投稿者:taka 2004年12月19日 (日) 22時06分
☆はじめに レポというよりは完全な感想文です。思いっきり勢いで書いて記憶のまま赴くまま書いて乗せていますので、かなり内容は思い込み、順番は現実と異なる箇所だらけと思いますが、雰囲気だけでも…って感じで読んでいただければ幸いです。
待ちに待った、この日の東京はまさにバー日和?の晴天なり!ただ私は数日前から風邪で寝込んでしまい、ギリギリまで体力を温存しての遅い出発となりました。 乗り込んだ電車は既に夕暮れの日差しが差し込み、車内はオレンジ色が優しく染まり、まさにバーに行く前から気分は「センチメンタル」のPV状態。既に浸っていました(笑)
会場入りしたのは18:30頃。夏のバーとは違っていたのは、会場入りが遅かったのか、それほどグッズ、ドリンクのコーナーが込んでいなかったのが印象です。 チケットを手にして自分の席を探すため、すぐ会場内へ…
すぐ目に飛び込んで来たのは…淡い赤と青の入り混じったライティングに照らされたステージセット。左端にはクリスマスツリーが置かれ、右端にはいつものケンズバー・バースタンドセットがセッティングされていました。 少し早いけど、「まさに大人のクリスマス」を感じるシックなセッティングに、友人と「いいねー」と早くも気持ちが高ぶっていました。
しばらくするとステージのビジョンから聴きなれたメロディが流れ、映し出されたのは「ラガー」のCM!!久しぶりに見るこの映像に早くも「きゃー!」とヒートアップする私。(横で「盛り上がるの、早い、早い」笑う友人(笑)) 続きざまに「カローラフィルダー」のロングバージョンのCMが続けて3本流れました。1、2本目に関してはロングバージョンさえも見たこと無かったので、とても新鮮で、既にこの時点で満喫して舞い上がっていました。
そしてずっと話していた、「最初の一曲は何で始まるのか?」 と心待ちにしていると…聞いたことのあるメロディが… 「green christamas」のイントロが流れ始めると、 ステージの色はまさしく「グリーンクリスマス!」緑色の鮮やかなライトが眩いばかりに照らし出され、気がつけば左端にあったクリスマスツリーにも、カラフルな電飾が点り… 右のいつものケンズバースタンドの「kens bar」看板にも明かりが点り…「green christmas」の曲がフルコーラスで流れるのと共に繰り広げられたあらゆる光の「ライティングショー」!これがとっても綺麗で素晴らしくて…
いつもの「even if」ではなく、このイントロで、ライティングでこの幕張バーでの少し早いクリスマスプレゼントが私たちの元に届けられる予感は早くも満載!後はマスター・「堅ちゃんサンタ」の登場を待つだけ!!
イントロも終わりに近づくと、ステージの扉から人が出て来て…一瞬堅ちゃんと思われた方々から多少の歓声が上がり…なにしろ今回はビジョンが無かったので(横アリはありましたよね)テーブル席前方若しくはスタンド前方の人しか肉眼では見えなかったと思います。
私は1Fに居たのですが、それでも肉眼はきつかったです。双眼鏡で凝らしてみて、 (あれ堅ちゃん?アレ違う?ギター持ってる…あ、石成さん、それにしちゃギターがでかいな…。あ、カンちゃんか!!) …ここまで気付くのに1分くらいかかってました(笑) 多分周囲の方々も(笑)
カンちゃんだけが、ステー後方につきスタンバイ。 そしてやってきたマスターは…
茶色の帽子に茶色(コーデュロイ生地みたいな)のジャケット(胸になんかブローチみたいのがアクセントで光ってました)、中は鮮やかなショッキングピンクのシャツ、下はジーンズの(足元は全く見えず)ラフというか、クリスマス用に少し鮮やかにしてみたのかな?(光の当たり具合で実際は違うかもしれません。私たちにはそう見えました)
