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[572] Ken's Bar 2004 Winter 幕張公演 04.12.18(ネタバレ注意)
投稿者:ままちー@色物課 2004年12月21日 (火) 22時21分

2004.12.18(土) 快晴 千葉幕張メッセ・イベントホール

当日は 地方の堅友さんとのランチのため、主人の車で 現地まで送迎してもらい
12時には 現地入りしておりました。
その日の午前中、同会場で 人気少年誌“ジャンプ”のイベント「ジャンプフェスタ」が
開催されており、会場付近だけでなく 駅近辺も かなりの人出でございました。
ランチや その後のお茶の時間などで、ざっと情報収集
(と 言いつつ 相変わらずの 腹●メンバーでの 突っ込みの 雨あられ…
とてもアップできる内容では ございませんので 割愛させて頂きます(苦笑))
を行い 当日の段取りを済ませて会場に…。
グッズ購入目的の方たちは すでに 会場入りしていたというのに、相変わらず
<グッズ購入意思皆無>の 不埒なファンのワタクシは(笑) 開演時間(7時)が 迫ってきた 6時半前に ゲートをくぐりました。
正面 入って すぐのところに、各メディア・レコード関係者さんからのお花が
飾られており、そこを基点として 各ブロックへの案内表示…今回は 事前にそれほど
チェックしてはいなかったのですが、ブロック表示は 比較的大きく、わかり易い表示
でしたので すんなり お席まで 辿り着けました。
今回は 今まで参加した中でも ステージからは かなり離れていたお席でしたので
念のため持って来た コンタクトと、かけていたメガネの「二段構え体勢」に 致し
ましたが(笑) やはり<視覚>によるレポは 困難と判断し、とにかく今日は
<音>を楽しもうと 気持ちを切り替えて、席につきました。

ドリンクは いつもの方式で、入り口で 配布されたチケットで ビール・ワイン
(赤・白)・オレンジジュース・ウーロン茶が 交換可能。 その他のドリンク
(カシスソーダ・バーボン(水割り?)などなど 数種類)は 有料で カウンターで
受け取る方式です。
テーブル・アリーナ席の方たちは アリーナゾーンのカウンターで、スタンド席の方は
座席外側の 通路付近、数箇所に設けられた カウンターで それぞれ頂いたのですが、
今回は 多少 カウンターを 分散させ、数を増やしたようで 夏のバーのような
混雑は さほど見受けられませんでした。
軽食(スナック・パン類)は メッセホールの売店での販売があり、そこも 
思ったよりは 混雑はなかった気がしました。

上から見た アリーナの様子は、テーブル数 49(横方向に7・立方向に7)
1テーブルにつき 10名でしたので、最大490名…アリーナのサイズからしても
それほど ギュウギュウという感じはなく、比較的 ゆったりとしたセットでした。
そのテーブルと テーブルの間に 置かれた <柱>のような物体が…これは 
ライブ中に 威力を発揮したのですが それの説明は 後ほど…。
客層は 相変わらず 20後半〜30半ばくらいの方が メインだとは思いましたが、
やはり クリスマスということなのでしょうか…カップル率は かなり 高かったし
年配の ご夫婦も いつも以上に いらした気がします。(ちょっと裏山すぃ〜♪)

会場には クリスマスらしい選曲の BGM(店長チョイスで 懐かしい洋楽系が
メイン)が 柔らかく流れており、ほとんどの方たちが 席に着いたであろう
開演時間の7時を 15分ほど過ぎた頃、会場が 徐々に薄暗くなりはじめました。
そこで 流れてくるのは 昨年も流れていた「Green Christmas」(「even if」のc/w)で
会場の期待感も 徐々に上がってきました。
一度、ライトを かなり絞ったところに(ほとんど真っ暗)、前述の<柱>が登場。
ステージ上にセットされた ツリーの 3色(赤・黄・ブルー(ややグリーン系)の
ライトが点滅してる中、その<柱>が 点灯…もみの木をイメージしたのか
美しいライトグリーンに輝く<柱>が 曲のテンポに合わせて 点滅する光景は
なかなか幻想的でした。

そんな中 ステージ上には 大神田さん(ベース)登場。白いシャツを羽織り、
ハットではなく、キャップタイプの帽子を被っていらしたので 一瞬 石成さん(ギター)
と思い 隣の堅友さんと プチ盛り上がり…数秒後には 勘違いと気付き 苦笑
(takaさん…同じやったね(笑)。
丹念に 弦の調整を始めて 暫くすると、ステージ後ろに設けられた 書割風の
扉が 開いて 堅さん登場です。
いきなり登場したのですが 意外と 気がつかなかった方もいるくらい、穏やかな 
幕開けでございました(笑)
当日の衣装は(オペラグラスによる確認のため 素材などは あやふやですので 
ご了承下さい)ワインレッドと エンジの 中間のような色合いの ベロア素材の
ジャケット・同色のソフト帽(お好きなんですね…笑)・ボトムは ブラックデニムなのか
若干 カジュアルな素材感の ダークがかった色のパンツ。インナーには はっきりした
フューシャピンク(ショッキングピンクほどきつくない 濃いピンクです)の 
クルーネックセーター・足元は エンジがかった茶色の 先のとがったタイプの革靴
でした。(胸元に なにかついていたような(ブローチ?)気がしましたが 確認できず)

そして 前方のスツールに座って、ベースが静かに 始まりました。
聞きなれないイントロ…会場の方も 真剣に耳を傾けていたようで…
 ♪…それはきっと素敵な Christmas Time〜 ♪ 
個人的には 初めて聞く曲でしたが 懐かしいような 優しいメロディと、リフの
ところが すぐに口ずさめるような シンプルな歌詞…それでいて 誰の心にも 
響く言葉。 後の休憩時間に エンジェルさんに 確認したところ 堅さんが 
愛して止まない KANさんの
『KANのChristmas Song』という曲でした。
ステージでは 初チャレンジだったのかもしれませんが、やはり お好きな歌だという
ことでしょうか、カンペキに ご自分の歌に してらっしゃいました。

