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和田絵画教室

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池田龍雄展

1097:和田千秋 (2011年02月02日 (水) 23時26分)

3会場で始まった「池田龍雄展」、やっと2会場回ってきました(於:福岡県美、3月13日迄。於:3号倉庫、3月13日迄。於:ギャラリーとわーる、2月18日迄)。

池田さんが50年代に始められた「ルポルタージュ絵画」。最近評価の高い、韓国の民衆絵画の先駆的な作品にも見えて面白かったです。山下菊二や浜田知明との類縁性もあるのでしょう。皆好きな作家達です。

70年代以降はコンセプチュアルというか、東洋思想的になってきますが、その辺は私の理解を超えるところです。直接的には松澤宥の影響があるのでしょうが、日本の前衛はダダイスト新吉以来、東洋思想が好きな方が多いようで、もうちょっと踏みとどまっていただきたかった気がします(どこに?)。ルポルタージュ絵画の方が、私にはとても新鮮に見えました。

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「階段57」展

1096:和田千秋 (2011年01月17日 (月) 23時11分)

ギャラリーおいしの1階から4階までを使って、現代美術作家に自由に使ってもらうという、おいし始まって以来の画期的企画展(23日迄)。

メンバーは、村上勝さん率いる「ミクスドメッセージ」系の作家と、普段、おいしで発表する北部九州の作家たち(と思われます?)。特に4階には、大がかりなインスタレーションが設置されており、見応え十分です。

先々週からの、とわーるでの現代美術作家40人展。そしてこの、およそ20人ぐらいの現代作家展。明日からは、ギャラリー風でも同様の展覧会がが開かれるやに聞いています。天神周辺のギャラリーで、正月から現代美術展が続きますが、この流れがずっと続くといいですね。

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荒瀬哲也展

1095:和田千秋 (2011年01月17日 (月) 22時54分)

3号倉庫最後のメンバーの、彼が3号倉庫でやる最後の個展(於:3号倉庫、23日迄)。

ずっと、映像表現とは何かを問い続けてきた荒瀬くん、今回の新作は題して「シアター」。映像インスタレーションで、来場した鑑賞者の姿を、5秒遅れ、30秒遅れでスクリーンに映しだします。来た鑑賞者は、思わず自分が作品の中に、役者として登場するのに戸惑います。やがて、映像表現や、時間などについて、鑑賞者は哲学的思考に誘われることでしょう。

ずっと実験映画的に(懐かしい言葉ですね。80年代にはやりました)、映像表現を考えてきた彼ですが、近作では物語性を取り込んで、鑑賞者がより楽しめる作品に変化してきたように思います。次の作品が楽しみですね。

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大浦こころ展

1094:和田千秋 (2011年01月12日 (水) 19時12分)

福岡の現代美術家を紹介する、福岡市美の企画展。第9回目の今回は、ドローイングに定評のある大浦こころさん(於:福岡市美、3月27日迄)。

80年代は、布を使ったインスタレーションをされていた大浦さんですが、90年代以降は絵画に取り組まれています。今回も、大きな紙に水彩で、色彩豊かなドローイングを発表されていました。

以前のドローイングは、人体中心といった感じでしたが、今回の新作は、人体部分を塗り残し、背景の風景に力を入れていました。そのぶん、以前より、物語性が強調されています。以前からの特徴である、絵の具のにじみ(たらし込みのような)、たれ、塗り残しなどによって強調される絵の具の物質感も、この物語性ある画風とよくマッチしていました。

私の考えでは、戦後すぐの抽象表現主義で絵画は死んでいます。80年代以降に復活した絵画は、いわば絵画死後の絵画です。90年代以降、絵画におけるドローイング表現が増えてきていますが、それらを日本では、その軽さや未完成さゆえに「マイクロポップ」や「幼形成熟」と呼んできました。大浦さんの作品は、その流れの中にあるのでしょうが、今回の作品は、そんな日本の状況(幼稚さを評価するような)を、今一歩進めるための、成熟したドローイング?を目指しているようにも見えました。

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コンテンポラリーアート小品展

1093:和田千秋 (2011年01月06日 (木) 22時50分)

この時期、毎年恒例のようになりつつある「コンテンポラリーアート小品展」。北部九州の若手からベテラン作家まで、40名によるグループ展です(於:ギャラリーとわーる、22日迄)