ベース(大きなウッドベース)の「ボン、ボン♪」というジャズフレーバーっぽい、イントロだけが鳴り響き、MCもなく、そのまま1曲目スタート。凄くかわいいクリスマスソングのカバーで、聴いててうきうきするような、まさにクリスマス!って感じの曲だったんですが、誰の曲かは分からず最後に「クリスマス!ありがとう!」みたいな台詞?(違ったけな?曖昧な記憶ですみません…)があってそれが可愛かったです。
2曲目はこれも分からなくて(笑)聞いててサザンっぽいなとは思ったんですが…少し陰りのある、切なさを感じるサザンらしい!って感じの曲だったのを覚えてます。
私の記憶違いかも知れませんが、トップの2曲は確か 歌い終わってからも曲紹介が無かった気がするんですよね…。
で、一旦カンちゃんは下がるのですが、 今回の幕張バー最初に堅ちゃんが発した言葉は 「ケンズバーへようこそ!」とかではなく まずカンちゃんを紹介し、その後 「昨日?カンちゃんは某レンタルショップで6本1980円のHビデオを購入されたそうです!良かったですね!」
これが第一声でした(笑)で、さらに話を続け、
「でもさービデオ6本で1980円ってさあー、安いよねー!!」 と嬉しそうに会場に語りかける堅ちゃん。 苦笑する会場…。まさか幕張バー。最初のトークがこれとは…(笑)
ここで初めて、 「こんばんは!今日はケンズバーへようこそ!!」 とのマスターらしい(笑)ご挨拶。
「今日は幕張まではるばるありがとうございます。皆さん車?電車で来たのかな?(客席に問いかけ・皆それぞれに手を上げる) 毎回聞いてるんですが一応聞きますね。今回が初ケンバーっていう方!!」
との問いかけに 夏のバーの時よりもかなり少ないな、というのが私の個人的印象ですが、それでもちらほらと手が上がり…
「あーまだやっぱ初めてって方いらしゃるんですね… (ちょっと?残念そうに)」 えっと、ケンズバーはオリジナルとカバーをやるんですが、 今回はね、ちょっとチャレンジというか趣向を変えまして まず一部は全てカバーをやります!(会場ちょっと、どよめき?)…あ、でも!!ちゃんと二部はオリジナルをやりますからね!大丈夫よ!!(大丈夫って何が?(笑))」
「で、今回そのカバーなんですが、まあ今まではカバーというと、勿論自分の好きな曲ではあるんですがー、出来るだけ皆さんに知ってる曲をやろうと思って選んできたんですが、だんだんいろいろやりつくしまして…なので今回は僕の好きな曲で、「皆さんの中で知らない人いるかも知れないけど半分の人ぐらいは知ってるであろう」曲ってのをセレクトしてみました」
「で、またこれもチャレンジなんですがバックの演奏も「バンド」という形ではなく、さっきの「カンちゃんと、二人」みたいな感じで一人一人と僕、っていうセッションみたいな感じでやります」
と説明があり、そして恒例の?!待ってました!! 「みんなー付いて来いよ〜幕張BOYS&GIRLS〜!!」 (客席・きゃーっ!!と手を振りながら歓声が上がる) と堅ちゃん、端から端へと客席を指差しっ! 客席を嬉しそうに眺めて、しばらく間をおいて… 堅ちゃん、少し照れながら?(に見えました) 今度は「センチメンタルBOYS&GIRLS〜!!」 (客席・笑)とも今回は言ってくれました。
そんなトークをはさみ、 舞台はグリーン&ブルーのライトアップから一転。 ステージは、深い赤みのライティングに変化を遂げ… そこに大さんの柔らかな、優しいメロディが響き… 「desperado」。そうか、そういやこれもカバーだったな(笑)
この曲のサビの声の伸びが素晴らしくて…。 最初のトークを聞いた瞬間も感じたんですが、
初日の割には凄くリラックスした、落ち着いているなあ、 っていう感じがトークからも歌からも感じ取れました。 緊張は当然、堅ちゃんのことだから、されていたと思うんですけど、何か少し余裕を感じさせるような?何か落ち着いた、安定感、安心感を感じるようなそんな雰囲気で、ステージは進行していったように感じました。
次はパーカッション・坂井さんが紹介され… 堅ちゃんが、
「坂井さんねー頭スキンヘッドにされてねー」 と言われ見てみると、確かに頭がツルツル!!何があったんだ?!