曲が終わり 大きな拍手の中「ようこそKen’ Barへ…」という挨拶。その間に 
ステージ上に 鈴木さん(ピアノ)登場。
“オシャレピアニスト”の異名を取る 鈴木さん…今回のシャツも なかなかですよ
(ブイッ!)
ほぼ 同時に 大神田さんが 向かって右後ろに 作られた<バーカウンター>に
一旦 移動し スツールに座ります。
(なぜか 今回の カウンター内の バーテンダーさんは おなじみの南谷さんでは
ございませんでした(プチ寂し)。)
で…座ろうか否かという その時、堅さんから
「先日、TSUTAYAで Hビデオ・6本セットを 1980円でお買い上げの…」
という いきなりのMCに、照れくさそうに 背中を丸め うつむき加減で着席する
大神田さん…シャイな彼が 苦笑いしてるのを 知ってか知らずか、堅さんは
「6本で…安いよねっ?」と 畳み掛けて ますます小さくなる 大神田さん。
背中に なぜか“オトコの哀愁”を 感じました(カンちゃん…スマン)
しかし、出だしからですか…堅さん…今日は テレビクルーも入ってるんですが…
まぁ編集できますけどね…アハハ(苦笑)

鈴木さんが ピアノに座って 会場のライトが やや暗い色にチェンジされて
次の曲・サザンオールスターズの『慕情』。
1992年リリースのアルバムに 収録されているバラードで、ファンの間では
根強い人気のある曲とのこと(某・サザンファン情報)。
サビの 英詩の発音の美しさと 切ないメロディが とても印象深い一曲でした。

途中、MCを入れずに カリン液(水のほうか)を 一口飲んで、次の曲
『デスペラード』に…真っ赤なライティングは 夏のバーのときと ほぼ 雰囲気も
同じような印象で、曲のイメージを 損なうことなく…ラスト部分では
嫌味にならない程度に 堅さんが“溜めて”歌い上げていらっしゃいました。

ここでMCへと(細かい部分は takaさんと 重複しているので 簡略化します)…
どうやら 今回は 第一部を 全曲カバー曲・第二部を オリジナル…という構成で
されるとのことで…その 第一部の カバー曲は ある意味で Ken’s Barの 
一番の醍醐味でもあるのですが、今回は特に“怖いけれど 初めてチャレンジする曲”
を 揃えたと 若干 自信なさげに 話したと思った矢先、お決まりの…
「ついてきてくれるかなぁ〜 幕張BOYS&GIRLS〜?!」の 掛け声。
会場のファンの“やっぱりコレでしょ”という気持ちが 伝わってくるような 暖かい
拍手に、背中を押されるようにして
「センチメンタルBOYS&GIRLS〜」と ちょっと張り切っちゃった堅さん…
ありがとう(笑)

そして そのMCの間に ラムジーさん こと 坂井さん(パーカッション)登場。
静かに ご自分の定位置に 座るも“ある変化”のために 若干 会場の一部から 
ざわめきが 聞こえたような気が(苦笑)。
かなりの 遠い席から見たら 坂井さんではない“新人さん”?…髪型が…というか…
髪自体が…なくなっておりまして…完全に“坊主”に なさっていました(驚)。
実は お昼の情報収集の時に、数日前に行われた 某アーティストのライブで 目撃
したという話を すでに聞いていたのではありますが、見るのと 聞いたのとでは
大違い。 ラムジーファンの 堅友さんも“まったくわかりません”と 悩みすぎて
発熱したらしいというくらいのインパクトは 確実にありました(笑)。
しかし意外にも 堅さんは それほど そのネタに触れずに
「悪いこと したわけじゃないですから…」と ビミョーな フォロー…
フォローかなぁ…フォローでしょう…う〜ん(苦笑)

今回は 初めて<パーカッションだけ>の セッションをと言うことで、数日 メール
などで 坂井さんと 打ち合わせして 坂井さんのほうからも いろいろと
アイディアを出してくれたのに「すべて却下しました」と 素気無いコトバが
(それなら聞くなっちゅーのっ)。
そして カバーする一曲は なんと“ブリちゃん”こと ブリトニー・スピアーズさんの
初期の頃の代表曲 『I’m A Slave 4 U』でした。
私の記憶が 確かならば、ガールズポップを代表する歌手・ブリトニーが、アイドル路線
から セクシー路線に 切り替えていった頃の 作品では なかったかと…
ラジオ番組でも なにかとブリトニーの話題を取り上げる堅さんですが、曲もさること
ながら 彼女の反抗的なところとか“破天荒な生き方”に とても憧れるとのことで…
「一回だけ“結婚”したり、“引退”してみたりしたい」とのことで…
一回だけで いいんですか?(腹●笑)

で、そのMCの 途中あたりだったでしょうか…最前列の テーブル席にいらした
プラチナヘアーの 妙齢なご婦人が 堅さんのお姿を 両手のひらを合わせ、一見
拝むような格好で お聴きになっていたようで、それに気付いた堅さんが
「あのぉ…ボクのことを 拝んでるように 見てらっしゃるんですが…まるで
 “ホトケ”のように…」と 嬉しいが 戸惑っている風に絡んでいくと、周囲に
いた方も スタンドにいた方たちの間にも なぜか ホッコリした空気が流れて…
J-POPというジャンルの ライブで、下は 小学生から…上は ステキな 第二の人生
を送っていらっしゃる方まで・・・まるで“家族”のような客層を持ってるのは、
堅さんならではだなぁと 改めて 感心致しました。