いろいろな作品が並んでいて、正月明けなために、なにか「現代美術の福袋」のようにも見えてきます。北部九州の作家を知るにはいい展覧会。

惜しむらくは、39名の作家が平面作品を並べていて、オブジェや立体がほとんどなかったこと。オブジェ作品がもっと増えると、もっと楽しい展覧会になったのになあと思いました(あくまで個人的な感想です、悪しからず)。

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ポーバ絵画の世界

1092:和田千秋 (2011年01月03日 (月) 00時05分)

年賀状の第2段を、中央郵便局に出しに行くついでに、アジア美術館へ。今日から、ネパールの絵画を紹介する「ポーバ絵画の世界」展が始まります(3月22日迄)。

ポーバとは、仏教やヒンドゥー教の神仏、曼荼羅を描いた細密画のようです。ほとんどが現代作家のもので、1点描くのに数カ月かかるとか。

西洋画の立体表現の影響を受けてたりと、日本の明治期の油彩や日本画の一部にみられるような、キッチュな奇妙さもあって楽しめました。さすがに正月二日ということもあって、お客さんは少なかったけど。

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明けましておめでとうございます

1091:和田千秋 (2011年01月01日 (土) 22時39分)

桃源の路次の細さよ冬ごもり  蕪村

我が家は、隣家と隣家の間の、細い路地を通った先にあります。まさにこの蕪村の句のような家(自分ながらに、桃源郷と思っております)。大寒波到来で、ここ数日の冬ごもり状態。早く春が来て欲しいですね。

冬きびし春をふくみて  宗悦

ともあれ、今年もよろしくお願い申しあげます。

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ろうそくのぺいじ展

1090:和田千秋 (2010年12月23日 (木) 22時24分)

八女在住の現代美術家・牛島智子さんの企画による、「ろうそくのぺいじ」展が今日から始まりました(於:アジア美術館。なんと23、24、25日の3日間のみの開催、牛島さんと私は、大学の学生時代からいっしょにグループ展をしてきた古くからの友人なのです)。

「ろうそく」をテーマに、木塚忠広さん、元田典利さんといったベテラン作家から、今売出し中の若手作家まで。あるいは現代美術から、木工やロウソクの工芸までといった、バラエティに富んだ作品を見ることができました。子どもから、専門家まで楽しめること請け合い!

会場構成も見事に決まっていて、展覧会としても出色の出来です。クリスマスにタイムリーな展覧会、是非お見逃しなく!(この絵画教室からも、5名の生徒さんが出品しています)

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森田加奈子展

1087:和田千秋 (2010年12月20日 (月) 22時31分)

3号倉庫で開催中の、「森田加奈子展」に行ってきました(26日迄)。

以前は段ボールにドローイングしていた森田さんですが、今回はタブローです。前のも面白かったですが、今回の絵画は、今まで見た森田さんの作品の中でも、一番完成度がありました。

木々の風景や人物、浜辺の海鳥などを描いた作品で、絵の具の滲みや垂れ、塗り残しや絵の具の盛り上げ等によって、絵の具の物質感を強調しています。

欲を言えば、全体に連なる物語性がもっと強調されていれば、もっと深く豊かな絵画になっていたかも、、、でも、ペインティングの才能をすごく感じましたよ。お勧めの展覧会です。

1088:森田加奈子 (2010年12月21日 (火) 14時35分)

ありがとうございました!
より深く追求していきたいと思いますっ

1089:和田千秋 (2010年12月21日 (火) 22時37分)

3号倉庫はなくなってしまうようですが、これからもがんばってくださいね!

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「写真家・片山攝三の眼」展

1086:和田千秋 (2010年12月19日 (日) 22時29分)

知り合いの方が、書道のグループ展に出品されていたので、福岡県美へ行ってきました。観終わって、せっかく来たのだからと常設へ。片山攝三さんの写真展をやっていました(来年の1月23日迄)。

片山さんは、福岡の写真界、美術界では有名な方で、著名な芸術家の肖像シリーズで知られています。会場にも、白樺派のメンバーや、有名な画家たちの肖像写真が並んでいました。

中でも、柳宗悦の写真は、柳が脳溢血で倒れた後の写真でしょう。半身のマヒが残る姿で、杖をついて静かに佇む柳の姿に、こころ打たれました。プライドの強い柳にあっては、珍しい写真ではないでしょうか。いかに片山さんが、文化人の信頼を得ていたかが分かりますね。

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