投稿者:まめひめ 2005年02月15日 (火) 14時45分
S:千駄あずさ K:平井堅サマ
♪思いがかさなるその前に・・・♪
S:さあ皆さん、スタジオにいらっしゃってます よ、ご紹介しましょう K:平井堅でーす。 S:(笑)ひっぱろーかと思ったのですけど。 平井堅さんでーす K:よろしく〜、どーぞ、御願いいたしまーす。 S:宜しく御願いいたします。 K:御願いします!
S:さぁ、平井さん、今日は眼鏡をしていらっしゃ る・・・ですけど K:(笑)・・伊達ですね。今ちょっと外しちゃい ましたけど。 S:えぇ・・ K:今日、ちょっと、あのね〜、ねぇっ?(笑) ちょっと、あのぉ、ぼけてまして、眼がちょっと 腫れてたんですよ、ずっと日中。 S:そうなんですか? K:それを隠すためもあってですね、眼鏡をかけて まして。やっと、この時間になって眼が開き まして・・ S:そうか、あの、今日はバレンタインの前日と いうこともありまして、 K:はい。 S:夜中までチョコレートを作る、なんて方もね、 K:ほぉ〜っ S:いるかもしれませんけどね。 K:うん〜。
S:今日はですね、そんなバレンタインの思い出 だったり、ずばり、愛について、 K:あらら・・ S:御願いしたいかと思って。 K:スガシカオっチックにね、 S:(笑)宜しく御願いいたします。 その前にですね、今年5月でデビュー10周年 ということで、おめでとうございます(拍手) K:ありがとうございます。
S:10年って言うと、英単語で「decade」っていう K:「でけぇど(decade)」ですね〜。 S:っていう単語があるくらい、10年間っていう 一つの節目にもなると思うのですけど K:今「でけぇど」って言ったんですけどね、 すんません。 S:(笑)・・すみません。そういうとこを 流さないようにしていきたいです。 K:いいですよ。どんどん流して下さい。 S:(笑)いえいえ、流していきません。 さて、10年って言うと、一時代、ですよ。 K:そうですね、そうなりますね。 S:10年前のデビューの時のことって、今でも 鮮明に覚えていますか? K:覚えてまっす。 S:うん、 K:やっぱ、デビューの年はね、何もかもが新鮮 だったので、覚えてますね。・・すごい楽し かった。 S:楽しかった? K:うん、楽しかったですね、 S:はい、 K:あの、まぁ若かったし、やることやること全て 初体験で、まだなんか、こぅ、その後の苦労も (苦笑)その、待ち受けてる苦労も、まだ知ら ない、 S:はい K:若かりし、うぶな頃ですね〜。 S:はい。 K:何やっても、こぅ、楽しかったですね。 S:楽しかった〜、 K:う〜ん、
S:その、うぶな頃の平井堅さんの、バレンタイン の思い出をちょっとお伺いしたいな、と。 うぶな頃ね、 K:もっと、遡って、うぶな頃ですね。僕はね、 (力を込めて)非常に、あの、不毛な S:不毛な〜(笑) K:不毛な、あの、バレンタイン人生を送ってまし て、 S:(笑)平井少年は・・ K:それでもね、私のピーク時というものがありま して、人気の、 S:えっ、いついついつ? K:小学校5年生・・ S:結構ちびっ子ですね〜(笑) K:そう、そん時のチョコレートの数が7コ S:お! K:それが人生最大ですね。 S:すごい、7コももらえないですよね!ね! K:だから、ピークですね、人生のピークが小5 ですね。 S:そうですか〜 K:で、中学とか高校は、全然、1コももらえなく て、カラッカラで、で、僕は姉と、姉がいるん ですけど、で、姉と母から、「どーせ、あなた 今年ももらってないでしょ」って言って、義理 チョコを頂くという・・ S:あぁ・・ K:非常にぃ、ほろ苦い、そんなバレンタイン人生 ですよね。
S:なるほど。あの、もしも今、バレンタインの チョコレートをもらうとしたら、どんなチョコ レートをどんなシチュエーションでもらいたい ですか? K:もらうんですよね?あの、恋人同士が、あの、 彼女がくれる、というのとかじゃなくて、告白 としていただく、ということですか? S:そうそうそう K:チョコレートケーキがですね、 S:チョコレートケーキ・・ K:はい、 S:ケーキといってもいろいろありますよ? K:チョコレートケーキですよ(笑) S:なんかコーティングされたのとか?塗り込んで あるのとか? K:(笑)あの、いわゆる、あの、チョコレート ケーキですよ。 S:スポンジの? K:三回言いましたけど、いわゆる、あのスポンジ の、チョコレートのね?