そして 曲に入ろうとした堅さんが おもむろに 足元にあった 赤い<メロディ電報>
を 拾い上げ…
「パーカッションだけなんでねぇ…メロディも なんも わかんないっていうコトで…」
…なんと 3音ほど鳴らして キー確認…「うんっ…Gマイナー♪」と ナットクする
堅さん。 (ネタだったのか・・・本当に 確認していたのか…軽部さん…あとで
インタビューお願いします…(※ 当日、ご来店でした(笑))。
原曲とは 若干 イメージは変わってはいますが、パーカッションだけの この
アレンジは、むしろ 堅さんの 情感溢れる声質を より 引き立たせていたように
思います。 
しかも 曲途中の 間奏の“ハッ ハッ”という デスティニー・チャイルドばりの
見事な 息遣いに、セクシー度アップ!
曲のテンポと セクシーさを、 グリーンと ピンク・レッドなどの リズミカルな
ライティングが さらに気分を盛り上げ、完全に 私のツボに ハマリました…イヤ~ン♪
コンガ(ボンゴか?)の 力強い音と 同時に 歌い終わって「thank you〜♪」と
一言…カッコエェわぁ〜(← 崩壊)

そして 石成さん(ギター)が登場。 この日も いつもどおりの ステキなキャップ
(キャスケット)と 胸の 打ち合わせ部分に 特徴のある 渋い色目のカットソーで…
堅さんも すかさず…
「なんだか今日の お洋服も…こぉ〜…ナナメに ガァーーーーッと…」と 
わかりずらい解説入りで(苦笑)ホメていらっしゃいました。
さらに 坂井さんの時と 同じような小ネタ(ライブ曲の相談をして“ボサノヴァとか
いんじゃない?”などのアドバイスを貰ったが「却下」という件…
“ホメて、けなす”というワザ…さすが 関西人(笑))を 披露し、会場笑。
そして 堅さんのMCで
「ホラっ…最近 3人で CMやってて…って 言ったら わかっちゃうけど…」
って…堅さん…めっちゃ バレバレですわ(某・ケータイ会社CM…苦笑)
しかも、カッチャンの演じる“金太郎”のコトに触れ…
「あの 金太郎…ジャニーズ的には…橋田スガコ・ファミリー的には OK
 なんでしょうか?」と 毎度ながら、さっすがA型らしい 細やかな“気遣い”まで
…って コレ、気遣いかっ?!(苦笑)
そして 石成さんの 柔らかなギターのイントロにあわせて、少年隊の『君だけに』を
歌い始める堅さん。 ステージは 温かみのあるパープルに包まれて、そこに
木漏れ日を連想させるスポットライトが…。
少年隊の曲の中では 典型的な“歌い上げ系バラード”ではありますが、堅さんが歌う
ソレは あくまでも優しく 寄り添うようなイメージで、ラスト部分になって キーを
上げて転調…そこで初めて 詞のとおりの力強さも 感じさせ、改めて“いい歌
なんだなぁ”と 実感致しました。

曲が終わり、暗転…MCナシで 次の曲へと…コレまた バラードですが 
玉置浩二さんの『メロディ』。
(個人的には、以前 テレビ番組で、玉置さんご本人が アコギ(アコースティック
ギター)一本で 生歌を披露されていたのを拝見し、胸がキュンとした曲です。)
どこのライブ会場でも、大抵 ライト効果を 高めるために 軽くスモークを焚く
のですが、ちょうどこの曲のあたりで その威力が 発揮されてきて、ステージ後ろの
背景部分に映し出された、パステル調の色合いの、グリーン・オレンジ・ブルー
・ピンクの 4つの花とともに、春霞を 思わせるような 柔らかい光に 包まれて
聴く 堅さんの優しい歌声。
そして、 先ほどの『君だけに』で 使ったのとは 別のアコギに チェンジ
なさったのか(未確認ですが…) より ブルージーな音が、この曲の雰囲気を 一層
盛り上げておりました。
(当日の 座席の関係か、いつも以上に ギターの音が とてもクリアに聞こえていた
ので、 個人的には 石成さんの爪弾く 弦の音を 充分に堪能できて
幸せでした(喜))

そして、ここで 4人が 揃って着席。 すると 堅さん、すかさず…
「イラッシャァ〜いっ♪(← 三枝風に 読んでみて下さい)」
MCとしては ほぼ takaさんのレポのとおりです(略すんかいっ…笑)。
(しかし レーベルは違えども、同じグループ会社内の “アジカン
(アジアンカンフージェネレーション)”を 引き合いに出して、軽く
 ネタにしてから 後悔しちゃうところあたりで、会場にいたであろう
 ソ●レコスタッフさんの 苦笑した姿を 思い浮かべてしまった マニアックな
 私自分が 怖かったです(苦笑)

そして 曲は Maroon5の『This・Love』
堅さんの言っていたとおり、今年 大ブレークした 代表的なグループで、MICKEY・
JAMES・JESSE・ADAM・RYANの5人によるユニット。ロック系アーティストですが
曲調は ミドルテンポで メロディも 耳馴染みのいいものが多いです。
これは 言うまでもなく、メンバーとの息は ピッタリで、かなり エモーショナルな
アレンジで 存分に楽しめました。
鈴木さん・石成さんともに、奏でる音以上に “アクティブな動き”を 演奏中に
見せて頂いて…コレ、注目です。
それと チャンスがありましたら 是非 原曲との 聞き比べも お楽しみになって
下さいね。

