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和田絵画教室

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江上計太・長谷川冶胤2人展

1085:和田千秋 (2010年11月18日 (木) 23時26分)

アートスペース獏で開催中の「非知なるものの日々」シリーズの第2回目です(27日迄)。この展覧会、福岡の現代美術を代表する江上さんと、若手写真家の長谷川くんという異色の取り合わせ。お二人とも、力の入った新作を披露してくれました。

江上さんは新作の絵画?(おそらく平面というより、絵画を意識されているのでしょう)で、いきなりの高いクオリティ(私が言うのもおこがましいですが)。

一方の長谷川くんは(以前、獏のカウンターに入ってバイトしてました)、一見、写真とも見えない、水墨画のような作品で、長谷川等伯の「松林図」を思わせるような深い精神性を漂わせていました(長谷川つながりか?)。作品の完成度も抜群でしたよ。

このお二人の展覧会、福岡の画廊の展覧会で、今年のベスト3に入ります(あとの2つは忘れたが)。お勧めです。

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「現代中国の美術」

1084:和田千秋 (2010年11月13日 (土) 22時12分)

今日の午前中、「現代中国の美術」展のオープニングレセプションがあったので、アジア美術館に行ってきました(展覧会は来年の1月10日迄)。

5年に1度開かれる、中国のいわゆる官展で、全土から5万点の応募があり、その内500点あまりが入選するという。その中からの厳選された80数点だから、凄くない訳がない。

ここ20年、世界で評価される中国現代美術ではないとはいえ、あなどることなかれ。長い社会主義リアリズムの伝統のなかから生まれた、社会性・大衆性のある絵画が中心で、韓国の「民衆の美術」のような、民衆に根付いた美術になっていました。マイクロポップなどという、特色のない日本の美術よりもかえって面白い。ううっ、日本の民衆の美術よ、目覚めよ!

話は変わりますが、数日前、NHKの「クローズアップ現代」を観ていたら、アメリカで現在やっている「がまん」の美術展というのを紹介していました。それは第2次大戦中に、砂漠の収容所に入れられた日系人たちが、無聊を慰めるためにありあわせの材料で作った、置物や人形、アクセサリーなどを集めた展覧会でした。

これこそブリコラージュ(器用仕事)ともいうべきもので、鶴見俊輔いうところの、日本の「限界芸術」だなと感動したのでした。誰かこの「がまん」の美術展を、日本でも開催してくれないかな? 日本の民衆の美術たりえる作品だと思います。

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eito Exhibion

1083:和田千秋 (2010年11月11日 (木) 22時50分)

久しぶりに、ヴァルト・アートスタジオへ。8か月振りの展覧会らしい。立ち退き話がひとまず落ち着いて、またギャラリーを再開される由。嬉しい限りです。

さて展覧会は、eitoさんの布によるインステレーション展。なにか韓国のポジャギを見るような懐かしい気持ちにさせられます。パッチワークした布切れを、天井に雲のように張り巡らした作品です。造形的には申し分ありませんが、明快なコンセプトが付いていればもっと良かったかも?

いつもヴァルトに行くと、帰りに「せんしょう(市場です)」に寄って、惣菜を買って帰るのですが、行ってびっくり。「せんしょう」の中のお店が、半分ぐらい閉店していました。リーマンショック以来の不況は激烈なものがありますが、行きつけのお店がことごとくなくなっていると、悲しいものがありますね。かろうじて残っていたキムチ屋さんで、梨のマッコリとオイキムチを買って帰路につきました。

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パク・ミーヨン展

1082:和田千秋 (2010年10月20日 (水) 22時10分)

パクさんは、韓国の女性作家。絵画ですが、背景は幾何学的抽象。モチーフは、皮がほとんどかじられた林檎です。

最初、何を描いているのか分からなくて、人から教えられてやっと林檎とわかりました。林檎の果肉が、なにか哺乳類の肉のように見えます。そこが面白い。

期間が短くて、今日で終わりなのが残念でした(14日から今日迄、於:トコポラ・アネックス)。

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稲葉幸作ー穴窯焼締陶展

1081:和田千秋 (2010年10月19日 (火) 22時32分)

稲葉さんは、福岡県嘉麻市在住の陶芸作家。釉薬を使わない焼締で(備前みたいに)、美術家にも大変人気のある方です(一見、南らんぼう風)。

私も稲葉さんのファンで、展覧会の度に1点づつ求めてきました(我が家の食卓は、「うつわや」の伊藤さんと、稲葉さんの焼き物でそろえようと思っています)。今回も沢山欲しくなるようなものがありましたが、ぐっとがまんして(予算の関係上)、見どころ満載の中皿を分けてもらいました。

於:村岡屋ぎゃらりー3階(福岡市の)、24日迄。

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「ノルシュテイン&ヤールブソア」展

1080:和田千秋 (2010年10月17日 (日) 23時03分)

これも、何ヶ月か前の「美術手帳」で紹介されていたような気がします。ロシアを代表するアニメーション作家です(於:アルティアム、11月28日迄)。

うーん、これはすごかった。彼らの「話の話」は、1984年に35人の評論家たちによって、「歴史上、世界最高のアニメーション」に選ばれたというのも納得。レンブラント光線のような光の表現が秀逸です。この展覧会は観ないと損! 

