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和田絵画教室

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今日の「新・日曜美術館」

565:和田千秋 (2006年02月19日 (日) 23時43分)

今週のアートシーンで「宇治山哲平展」(たぶん東京都庭園美術館だったと思います)を紹介していましたね。
宇治山哲平は郷土大分の作家でもあり、親しみを感じていましたが、個人的な思い出もあります。
それは私が高校3年の時、独学で初めて描いた油絵を、当時県展の審査員だった宇治山に採ってもらったことです。嬉しかったなー。それで勘違いして、その後美術家になったんですが、、、。

しかし次の年は落選でした。
最初の作品は30号の小品で、2度目は120号の大作だったので、当時の私には、それだけの大作を描く力がなかったのでしょう。県展は以後、出品するのを止めました。

落選の思い出も、今となってはいい思い出ですね。

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県美の小ネタ集

562:川浪千鶴 (2006年02月13日 (月) 09時15分)

こんにちは、福岡県立美術館の川浪から
お知らせです。(宮本さんにBBSにも載せましたが)

●小ネタ(1)
現在開催中のコレクション展には、
「集団蜘蛛」の小コーナーがあります。
そこに、ななんと、集団蜘蛛による菊畑さんの版画の盗作版画と
本物の版画とが並べて展示されています。

ややこしいので、キャプション風に説明すると、
本物→菊畑茂久馬「菊畑茂久馬アルバム集より」1969年
盗作→集団蜘蛛「菊畑茂久馬原板にもとづく盗作版画
            “菊畑茂久馬アルバム集より”」1969年

同じ印刷会社で刷られたオフセット印刷の版画ですから、
違いは微妙な手彩色と署名のみ。
原板の菊畑版画を所蔵しているのは、公では県美だけなので
(森山安英さんも菊畑さんも持ってないとのこと)
揃い踏みの登場は、1969年の現代美術の動向展以来ということになります!

◎福岡県立美術館コレクション展3
 1/20〜4/9  一般210円
 問合先:福岡県立美術館 092-715-3551


●小ネタ(2)
現在放映中の邦画「博士の愛した数式」の冒頭から
県美所蔵の坂本繁二郎「能面」が登場しています。
(小泉監督の依頼で、県美のポジから作成された複製画ですが)
小説にはでてきませんが、映画では重要な心理描写アイテムとして、
「能面」はたびたび出てきます。
最後のクレジットのスペシャルサンクスに、
坂本繁二郎の名前もでてきますから、
お見逃しなく。
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/

563:和田千秋 (2006年02月14日 (火) 00時22分)

森山安英さんは、私が個人的に師匠と思っている故・新開一愛さんの兄貴分にあたる方で(なにやら任侠の世界のようですが、画家もやくざな商売でして)、私にとって特別な存在です。
まだ観に行ってないんですが、必ず観に行きます!

特集されているデザイナーの柏崎栄助さんも、何度か私の個展を観に来てくださって、個人的な思い出のある方です。長い時間をかけて、無言でじーっと作品を見続けるお姿が記憶に残っています。

「博士の愛した数式」は、映画を観るつもりはありませんが、小説は2、3日前に図書館から借りてきたばかりです。まだ読んでいませんが、ちょっと読むのが楽しみになりました。
小ネタ、ありがとうございました。

564:和田千秋 (2006年02月15日 (水) 00時30分)

「博士の愛した数式」早速読んでみましたが、映画を観たほうが面白そうです。話の流れからは、能面とは全然結びつきませんが、どうなんでしょう。どなたか映画を観た方は、感想をお聞かせください。

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今日の「新・日曜美術館」

561:和田千秋 (2006年02月05日 (日) 23時04分)

今日は、有力なコレクターの下を転々とする名品についての特集でした。いくつかの名画、名品を取り上げていましたが、様々な興味深い物語を帯びていましたね。東京美術倶楽部展を今、東京でやっているので、それに合わせた特集でした。

名画の変遷というと、以前、ハンス・ハーケが、スーラの作品の代々のコレクターを追跡調査することで、いかに美術というものが金持ち階級のものであるのかを再提示していたことが思い出されます。

日本における名品も、今日の特集によって、(明治以降は)益田鈍翁を始めとする旧財閥系の大金持ちによって、所有されてきたことが分かります。

しかし今や、それらの私的コレクションは、ほとんどが美術館に収蔵され(敗戦後、JHQが税制改革したため?)、我々庶民も目にすることができるようになりました。江戸の昔だったら、大名しか見れなかったような名品を見ることができる、、嬉しい! 最後は民衆(古いね)の勝ち? 