全曲 通して言えることですが、見事なライティング演出も さることながら、今回
堅さんの“身振り手振り”が 普段以上に 大きくなっていた気が致しました。
いつものように、右手で リズムを取るだけではなく 肩を揺らしたり、
足を 高く 蹴り上げるようなしぐさをしたりと…今回 エモーショナルな曲も 
多かったせいかもしれませんが、“初チャレンジ曲”とはいえ、堅さんの 曲自体への
思い入れが、歌声以外の そんなところにも 感じ取れて やはり これは“生”
ならではの醍醐味だなぁと 思いました。

ここで 第一ステージ終了…時間は ちょうど8時ごろでしたでしょうか。


休憩中は ステージ後ろの 大型スクリーンに 次々と 映し出される 
TOYOTAさんのCMや、PVなど(今回は style・思いが…・瞳をとじて
・LIFE is…〜another story〜・even if(懐っ)などが 流れてました)
を 鑑賞しつつ(あまり見てません…スマン)、隣席の 堅友さんと 1stステージの
カバー曲タイトルの 再チェック。
あとは お決まりの“小ねた談義”などで 約40分ほどの休憩時間は アッと言う間に
流れ…8時40分 第二ステージへ。


会場が 徐々に暗くなり始め、Ken’s Barの テーマ曲でもある『even if』の 
インストロメンタルが流れてきます。
ブルーと 青みがかったピンクの サーチライトが ステージと 会場を照らしてる中、
メンバーが ステージ上に。 第一ステージの カジュアルテイストとは 打って変わり
ほぼ“黒”を基調にした シックな雰囲気に まとめていらっしゃいました。
それぞれが 楽器を手にしたタイミングで 堅さん 再登場。
予想通り、今度は シックなスーツスタイルで、色は 渋いグレー系の地に 極細の
白いピンストライプ柄で 若干、光沢を抑えた(サキソニー地か?)テーラードJKに
プレーンなシルエットのパンツ。白いシャツと ダークな色味(?)のタイ…
やはり 堅さんは コレでしょう…オホホ(← 舞い上がってる)

まずは『思いがかさなるその前に』で 幕開け。
スクリーンに 映し出されたのは、PVを 思わせるような 北海道の風景たちで 
すべて モノクロ。
田舎道のポプラ並木・風にそよぐ 可憐な桔梗の花・草原の向こう側に見える 大きな木
・広い空の向こう側に まっすぐに続いてる砂利道・砂浜の上に くっきりと残した
両の手のひらの形・木漏れ日とともに揺れる木の葉・木の柵に 引っ掛けて乾してある
スニーカー・線路・空・水辺のコスモス・もろこし畑・タペストリーのように 様々に
彩られた小高い丘・小屋の横の 大きな樹…そして 道の向こう側には 大きな“虹”…。
見る方によっては、何気ない風景を ただ 切り取っただけのものかもしれませんが、
堅さんの 柔らかな声と、歌詞の世界観と、この風景と、自分の思いが…それこそ
“重なった時”、私自身の胸に 迫るものが ありました。
そんな時は 自然と こんなコトバも 呟いてみたくなりますよね…
“堅さん、ありがとう”って(照)

歌が終わり 大きな拍手が…ちょっと間を置いて すかさず会場から
「堅ちゃ〜〜〜ん♪」という掛け声が…。
それに答えて 思いっきり高い声で「ハ〜〜〜〜イッ♪」と叫ぶ堅さん(笑)
そこで 改めて 会場を見渡し「イヤァ〜…コレ、何人ぐらい 入るンやろぉねぇ…」
と 話を膨らまそうとするも 会場の反応が イマイチ…メンバーも うつむき加減で
誰からも“返し”がないことに、やや拗ねるように
「…誰に聞いているのかわからない…誰も答えない…ホント、死にたくなりますが…」と
ポツリ。
コレが やや受けて 会場からは 押さえ気味の笑い声が…アハハ(苦笑)
で、ココで 気を取り直して、毎度お馴染みの“質問”を 会場のお客さまに…
と、いう流れでしたが 今回 堅さんは
“あっ、じゃぁ いつもと違う聞き方で…”と 弾んだように 問い掛けてきました。
「CD(アルバム)…まだ 買ってない人ぉ〜〜〜いる?」
すると 会場のあちこちから ポツポツと 手が上がったばかりか、アリーナ
(テーブル?)のあたりからは めちゃめちゃ元気な声で“ハ〜〜〜〜〜〜イッ!”と
いう 女性の声…会場全体が 失笑。ここで すかさず 堅さんは
「…帰ってっ、マジでっっ!」
と すかさず突っ込み、さらに 会場失笑。 そして なぜか急に、思い出したように
「(物凄い 弱弱しい声で)…じゃ、なんで(ライブに)来てるの???」
と ヘタレキャラ全開っ…本日一番の<笑いのツボ>でした(笑)
そして その後、今日の 第二ステージの演目が
「ニューアルバムから…」と 強調し、件(くだん)の 女性に向かって
「アナタは 知らないんですよね?」
と、なんとも“子供のケンカ並み”の 発言。その後も この発言が 幾度となく
繰り返されたのにも“ツボ”(笑)
(…ん?子供のケンカみたいだ?…あ、ということは…“キミはともだち”ってこと
  でしょうかねぇ…クックック(若干 オヤジギャグで…スミマセン))

そして、いつかのマイラジで 必死に話していた、aikoちゃんがやっていて、自分も
一度やってみたいと思っている
<CD購入者の 後ろから近づいて“ワッ”と 脅かす>というコトを どぉしても
実現したくて、今回も 懲りずに 作戦までたてて 再チャレンジした話へ。
とは言うものの 張りこんでいたのは 前回失敗に終わった 例の某外資系の店で(笑)
やはり 始めは 備え付けの試聴機近くに 張りこんで、自分も 試聴しているフリを
しながらの 観察…その成果としては
<試聴を 長くしている人ほど 買わないで帰る>という なんとも切ない教訓を
得たとのこと(確かに…言えてる)
ここで ようやっと 作戦変更(苦笑)。 今度は すでに CDを手にして
レジのところに並んでいる人を脅かすコトとし、これまた 試聴してるフリをしながら
機を窺い、かなり粘るも まったく購入の気配なし…。
そんな堅さんの MCの熱が 帯びてきた頃、ふと 我に返って…
「ま、それだけの話なんですけど…」
…と 寂しそうに 呟く堅さん(苦笑)…そして 照れ隠しか…
「今日、物凄く ノドが乾くんですけど…」
…と 呟き 飲み物を口にして、次なる曲へ…

