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[160] 『ぼたん雪に寄せて』小沼文彦 訳 筑摩書房 5 ドストエフスキー全集
名前:ほのか
2020年11月22日 (日) 17時19分
 案外、手強くてごわくて、「私読者以上に、10000倍も、《こだわりの性格》を、持っている主人公」だなぁーと、感じました。

 ちょっと、中断が入って、読了はしてませんが。

 日常生活だと、素通りで、見ざる聞かざる言わざるを、しなければならない場面も多いですが、そーは、しない!!という主人公ですね。

 自分自身の存在に関係がある事は、見ざる聞かざる言わざるを、していられないけれど。

 ですから、ドストエフスキー文学は、弱者の味方ですね。

 悩んでる者の味方でありますね。

っという読者私の勝手な考え方です。

【註】

 『見ざる(人の短所を見ない)、聞かざる(人の非を聞かない)、言わざる(人の過ちを言わない)。最も大事なのは思わざる(人はその長所をみて悪く思わない)こそ勝るなりけれ』として、人のよい所を積極的に見ましょうという意味が本来のこの言葉の意味である。』

(⇄感想 らしいですね。主人公は、長所を良く思う人ですし、人の短所は見て理解しないといけないし、人の非は聞かないといけないし、人の過ちは言わなければならない事もあるし。人の良いところは積極的にみてるだろーし。

 つまり、その様に体験した場合に、精神が忙しくて、大変だなぁーーと、読者自身は、ちょっと、思ったのです。

 まだ、読書途中ですが。見ざる聞かざる言わざるの喩えが、あってなかったかもですね。違う場面での自分自身へ向けた自分流解釈の言葉でしたね😃)

[162] 読了ですが。
名前:ほのか
六あたりから、作家ドストエフスキー氏らしい、熱中文学になっていきますね。

 リーザに、生き方を話すところで、終われば、ノーベル賞作家となりますね。

 『ぼたん雪に寄せて』は、想像以上の、面白さでしたね。ほんとに!!面白い主人公です。

 結局、地下室人は、いけないと、かいてあったんですね。
2020年11月26日 (木) 19時25分

[163] 『ぼたん雪に寄せて』の追加
名前:ほのか
p40 主人公が、リーザに言う言葉
「『ただなんとなくね、よくわからないよ、リーザ。ところでね、おれはある父親を知ってるんだけれど、そいつは実にきびしい、冷酷な男なんだ。それが娘の前へ出るとずっとひざまずいたままで、手や足にやたらに接吻して、いくら見ていても見飽きるということがないんだ、本当だよ。娘がダンスでもしていると、その男は五時間も同じところに立ったままで、娘から目をはなそうともしない。まるで娘に夢中なんだね。・・・・・・このおれだって、きっと、自分の娘は嫁になんかやらないだろうと思うね』」(⇄感想文:父親の優しさの描写は、嬉しい😃!!マルメラードフを、思い出しましたね。そして、主人公が女の子と話せることで心が和み、→p89「家へ帰ると、私はさっそくシーモノフに手紙を書いた。この手紙の真に紳士らしい、善意にあふれた、開けっぴろげな調子を思い出すと、私はいまでもわれながらほれぼれするくらいである・ーー私は一も二もなく自分を悪者にしてしまったのだ。・・・ズヴェルコフに、この釈明をどうか伝えてほしいと頼んだ。」となりますね!!」

p79 リーザが主人公にいう言葉
『じゃ、「身分のいい人たちのところでは、みんなうまく行ってるって言うの?貧乏してたって、ちゃんとした人たちは立派に暮らしているわ』

〜に対して主人公は言葉が止まらない台詞が次です。〜

p79 主人公がリーザに言う言葉
『ふむ・・・そうだね。そうかもしれない。それもそうだがね、リーザ、人間というやつは好んで自分の不幸だけを数え上げ、幸福のほうは数えたがらないものなんだよ。・・・・・・そうだよ、リーザ、まず最初に自分で生活の仕方を勉強しなけりゃいけないよ、他人を責めるのはそれからのことさ!』p81

〜主人公の心の動悸 など、様々な心の景色が、この小説の至るところで、描き出されてますね。そして、私読者にも、主人公の心のひだに、一小説の中での何箇所でも、共通点を見つけて、安堵しているわけですね!!作家ドストエフスキーさま!!

