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和田絵画教室

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伊藤明美 陶展

1272:和田千秋 (2014年08月01日 (金) 18時49分)

「障碍の茶室」で耳付きの茶碗を作っていただいた、田川在住の陶芸家・伊藤明美さんの展覧会が開催中です。場所は、老舗の茶道具屋さん。ちょっと敷居が高いのですが、近くにご用時の方は、見るだけでも、、。私も手元不如意でしたが、初期伊万里の鎬(しのぎ)杯風のおちょこを分けていただきました。
 於:山想園、天神2丁目3−7(福新楼横)、8月3日迄、9時〜18時。

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ニコラ・ビュフ展

1271:和田千秋 (2014年07月13日 (日) 23時04分)

数カ月前に原美術館でやっていた、ニコラ・ビュフの展覧会(於:アルティアム、27日迄)。

原美術館の展覧会を見ていないので、その時と同じか分からないのだが、見た印象は、アニメやアミューズメント・パークをシミュレートしたシミュレーショニズム。面白がれる人と、面白がれない人に分かれるだろう。

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平岡昌也展

1270:和田千秋 (2014年07月04日 (金) 20時22分)

かって3号倉庫のメンバーで、4年前から沖縄で暮らす平岡君の新作展(於:とわーる、6日迄)。

その絵画とも平面ともつかず、多層のレイヤー構造を持つ独特の作品は、美術館の企画展にも選ばれるほど評価されてきた。(今回もあるレベルの作品であるのは間違いない)

ただ、沖縄に暮らすことで作品に変化があらわれるかなと、ひそかに期待もしていたのだが、すこしも変わっていなかった(ように見えた)。変わる必要がないといえばないのだろうが、、、変わった平岡君の作品を見てみたいとも思うのだ。

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吉井宏平展

1269:和田千秋 (2014年07月04日 (金) 20時07分)

うらびれた地方のシャッター通りの、そこにかってあった暮らしの気配や、記憶を描いてきた吉井君の新作展(於:アートプロ・ガラ、31日迄)。

絵画数点を組作品とし、物語性を強調する手法は、薬籠中のものになったといっていい。かなりのレベルに達していた。

ただ少し気になったのは、今回は都会の夜の風景が中心に見えたこと。コンビニやビルからもれる明りに、都会での現代人の孤独は感じられるのだが、良く言えば普遍的に、悪く言えば観念的に見えた。都会での孤独を描いた今回の方が、ひょっとしたら評価が高いのかもしれないが、私としては、以前のような地方の悲哀を描いたような絵の、社会性・政治性に惹かれるのだが。

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maki nagamine展

1268:和田千秋 (2014年06月13日 (金) 20時07分)

元3号倉庫のメンバー。現在は関東在住で、舞台美術などもされているという(於:とわーる、15日迄)。

つけまつげ゛を付けたワイパー?が、平面上でくるくる回っていた。マンレイや、赤瀬川のような反芸術の香りもするが、より現代的に洗練された作品となっていました。

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水村綾子展

1267:和田千秋 (2014年06月13日 (金) 19時54分)

40代の作家。S型の正方形キャンバスに、80年代以降の傾向である、ナラティブな風景画とも、抽象画ともつかぬ絵が描かれていた。また以前には、VOCA展にも出品していて、その選抜展にも選ばれている(於:アートプロ・ガラ、21日迄)。

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藤森照信建築と「鸛庵」展

1266:和田千秋 (2014年05月02日 (金) 23時16分)

赤瀬川源平さんの「ニラハウス」を立てたこと等で有名な、藤森照信さんの建築模型展(於:アルティアム、25日迄)。

新作の「鸛(こうのとり)庵」を中心にした展示だが、その他の設計模型群も、ユーモアに溢れる可愛らしいものが多い印象だ。

以前、日本の茶室建築を見た外国の批評家?が、「これはまるで家具である」というようなことを言っていたのを読んで、目から鱗が落ちた記憶がある(もちろん肯定的に評していたのだが、、、)。