ニューアルバムから(笑)…『君がボクに憑依した』です。
会場からは 自然と 手拍子が起こり、つい コーラス部分で 歌ってしまいそうな
自分を 抑えつつ(苦笑) 初めて披露される アコースティックアレンジを 
堪能しました。
若干、高音部で 声が裏返るような箇所もございましたが、初披露で、これだけ 見事に
こなせるのは サスガというほか ないでしょう
(当たり前でしょっ…と 突っ込まないで〜(苦笑))。

次は『言わない関係』…実は この日、私のいたスタンドの 真正面側が ボックス席
だったのですが、なんとそこには、今回のアルバムで 見事なコーラスを 披露して
くれた<SOFFet>の お2人が いらしていて、ちょうど この歌が…
ということで 隣の堅友さんと“ねぇ…いきなり ステージに乱入って ないかなぁ?”
と 腹●算段しておりました
(ナイナイ…苦笑)
明るくポップな曲調に 会場から 手拍子が起こりましたが“もっと…”と それを
催促するように 堅さんが 客席に向かって 手拍子を催促する場面もありました。
(ツアーの時には ぜひ 会場全員で コーラス参加っ!…したいですよね?)

そして 曲が終わり、会場から 様々な“掛け声”が…なぜか 一部客席から、必死な
叫び声のようなものもあり 耳を 澄ませてみると…“エリィ〜〜〜〜っ”…ん?エリ?
どぉやら 堅さんのシャツの襟が 折れ曲がっていたようで、それを指摘する声だった
ようです(笑)
照れくさそうに 襟に手をやる堅さん…席が近ければ 直して差し上げたものを…チッ(← コラコラ…苦笑)。
そして 堅さんのほうから 会場に向かって
「最近、幸せに 暮してるかな?」
と 問い掛けると、すかさず 女性の方から(さっきの アルバム買ってないと
言った方の いらしたあたり…笑)
“ビミョ〜〜〜〜〜ッ♪”。  モチロン、堅さんは
「ボクも ビミョ〜〜っ!」
そして… シツコク「ニューアルバム買って下さいね」(苦笑)

MCは まだ続き…先日、出演予定の ラジオ番組の収録(ニッポン放送)で、初めて
笑福亭鶴瓶さんと お会いになったとのこと。
会う前は“愛情も 嫌悪もない フラットな印象”の方で(無関心?) せいぜい
“エェ〜エェ〜エェ〜”(←モノマネ)と お話なさってるか、たまに テレビで
オ●ィンポ出してるぐらいの(←コラッ)イメージしかなかったのに、鶴瓶さんが、
わざわざ 忙しい最中、堅さんのアルバム(オリジナル全7枚)を 聞きこんで
いてくれた上、アルバム全曲を“直筆”で評価してくれたものを 用意なさっていた
ことに 感激したとのこと。
人を テレビだけの印象で、カンタンに評価してしまって、いけなかったなぁと 
反省したとのことでした。
が、しかし ここで“反省”だけに とどまらないのが 堅さんのナイスなところで
(苦笑) すかさず…
「実際、会ってみて とてもイイ人だと、悪口が言いたくても 言えなくなって
 困るなぁと…ま、いいかっ」 と 微妙な感想を述べて、さらに
「最初の印象が かなり悪くて、あとから スゴクイイ人だと思った人 No.1は
 MCATさんですっ(キッパリ)」
…けなしてるワケではないから…いいんですよね…カメラ廻ってますけど…ね?(笑)

で、まだMCは 続き(これでも いつもよりは 短かったんです…苦笑)…というか
…堅さんのMCに対して 会場の“食いつき”“ノリ”が イマイチだったと、
堅さん自身感じたのか、必死になって 会場のお客に向かって
「ソリが あわない?」「キライ?」「話、変えようか?」と 畳み掛け、終いには
「聞きたいことある?」とまで 話すと、ようやく会場から
“下ネタ やって〜♪”(笑)
「え?下ネタ?(小声で)…それを臨んでいたのか…」(苦笑)
さらに ココまで来たからには、容赦なく 追い打ちをかける会場…男性が…
“右曲がりぃ〜〜〜っ?”(← 『鍵穴』ネタか…笑)
さすがの堅さんも 暫く考えた末…
「曲がってはいないです」
…返しに 捻りなく…物凄く フツーです、堅さん(苦笑)

ここらで ようやく…
「次も ニューアルバムから この曲を…」
と 含みを持たせつつ(笑) 曲紹介…『キミはともだち』。
バックのスクリーンには 曲のPVが流れて、そのストーリーに ピッタリ合う様な
テンポで 演奏と歌が進んでいきました。