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ナムジュン・パイク死去

560:和田千秋 (2006年02月01日 (水) 01時12分)

今朝の新聞を読んでいたら、パイク死去の記事が目に飛び込んできました。
パイクは、福岡市美での企画展もあったし、福岡市のアジア文化賞も受賞していて、福岡とも縁の深い作家です(キャナルシティには、今も彼の巨大な作品を見ることができます)。

個人的な思い出としては、80年代半ばに東京で、ボイスとパイクの大型企画展が同時にあっていて、夜行バスで駆けつけたことと、90年代半ば、アジア文化賞受賞記念に、六本松NHKで行われた、風倉匠さん他とのパフォーマンスを観に行ったこと等、、、。

彼は韓国出身ですが、いったい彼に匹敵するような作家が、日本にいたでしょうか? 河原温? オノヨーコ?
同じアジア人として、ご冥福をお祈りします。

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ゲルダ・シュタイナー&ユルグ・レンツリンガー展

559:和田千秋 (2006年01月30日 (月) 00時43分)

今日、アルティアムで開催中の二人の展覧会を観てきました(2月28日迄)。

二人は、金沢21世紀美術館のオープン記念展でも展示を行っているので、知っている方も多いかと思います。その土地土地の、樹木やゴミを集めて、美しいインスタレーションを造る作家たちです。

私は、今回初めて実物を見ることができました。細部の所々にきらめくようなセンスを感じますが、全体の印象は、トニー・クラッグ(ちょっと古いね!)のいけばな版のようでした。

金沢での展示は写真で見る限り、木の枝による繊細な線が錯綜して、遠近感が失われるような不思議な感じが出ていました(遠近感が喪失して、あたかも一枚の繊細な絵画のようでした)。

今回の展示は、金沢に比べるとちょっと大味な感じがします。大雑把な九州の気質に合わせたんでしょうか。でも、お勧めの展覧会ではあります。

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再び高島野十郎

552:和田千秋 (2006年01月09日 (月) 23時46分)

今日、また「高島野十郎展」観に行ってきました(於:福岡県美、15日迄)。

まず観客の多さに驚かされました。先日の日曜日には700人以上入ったとか。地味な作家、地味な展覧会なのに驚きの数字です。関係者に聞くと、リピーターの方が友人を誘って来たり、口コミで段々と増えてきたとのこと。やはり良い展覧会はお客さんを呼ぶんですね。

再び見た野十郎は、やはりいいもんでした。知り合いの元学芸員の人が、「野十郎の絵は、あれは日本画だよ」と言っていましたが、あるいはそうかもしれません。渡欧した日本人画家が、向こうで学んだ技法で日本の風景を描こうとして、皆、上手くいかなくて悩むのに、野十郎は悩んだ形跡がありませんから。しかし彼の絵こそが、日本ならではの、和様化した油絵なのかもしれません。会場に並んでいた、「空の塔 奈良薬師寺」という絵などは、油絵の具を使っていながらカラリとしていて、最も好きな作品です。

今回の展覧会では、カタログの出来栄えも出色で、野十郎作品集の決定版ともなるものでしょう(ちょっと色々褒めすぎか?)。会場で一度、手にとって見てください。6月10日から7月17日まで、東京の三鷹市美術ギャラリーでも開催されますので、関東方面の方々にもお勧めです!

557:ちょうちょ (2006年01月27日 (金) 00時38分)

とても観たかったのですが、行けなくて残念でした。
15年ほど前に、野十郎の絵を初めて観た時からの大ファンです。以前の画集(カタログ?)なら持ってます。新しいカタログは、まだ美術館で手にはいるのでしょうか?