(笑) S:えぇ(笑) K:で、あの、ぬめーっとした、チョコレートの ね、コーティングされてて、表面は、 S:ちょっとテカテカしてる、 K:テカテカ、そうそうそう。ほいで、こぅ、 スポンジもちょっとしっとりしてて、フォーク 入れると、こぅ、むにゅって切れるような、 S:・・これ、難しそうな、ですね、 K:そうですね。そういう、で、チョコレート クリームがこう、何層かにね、はさまれている S:難しいな、これ! K:で、ビターじゃなくて、ホントに、こう、 ミルクチョコの感じで、甘い甘い、やつですね S:で、どんな風に?(笑)難しいな? K:・・・それをですね(笑)国生さゆり的な キスと共に S:(笑)「バレンタインキス」ですね♪明日は 特別な・・♪ K:すいません、世代が出てしまいました。 S:はい、同じ世代ですので、 K:もう、適当にしゃべるのやめます。ごめんなさ い。 S:あの、参考になりましたでしょうか?チョコ レートを作っている皆さん〜 K:・・いやいや、もうね、そんな、お気持ちだけ でありがたいです。この年になると、チョコと か食べ過ぎると、口内炎とかできますし。 S:(爆) K:吹き出物とかね、だから、1コくらいで十分 なんで・・、はい。
S:・・そう、先月お誕生日を迎えられまして、 thirtythree! K:そう、3並びでございます。 S:はい、めでたいでございますね。 K:めでたいのかなあ? S:うん、でも、やっぱり、男性は30から、とか 言うじゃないですか? K:そうすか? S:やはり、30になって何か、変わりましたか? K:オッサンになったという、覚悟ができました ね。 S:覚悟が・・ K:えぇ、やっぱ、20代って言うのは、やっぱ こう、若さにしがみつく、ついていたりしま すが、まぁ、30になると、逆に、いかに、 イケてるオヤジになるか、なっていくか、と いう所に目標が定まる、という、はい、 S:なるほど〜。私もOVER30なんですけど、 あきらめ、っていうのじゃないのですけど、 自分って言うのがどういうものかわかってきて K:それは本当にそうですね。 S:そう、自分の好き嫌いがよくわかってきて、 苦手な物とかがわかって、楽になりました。 K:ああ、そうですか〜。 S:(笑)うん、そうですが・・・。そんなこと ないです? K:楽、うん、楽になったっていえば、楽になった けど、でも、この20代の、まだ自分が何者か わからないし、好き嫌いの定まっていない頃 も、懐かしく思いますよね〜。 S:あぁ、なるほどね。 K:だから、こぅ、良くも悪くも、固まっちゃうか ら、なるべく固まらないようにしたいなあ、 とは思ってますけどね。 S:はい、そうですね。じゃあ、チョコレートも 固まったころでしょうか? K:ええ、作ってらっしゃる方もいますかね。 S:そこで、明日のバレンタインの為にがんばって いらっしゃる方々に平井さんから気持ちをこめ て、1曲セレクトしていただきたいのですが。 K:(笑)がんばれ、の意味をこめてですか。 えっと、ニューアルバムから1曲選んだのですが この曲も、好きなんだけど、でも、好きだと 言えなくて、わかってよ!っていう男の子の歌 なんですが、ちょっとそういう気持ちの方も いると思うので、「言わない関係」というのを 聴いて下さい。
♪言わない関係♪
S:では、デビュー10周年という事で、その10年を ですね、振り返って頂きたいと思いますが。 K:はい。 S:どうですか、10年、ずばり一言で言うと! K:ひとことぉ?!・・・なんでしょぉか?・・・ S:何でしょうか?ということで、一言で。 K:(爆)もう、紆余曲折・・酒池肉林・・ S:・・酒池肉林・・ K:ちょっと違いましたね〜。四面楚歌? S:四面楚歌?えぇ? K:(笑) S:そんなことないでしょ? K:いやいや、ほんっとにいろんな事がありました ねー。一言で言うとねぇ、勉強?色んな事を 学びましたね。 S:勉強? K:ほんっとに、人生勉強だったなー、という気が しますね。 S:勉強・・ K:はい、学べたな、という・・・
