「ロックロックこんにちは！」はスピッツ主催のロックフェスで、今年9回目。今年は仙台で2日間、大阪で3日間行われました。他の日はライブハウスでオールスタンディングなのですが、唯一アリーナでの開催となった8月26日「大阪城ホール」に参加して来ました。

出演アーティストはORANGE RANGE、KREVA、エレファントカシマシ、スピッツ、そしてゲストとして奥田民生and more…。
J-WAVE LIVEの時のような伏線も無かったですし（笑）このand moreがまさか堅ちゃんとは、全く予想もしていませんでした。

ORANGE RANGE・KREVA・エレカシと終わり、そしてスピッツ。単独で8曲演奏した後、次はゲストを迎えて…ということでステージセッティングが少し変わり、民生さんが登場しました。
ここで、ステージの上に見覚えのある青とオレンジのタンブラーが置いてあるのに気付いてギョッとしました。
マサムネさんも民生さんもそれぞれのドリンクを飲んでいる…（民生さんはビール・笑）
と、いう事は？まさかまさかまさか…そんな訳ないと思いながらも動悸が速くなり…。
スピッツと民生さんのセッションが終わったところで、いきなりマサムネさんが「ここでスペシャルなゲストをもう一人お呼びします」と紹介、モニターにアーティストの名前が出るのですがそこには“平井堅”の文字が！！！！！！！！！
あまりの驚きに、イスごと後ろにひっくり返りそうになりました。
会場は騒然、悲鳴のような歓声で大盛り上がりでした。
頭が真っ白になり、出てきた時のことはよく覚えてないのですが、確か「ワタクシ、まったくロックっぽくないんですけどいいんでしょうか？」みたいな事を言ってたような気がします。
幸運なことにアリーナのかなり前の方の席だったので、堅ちゃんの恥ずかしそうな表情まで見る事が出来ました。衣裳は、「I LOVE YOUなんとかかんとか…」と長い英文が前の方全面に黒字でプリントしてあるTシャツ（白。割とゆったり目）にジーンズ（古着風で、少しダブっとしてました）そして白いスニーカー。堅ちゃんにとっては精一杯ロックっぽい格好だったのでしょうか（笑）
出演の依頼は、「マサムネさんからメールを頂いて…」とのことでした。

ステージの後壁にはフェスのロゴを象った大きなドクロのマークがあったのですが、スピッツのギターのテツヤさんが「凄いよね、ガイコツの下の平井堅さんなんてなかなか見られないよ〜」（会場笑）
「僕こう見えて、ロック大好きなんですよ。こう見えてって…（笑）」←いつもの自分ツッコミ。
そして「僕スピッツの音楽が大好きで…」と言った後で慌てて「あっ、もちろん奥田民生さんも大好きです」と、隣の民生さんをフォローして会場の笑いを取っていました。

マサムネさん・堅ちゃん・民生さんと三人並ぶと、民生さんはともかく、小柄でとても華奢なマサムネさんの隣の堅ちゃんがいつもにも増して大きく見えました（笑）
「身長差が…凸凹コンビだね」と、ふたり苦笑いしていました。

そして三人並ぶと「まるで森三中だね」（笑）「ってことは僕が大島ですか？」と堅ちゃん。
さらに「アルフィーのようだ」と民生さん。サングラスをかけていた民生さんが桜井さん、「という事は僕が高見沢さんですか？」と堅ちゃん。何だか話の収集がつかなくなって「これ以上アルフィーネタを広げるのはやめよう。自分で言っておいて何だけど」と民生さんでした（会場笑）

♪「君が思い出になる前に」
「スピッツのファンになったきっかけの曲です」と紹介。
スピッツの演奏、マサムネさんのコーラスも交えての堅ちゃんのソロでした。堅ちゃんのやわらかな歌声に優しいメロディがピッタリで、ジーンとしてしまいました。

そして一旦マサムネさん以外のスピッツのメンバーが退場、イスに座ってのアコースティックタイム。改まったようにマサムネさんが堅ちゃんに向き合って、「堅さん、どうでしたか？今年の夏は」とぎこちなく質問（笑）“堅さん”と呼んだのが新鮮でした（笑）堅ちゃんは夏風邪を1カ月引いて辛かった、という話をしました。

♪「さすらい」
民生さんの曲を、三人で歌いました。

♪「思いがかさなるその前に…」
二人のギターをバックに、堅ちゃんのソロ。その日城ホールに初めて訪れた静寂のときでした。満員のお客さんが水を打ったように静かになり、堅ちゃんの歌声に聴き入っていました。堅ちゃんの声に会場全体が包まれたような、とても感動的な時間でした。
（この辺りから堅ちゃんかなり汗をかいていました）

そして再びスピッツのメンバーが登場。堅ちゃん自ら「スピ〜〜ッツ！」と声を掛けて呼ぶなど、この辺りになるとかなりリラックスしてきたようでした。

♪「男達のメロディー」
（SHOGUNというバンドの曲で、かなり昔の『俺たちは天使だ！』というドラマの主題歌）
全員でセッション。堅ちゃんも合間に手だけで小さくフリをやったり（ツアーのストセの変なおじさんダンスを彷彿させる動き・笑）下の方で小さくパンチ☆パンチ☆パンチ☆のような動きをしたり、可愛らしくのっていました（笑）


どの場面だったか忘れたのですが、ギャラの話が出て、「こういうシークレットの時ってギャラいくらなの？」と、ビールでトークが滑らかになった民生さん（笑）に、「僕ギャラもらってないんです、給料制ですから」とキッパリ（会場笑）

マサムネさんは「こんな素晴らしいボーカリストのバックでギターが弾けて、夢のようです」とか「（堅ちゃんのコーラスをするのは）すっごく緊張します」と言ったり、「今日は俺は本当に楽しいです！」と感激した様子で、この夢のコラボを心から楽しんでいるようでした。観ているこちらも嬉しくなりました。

ボクトツでちょっぴりぎこちなく喋るマサムネさんと、終始マイペースでリラックスした民生さん、そして二人に挟まれて両方に気を遣いながら一生懸命喋る堅ちゃん。三人のコンビネーションが絶妙で、時々話がかみ合わないながらも（笑）とても和やかで、会場もいい空気に包まれていました。

尊敬する大好きな先輩達に囲まれて、緊張しつつも、とても嬉しそうな堅ちゃん、いつもよりずっと慎重に言葉を選んで喋っているなぁという感じがしました。もちろんシモネタもウ○コネタもなしでした（笑）


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思い出せるだけの事をすべて書いてみましたが、何しろあまりに突然の事だったので茫然自失状態。記憶も途切れ途切れでかなりアヤフヤです。言い回しも「だいたいこんな事を言っていた」という感じで読んで頂けると幸いです<(_ _)>
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