今回の藤森さんの建築を見て抱いた印象も、まさに家具のような家といった感じだった(これももちろん肯定的な印象)。

幕末・明治に来日した外国人が、日本の家の小ささに驚き、次にその中にある家具などの調度品の可愛らしさに驚嘆したように、藤森さんのある意味可愛らしい建築群は、日本の良き伝統に連なるものだという感じがしたのである。

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浦川大志展

1265:和田千秋 (2014年04月30日 (水) 19時11分)

浦川君の個展を見るのは2回目で、前回は、IAFショップでのインスタレーションでした。今回はテトラで、絵画を中心としたものです(於:アートスペース・テトラ、5月6日迄)。

素朴な感想を言わせてもらえば、前回のゆるゆるなインスタレーションの方が面白く、今回の完成度の高い絵画の方が面白く感じられなかった。それはこらからの展開が、閉じているようにも見えたからなのだが(あくまで個人的な印象です)。

会場に置かれていたポートフォリオを見ると、個展と個展の間にグループ展をやっていて、その時の作品が興味深かった。紙に木の木目を描き、それを額装すると、一見、額に作品が入っていない状態のように見えるという絵画作品だ。

タイトルは「存在する(exist)」で、今のままだと単なるトリッキーな作品だが、「実存する」とも読み替え可能で(実存主義はexistentialism)、作品それ自体に存立の基盤はなく、鑑賞者がそこに絵画を発見したときだけ作品として成立するという意味を付与することもできそうだ(本人もそのつもりかもしれない)。

そのへんのところを、もっと説得的に鑑賞者に示せれば、さらに面白い作品になるのではないだろうか。もちろんデュシャン以降、使い古された言い回しではあるが、弱冠二十歳の作家の作品としては、かなりのレベルにあると思った。

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長倉健一展

1264:和田千秋 (2014年04月25日 (金) 20時00分)

竹による、花入れやオブジェ展です(於:ギャラリー尾形、27日迄)。

アメリカの美術館やギャラリーでの展示も多いらしく、その場合はほとんどオブジェ中心だとか。いわゆる前衛オブジェっぽくなく、とのこなどで目をつぶし、一見、中世の磔刑像残欠のような崇高さを感じさせる作品もありました。

また、実用的な花入れなどの茶道具の数々もすばらしいものでした。生け花の中川幸夫さんなんかを見てよく思っていましたが、伝統の上につくる前衛美術?は、作品に数百年の伝統の豊かさが感じられて、中途半端に浮遊する私なんかからすると、羨ましく思ったのでした。

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法隆寺展

1263:和田千秋 (2014年04月25日 (金) 19時41分)

国宝・重要文化財20点を含む、法隆寺の宝物展(於:福岡市美術館、6月1日迄)。

目玉は「夢違観音像」と、聖徳太子ゆかりの品々だとか。法隆寺に行ったら見落としてしまいそうな小品が多いのですが、小品にも見るべきものが多い法隆寺、ゆっくり見る機会を得て良しとしたい。

古美術の世界では、飛鳥・奈良から時代を下るごとに仏像の評価は下がっていき、せいぜい鎌倉ぐらいまでで、江戸時代などは円空、木喰が例外的に評価されているだけ。私も同意見です。

何故なんだろうと考えると、恐らく平安時代ぐらいまでは、仏像に鎮護国家や個人の救済をお願いしていたのに対し、鎌倉新仏教が変革を起こしたため。

鎌倉新仏教は仏像に替えて、念仏やお題目、個人の修業等による救済を中心に押し立てたため、急速に仏像は力を失ったのではないか、というのが私の仮説です。

私ももちろん仏像を信仰するわけではありませんが、好きなのはやっぱり飛鳥仏。この展覧会でも何体かお気に入りの仏像がありました。常設の「九州派」の小企画も良いものでしたし、お勧めの展覧会です。

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