S:でも、デビューのきっかけというのが、SONY ENTERTAINMENT...BREATH で、7500人の中の ファイナリストに選ばれるという・・当時は こう思ったのではないですか?「オレ凄い!」 って。だって7500分の1ですよ。 K:やっぱね、調子乗るっていうか。今だったら、 謙虚に受け止めるじゃないけど、色々考えた と思うけど、当時はほんと世間知らずですから しかもはたち、とかの若さというわけで。 もぅ「ヤッホー!」って感じでした。 S:ヤッホー?! K:「わぁーい!」もうぴょんぴょーん、って 感じで。すごい嬉しかったですね。 S:最初に誰に伝えたのですか? K:あの、その一日の事、全部覚えてるんですけど S:そうですか K:オーディションがあって、歌って、もう、ホン トに、ドロドロドロ(ドラムロール)って バン!「平井堅さん!」スポット当たる、 みたいな。という会場のオーディションだった んですけど。 S:ドキドキですね K:で、泣くのをこらえるのが必死で、もう、 ちっちゃい頃からの夢だったんで、○○○! で、そんときはまだ携帯なんかなかったんで、 公衆電話にがーっと駆け込んで、大学生だった んで、大学時代いっちばん応援してくれてる 親友に電話しました。すごい、覚えてます。 「受かったぁ!」って。 S:何て言ってくれたんですか? K:で、もうすごい応援してくれてたから、むちゃ くちゃ喜んでくれて、もう、そこでもウルウル してですね。で、その後の苦難を知らず・・ S:・・(笑) K:知らない頃ですね。で、もう、なんかこう、 オーディション受かったらすぐデビューとか、 安易に夢がふくらんでたから、もう、 「やったー!」って感じでしたね。 で、すぐ、誰かが作詞作曲してくれて、その曲 でデビューするもんだと思ってたのですが、 その後、約一年くらい制作期間というのを与え られるんですよ。まあ「曲をかけ」と。でも、 まだそういうのを全然知らない頃だったので〜 。非常にこう、安易な喜びに満ちていた感じ でしたね。
S:そして、「PRECIOUS JUNK」でデビューとなり ましたが、「王様のレストラン」というドラマ の主題歌。 K:はい。 S:これ、最初にテレビからこの曲が流れてきた 時っていうのは覚えてます? K:いやあ、覚えてますね。このドラマ自体も、 三谷さんの作品、すごい大好きだったんで。 ドラマ自体すごいおもしろくて、毎週見てい て。エンディングで、なぜか自分の声がテレビ から流れてくる、というのがね、不思議であり やっぱ嬉しかったですね。 S:そして2000年にリリースされた「楽園」これが ロングセラーになりまして。FMでのHEAVY LOAT- ATIONがきっかけとなりまして。FMのDJとして 働いている私としてもとっても嬉しいことで K:えぇ、やっぱ嬉しい、ばかり言ってますが、 嬉しかったですね(笑)・・なんか、その 楽曲というものが、すごく少しずつしみ渡る ように、広がっていった気がしたので、これは 本当に当時嬉しかったですね。 S:ね、じわじわとね・・。そして、その翌年には 恒例となりました「KEN'S BAR」が始まり・・ K:これはね、ちょっと前後するのですが、1998年 から、始めてたんです。 S:そうだったんですか。失礼いたしました。 で、その「KEN'S BAR」を始めるきっかけと いうのは? K:普通に、BARに行って、そこに歌が流れると いつもより良く聞こえたりするじゃないです か。なんか、そういう場を作れたらな、という ことはデビュー当時からよく話していたんです けど。 S:はい。今は恒例となっていますけどね。そし て、その「KEN'S BAR」5周年を記念しまして、 2003年にコンセプトアルバム「KEN'S BAR」が リリースされました。このアルバムの中で平井 さんがとても大好きだというダニー・ハサウェ イの娘さんでいらっしゃいますレラ・ハサウェ イさんとデュエットが実現しました。これは CAROL KINGの「YOU'VE GOT A FRIEND」という ことなんですが、これは、どんな気持ちだった のですか?忘れられないのじゃないですか? K:いやぁ、もうねぇ、まあ、もともとCAROL KING の楽曲で、生前のダニー・ハサウェイと、えー、 ど忘れした・・・、(笑)ロバータ・フラック がデュエットした曲で、娘さんのレイラ・ハサ ウェイさんと歌えるということで、で、レイラ も、血のつながりがあるということで、似て いるんですよ。 S:DNAがね? K:えぇ。で、すっばらしい声でなんかこう、声が 太いんだけど、ちょっとこう、もぁっとした 包み込むような声質がお父さんそっくりでね。 でー、ブースに一緒に入って歌った時は、鳥肌 立ちましたね。 S:はい、じゃあ、せっかくなんで、ここでその 曲を聴いて頂きましょう。 K:はい、これはレイラと一発録りで歌ったんです けど・・「YOU'VE GOT A FRIEND」