〜長い沈黙がつづいた。私は女を突きとばしてやろうとさえ思った〜p81(⇄感想文:主人公は心の中に浮かんだ良い事を、相手が喜び感心するであろうと思っていった言葉に、相手の反応が遅いと、すぐに癇癪玉が破裂しそーになりますね。気恥ずかしくもなつてしまうのですね。すぐに、傷ついてしまう心の持ち主でもありますね。からかわれているとも、相手のちょっとした言葉に感じてしまう主人公ですね)

p86 主人公の気持ちの感覚
「私は悲しい感激のとりこになって、しまいにはこっちでいまにも嗚咽の痙攣が起こりそうになってきた。・・・・・・私はもうだいぶ前から、自分が女の魂をすっかり傾倒させ、その心を打ち砕いてしまったのを感じていた。そしてその確信が深まるにつれて、一刻も早く、しかもできるだけ強烈に目的を達したいと、私はますます強く望むようになってきた。演技、演技がすっかり私を夢中にさせてしまったのである。もっとも、演技だけともいいきれなかった・・・」
(⇄感想文:幸せな生活の仕方を教授しよーとした主人公ですね)

p88 リーザの宝物である学生さんの手紙を見せて、リーザ自身を「見なおしてもらいたい」と、主人公に見せた後

「ぼたんの花びらのような湿っぽい雪がまだ依然として降りしきっていたが、・・・だがその疑惑のかげに早くも真実が光りを放っていた。胸のむかつくような真実が!」p88(⇄感想文:リーザよりも、主人公僕の方が、不幸かもしれないと、感じる瞬間!でも、へこたれない気持ちの主人公〜。ふむふむ)

p93 主人公の言葉
〜ただもう貴様に給金をわたすのがいやなんだ、なぜいやかと言えば、こっちがただそうしたいからだ〜
(⇄感想文:《感覚主義 現代美術
》!?この単純な言葉が好きですね、!)p95

p95
「ところが私はこの数日来、ありとあらゆる人間に対して向かっ腹を立てていたので.どういうわけか、またなんのためか知らないけれど、アポロンのやつに罰をくらわして、もう二週間ほど給金を払わずにおいてやれと決心した。私はもうずっと前から、かれこれ二年にもなるだろうが、一度はこれを実行してみたいと思っていたのである。ーーそれと言うのも、私に対してあんな尊大ぶった態度を取るとはもってのほかだ、こっちだってその気になれば、いつでも給金を払わずにおくことぐらいはできるんだぞということを、彼に思い知らせたいためにほかならなかった。彼の高慢の鼻をへし折って、やつのほうから先に、給金の話を切り出させるために、このことは彼には言わないで、わざと黙っていてやろうと腹を決めた。そしていよいよやつが切り出したら、私は手箱の中から七ルーブリの金をそっくりそのまま取り出して、金はこのとおりあるのだが、わざとしまってあったのだ、ということを、あの男に見せつけてやるのだ。だが私は『いやなんだ、ただもう貴様に給金をわたすのがいやなんだ、なぜいやかと言えば、こっちがただそうしたいからだ』ということを思い知らせてやるんだ」p95

p95
「・・・・・・やっぱり勝利は彼のものだった。私は四日と持ちこたえられなかったのである。」p95(⇄感想文:つまり、悪人という名称のつかない主人公ですね!主人公のじっと待ってられない性格か!?)

p98 九章

「私は悪事の現場でもおさえられたように、見苦しく取り乱して、打ちのめされたように彼女の前に立っていた。」p98(⇄感想文:主人公の心の軌跡の描写がまた、はじまりますね。)

p99 主人公が、アポロンに、言う言葉

「『あれはなーーおれにとってはすべてなんだ!・・・しかしお前にはわかっちゃいないんだあ、いったいあれがどんな女なのか!・・・・・・』」(⇄感想文:主人公自分の方が、リーザよりも、不幸かもしれないと、気付かせてくれた女という事ですね!)p98

p98 主人公が、リーザに、使用人アポロンという人物の性格などを、言う言葉

「『・・・あいつは僕の死刑執行人なんだ・・・』」p99(⇄感想文:どんな時でも、嘲笑するような目つきのアポロンであるらしい。アポロンは主人公の存在と化学的に融合しているような具合であるらしい。ところが、まるっきり動ぜないアポロンの精神に、主人公が反発して言ってる言葉と考えますね)

p100 主人公の心の軌跡⇄リーザに軽蔑されてる瞬間を勝手に想像して腹立たしくなる主人公

「女に対する恐ろしい憎悪が、不意に私の胸にむらむらとこみあげてきた。そのままでいたら彼女を殺しかねない勢いだった。女に復讐するために、これからはひとことも口をきいてやるまいと、私は心の中で誓った。『なにもかもこいつのせいなのだからな』と私は考えた。」p100(⇄感想文:ここまで来ると、ほんとに!!面白い主人公だなっと!!私読者は、プッと、笑ってしまいます。)

p100 主人公のその後の心の軌跡

@そのためにいちばんひどい目にあったのは、もちろん、この私だった。

A醜悪な感情が私の胸の中の憐憫の情を、たちまち一も二もなく圧しつぶしてしまった。それどころか、それはさらにいっそう私をけしかけて、どうとでも勝手になりやがれ!という気持ちにさせたのであった。p100(⇄感想文:主人公風)

【まとめ】
(⇄感想文:私読者も、予定外の行動を、感覚的にしてしまう方かもしれませんね。主人公で面白い心の軌跡を経験いたしましたが、似たよーな心も勿論読者私にもあるでしょう。ほんとに、面白い主人公です!!)

2020年11月27日 (金) 10時46分





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