| [10740] DBSを実施した患者死亡時の留意点
投稿者:五十嵐
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2018年08月25日02時37分
DBSを実施した患者死亡時の留意点
DBS専用掲示板に8/24に更新履歴がありました。 その内容はまったく無関係なものでしたが、その元投稿は重要と思われる内容でしたのでこちらに転載します。なお、数年前の投稿であること、無断転載であることから、投稿された方の名前は出しません。
【重要】DBSを実施した患者死亡時の留意点 1.DBSで体内に埋め込まれるIPGは通常600℃〜800℃以上の温度で熱せられると「爆発」の危険がある。 2.DBSを受けた患者は、IPGを体外に出したのち「火葬を行う」べきである。 1.死亡時の対応について (1)ほとんどの斎場ではペースメーカー同様のものとして対応方法が定まっていると聞いている。万一の際は葬儀屋さんがすべてをコーディネートするので、埋葬許可証発行を依頼する時にでも葬儀屋さんに申し出ておくのが良い。 (2)現在は「遺体にメスを入れる」ことに抵抗感のある遺族も多く、斎場によってはそのまま火葬している斎場もあると聞いている。最終的には斎場担当者の判断である。 (3)摘出費用は決まりがないので、医師によってまちまち(無料の場合も多いと聞く)。簡単な外科手術ができれば可能な作業である。医師が「対応方法がわからない」場合はメドトロニック社にて医師に対し説明がある。摘出後のIPGは「医療廃棄物」として処分して構わない。
2.電池交換時の留意点 (1)電池交換は2000年の保険適応以来DBSの増加に伴い徐々に増加している。交換時期は患者の電圧等諸条件によって異なるため、メドトロニック社でも詳細な統計はない(といっていた)。アドヴァンスモードとノーマルモードのいずれかを使用するか、また充電式と非充電式のいずれかを使用するかは主治医の判断である。(組み合わせで4種類のIPGが存在することになる。)充電式の長所は電池交換期間を長くすることができる(ただし永久に交換不要とは言えない)、短所は充電は患者の責任によるため充電忘れによる不可動の可能性がある(通院時の電池残量チェックは行なわれるはず。) (2)電池交換情報提供は薬事法上「広告」とみなされ、現状では困難。患者会(友の会)から厚労省等への陳情が効果的ではないか、と考える。(個人的見解として現在主にDBSを受けているのは友の会に非加入の若年患者が主体。これは「広告ではなく、説明ではないか」といったら検討してみる、とのこと。) (3)メドトロニック社ではアフタケアに万全を期している。何かあったらフリーダイヤルに連絡を頂きたい。(私から「その対応では待ちの姿勢である。万全な対応なら積極的に対応願いたい」との意見を出した。)
3.その他 (1)航空機搭乗時の留意点として、航空会社・出入国によって差がある。搭乗国によってテロ対策上「搭乗不可」という例も事実ある。最悪陸路で隣国へ行き搭乗した例もある。 事前に情報を旅行代理店や航空会社から得ておく。
一部、私の認識と違う部分がありますが、その都度早めに疑問を持ち確認することをお薦めします。以上
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[10741] 貴重な情報の転載
投稿者:小春
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2018年08月25日03時06分
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| 五十嵐さん、貴重な情報の転載をありがとうございます。 DBSを受けた患者は家族に伝えておいてください。 DBS掲示板は閉鎖したのかと思っていました。
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