毎日、午後1時と4時からそれぞれ1時間ぐらい上映会をやっています。アニメの展覧会ですから、この上映会を観ないと話になりません。アニメがどっちかっていうと、あまり好きじゃない私が絶賛するアニメーション。説得力ない?

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「小石原焼と小鹿田焼」展

1079:和田千秋 (2010年10月17日 (日) 22時48分)

これも同じく県美で開催中(11月28日迄)。

九州の民陶を代表する、小石原焼と小鹿田焼。茶陶に比べて低くみる向きもあるけど、要は、だんご汁をつぐのに、鍋島や柿右衛門につぎますかっていう話。料理に合わせて、器は使い分けたいですよね。

私は二か所とも、二回づつ窯元めぐりをしたことがあります。どちらかというと、私は大分出身なので小鹿田焼が好きなのですが、最近の陶工の焼物には少々物足りなさを感じてきました。ここ20年ぐらいで、質的に変化してきたようです。

恐らくは陶工が代替わりをしたことによるのでしょう。決して今の陶工たちの技術が低いとか、努力が足りないということではありません、、、私の考える理由は、今の陶工は「近代人」あるいは「現代人」だということです。「民陶」と「近代人」の間に、ある齟齬が生じているといえば微妙なニュアンスが分かってもらえるでしょうか。うーん、難しい問題ですね。

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ゴーゴーミッフィー展

1078:和田千秋 (2010年10月17日 (日) 22時26分)

何ヶ月か前の、「美術手帳」に特集されていた展覧会がやってきた?

ミッフィー誕生55周年の記念展です(於:福岡県美、12月5日迄)。私よりミッフィーが年上だとは思いませんでした。私は子供時代、お世話になってません。まだ発売されていなかったのでしょうね。私の子どもには見せた記憶があります。

作画の秘密が分かりますし、ブルーナーがいかに美術から影響を受けたかも分かります。デ・ステイルのモンドリアンやリートフェルト、マチスやレジェ等々。

カタログも絵本風で楽しいですが、ミッフィーグッズ売り場がまた楽しい。私でも欲しくなるものが満載。子どもには目の毒でしょう。カップル、子ども連れのファミリー客で、会場は大賑わいでした。

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「韓国モダンアートの波」展

1077:和田千秋 (2010年09月18日 (土) 23時01分)

今日から始まった「釜山市立美術館コレクション展」(於:アジ美、11月3日迄)に、行ってきました。

韓国の近・現代美術と、釜山ゆかりの作家達で構成されていました。韓国の近代美術は、日本と同じような経過をたどるので理解が容易です。違っているのは80年代に、光州事件などをきっかけに政治的な「民衆美術」という運動があったこと。キリスト教会の方でも「民衆の神学」というのが、南米の「解放の神学」の影響を受けて起こっています。(釜山では「民衆美術」から政治色を抜いたような、「形象美術」運動というのがあったようです)

現代の釜山作家のコーナーでは、以前のトリエンナーレで観て感心した、キム・ソンヨンの「花火」が再び観れて嬉しかったです。釜山の作家は、福岡の作家よりもはるかにレベルが高いと感じ入りました。

その後、福岡県美へ。絵画教室の生徒さんが、「県展」で「県教育委員会賞」を取ったのです。というわけで、10数年ぶりに「県展」を観ました。皆一所懸命描いているのが伝わってきました。うーん、たまには「県展」も良いものですね。

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MaAkKa展

1076:和田千秋 (2010年09月12日 (日) 23時52分)

今日は5か所ほど回りました。でも、書けるのは3か所(いつも沢山の画廊を回っているのですが、書きたいのは半分ぐらいでしょうか)。

最初は、宇久画廊と白金すみ画廊で同時開催中の「MaAkKa展」(26日迄、火曜日休廊。画廊住所は、以前「村上勝展」の際に書いていますので省略)。

「ピースプラント」という、障碍のある方々のグループ展です。昨年は「福岡魂」という展覧会に参加し(場所は渡辺通りのトヨタショールームでした)、今回で2度目のグループ展となります。

前回よりも、一段と作品のレベルが上がっていました。福岡の、アウトサイダーアートのレベルを知るいい機会です。Tシャツやエプロンなどの小物も充実しています。お勧めの展覧会です。

さてお次は、とわーるに寄ったらチケットをいただいたので「細川護煕展」へ(すごいですね〜、護煕なんていう難しい漢字がすぐに変換できます。於:三越、残念ながら今日迄)。

長次郎写しの楽はさすがに上手いが、志野や唐津はまだまだな感じです。それにしても、書や絵、野仏と手を広げすぎ。日本には文人画の歴史があるので評価もされましょうが、ちょっとディレッタントな感じ。器用さが災いしています。

最後は、アルティアムで開催中の「石本藤雄展」(10月11日迄)。テキスタイルをやる人には参考になるのかもしれませんが、美術展としてみたら、これで入場料を取ってはいけません。

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