えーっと、何から記せばいいのか。
お待たせしました、というのはそれを待っている人がいるから意味を持つ言葉であって、この場合はおそらくそうではありません。
ですから、今から始めることについては……つまるところ、やらせていただきます、というお断りの言葉がふさわしいのかもしれません。
今から私は文を書きます。
たぶんきっと、長い物語です。
そして、連載です。
今現在、終わりはまだ見えていません。
ですが、きっと終わらせます。
これが今言える全てでしょうか。
具体的な話になると、もう三つほどおしらせしておかなければなりません。
まず、これはいつも(というかここに投稿した)の私の作品と同系列の創作文であり、
『二次創作』に類するものであるということ。
そして、KIDさん制作のプレイステーション用ゲームソフト、
『すべてがFになる』をそのベースとしていること。
さらには、その本編中で分岐するストーリーの一遍たる、
『ミチル編』に対する限りないオマージュより生まれたものであるということです。
読まれる方につきましては、以上を前提の上でお願いしたいと思う次第です。
非常に堅苦しくなってしまいました。
本来ならあとがきで記すべき事柄が多くて困りますが、ここであと一つだけ。
今回、生まれて初めてミステリィを書くつもりです。
それでは。