【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く

和田絵画教室

ご自由に書き込みください

タイトル
名 前
本文
削除キー (半角英数 8文字以内) クッキーの保存


「漕ぎ手達の船」

1249:和田千秋 (2014年01月17日 (金) 19時29分)

村上勝さん率いる、旧「ミクスドメッセージ」の方々のグループ展(於:アートスペース獏、26日迄)。

前期と後期に分かれて、前期が平面、後期が立体及びインスタレーションと色分けされていた。もちろん福岡で長く活躍されてきた実力者ぞろいで、そして私もそのほとんどを見てきているのだが、今回新たな発見もあった。

それは川路益右さんの平面作品。近作だそうだが、ドンゴロスのような荒布に、色のついた紙をコラージュしたもの。支持体をそのまま表現に変えるシュポールシュルファスのような感じがした。

昔の作品を見せていただくと、以前、青森であった公募展に、低い建物のような構造物を作ったあと、会期中に火を付けて燃やすといった作品を作られていた。もちろん東北大震災以前の作品。

九州派の宮崎準之助やグループ「位」の、無意味な穴を掘り続ける行為に連なるような(ちょっと違うか?)、あるいは震災を予見したような作品です。公募の他の、モニュメンタルな彫刻・インスタレーション群を凌駕していました。

川路さんのことをパフォーマーと誤解していたのですが(本人はパフォーマーと、ご自身のことを思われているでしょうが)、認識を改めさせられました。

名前 削除キー


「想像しなおし」

1248:和田千秋 (2014年01月07日 (火) 23時42分)

さて新春の第二弾は、今話題の「想像しなおし」展です(於:福岡市美術館、2月23日迄)。

現代美術の世界で、フォーマリズムやシミュレーショニズムなどの(本当はこの二つを一括りにはできなせんが、取りあえず)、単に造形的な美術の流れが終わった後の(こういうまとめ方も反発されるかもしれませんが)、新しい美術状況を紹介する展覧会です。

以前「美術手帳」で、アーティヴィズムなどの政治的な美術の流れを紹介していましたが、ドイツなどでは70年代から、「記憶芸術」という、過去の歴史を再検証するような美術が登場してきています。

この「想像しなおし」は、どちらかというとドイツの流れに近いかも。歴史や、場や、あるいは美術固有の約束事などの再検証、あるいは代替案といった、想像しなおしの作家たちです。

日本人らしく、ドイツの作家たちほど政治性はないのですが、東京などで紹介されてきた新しい美術の潮流が、やっと福岡でも見られるようになった感があります(もちろん市美で以前やった「大竹伸郎展」を、ドイツの記憶芸術との関連で説明することも可能ですが)。

この展覧会を観ると、はっきりと美術の潮目が変わったんだと実感できるでしょう。これもお勧めの展覧会です。

名前 削除キー


「茶の湯交友録 小林一三と松永安左エ門」

1247:和田千秋 (2014年01月07日 (火) 23時09分)

新春第一弾はおめでたく、茶道具と古美術の展覧会を(於:福岡市美1F常設、2月16日迄)。この展覧会、常設でやるような展覧会じゃない。市美なら特Aで展示して、700円ぐらい取ってもいいぐらいの豪華な展示品です。

なかでも私のお気に入りは「石山切伊勢集」。平安時代の王朝継ぎ紙を代表する名品です。私、王朝の貴族文化は嫌いなのですが、この「石山切」は例外で、地味目の品の良さが気に入っています。画集?も持っています。

他にも、井戸茶碗の銘「野分」や、朝鮮唐津の大徳利なども良かったです。「野分」は井戸のなかでも、良いほうだと思いますよ。正月早々眼福、眼福。

大阪の逸翁美術館に行かなくてもこれらの名品が見れるんですから、これは行かなきゃ損。26日には呈茶席もあるとか。正月らしいお勧めの展覧会です。

名前 削除キー


あけましておめでとうございます

1246:和田千秋 (2014年01月01日 (水) 21時34分)

この掲示板をご覧になっている皆さま(あまり多くはないと思うんですが)、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

根っからの美術好きですので、今年も沢山の展覧会に押しかけますよ。

名前 削除キー


私にとっての油絵

1244:南川敦子 (2013年12月31日 (火) 11時34分)

和田先生へ

お久し振りです。ご無沙汰しております。覚えていらしゃいますか?
私にとっての油絵を描く時間は、知識と勉学の時間でした

筆をとることができなかった20年ですが、再度、描くことはできるのでしょうか?