「今回ね、こういう感じでカバーセッションをする事になってね、坂井さんにもね、メールとかで相談したんですよ。 どういう曲がいいかなって。で、いろいろ候補出してくださったんですけど…全部!却下させていただきました!(会場・笑)最終的に自分がやりたい曲って事で…。」
「でこの曲はですね、えーと僕の大好きなブリトニースピアーズの曲なんですが。彼女の曲全部好きなんですけど、これが一番好きな曲なんですよね。で、ブリちゃんは何で好きかっていうと、まあ、勿論曲もなんですが、あの人生が破天荒なところが好きで…(笑) 僕ね、凄く真面目なんでー。もう、「約束はきっちり守る」、「遅刻は出来ない」、「スタッフに言われたとおりにする」、みたいなもう典型的A型なんで、そういう感じなんですけど…。 ブリちゃんは(少しくだけながら)結婚してみたりー、離婚してみたりー、急に仕事辞めてみたりと、そういったところが羨ましいというか、僕にはとても出来ないから(皆、普通出来ないと思いますが(笑))好きで…(笑)
でこの曲をね、パーカッションと歌でやろうというのが非常に冒険なんですがー。だってメロディがないですからね、パーカッションって。なので(急に改まった感じで)、ちょっとここで音を確認させて頂きます!!」
って取り出したのは…何故か…一通の赤い紙が表紙の電報。
「この電報ね、音なるんですよー」
(会場・「は?それがどういうこと堅ちゃん?」みたいな感じの雰囲気(笑))
といって電報を開く堅ちゃん。3音ぐらい鳴らして、表紙パタン! (ぴろぴろーみたいな貧素な音が会場に…) 「ん!!分かった!Gマイナー!ハイ!(音)OK!!」 (会場・笑)
これがフリだったのか、ホントに音程の確認だったのか。(笑)。未だ謎ですが(どっちにしても凄いし、個人的に凄くツボなワンシーンでした)
そしてこのブリちゃんのナンバー!とても圧巻でした!! 私は一部の中のカバーの中では一番気に入ったし、本当にカッコよかった!!最高でした!! メロディラインがない、リズムだけの世界で、正確にメロディを刻み、歌い上げる堅ちゃん。私この曲は全く知らないんですが、 「早く原曲聞いてみたい!!」と、とっても思うくらい素敵なカバーでした。(堅ちゃんも確か「原曲もかっこいいんでぜひ聴いてください」とか言ってたような…)かなりのアッパーな雰囲気のアレンジなんですけど(後から聞いたら原曲はそうでもないらしいですね)、これをリズムセクションだけで歌いこなす、堅ちゃんの歌唱力、音感、リズム感(本人は無いと言いますけど無かったらこんなアレンジ絶対できません!)アーティストとしての才能に、改めて敬服するというか本当に感動しました。
特にサビの部分が悩ましげで、声がセクシーで…よかったなあ…(笑)。「ハッ、ハッ」の息ところもデスチャの「lose my bless」を思わせる印象的な部分でした。 後は本当に個人的に堅ちゃん、きっと、この曲凄く好きなんでしょう(笑)たぶんプロモのブリちゃんのマネだと思うんですけどしきりに仕草とかやっていて(かなりセクシーな振りつき(笑))…何より、堅ちゃんが凄く歌ってて、「コレ好き!楽しい!」って歌ってる感じで私もとっても楽しくなれる曲でした。
あと記述すべきは、この曲だけでは無く、全体に関してそうだったんですが(また個人的思いなんですが)ステージライティングが非常に凝っていて、曲のイメージを、堅ちゃんの歌声を、更に膨らませる、まさに「彩る」ような、実に歌と一体化したライティングで、(色もサーチライトのフリ具合も)スタッフもこのステージを一体となって作り上げているんだなあ…と感じました。