♪YOU'VE GOT A FRIEND♪
S:さて、この5月でデビュー10周年を迎えると いうことで、この10年を振り返ってきているの ですけれども、2002年に入ると、世界のビッグ アーティスト達との競演がありました。これ、 すごい顔ぶれですよね。アッシャー、エンリケ イグレシアス、デラソウル(略)そして、6月 の日韓ワールドカップでは、あの、ローリン・ ヒルと同じステージに立ちましたけど。 やっぱり影響をかなり受けたのでは? K:はい。印象に残っているのはですね、ローリン ヒルがとっても好きだったのですが、ローリン ヒルさんの後が僕だったのかな?で、ローリン ヒルさん、とってもかわいいじゃないですか。 で、是非顔を見たいと思っていて、すれ違った んですよ、ライブを終えたローリン・ヒルと これから向かう僕が、廊下で。で、すれ違った んですけど、そん時、僕すごい緊張していて、 うつむきながら歩いていて、こう、ローリンを みれなかったんですよ。 S:えぇっ!!もったいない! K:で、すれ違った瞬間にスタッフが「さっき ローリンだったよ」って教えてくれて。 で、「えぇ〜!」って振り返ったら、ドレッド のローリンの後頭部しか見えなくて、ですね S:もったいない〜!(笑) K:で、悔しくてですね、その悔しさで歌った・・ ステージでしたね。 S:また、今度は同じステージに立って競演できる といいですね。 K:そうですね。見たいですね。毛穴までじっくり と。 S:(笑)そしてですね、2003年になりますと、 あのSTIVIE WONDERのTRIBUTE ALBUMに参加し ました。そして12月にさいたまのスーパー アリーナで行われましたSTIVIEのコンサートで は、ご本人の依頼で急遽出演されることに なりました。これ、どういう具合で出演される ことになったのですか? K:嘘でしょ、って言われるんですが、ホントなん ですが。普通に観に行ったら、本番直前に呼び 出されまして。スタッフから。「STIEVIEが 呼んでる」と。行くしかないじゃないですか。 STIEVIEに呼ばれたら。 S:ですよね。 K:で、行って、ちょうど本番が始まる直前で、 皆さんが円陣を組んでいらっしゃいまして、 そこに「入れ」と言われまして。僕は別に 客で来ているのに〜。どうして入らなきゃいけ ないのかわからないまま、入れられまして。 偶然STIEVIEの隣に入れられまして、一緒に 手をつないで円陣を組んだんですよ。「これか ら本番をがんばるぞ。エイエイオー」みたい な。で、僕、出もしないのに、輪の中 に入れられて、で、オドオドしていたら、こう STIEVIEが「KENか」って言うことになりまし て。聴いて下さっていたんですね、そのTRIBUTE を。で、気に入って下さったみたいで、その 「YOU'RE MY SUNSHINE」をせっかくだから デュエットしようよ、っていう事になりまし て。本番直前に。 S:えぇ K:で、僕は本番直前ですし、「いえいえいえ」 って、そんな、リハーサルもしてないし、 S:ですよね、すぐ始まるし K:で、どうやっていいか、どのパートを歌って いいかわからないし。つたない英語で言って いると、こう、ばっと抱きしめてきて S:ハグ! K:そう、ハグしてくれて「DON'T WORRY」と一言 言われて S:(爆) K:僕、もう、そう言われたらふにゃふにゃふにゃ ってなってしまって。で、もう、その、実際 「YOU'RE MY SUNSHINE」の時にばーっと出て。 歌ったんですけど。あの、STIEVIE、目が見え ないじゃないですか。なので、目配せができ ないんです。なので、普段だと、僕、目で 「次」って歌うのができないから、歌うともう 肩をバーンって叩いて。 自分が歌って、そろそろSTIEVIEに歌って 欲しいって時に肩をバーン!って叩いて S:次君だよ!って K:肩を叩いたら、歌ってくれるみたいな。 っていうやりとりをして。すごいドタバタでし たけど、今考えるとね、ああやって、こぅ声を 重ねられたって言うのは、ほんっとに光栄な事 だったんだ、って。 S:そんなに突然な事だったんですね。 K:そうですね S:逆に緊張している暇が無かったんじゃない ですか? K:逆にそれがよかったみたいですね。バタバタ していた方が。
