はじめまして。
まず、日本は古くから仏教の影響を強く受けていますね。これについては後述するとして…
1・イスラム教
これは殆ど無いといって良いでしょう。日本人にとって最も縁遠いと言って良いのではないでしょうか。
それだけにイスラムの構造や原理主義などへの恐怖心などさまざまな誤解が生まれているのだと思います。
日本人のムスリムって少ないですしね。
2・キリスト教
これも実は多いようで少ないです。
日本の男尊女卑はキリスト教からというよりは儒教の影響が強いですしね。
あるとすれば、『女性は貞淑に』というイメージでしょうか。**崇拝というか、純潔こそが善しというような風潮ですか。これは日本古来の民族宗教である神道にある巫女のイメージである『神の花嫁は一生純潔を守る』というものが投影されているのでしょう。
1と2の総括ですが、日本人は基本的に一神教には肌の合わない民族です。神も仏もごっちゃに認識しているのが日本人の正しい姿なので(笑)その分アメリカやアラブ諸国の考え方に疑問や誤解を持ってしまうんですね。神の存在を前提としてものを考えるのが一神教圏の人間の思考です。
3・仏教
多いですね。それこそ語り尽くせないほどです。
ただ、日本の仏教は「日本仏教」「葬式仏教」と呼ばれるほどに本来の物とは大きく形が変わっています。いわゆる三大宗教としての仏教ではありませんね。
今の日本の生死感というのは、この仏教に大きく依っています。
死んだ人間が生前の行動によって生まれ変わって別の動物になったりまた人間に生まれ変わったりというのは、仏教の発祥であるインドの「カルパ」や「カルマ」という考え方ですね。これが日本人風にアレンジされて「六道」や「輪廻」などと呼ばれているわけです。
とりあえずは、こんな感じでよろしいでしょうか??