次は石成さん登場。 堅ちゃんが、 「またね、彼に同じように何やろうか、相談したんですね。彼は律儀な方なんで、「ボサノバとかいいんじゃない?」とかいろいろアドバイスくれたんですけど…(もう先が読める(笑))全て!却下させていただきました!(会場・笑)嫌なヤツですよねー。」
で、玉置浩二「メロディ」
次の曲なんですが、 「今CMでありますよねー「桃太郎とか金太郎のやつ…」」 と話し出し、会場は分かった方多いみたいですが、私このCMを知らなくて(笑) 「何か金太郎をカッちゃんがやられてるんですけど、あれ何かやばいですよねー?!(笑)いいのかなーって。何かコントのようなカツラ被って、更に青っ鼻垂らしてるような…(笑)コントのようなやつで、あれでいいのか?と思うんですけどねー。橋田ファミリーとしても…ええのかな?て思うんですけど(笑)…ということでこちらのグループのこの曲をやります」 こんなフリで入ったのが(笑)
少年隊「君だけに」
これを堅ちゃんに歌われたら…メロメロですよね(笑)
「えー、次が一部の最後の曲になるんですが…。 えと、洋楽で今年のベスト3に入ると思う曲だと思うんですけど。何て言えばいいんかなー?「アジカン」みたいっていうかー?あ、「アジカン」よりもっと売れてるかな?…って言ったら「アジカン」に失礼でしたね、ごめんなさい…(少し「しまった!」って口調で慌てながら)
でmaroon5・「THIS LOVE」
サビまではちょっと何の曲か分からなかったんですが、分かってからはもう嬉しくて!いい曲ですよねー。確か、サビの「you say、 good bye〜」(多分こんな歌詞)で「グッバーイ〜」ってホントに手を振ってたのがかわいかったです。 友達ともノリノリで、座りながらですが踊りまくって?一部はあっという間に終了。 (ホントあっという間!って感じでした)
時刻は8時過ぎたぐらいだったと思います。1時間弱ってことですよね。
…ステージから扉に向かい、袖にはける際に、最後にピョンピョン飛び跳ねて、客席に両手で(バイバイー!って)手を振って帰っていく堅ちゃん。32の男性ででそれができる…そして「かわいく」さえ、見えてしまうアナタ…そんな堅ちゃん。…私、やっぱり大好きです(笑)
休憩中は友達とロビーでくっちゃべっていたので 何がステージで流れていたのか、全く分かりません。 (「おもかさ」のPVだけは見ました(笑))
休憩を挟み、「even if」のメロディが流れる中、二部が 20:45頃、スタート。二部はシックに?まるで礼服を思わせるグレーのシルクっぽい光沢のあるスーツ。中は白いシャツ。胸には白のポケットチーフ(に見えました)
1曲目は 「思いがかさなるその前に…」 後ろにイメージ画像が映り、この出だしのアカペラ部分は何回聞いても心が掴まれるというか…持っていかれます。何度聞いても冒頭のアカペラは凄いし、気持ちが優しくなる曲です。
「えー、1ヶ月前えっと何日やったかな?…24日かな。「SENTIMENTALovers」ってアルバムを出したんですけど…今回はちょっと違う聞き方しよかな?! …今回ここに来てる人で「まだこのアルバムを買ってない人っ!!」」
一瞬息を呑むような?静まり返る会場でポツリ、ポツリとスタンド・アリーナ共に手が上がるのが見えました(ま、購買率100%なんてありえないですよね…) そしたら堅ちゃんからすぐ近くのテーブル席に手を上げた人がいたらしく(笑)
「え、買ってないの?!…ていうか…(凄く動揺した、ショックを受けたような悲しい声で)…「なんで…ここに来てるの?」」(苦笑)(会場はこの台詞に大爆笑)
「っていうか…帰って!(笑)…あ、そうかー今回のセンチメンタルより、以前の作品が好きだとか、そういうことなのかな…かなり強引ですよね(笑)でもねえ…なんか…(納得行かない様子)
