名前:ほのか
2021年12月12日 (日) 06時36分
@ 2
p43
引用開始 「ガガーノフに悪戯するスタヴローギン→「あなたゆるしてください・・・・・・どうして急にあんな気になったか、自分ながらまるでわからない・・・・・・馬鹿げたことです・・・・・・」→一同は満場一致でスタヴローギン氏をクラブから除名してしまった⇄理由は、引用文「〜初めから企んだ醜行のように思われた。したがって、それはまたこの町の社交界ぜんたいに対して企まれた、言語に絶した暴慢な侮辱でなければならぬ、こう人々はこの事件を解釈したのである」⇄感想文:《「こう人々は解釈したのである」は、ひょっとして、人々の解釈の仕方が間違ってるという「悪霊』という小説の基礎概念&捉えておかねばならぬ前提条件になり得るのかな⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️
Aその後
p44
引用文 『まったく一同は、ヴァルヴァーラ夫人のことで、知事に皮肉るつもりで、このとおりの文句を準備した。そして、一種の快感を覚えながら、まだいろいろな文句をひねくり廻したものである」
⇄感想文:大人の〜快感を覚えながら〜のスタヴローギンへの公式に裁判に伏せられるのも待たず〜は、世の中を不思議尽くめで、わからない青年スタヴローギンには、『世の中への反抗心』となってしまうのではなかろうかと、読者私は心配ですね。
=*=*=*=
p43
引用文と読者私の説明文 「『どうしてどうして、わしの鼻面を取って引き廻すことなんかできるものじゃない!』」というむきになっていい添える罪のないきまり文句癖のガガーノフへの、スタヴローギンのまるで《気でもちがったよう》な純然たる子供じみた悪戯後の、妙に考え込んだような顔つきですね。
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