この作品は、
KIDさん制作のミステリィADV、「すべてがFになる」における「ミチル編」と、
同社制作の恋愛ADV、「メモリーズオフ・セカンド」における「つばめ編」の、
二つの結末を存じていることが前提になっています。
もちろんその前置きがなくとも、読まれることに何の束縛もありません。
ただ、両方のゲームをプレイし、二人の物語を見つめて、
そしてこの文を記した者として、
自分の拙い文よりも、何倍も何十倍も素晴らしいそれらのプレイを体験なさったほうが、
あらゆる意味で素晴らしいことだと思い、このまえがきを記しました。
難しいことを書いているように思われるでしょうが、
はっきり言えば、これからの文は……ネタバレもはなはだしいということです(笑)。
そして、私ごときの駄文でバレてしまうのはもったいなさすぎる、と。
これだけ書いて、どれだけの方がこの文をお読みになる(なれる)かはわかりませんが、
私的に、これを記したことにとても満足しています。
それでは、よろしければまたあとでお会いしましょう。