「で今回ねー、以前aikoちゃんが言ってたんやけど、何か「自分のCDを買ってくれる人をCDショップで張って、で買ってくれた人に「わっ!」ってやる」みたいな事。 むちゃむちゃ好感度抜群なこと言われてたのでー。僕もやってみよかな、って思って、実は「おもかさ」の時もやったんですけど、その時はそういうシチュエーションと巡りあえなくてね。 で、今度こそ!って思って今回のアルバム発売の次の日にね、渋谷の某外資系CDショップで張ったんですよ。 でね、僕のアルバムの視聴器の隣の、僕は関係ないやつ聞いてる振りして(笑)ずっと買う人を見てたんですけども。それでねえ、ある法則をねえ、発見したんですよー。それは「視聴器を聞いてる人は大概その作品を買わない!」(会場・凄く納得した感じで「うんうん」、って。)特に長時間聴きこんでる人は絶対買わないですよねー。 ああいう人はねえ、聴き込んで、だいたいそのアルバムの雰囲気を分かって「じゃレンタルしよか!」って感じなんですよね(笑)買う人はね、視聴なんかせずに、もうぽっ!と取って、さっ!と買うんですよねー。
「で、作戦を変えまして(笑)今度はレジ近くで張っていたんですけども(笑)来るのは「東京事変」のお客さんばかり(笑)結局今回もめぐり合えなくて…合計3時間くらいその店に居たんですけども…(すご…)他の友達とかはねー、「俺の前の客が僕のアルバム買ってたよ」、とかいろいろ聞くんですけどねー…今回もダメでした」
「あそれとね、明日ラジオでやる、つるべ(鶴瓶)さんの収録に昨日行ってつるべさんにお会いしたんですけども。僕ね、それまでに、つるべさんに対しての印象って言うか、なんのいいも悪いも無かったんですけどもー。 僕がね、ゲストに出るって事でそのためにね、作品をね、「un-balance」から今回のまで全部聞いてくれたらしくて、全て「コレは好き」とか「歌詞がいい」とか、感想を紙に書いてきてくれてましてね。凄く嬉しかったですねー!!なんかつるべさんてそういう細やかなイメージないじゃないですか?!平気で●をTVで出してしまうような…(笑)でもね、お会いして印象が凄く変わりましたね…。
「ね、だからそこのアナタ!!(さっきのテーブル席のアルバム買ってない方)(ビシッと指差しで!)アナタよりね!この方のほうがずーっと!僕のアルバム聴いてるんですよ!!(笑・かなり買ってない事がショックだったのか?)(会場はこのやり取りに大爆笑でした)
「人ってどうしても見た目で判断してしまいがちじゃないですか?でもそういうのはダメだよなあ、って今回のつるべさんにお会いして本当にそう思いましたね。」
「僕ね、よくTVとかみて「こいつ嫌いやー」とかついぽっと言うてしまうんですけど、実際に仕事とかで本人にお会いしていいひとだと、それさえも軽く言えなくなったりとか、しますよねー。 ちなみに一番そうだった人は…「MCATさん」ですっ!!(笑) (個人的にはウケたんですけど…会場の反応はイマイチでした…皆若くて知らないのかな?!(汗))
「では、ここからアルバム「SENTIMENTALovers」の中から…アッパーな曲を2曲続けてお届けしようと思います。 …ま、アルバム聞いてない方は知らないでしょうけど!!(笑・ちょっと投げやりな言い方で…さっきのテーブルの方に向かって「ね、アナタ!」みたいな…堅ちゃん相当引きずってたように思います(笑))
2曲のうちの最初は 「君が僕に憑依した!!」。 この曲…かわいいですよね!堅ちゃんの描く独特なかわいい歌詞、堅ちゃんのアイドル的魅力満載ソング?って感じで。 生で聴くと更に歌い方がとてもかわいい(笑)。いくつかのフリ(仕草)が本当に「かわいく」て…で、私なりのツボだったのが、
