタマを下げてお願いさせます。
傲慢に思われるでしょうが、これができない人は借金をする意思が欠如している可能性が大です。

　　　　　　　

あと気付きにくい点としては、貸す側がお金を貸す行為を軽く考えていることもあります。
小額の借金で揉める人のほとんどはこれらの行為を軽んじており、全くと言っていい程実施していません。

　　　　　　

だからといって貸し方の態度が横柄なのはいけません。
「利益」や「感謝」を求めるのは必要ですが、「優越感」を求めてはいけません。
優越感を求めると性格歪んできますし、そのうち詐欺に引っかかります。

　　　　　　　
借金でアタマを下げさせる行為、軽く考えてはいけません。
　　　

　　　
　使途

　　　　　　　　
金額が６桁７桁になり、借方が何らかの事業や計画を練っている場合は使途を聞く必要があります。
明確な使途がある場合は貸し付けというよりは投資の意味合いが強くなります。

　　　　　　　　　　

借主の言う計画に具体性があるのならば貸すのも良いかと思います。

（こういうので成功したら感謝と共に喜びを分かち合えます）

　　　　　　　　
しかしそれが、運転資金であったり遊興費であったり、あるいは返済資金であったりすると、誰しも貸し付けをためらうと思います。
ためらうなら断るのがベスト。

　　　　　　　

もちろん使途を言わない相手に貸すのは間違い。

返済日を曖昧にする相手にも貸してはいけません。
人間性そのものに賭けるのは投資でも貸し付けでもなく単なるギャンブルです。

　　　　　　　　
　　　　　
　生活態度　

　　　　　　
主に小額（４桁５桁）の貸し付けはこれを重視する必要があります。
仮に相手が無職でも返せる目途があるようなら問題ないですが、何をやってるのかわからない相手には絶対貸すべきではありません。

　　　　　　　　　
よく勘違いされる方がいますが、借金の履行に普段の生活が真面目か不真面目かはあまり関係ありません。
なんとなく生きている人でも払う人は払いますし、大学教授であろうが上場企業の役職者だろうが払わない人は払いません。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　
　又貸し
　　　　　　　　
メールの相談に多いですが、面識の無い相手にカネを貸している方がたくさんいます。
と書くと極端に思えますが、例えば、『弟の友人に貸した』とか、『夫の会社の経営者に貸した』とかいうのは、実際に貸したお金を誰が使っているのか知る由もありません。
先の例の場合では貸し付けの相手は『弟』であり、『夫』になるのですが、貸主借主共に本当の債権債務関係を認めようとしません。
こういうことになると、それこそ交友関係を根こそぎ破壊しなければ回収できなくなってしまいます。

　　　　　　　
　　　　　
　本人確認

　　　　　　
お金を貸すのに相手のことをまるで知らない人が多いです。
信じられない話ですが、名前と携帯の番号しかしらない仕事仲間から回収しようとするのはいささかムリがあります。
個人間の借金審査には履歴書の提出が一番確実ですが、少なくとも運転免許証を写す（可能ならコピー）くらいは必要です。

　　　　　　

　　　

　返済状況と態度

　　　　　　
以前も貸していたとき、返してきたときはどんな感じだったか？

実はコレが最も重要で、返済に遅れる云々よりも自ら返しに来たかどうかが問題です。

カネに困っているのだから返済日を遅れることはありえますが、請求されるまで無視を決め込む輩には絶対に貸してはいけません。

　　

個人間貸借における借主の基本は「請求される前に返す」です。

つまり、カネを請求する行為は非常にイヤなことだと気づかない人に貸してはいけないのです。

コレができない人には例え昼飯代といえど貸してはいけません。

　　

そういう人に『昼飯代が足らないので貸して』といわれたら、躊躇せず「ムジンクンに逝きなさい」で流してしまった方がお互いの関係が良好に保てます。

　　　

借りたカネは言われる前に返す、返せないときは言われる前に謝る、、

これは金銭貸借のみならず人間関係における基本です。

　　


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【まとめ】

　　

・・・ると、貸すと明らかに人間関係が壊れる相手とは・・・・

　

�@　「借りる」という意識が欠如している

�A　使途を言わない

�B　返済日を決めない

�C　又貸しする

�D　何者か知らない

�E　自ら返しにこない

　　　

上記に該当する相手にカネを貸してはいけません。

貸すと、、、いずれ人間関係が壊れます。

大切な友人や同僚ならば、「貸さぬも親切」を決め込みましょう。



明らかに貸してはいけない相手・・・ここの管理人。

相互リンクしている人のことも考えて１日も早くこのホームページをこの世から消えてもらうことを願ってやみません。