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[257]NAO
「地球にやさしい」という言葉がありますが、私自身、人間が存在する以上は 「地球にやさしい」ということは絶対にありえないと思います。 「地球を守る」などと、人間はおこがましい事を言っていますが 私たちが地球に対してできることは、出来る限り地球に対して影響の無いような 水準に持っていくこと・・・くらいだと思います。 要するに、元に戻す力はないということです。 自然には、治癒力があるため、おそらくこの地球が砂漠化し不毛な世界となってしまっても 何億年かかければ、元に戻ると思います。もともと地球の始まりが 何もない不毛の世界だったのですから。 けれども、それでは人間の生存が危ぶまれる・・・だから 「地球を守る」=「人間を守る」ということなのだけれども 世界各地の機関や民間団体は「地球を守る」キャッチフレーズのほうが 人間の大罪を誤魔化せるし、結局自分たちのことしか考えていない・・・ 私利私欲的な醜い部分を誤魔化すことが出来るから使っているのだと思います。 環境破壊というのは人間がこの世に誕生してから始まっています。 自然界のネットワークの中から外れて生きているのですから。
2002年10月30日 (水) 13時46分
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