「ギュッと抱き合えたら〜」では自分で自分の身体をギュッ!ってして、「し・らんぷりか〜い♪」のところは確か、人差し指を立てて、「し、ら、ん、ぷ、り」みたいな感じで。一番ハートを打ちぬかれたのが(笑)、「僕に魔法をかけた〜♪」ってところで、人差し指を立ててクルクルって回す(「何とかになあれ〜♪」みたいな)ところでした。(もしかして実際は違うかも…自分で勝手に妄想世界に入ってたんじゃないかと今書いててちょっと心配になってきました(笑))
最後の方で明らかに声がひっくり返る?箇所がありましたが(堅ちゃんだから珍しい!と思いましたが)ご愛嬌。 そして 「言わない関係」。
アルバムを通して今、私が一番気に入っている曲だったのでもう嬉しくて!ツアーまでは聴けないだろう、やらないだろうと思ってたので、もうイントロのピアノを聞いた瞬間、何かが吹っ飛びました(笑)この日一番楽しんだ曲です。
CDのように、コーラスがないのは少し物足りなかったですが、コーラス部分は自分で「小声で」やって楽しんで(笑)「Hoo!」のところは友達と手を揚げて!もう浸りまくり&ノリまくり!!若かりし堅ちゃんを思わせる声の「ハリ」、語尾の声の伸びに痺れました。「携帯電話に…」の箇所で携帯を押す仕草もかわいかったなあ。(仕草に打たれっぱなしですね(笑))終わった頃には、グッタリしてました。
この2曲は生で歌うのは初めてなはず。それにしてはここまで!って程完成度は高かったように思います。他の曲に比べれば多少「歌いなれてない」感は否めなかったですが、さらっとこなす歌唱力。さすがです。
「…でもここの会場広いですよねー。どれくらい入るのかなあ?(客席…静まり)ねえ?(客席に問いかける)普段はこちらの幕張イベントホールって車の展示とかに使われるらしくて、コンサートとかでは使われないらしいんですよ…。ねえ?(袖のスタッフに問いかける)…客席もスタッフも僕の問いかけに反応なし…もう…「死にたいですっ!!」」(会場・笑)」
若干一部より、二部の方が客席の反応が微妙に静か目には感じました。(単に聞き入って世界に浸ってるからだと思うんですけど)で堅ちゃんは心配になったのか(笑)
「…何か皆さん反応あまりなくないですか?…僕のこと…キライっ?!(「そんなことないよー」とか「えーっ」とか声が飛ぶものの…ステージまでは届かないのか…)僕の話、なんか皆さんに受け入れられてます?!話変えたほうがいいですかね?!」と反応に少し焦りだし(笑)
「…えーっと…(ちょっと話すネタに困った感じで)何か…僕に質問とかありますか?」
ここで会場からはいくつか飛び交っていたみたいですが、私のところからは聞き取れず、堅ちゃんが更に念を押すように、「まあ、聞きたい事とかいろいろあるんでしょうけど…」(何か意味深だなあ(苦笑))
ここで客席からよく通る男性?の声で、「下ネター!!」の掛け声が!!(笑)堅ちゃん最初は聞き取れなかったのか、確か何回か繰り返し聞き、「え、下ネタ?!…(苦笑)うーんそう来たか!!」
すると追い討ちを?(笑)かけるかのように、客席から女性の声で、「堅ちゃああーん、右曲がりーーーっ?」との声が(笑)これもすぐには聞き取れず何回か聞き直していていましたが、「右曲がりー?って…うーん…」(しばらく黙り込む)」(この間まるで「考える人」のようなポーズで真剣に考え込む堅ちゃん(笑))「…ってまあこの質問に応えなくていいんですけどね(笑)と言いつつも普通な声で…「曲がっては…ないです!」 真剣に応えなくてもいいのに…とも思いましたが、こういうところも応えてしまうところが堅ちゃんらしい…。
ここで「キミはともだち」。
毎回聞いてて思うのは堅ちゃんの歌い方が、とても楽しそう、そして優しい声!私は個人的に今年のシングルの中では一番のお気に入りなんです。ココロが暖かくなれる曲と言うか、堅ちゃんの持つ声の「優しさ」が最大限味わえる曲と言うか…
