[788] 感想です |
- まろ - 2004年10月29日 (金) 23時33分
花酔様、はじめまして。 私も新参者ではありますが、感想を書かせていただきます。
まず、全体を通しての空間の雰囲気などは良かったです。人物の動作の描写や、台詞なども不自然ではなく、読みやすかったです。 けれど、物語がいきなり緊迫した部分から始まるので、キャラクター達にあまり感情移入することが出来ませんでした。 貴文と淳也の人物像や、これ以前のエピソードも盛りいれて、もう少し長くした方がいいかもしれません。 それから、小説内の、 >おれは愛した。 >おれは恋した。 >言葉も尽くしたし、足りない分は体で語ってきた。 >「それでもおまえらはおれの中に誰かを見るんだな……」 >知らず、口から零れた想い。 の部分ですが、少々わかり辛い部分がありました。 (貴文は、自分が他の誰かの代わりに抱かれているのでは、という不安を持っている)というのが、この部分より前からは読み取れるので、淳也の中に誰かを見ている、という表現は、少し外れているような印象をうけました。 もう少し話を長くして、じっくりと盛り上げていけば、とてもいい流れになると思います。 色々書きましたが、私もまだまだ勉強中の身なので、お気に触ったら申し訳ありません。 次作も頑張ってください。
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