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[386]NAO
城山三郎さんの小説を読むのは初めてです。 落日燃ゆ、とか 官僚たちの夏 など有名な作品多いみたいですけど・・・。
私は歴史小説を読むのが好きなのは 私たちの偉大なる祖先がどんな生き方をしてきたか、 どんな人間性を備えていたかを知ることが 面白いからです。 特に戦国時代というのは生きるか死ぬかという 時代ですから、その時代の人々というのは 現代のそれとは心構えが全く異なっていると 私は思います。
それゆえに深い感動や驚きを覚えます。
だから戦上の戦略のことなんか、実はチンプンカンプンで・・・。 けれどもそれでも面白かったのは関が原もの・・・ 関が原の合戦や、真田幸村が出てきた戦は 面白いです。
来年の大河ドラマは新撰組だということですが 新撰組については詳しく知らなかったのですが いわゆる幕府のボディガード的な存在・・・。 幕末といえば薩摩や長州など、下級武士たちが 日本の国をひっくり返そうと大きな動きをしてくる 面白い時代で、反幕府勢力が私は好きだけど 新撰組に人気があるのは、駄目駄目な幕府に対しても 忠義を曲げようとはしなかった・・・そういう一途な 精神に誰もが感動するからかもしれません。
真田幸村の人気が揺るがないのも 滅亡しかかっている豊臣を最後まで 守ろうとした忠誠心に後世の私たちが心をひきつけるから。
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2003年06月02日 (月) 23時58分
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