夏のバーでも「J-WAVEライブ」でも何回か生で聴くことが出来ましたが、ライブの度にシンプルなバックサウンドを助けるような?客席からのテンポの良い、手拍子(この曲の時の皆の気持ちのこもった手拍子はバックサウンドの一部です!!)に合せて堅ちゃんが心地良さそうに身体を揺らしながら歌う姿が今回も印象的でした(特に「相槌を、ん、ん、ん♪」の首振り)
そして…また仕草シリーズですが(笑)「ココロをー軽くするー♪」の時にマイクの逆手で大きく頭の上に輪を描くような仕草が…本当にココロを軽くしてくれたような気持ちになりました。
そして「瞳を閉じて」。 この曲のイントロのピアノソロが始まると、他の曲よりも更に一層、客席の静けさは高まり…。いつ聴いても高音の部分は圧巻です。この曲の堅ちゃんの身体から全てを振り絞って、削るようにして歌う歌声は…本当に凄い…。
そして「LOVE LOVE LOVE」へ…。 この曲のアカペラ部分…いつもぞくっとします。そしてこの曲は堅ちゃんのミュージシャンとしての素晴らしさ、楽曲の素晴らしさ、いろんなものを併せ持った堅ちゃんの数ある曲の中でも本当に名曲だと、聴く度に思います。 本当は立ち上がりたかったんですが…席が傾斜のないアリーナだったこと、周囲も立っていなかったので、立ち上がりたい気持ちをを堪えて聞き入っていました。
2コーラス目で堅ちゃんが立ち上がったので、私には「立ち上がってOK!」という合図にも感じたんですが…今回客席がスタンディング!ってことはありませんでした。
でも堅ちゃんが立ち上がって、ステージを本当に端から端へ…マイクコードを引っ張りながらまでして(笑)3階席の奥の方まで自分の姿、歌声が届くようにという感じで、一生懸命手を振ったり、身体で目一杯表現している姿は…いつでも変わりの無い「みんな、ありがとう!」ってこの曲を通じながら気持ちを込めて歌う姿に、謙虚な姿勢に…見ていて、聴いていて、幸せな気持ちになれます。ライブの醍醐味である「アーティストと客席が一体になれる瞬間」を感じました。
ここで、堅ちゃんそしてピアノの大さんを残し、他のメンバーは下がられ、盛り上がった雰囲気を…一呼吸置いてから…
「…でもね、嬉しいですよね…。こういう年の瀬の忙しい時に、僕の為にここまでこれだけの人が集まってくれて…本当に感動、感謝しています。ありがとうございます。」 と凄く真面目に誠実に話し始めてくれ(客席・暖かい拍手)
「 皆さんは今年はどうでしたか?…僕は「激動の1年」でした。嬉しい事もありましたが、悲しい事や悔しい事もありました…皆さんそうだと思うんですけどね…。えー…これからまだ年末TVとかは出ますけども、生でお会いできるのはこれが最後になります。今日これから終わってからセレブに(笑)車で帰られる方もいらっしゃるんでしょうけど、電車で帰る方が殆どですよね?…その時に…この曲を思い浮かべてくれるといいな、と思います。」
と「センチメンタル」。
この曲はラジオで初めて聴いた瞬間、「生で聴きたい」と思っていたんです。その希望が叶って…あまり音の無い中、堅ちゃんの声が響き渡る会場に…聴き入っていました。
それからどれくらいの時間が過ぎたのか…余韻に浸っている間に最初はバラバラだった会場の「アンコール」を求める手拍子のリズムが…ある瞬間からピッタリ合わさり、周囲の方からも「揃ってる〜」という声が聞こえ、皆が一つとなって堅ちゃんの再登場を待っていると…
ステージにライトが点り、ゆっくりと堅ちゃんが…。レモン色という感じのイエローを基調にした「アーガイル」模様のセーター、下はジーンズの、私服を思わせるようなラフな姿で登場。