去年、「なんでも鑑定団」に野十郎の絵が出てきましたね。
知名度が全国区ではなかったせいか、鑑定額は私が予想したほどの高額ではなかったので、不服に思いました。けれど、作品を観たら、その魅力の虜になる人は多いと思う。そうしたら、すごく高値になりそう。

野十郎の絵を、多くの人に知ってもらいたい気もするけれど、マニアックに絵の良さを味わいたいという気もします。

558:和田千秋 (2006年01月27日 (金) 23時54分)

15年前の展覧会は、私も覚えていますが強烈でした。
そのときのカタログは、今では貴重な幻のカタログですよ。

今回のカタログは県美で買えると思いますが、朝日新聞に、たまに通販広告出ているのを見かけます。

野十郎の絵は、まだそんなに高くないようですね(といっても、具体的にいくらぐらいなのかは知りませんが)。
東京の有名なサラリーマン・コレクターS氏が、東京の古道具屋で、3万で掘り出したのは有名な話です。
「蝋燭」や「月」の絵が、どこかに埋もれていないものでしょうか。

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Unseen Scenes展

556:和田千秋 (2006年01月26日 (木) 00時24分)

今日、アートスペース・テトラで開催中の、この展覧会を見てきました(27日迄)。

参加メンバーは、エレーニア・ディペドロ、長坂有希、カロリーナ・シルバの3人。
聞けば、「階段」をテーマにした、それぞれの物語があるのだそうだ(何でも、テトラに幽霊が出るらしく、階段と怪談をかけているとのこと)。

まあ、それは置いといて、3人の作家の展示のうまさには感心させられました。今までで一番、テトラの特殊な空間を使いこなしてもいました。

福岡のような地方都市に住んでいると、展示の見事な展覧会に触れることは稀です(その辺の差が、中央と地方の作家のレベルの違いを生みます)。
今回の展示はいいですよ。福岡の若い作家にこそ見てもらいたい展覧会です。

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佐藤文玄展

555:和田千秋 (2006年01月21日 (土) 16時01分)

今日は「佐藤文玄展」に行ってきました。

文玄さんは、85年にあった、福岡県美の開館記念特別展「変貌するイマジネーション」にも選ばれた、地元出身の作家です。

30年以上フランス在住なので、フランスのシュポールシュルファスに影響を受けた平面作品や、インスタレーションを作り続けてきましたが、今回はすべて「絵画」になっていました。まあ自然な流れですよね。絵画を言葉で説明するのは難しいので、是非見に行ってみてください。

会場は、ギャラリー・パピエブラン。
福岡市天神センタービルB1です(昔、昔、丸善があった所)。
会期は1月30日迄(11時ー19時)。
お出かけください。

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今日の「新日曜美術館」

554:和田千秋 (2006年01月16日 (月) 00時28分)

今日の特集は須田国太郎でしたね。

須田は、私が高校生のときに好きだった画家の一人です。画集も持っていました。
当時は日本画が好きだったので、日本的な彼の油絵に惹かれたのでしょう。

彼は、当時の美術の先進地フランスに背を向けて、スペインに留学します。
そして、ベラスケスからゴヤに受け継がれた、黒の使い方を身に付けて帰国します(その点、マネに似ていますね)。

しかし彼の黒い絵画は、ゴヤというより、中国(宋・元時代)や日本の水墨画のようです。高島野十郎と同じく、日本的(東洋的)な油絵と言っていいでしょう。
しかし、TVタイトルに孤高の画家・須田国太郎とあったように、野十郎といい、須田といい、孤高でなければ日本的な絵画が描けないんでしょうか。
「孤高のススメ」じゃないが、ただ一人サイ(犀)の角のように歩め、ですよね。

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舞踏 松岡涼子

553:和田千秋 (2006年01月14日 (土) 00時44分)

今日、アートスペース獏で個展開催中の佐々木俊裕さんから、舞踏の案内状をいただきました。

来週の18日(水)、夕方7時から、佐々木さんの個展会場・獏にて、松岡涼子さんの舞踏公演があるそうです。

松岡さんの舞踏は、以前観たことがあるのですが、(その時は)情念的でいて、しかし繊細で傷つきやすそうで、名状しがたい感動を覚えました。
私は普段、舞踏には評価は辛いのですが、松岡さんは才能を感じるダンサー?の一人です。

私は当日、仕事で観にはいけませんが、入場無料ですし、お勧めの展覧会兼ライブです!

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