大きな拍手が まだ鳴り止まないうちに、会場は 暗転。 今年を代表する曲となった
『瞳をとじて』が 鈴木さんのピアノで 静かに始まりました。
一瞬にして会場には 水を打ったような 静けさが広がり、すべての視線が
ステージ上に注がれています。
リリース時には、ここ数年の 堅さんの歌の中でも“久しぶりの熱唱系”と 
おっしゃっていたこの曲。
ラジオ・テレビだけではなく 街中でも なんども耳にした、メロディは 
ファルセットに行かない ギリギリの地声で 歌い上げられており、不思議と 
切ない感情を 知らぬ間に呼び起こす… 美しい曲ですが、歌う側からすれば
<声のコンディション>が どんな曲よりも問われるということに なるのでは
ないでしょうか?
(…以前、この曲を初披露するという テレビ番組の収録で拝見した堅さんは、とても
 緊張していらっしゃって、後半の 大サビ部分では、座っていたスツールから
 転げ落ちるのでは?と 思うぐらいの オーバーアクション…
 喉だけでなく 体全体…まさに“全身全霊”をかけて 歌い上げる姿に
 鳥肌が立ちました。)
そんな 曲の難しさを 物語るように、若干 カサついていた喉のせいで、辛そうな
箇所も 確かにありました。

(実は 当日は、朝から“乾燥注意報”が出ていて、夕方にかけて さらに乾燥する
 との予報が出ており、ご多分に漏れず 幕張も カラッカラな空気。堅さん自身も
  若干 お疲れ気味だったせいかもしれませんが、やはり乾燥を かなり
  気にしていらしたようで、歌い終わってからだけでなく、歌っている最中の
  間奏部分でも 頻繁に 水分補給(カリン液も)なさってました)

ラストの 大サビ前にも、水を口になさっていた堅さん。 もしかしたら 何よりも
堅さんの歌声に 非の打ち所のない カンペキなものを 望んでいらっしゃった方に
とっては、少々、気になるところだったかもしれません。
でも なぜでしょうか…聞いている コチラ側からすれば、堅さんの 歌に対する
真摯な思いが、完璧な 声の状態の時よりも さらに感じられ、ステージ上の
“鬼気迫るような気迫”に 会場全体が グッと 引き込まれていく様相は
まさに 圧巻としか 表現のしようがありませんでした。
(あとで 会場にいた 数名に 聞いてみたところ、一様に この曲を絶賛…
  それぞれに この曲が 一番と言う 堅ファンの方ではないのですが…
  不思議ですね…ライブって)
鈴木さんの ピアノの 最後の一音と 重なるようにして、地の底から 
湧き上がるような 温かい拍手の渦。

そして その空気を 大事にしつつ、次には『LOVE LOVE LOVE』へと 
繋がっていきます。
出だしのアカペラ部分は まさに圧巻…イヤがおうにも 盛り上がる会場。
テーブル席の方たちは 両手をあげて、手拍子を…スタンド席は ちょっと控えめに…
曲の途中では 堅さんも 立ち上がり、ステージの右・左と それぞれ移動し、会場に
向かって、手を振るしぐさや、スタンド席に向かって 無邪気に 両手を振ったり…
そして サビの♪LOVE LOVE LOVE〜♪の 部分を 会場全体で歌おうと 誘うように
マイクを コチラに向け、微笑みかける姿に、自然と 生まれる一体感…これこそ
“ライブ”の醍醐味でしょう。
ラスト部分の 堅さんのファルセットに 会場から 大きな拍手…そして 坂井さんの
ボンゴが響き渡り…あっと言う間に 終わってしまいました。
(そぉ感じただけでしょうか?…笑)

ここで 席を離れ、退場する 石成さん・坂井さん・大神田さんを それぞれ紹介して
ステージには 鈴木さんと 堅さんだけ。
目いっぱい 歌いつくした満足感からか、枯れた声で…
「イヤァ…嬉しいですねぇ…」
と ポツポツと 話し始める堅さん。
「こんな ワタクシを 支援してくださって ありがとう。
 2004年は、まさに 激動の年でした。
  嬉しかったこと…有難いと思ったこと…悲しいこと…悔しいと思ったこと…
  最後に… この場(時間)を 共有できたことを 嬉しく思います。 
  セレブな方で(笑)車で ココに乗り付けた方も いるかもしれませんが(会場笑)
  ほとんどの方は 電車で 帰られるんですよね?」
と お客さんの 終電の時間を 気遣いつつ…
「帰りの電車の中で、この曲を 思い出してくれると 嬉しいなぁと 思います」
と 照れくさそうに 次の曲『センチメンタル』を 紹介。
ピアノのイントロとともに スクリーンに映し出された映像は、PVではなく、
都電の線路…駅…走り去る列車…車窓から見た 街の景色…線路際に 揺れる草花…
モノクロで どこか懐かしいような映像と、堅さんの 優しい歌声。

穏やかな時間が ゆっくりと流れ、第二ステージが 静かに 終わりました。
会場から 大きな拍手…それに 見送られるようにして、片手をあげて ステージを
あとにする 鈴木さんと堅さん。
時間は 9時40分を まわったところです。ほんの 数名の方が 出口付近へ 
急ぐのが見えて…終電の時間なのでしょうか…
ふと 夏の バーの 自分を重ねあわせ、胸が キュッ と 締め付けられました
(詳細は 長野レポを参照)
モチロン、ほとんどの方が “アンコール”を 期待して 拍手をして 再登場を
待っています。
(この 登場を待つ時間…“恋愛”に似た ドキドキ感を味わえるんですよね…フフ(照))


アンコールは 45分に 始まりました。
堅さんは、優しげな クリームイエローの アーガイル模様(コレも好きですよね…笑)
のセーターに ブルージーンス姿。
穏やかな…でも どこか いつもと違う表情…スツールに腰掛け 口を開く堅さん。
「ありがとう…(中略)…今日は このライブを 見に来てくれるはずだった…
 いわば 僕という人間を この世に 送り出してくれた オヤジとの約束の曲を…
 今年 遠くに旅立って…今頃、天国にいるかもしれないし、地●にいるかも(←コラッ、
 堅さん!…苦笑)しれないし…わからないですが、オヤジに…
 この歌を 捧げたいと思います。 『キャッチボール』…聴いてください」

