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刑法犯の再犯少年28%=88年以降最高に−警察庁
昨年1年間に刑法犯で検挙された少年(14歳以上20歳未満)は12万3715人(前年比8.3%減)で、うち再犯者が28.7%(3万5509人、暫定値)を占めたことが16日、警察庁のまとめで分かった。再犯者率は1988年以降、最高となり、同庁は「関係機関と連携し、少年の立ち直り支援を充実させる必要がある」としている。 再犯者率は現在の形で統計を取り始めた72年以降、84年(31.3%)をピークに減少し、97年(21.2%)を境に増加傾向にある。 罪種別での割合(暫定値)は、凶悪犯(殺人、強盗、強姦など)が61.0%、粗暴犯(暴行、傷害など)が52.6%、性犯罪が40.1%と高く、街頭犯罪は35.3%、窃盗犯は28.6%だった。 (時事通信) - 2月16日11時1分更新
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