いっぱいの拍手の中、堅ちゃんは 「アンコール、本当にどうもありがとう…でアンコールなんですけど…ごめんなさい…すみませんが…」 と切り出し、一瞬私は (何で謝るの?アンコールしたいけど…時間が無いから出来ないのかな?)と一瞬思ってしまいました。この曲は幕張ではやらないと思っていたので…)
「実は…今回このケンズバーで約束をしていまして。 …僕をこの世に送り出してくれた人…オヤジなんですが。彼の為に今回のバーでこの曲を歌うと…約束したんですね…(少し間をおいて)…でも残念ながら…先月…天国に行ってしまいました。地獄に行ってるかもしれないですけどもね…」と少し笑いながら穏やかに敢えて?淡々と…客席に語りかけ…
この話をしている間、周囲の方からは「えっ!」「ウソ…」といった、驚きとショックが入り混じったような声が上がっていました。そうですよね。マイラジが聞けず、ネットも出来ない、でもずっと堅ちゃんが好きで、お父様のことも当然知っていて…というファンのも居るはず。ここで初めて知る事実にショックを受けられた方も少なからずいらしたと思います。
「でもここには来れなかったですけど、上から、天国からこの曲を聴いてくれてると思います。…なので…このライブで歌うと約束していたので、この曲を歌わせて下さい。」
もう殆どの方が、曲名を敢えて堅ちゃんが言わなくても…分かっていたと思います。客席からは、ステージを包み込むような、応援するような暖かい拍手に包まれ…
「キャッチボール」
歌い始め、私の耳には堅ちゃんの声が滲んでいる、震えているように感じました。(私にそう聞こえたのかも知れませんが)私は堅ちゃんが泣いてしまうのではないかと心配していましたが、2コーラス目から声は穏やかな、何か暖かさを感じる、落ち着いた声へと変わっていたように感じました。
周囲の方からは鼻をすするような、声があちこちから聞こえていました。でも私はこの曲を聴いて、涙は出ませんでしたし、悲しいという気持ちは無く、反対に、最後の方の歌詞にある、「元気だよ、と強く…返事を書くから…」という部分がこの時程、印象的に聞こえたときは無かったほど、堅ちゃんの歌い方は天国にいらっしゃるお父さんに
「僕は大丈夫。だから見ていて…」と語りかけているように感じられずには居れなかったのです。終わった後は堅ちゃんの「約束を守る」お父さんとの絆、きっと本当に素敵な親子関係だったんだな…と、とても暖かい気持ちになれました。
最後に堅ちゃんは客席に 「では良いお年を…MERRY CHRISTMAS!!」と言いながらステージを去って行きました。
時間はこのとき21:50頃だったと思います。 休憩を含め、約2時間半。その間バラード、アッパー、カバー、オリジナル全てにおいて堅ちゃんの幅の広さ、上手さを再認識し、味わう事の出来る素敵なライブ、そして少し早いけど、とびっきりの!!クリスマスプレゼントでした。
毎回ライブに行くたびに同じ事を思うんですが… 「本当に堅ちゃんのファンでよかった!」この人と同じ時代に居てこの人の歌を、曲を味わえるのは本当に幸せ!と思います。
堅ちゃんはライブ終始通して、もちろん面白いトークをするところも毒も吐いてましたが(笑)ここまでビッグネームになっても変わらない誠実で謙虚な態度で、「ありがとう」と何度も私たちに言ってくれました。
こちらの方が本当に 「堅ちゃん!ありがとう!」の気持ちでいっぱいでした。 本当に素敵なライブでした。
…ここまで読んで下さったみなさま、本当にありがとうございます。長くなって、個人的感情が入りまくった「感想文」で「レポ」でなくてすみません。 そして管理人&副管理人様いつもこういった場を提供していただき、ありがとうございました。
不適切な部分がありましたら直しますのでおっしゃって下さい。
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