S:そして、2004年に、去年になりますが、「瞳を とじて」がロングランヒットになりまして。 これは・・社会現象になりましたね。映画と 共にね。 K:いやぁ、ほんとにありがたいでっす! S:これはね、リクエストがほんと、このFM愛知に も、何千通っていうくらい、来たんじゃないか っていう K:そうですかぁ、もう、嬉しい、っていうか、 嬉しいとしか言えないんですけど。もう。 S:そして、その後2枚のシングルをリリースいた しまして。7枚目のオリジナルアルバム 「SENTIMENTALovers」がリリースになりまし た。この「SEN・・」、SENTIMENTALとLOVERSを 合わせた造語となってますが。私、聴かせて いただいて、すごく「恋の話」がつまったアル バムだな、っと思ったんですよ。 K:そうですね。前作が「LIFE is・・」っていう 恋っていうよりは人生、というものがテーマ だったんですが、なので、またそれを逆行 したっていうか、30歳の時にそれ(LIFE)を 出せて、また一から恋愛の歌を歌いたいなあ、 という気持ちになりまして。だから、その、 恋の気持ちが詰まったものになったんです けど。はい。 S:やはりセンチメンタルって感情は恋の中で 生まれてくるものですからね。 K:そうですね、主にそうですね。もちろん、 故郷を思い出すとおセンチになったりします が、あの、恋愛とかが一番くすぶる要素です よね、せつない、とかが。 S:では「SENTI・・・」から(略) K:先ほど出ました「瞳をとじて」
♪瞳をとじて♪
S:では、デビュー10周年ということで、平井さん に、愛に関する10種類の質問に答えて頂こう と思います。 K:わかりました〜・ S:一問一答で御願いします K:答えづらっ!はい、わかりました S:10年の芸能生活を振り返りながら、振り絞って 答えて頂きたいと K:わかりました。 S:一つ目、「歌」に対する愛、 K:無限! S:家族に対する愛 K:いたわり、かなあ S:友人に対する愛 K:尊敬?リスペクトですね。 S:動物に対する愛 K:(笑)癒し、癒され、ヒーリングですね S:では、食べ物に対する愛 K:無限、ですね(笑) S:(笑)では、続いて、ダニー・ハサウェイに 対する愛 K:尊敬かな、あとやっぱ、こう追いつきたい、 近づきたいっていう敬愛、憧れですね S:で、カラオケに対する愛、お好きですよね K:これも無限ですけど、これは発散ですね、 ストレス発散。 S:(笑)そして、故郷に対する愛 K:鏡、みたいな感じですか S:鏡?これは後でちょっと伺いたい K:(苦笑ぎみ) S:スタッフに対する愛 K:おっと〜、これはいいこと言わないとね。 感謝ですかね、今は(笑) S:完璧でした!そして女性に対する愛 K:これもきぃつけないとね(笑)これも感謝 ですね。ま、こうやってCDを聴いて下さって コンサートにいらしてくれる女性もそうですし 、ね!感謝、ですよ。 S:ハイ!感謝、感謝。スタッフに対する愛と 女性に対する愛についてはもう触れないことに しまっす。さあ、気になったのは、故郷に対す る愛、「鏡」ということですが、これは? K:なんかこう、なんて言ったらいいんすかね、 この、故郷に帰るって、僕はしょっ中帰れない んですけど、帰るたびに、今の自分がわかる、 っていうか。やっぱ、故郷にいた頃の自分を 思い出したり、あと、親との会話とかも、 なんか、よくも悪くも自分が離れていったな、 という部分と、変わっていないな、という部分 と。故郷で過ごしていた自分を思い出したり とか。そう言う意味で自分を見つめられる、と 言うか。自分を客観的に見つめられたりする。 S:ルーツですもんね K:そうですね。あの、今、変わらないことと 変わってきたこと、とありましたが、デビュー して10年で、自分の中で変わったことと変わっ てないことってあります? S:やっぱり、その歌ががむしゃらに好きだって 言う気持ちは変わってないです。けど、 変わったこと、たくさんありますけど、何で しょうか、歌唱、歌に対する気持ちが・・。 なんか矛盾してますけど、歌い方とか、どう いうふうに気持ちを込めて歌うか、どうやって 気持ちを届けていけばいいか、ってことは、 昔の音源を聴くと、それはそれでよかったけど やっぱ若かったな、とかそん時、今ない部分も あるけど、若さとかね、勢いとか。でも、その 時なかったものも今あるかな、っていう。
とりあえず、ここまで!まだつづきます。
S:
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