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[ No.13 ]
いい!o( 〃゜▽゜〃)ゝ
投稿者:
2003年12月09日 (火) 22時14分 |
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mimi様、いいなぁ〜なんかピッタシ! メチャ幸せでない処が納得できます。vv アデールらしい・・・ 恵まれ過ぎて、高慢で生きて来て、革命の波に翻弄されて亡命という事がなければ、気が付かなかったレオの大きさ、一緒にいた喜び。 二度と取り戻せないからこそ、気が付いた大事さ。 見なかった幸せな事。時間、言葉。 ああ〜誰か書いて〜そういう<レオ物>もいいな〜
____ わたくしは今、社交界の花形。 でも心には大きな墓穴が開いた人形。
いつかその穴に入る日までわたくしはわたくしの愚かさ、幼さを恥じて生きて行くのですね。 懐かしい豪華な毛皮のコート。 あなたの形見となりました。 わたくしがあなたにおねだりしてみたくて_ 初めて頼みごと。きっと嫌で嫌でたまらないと思っていました。
でもわたくしは見てしまった。 あなたが、あの、金髪の少女に嬉しそうに黒い毛皮を買い与えているのを_楽しそうに。
あなたは_甘えられたくて、甘えたくて_ でもどうしたらいいのか判らなくて。
大事にされている事に慣れ切ったわたくしがイライラしていて、些細な事で喧嘩ばかりしておりましたわね。
素直に_優しく、あなたに甘えれば良かったのね。 信じれば、真直ぐに_あの娘のように_
でも皇帝の血筋の誇りという浅はかな虚栄という勲章がいつもわたくしの胸に_それで_わたくしは大切な大事な物をなくしたまま_こうして今夜も紫煙の中で豪華なシャンデリアの下で_ ただため息を付ながら、長そでの手袋を持て余しながら、貴方を思い出しているのですわ。 あの晩のあなたを_
おしまい。
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[ No.14 ]
そうそう! このカンジ!
投稿者: mimi
2003年12月10日 (水) 11時29分 |
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すごい! もう一本ちゃんとお話が出来ちゃってる(*^^*) >二度と取り戻せないからこそ、気が付いた大事さ。 見なかった幸せなこと。 時間、言葉。 ・・・そうなんですよねえ。 通り過ぎてみて、振り返ってやっと真実がわかった時はもう遅い。 この人はレオに恥をかかせ、足を引っ張るようなことばかりしてましたが、「自分の思う通りに」レオが愛してくれないのでじたばた暴れまわっていた子供のような人です。 わがままな甘ったれなのです。 レオは基本的に優しい男なのでアデールの出方次第でもう少し違う形になっていたでしょうに、惜しい! レオもまた愛情表現が下手ですしねえ。 双方がもっと歩み寄れていたら・・・。 豪華な毛皮のコートもアデが内心心配するまでもなくすんなり買ってくれる男なんだよ。 でもユリにも買ってやるとこ見ちゃったんだよ〜! なんか楽しそうだったんだよ〜! ・・・これってかわいそうだけど、おもしろいですね^^ 素直に、優しく、あなたに甘えれば良かったのね・・・その通りなのね。 でもできなかったのよ〜(涙)
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[ No.15 ]
投稿者: 北沢泉
2003年12月10日 (水) 19時26分 |
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ま、何かしら、あの笑い声。ウチに転がり込んで来たあのムネもウエストも同じサイズの金髪娘? そして・・・一緒にいるのは!?!!!! 『ウチの人!!』アデールはウチの人なんて言わないな・・・^^;
『ええ〜こぉ〜んな豪華なの僕には似合わないよ〜』 『そうでもないぞ、この黒い毛皮、お前の金髪がさぞ映える』『もっおぉぉぉ〜ほんと、金髪好きなんだからぁ』『・・・微笑』『金髪ならぁ、前のオクサンのほーがー』 「っまえ?前ですって!い、何時の間に!後妻に納まったの!」 『あれはいい、今はお前に・・・』 『その先、いってぇぇぇ〜ん』
「ああ、レオニードったら、ヒドォイ!私には見せない甘い顔して・・・・!!」
逃げるようにその場を去るアデール。 女は愛嬌、という東洋のことわざを噛み締めるのだった・・・続く。 |
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