コトバの 細かいニュアンスは 多少 違っていたかもしれませんが、比較的 淡々と
事実だけを告げた後、ラジオで よくお話されていたように“父”とか“父ちゃん”と
呼ばすに、あえて“オヤジ”と呼んだ 声の力強さは、今までに こういった場で、
あまり見せることのなかった“特別な思い”を 含んでいたような 気がしました。
それは ただ 単純に、辛いとか、悲しいとかではない…堅さんが、ずっと 以前から
口にしてきた “仕事場で泣く事は 恥ずかしいコト”という言葉どおり、プロとして 
貫いてきたものを お父様に、胸張って 見せたいという、息子としての せめてもの
恩返しだった気がして なりません。
だからこそ…この歌が 始まると同時に、私は メモを 閉じました。
堅さんの 歌の中に、いろいろな思いが籠められているのを 感じ取るために…
私が、感傷的になって泣いて 大事な“声”を 聞き逃さないために…
プロとしての 堅さんの姿を、しっかりと 心に 刻んでおくために…
記録を とらずに、記憶しようと…そして自分の心に“冷静であれ”と 声をかけました。

長い時間 全力で歌ってきたせいか、喉は カンペキとまでは いかないまでも、歌って
いる途中からは 今まで 聞いたことのないような、力強い、骨太な音が、会場いっぱい
に 広がり、ファンの それぞれの心に“とても大事なもの”を ひとつ 残して
いかれました。 ステージを 去ろうとした堅さんが 最後に
「良いお年を…& メリークリスマス〜♪」
と 告げて ライブは 終わりました。

以上、今回は 本当に いろいろな意味で、忘れられないライブと なったことは
間違いありません。 以上、色物課 ままちーが レポ致しました。

なお 再三 お願いしておりますが、ご感想などは、レポ専用bbsの
ログの関係上、必ず<ネタバレbbs>を ご利用頂きますよう お願い申し上げます。


※私の 個人的な感想や、私的な物事は、このあとの 別レポートに 記すことと
 致します。 かなり 耳の痛いコトも、今回は 書く予定ですので(苦笑)
 堅さん以外に 興味のない方には オススメしません。
 “しがない一ファンの呟き”として 冷静に お読み頂ける方のみ どぉぞ(笑)



[576] オマケ(注意事項アリ・・・)
投稿者:ままちー@色物課 2004年12月27日 (月) 02時18分

ここからは 正規のライブレポとは まったく違った視点から、関連した
事柄について、かなり ストレートに 意見などを 述べている
<オマケレポ>で ございます。
ですので、「ただ 純粋に ライブの内容が 知りたい」「バーの雰囲気に
酔いしれたい」と言う方は、ここで このスレッドを 閉じて下さい。
閉じないで、読まれるという 勇気ある 堅ファンの方も、出来ましたら
お茶などを ご用意なさって 心鎮めてから お読みください(笑)。
では…



初心者・ベテラン問わず、ネットを 日頃 ご利用になっている皆さんは
既にご存知と存じますが…今回のKen’s Barのチケットの取引に関して
悲しいことですが、一部の チケットゲッターによる買占め&高額取引。
さらには 詐欺事件まで 起こるという異常事態に発展
してしまいました。
昨今の 堅さんの人気を思えば ある程度は予想されたことでは
ありますが、しかし、これほどまでに 大事に発展した“要因”は なにも
単純な理由だけではないはずです。

まず,今回のKen’s Barは 公演数の関係で 席数自体が少なかった為
夏の公演の時のように FC先行エントリーした方が 必ずしも
チケットを取れなかったということ。 
加えて、不可抗力ではありますが、郵便事故による 先行申し込み時の
FCサイドの不手際・説明不足などで、会員の不安を 煽ってしまった
こと。そこを 解消しないまま、レコード会社・チケット会社双方で
「売り切れ必至のプレミアムライブ」と銘打った 大々的な宣伝で、
一般の 堅ファンにも“平井堅のチケットは希少価値が高い”という
印象を与えて、チケット戦を 過熱させてしまったこと。
モチロン、私たち ファンも 冷静さを欠いていたでしょうし(苦笑)
それら もろもろの要因が 重なり合って、オークションサイト専門に
チケットを売りさばく“半業者”に 付け入る<スキ>を 与えて
しまったことが 大きかったと 推察されます。
特に 今回は、オークション自体に 慣れていないにも拘らず、
チケット欲しさに 不用意に 入札する方が 多く見受けられ、落札した
にも拘らず、あまりの高額の為に 一方時にキャンセルしたり、中には
「ペアチケットを オークションで購入しましたが、値段が高くて、
友人を 誘えないために、一枚を 再度 出品いたします」などという
笑ってさしあげるしかないような 出品者も いらっしゃいました(苦笑)

オークションは 誰でも参加できる反面、その取引内容(どこの席か など)
・履歴などは すべての人の知るところでもありますし(個人情報以外は
ある程度 画面上のやり取りで わかります)、あくまでも 個人同士
での<ビジネス>ですので、なにかあった時の“保障”や、ファン同士
だったら 多少加味してもらえるような“温情”は 皆無と お考えに
なるべきでしょう。
(※ オークションサイト内の 金額保障は ある程度 付けられますが
“心の保障”は 一切ありません)。
個人的には オークションは 悪いことだとは 思っていませんし、
むしろ 今の世の中にあっては 合理的な面のほうが 多いと存じます。
それに 大量に 出品されていた FC先行チケットは、どのような事由
であっても、お金を払って FC会員になって獲得したものであれば
<違法>ではありません。
一部のアーティストさんのFCのように、チケット先行に関して、細かい
制限や規約(FCチケットには 通し番号を入れ、どの会員が 獲得した
チケットか 判別できるなどなど…)などを 設けているワケでは
ない以上、矛盾を感じたところで、どぉにもならないことです。

