最初に
今回の回答は、質問に対してしっかりと答えられていません。その割には長いです。
諸外国の宗教でこの辺まで突っ込まれてくると、それほど詳しい解説ができない領域なのですがW
とりあえず、バイブルでもトーラーでもアブラハムは信仰の対象になっており、コーランに於いてもそれは変わらないという辺りからの御質問と判断し、回答させていただきます。
コーランは聖書を模して作られています。そのため、主な内容は似通っており、登場する人物や地名なども同じものが多かったりします。模倣しておきながら、「自分達こそ正統性がある」と言い放つムハマンドはある意味凄いですが、結論としてはそんな感じです。
つまり、関係というものはあってなきがごとし、です。コーランにアブラハムやキリストが出てきたところで、その存在意義や関係を考えても詮無いと思います。
これは、アッラーとヤハウェは同一か否かという問題と直結しておりますね。以前は少々乱暴な書き方をしておりましたが、これは日本における「大穴持」と「大国主」の関係なのかもしれません。名を変えてどこかで繋がっている、みたいな感じで。ただ、そうであったとしても、「神」というものは名前が変われば
役割も変わり、そうなってしまえば、もう別の存在なのです。
私の持論は、他の諸氏とは随分と違うと思います。正直、一神教については幾分か間違った知識を吸収している可能性も多分にあります。私の情報源は殆どが宗教を勉強していた時期の恩師と日本語で書かれた資料のみです。やはり、外国の宗教を知るためにはその国の言葉が読み書きできないと話にならないので。
あと、どうしても多神教的な目でしか見ることができないと言う大きなネックもありますねW
その辺りはあしからず、ということでご了承ください。