[13835] 題名:新版 日蓮の思想と生涯 須田晴夫 462頁 副教学部長
名前:霞ヶ関リークス
◇F0RzX/K5nI
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投稿日:
2025/09/17(水) 18:24
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【 経王殿御返事は「二箇相承」と同じ 偽書 】
「後継者である日興を中心に日蓮滅後も力を合わせて仏法弘通に励んでもらいたい。
なお、大石寺では日蓮入滅の前に日興への付属がなされたとして「日蓮一期弘法付属書」(身延相承書、一六OO頁)、
「身延山付属書」(池上相承書、同頁ごの「二箇相承」があったと主張する。
この点については、古来、真偽の議論がなされてきたが、その結論については更なる研究を待ちたい。
ただし、日興が日蓮の正統継承者であることは日蓮の思想の上から十分に論証できることであり、「二筒相承」の存在を必要としない。」
【破折】
⇒「二筒相承」の存在を必要としない、と偉そうなことを書いているが、検証されたことがないのが丸わかりですね。
「所ろう(労)のあいだ(間)、はんぎょう(判形)をくわえず候事恐れ入り候」(弘安五年九月十九日『波木井殿御報』)
日蓮聖人の御書等の内容を総合すると、日蓮聖人は晩年、激しい下痢と食欲不振、さらに老齢からくる体力の衰えに苦しんでいたことがわかる。
とくに身延山久遠寺から常陸の国の湯治治療に旅立って池上邸に到着した翌日に書いた『波木井殿御報』には
「所労(病気)が重いので、判形(サイン)も書けなくて申し訳ありません」とすらある。
この『波木井殿御報』は弟子・日興上人が代筆したものである。
こうした事実をふまえ、日蓮聖人は「二筒相承」が書ける状態なのか、
【 更なる研究を待ちたい 】寝事は寝て言うものです。
【 28頁 には】
「後に「三大秘法抄」で、日蓮は法華経最勝の理由について、「法華経を諸仏出世の一大事と説かせ給いて候は、
この三大秘法を含めたる経にて渡らせ給えばなり」( 一0二三頁)と述べている。」
【破折】
⇒ 「三大秘法抄」は 偽書