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[10977] シンメトレル 投稿者:メディシーナ
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2019年03月29日14時19分
シンメトレルですが、パーキンソン病の不随意運動に効くメカニズムについてご存じの方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?先日、シンメトレルが処方されました。 1日150rと低容量ですが服用してすぐに効果がでました。 | |
[10989] 偶然? | |
シンメトレルの薬理をお尋ねでしょうか? 私が医師から聞いたのは、 「インフルエンザに罹ったPD患者が服用したら、PD症状も改善した」 と言うものです。 エエーッ? そんなもんなの??? ・・ と思った人には、、トレリーフの開発秘話(笑)を紹介しよう、 先程の医師によると、 「(抗パーキンソン病薬の)トレリーフと(抗てんかん薬の)エクセグランとは、同じゾニサミドなんです。 そしてエクセグランとして使われる時は、600mg/日まで使えるんです。」 「てんかんでパーキンソン病の人がエクセグランを服用したら、パーキンソン病の方も良くなったんですよ」。 zhttp://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/09/13/105410 ただ、某生理学者によると、シンメトレルは、(脳内伝達物質としての)グルタミン酸系に作用するとか? |
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[10990] シンメトレルのジスキネ尓アに対する作用機序
投稿者:メディシーナ
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2019年05月01日09時04分
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アマンタジン塩酸塩がパーキンソン病に効く仕組みは、次のように考えられています。、アマンタジン塩酸塩の場合は、ドパミンを含んでいる黒質ニューロンの末端からのドパミン放出を促進します。また、ドパミンが黒質ニューロンの末端へ戻るのを抑える(再取り込み抑制)作用も併せ持ちます。これらの作用により、細胞と細胞の間のドパミンが増え、症状を改善します。ドパミンを効率よく利用する仕組みなので、脳内にある程度の量のドパミンが残っていると考えられる軽症例に用いたり、ドパミンを補充する医薬品と共に用いたりします。 では、ジスキネジアに対する作用機序はどうなのかな?と思って質問しました |
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[10996] アマンタジンの不思議
投稿者:小千住
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2019年05月20日11時57分
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私も同じことを知りたいと思って資料をずっと探しています。 すでにご存知かもしれませんが、「パーキンソン病治療ガイドライン2002」の各論にこんな記述があります。 https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/parkinson_04.pdf 「何故パーキソニズムに効いたりジスキネジアに効いたりするかはよく解らないが、線条体ニューロンの活動状況により作用が逆転する機序があるようである。」 ジスキネジア対策として使う場合は、通常の3−4倍の量を投与することになっていますが、アマンタジンの効果は服用量によって逆向きとなるということでしょうか。 |
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[10999] アマンタジン
投稿者:メディシーナ
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2019年06月09日06時39分
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遅くなりました。 「どうしてパーキンソニズムに効いたりジ スキネジアに効いたりするかはよく解らないが,線条体 ニューロンの活動状況により作用が逆転する機序があるよ うである.塩酸アマンタジンは NMDA 型グルタミン酸受容 体遮断作用もあるのでそれに関連しているという考え方も ある」 と書いてありました。よくわからないみたいですね。 貴重な文献、ご紹介ありがとうございました。 |