ただ…世のアーティストさん(スタッフ含め)の中には、そんな
チケット獲得への“不公平感”を 懸念されて、多少、高めのFC会費
にはなりますが、FC会員枠を キチンと確保しているところもあります。
ある方は、不公平感を持たせるくらいなら、チケットの FC先行枠自体を
撤廃して、その代わりに 自らが原稿を書き、責任編集した“刊行物”を
年数回出すということを 続けられています(コレが 充実していて、
読むのに 毎度、3日がかりです…嬉笑)。 

今回、チケットを取れなかったヒトも さることながら、正規の手続きで
チケットを取れたの多く方が、その喜びを 口に出来ない 心痛むような
“事例”。 さらには FC先行で チケットを 買うことが出来ず、
オークションで FC選考分のチケットを 高額で競り落とさなければ
ならなかった 何人かのFC会員の“矛盾”。
これらを教訓に、より良い方向に 向かっていける“智慧”を 
FCさんサイドで なにかしら お考え頂けたらと…しがないFC会員は
呟いてみました(笑)。


こんな騒がしい昨今ではありますが、それらにも 自分が揺らぐことの
ないように、日ごろ 私自身が 心に決めているコトがあります。それは…

「愛と 友情と チケットは 定価で…」です(笑)

自分が 何よりも大事にしたいもの(ヒト)に 相対するとき、目線は
常に 同じところでいたいと 考えています。家族に対しても、友達に
対しても…いつでも 相手を 素直に受け入れることができるように、
胸張って、過不足ない 愛を 注ぎたいと 考えているのです。
それと 同じように、初めに アーティストサイドから出された チケットの
値段は、様々なコトを加味して<適正>と されて 出された値段ですから
それを 遵守することで、私の アーティストさんへの“真っ直ぐな愛”は
十分伝わるハズです。
それ以上の値で 私が買ったところで、アーティストサイドには なんの
メリットもなければ“高い値段を出したんだから…もっと…”などと、
自分が つまらない思いに 心揺らぐことほど 馬鹿馬鹿しいことは 
ありません。 モチロン、それ以下の値段で買って 軽んじるなどという
こともないですが(苦笑)… 
いずれにしても、ライブという 直接 アーティストさんの“心”に 
触れられる場には、私は 一点の曇りもない心で臨みたいのです。
だから…<定価>にこだわっている私です。
こんな拘り…ヘンですか? 愛が 薄いのかしら? まぁ、そこのところは
皆さんの ご想像に お任せします…なにせ 私、ままちーは ネット上に
しか 存在しませんから(笑)


最後に 一つだけ…ネット上の生き物ではない<私>から お話を(笑)

当日、ライブが終わり、ロビーで 数名のエンジェルさんたちと
少しだけ お話する時間があったのですが、ふと 私に近付いてきた
笑顔の人。 普段 ネット上で そっけない言葉遣いの彼女は、
その言葉使いとは裏腹に 日々 このサイトを…仲間を 大切に
思うが故に、多少、誤解を招くこともありました。

彼女は 私の名を呼び、お互いに 両手を大きく広げてhug。
私より 背の高い彼女は ちょっとだけ 背中を丸めて 照れ臭そうに
私の肩に 顔を埋めて…
私は「ライブに来れて、嬉しかったんだねぇ」などと 単純に思い、
ふと 顔をあげて 彼女と 目があった瞬間…そこにあったのは 
笑顔ではなく 涙を湛えた 両の瞳。

その瞬間、私には わかりました。

奇しくも 今年、時期こそ違いましたが、彼女と 私と そして
堅さんが 経験した “愛する人との別れ・痛み”…彼女は 誰よりも
ツラかったハズなのに、それを 決して 口にしなかった…でも
今日の堅さんの歌で ようやっと 心解くことが 出来たのだと…。
だから、私は もう一度、彼女を 強く抱き締めました。
私の腕に かすかに伝わる 体温…小刻みに震える肩を…
「頑張ったんだよね」の 言葉の代わりに、ひたすら ギュっと…
その時、私の腕のなかで 感じた体温は 間違いなく<ビジネスライクな
ネット上の生きもの>ではなく、一人の 心優しい女性のそれでした。


最後に、堅さんが 与えてくれた出会いを経て 今、改めて思うこと…。

何気なく 目にした文字に、一瞬 不快感を覚えたとしても、その言葉の
向こう側に、どんな人の どんな生活があるのかと…どんな思いでいるの
だろうと、考える余裕を 持つように、努力していくべきなんだなぁと…
そぉ 自然に思えるようになった時こそ、堅さんが歌に籠めた「思い」に
触れられるのだと・・・それを 確かめるべく 今日も angel houseを 
訪れてしまうワタクシ。

ここは、楽しいおしゃべりの場所だったり…ほっこり 気持ちのいい場所
だったり…堅情報が 充実してる場所だったり…などと 様々な理由で、
たくさんの人が 日々訪れてきます。
でも そんな「何気ない場所」を 維持する為に、目には見えないけれど
この画面の裏側には 計り知れない努力があることを ご存じでしょうか?
管理人さんの“優しさ”に 甘えて、支えられて…そして ここの住人たちや
ここを愛してくれている たくさんの人の“善意”で 成り立っているという…
「この世は お金で 買えないものはない」と 豪語する人物が、社会的な
成功者として 称賛されるような世にあって、ここは まさに<奇跡>と
呼べる場所でしょう。
管理人さんが 心血を注いでまとめ上げてきた マイラジレポは 完結
しても、堅さんの歌が続く限り、末長くangel houseも 続きますように…

以上、しがない 一ファン の 呟きでございました。


なお シツコイようですが(笑) ここのログ数が 限られて
おります関係上、ご感想などは ネタバレbbsを ご利用下さいまし。




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