未だに、ゴッホ好きな私です。

1245:和田千秋 (2014年01月01日 (水) 20時11分)

お久しぶりです。もちろん覚えていますよ。絵は、いつでも再開できます。思い立ったときに、またいらっしゃってください。歓迎します。(連絡は、メールでしていただけると助かります。このホームページの表紙にMAILとありますので、そこからでも)

名前 削除キー


SPOT frame works 

1243:和田千秋 (2013年12月20日 (金) 18時45分)

噂の?額縁屋さんで行われている「阿部守展」に行ってきました(22日迄、住所は下記)。

前から気にはなっていたのですが、額縁の注文希望もないのに行きにくいと思っていた「SPOT」、展覧会をやっていると行きやすいですね。

阿部さんの作品は、壁一面を使ったインスタレーション。壁に直接ドローイングをし、鉄の作品を配した壁面インスタレーションでした。さすがに見せ方が上手い。勉強になります。

お店の方は、面白い小品の額縁が多々ありました。若い店主も好感が持て、なにか応援したい気持ちになりました(といっても、最近の私の作品は額縁を付けないのですが、、、)。

名前 削除キー


阿部守展

1242:和田千秋 (2013年12月13日 (金) 19時14分)

宇久画廊で開催中の「阿部守展」(22日迄、月火休み)、いつもの可愛らしい小品展です。

幕末に来日した外国人達が、日本人の生活のなかに溢れる可愛らしい工芸群に驚嘆したとか。日本人には、ミケランジェロやレンブラントのような巨匠はいないけど、生活を彩る小品作りの才能にかけては世界有数のものがあります。

阿部さんは、もちろん大きなインスタレーションでも定評がありますが、可愛らしい小品作りでも、その遺伝子を受け継いでいるようです。

SPOT frame works でも同時開催とのこと。今年7月に開店した額縁屋さんです。私はまだ伺っていないのですが、住所は、福岡市中央区天神5−1−15 TEL:092−725−7790、県美の隣です。

名前 削除キー


田部光子新作展

1241:和田千秋 (2013年12月06日 (金) 19時17分)

みぞえアートギャラリーで開催中の、田部さんの新作展(8日迄)。展覧会を拝見すると、オブジェを組み合わせた平面作品から、絵画へと軸足をシフトされてきているように見受けられる。

林檎の木?をモチーフにした新作絵画は、田部さんを知らない人に、30代の美術家の作品といっても疑わないだろうほどに若々しかった。市美で現在開催中の田部さんの展覧会(15日迄。まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください)の感想に、「田部さんを九州派から解放しろ!」との、ある学芸員の見識に賛同した旨書きましたが、今回の新作展を見ても、その考えは替わらなかった。

名前 削除キー


明日へのメッセージ2013-作家の視点-」展

1240:和田千秋 (2013年11月22日 (金) 19時00分)

酒井忠臣さん、一ノ宮佳邦さん、久保輝秋さんといったベテランから、91年生まれの若手まで、11名で構成されたグループ展(於:福岡市美術館、24日迄)。

第1回と銘打たれていて、世代や所属団体を超えて集まられている由、一人一人の質の高さには驚かされました。具象系の作品が多いのですが、特に若い作家たちが上手いですね〜。

しかしちょっと気になったのは、ベテラン勢に比べて若手作家たちの絵作りが、団体系の作品傾向に近いような気がしたこと。1点で勝負するため、下塗りをきっちりして、重厚なマチエールを作っています。そのため、ベテラン勢よりもかえって作品の見え方が古く見えました。絵って難しいですね。

名前 削除キー


「学校美術館」

1238:和田千秋 (2013年11月03日 (日) 21時20分)

みやま市立山川中学校で開催中の、「学校美術館〜体感しよう ぼくらの現代アート展〜Vol.2」というのに参加しています(4日の14時迄、西鉄柳川駅から車で2、30分位です)。

中学2年生が、ジュニア学芸員になって、作品の解説をしてくれます。同校の美術教諭、弥永隆広先生の呼び掛けに、九州の作家13名が出品を快諾して開催の運びとなりました。

他のメンバーは、斎藤秀三郎、酒井忠臣、武田総章、小川幸一、一ノ宮佳邦、成田鐘哲、三輪恭子、大橋圭介、三枝孝司、秋吉稔弘、荒瀬哲也、南聡、弥永隆広といった方々と私。

参加作家たちは、自分を担当してくれた生徒たちの真剣さに皆感動していました。美術鑑賞教育の成果ですが、生徒たちのいい経験になってくれたら嬉しいですね。

名前 削除キー




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板