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エヴァに関するショートショートショート、つまり小話を自由に書きこんでください。
もちろんLASだけに限らず、エヴァネタだったら何でもOK。
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[837] 題名:シンジのシはシビアのシ 6 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年01月25日 (水) 00時53分

■さもありなん

ひとり、浴槽の前に立ち尽くすアスカ。裸体に、バスタオル一枚で前を隠しただけの姿だ。

「シンジや、ミサトが浸かったお湯になんて…入るものか!」

シャッ!
浴室のカーテンが開いた。
ビール片手のミサトさん。

「ちょっとっ!アスカ何言ってんのよ!あたしがヘトヘトに疲れて帰って、さあ、お風呂入りましょうかというときにっ、あんたら2人が使ったお湯がいっつもどんっだけ汚れてるか知ってるのっ?!どろっどろなんだからね!あんた達は身体から一体何を出してるのよ!」

「なっ、なんにも出してないもん。しょーがないじゃない。あたし達、若いんだから、ミサトみたいな年寄りと違って代謝がいいのよ!」

「誰が年寄りだってえ?!」

シャッ!
カーテンを開けてシンジ登場。
「2人とも、ケンカはやめて下さい!僕はなんにも出したりしてません!」

「わざわざ自己申告するところが余計にうさんくさいわシンちゃん!」

「いやーっ!絶対にこんなお湯使わないっ!って…なんであんたそこにいるのよー!キャーッ!イヤーっ!見るなあぁあぁ!」

「クワっ」

「おまけに水鳥まで浸かってんだからね!あたし、絶対の絶対にお湯換えるんだからー!」

※子どもの浸かったお湯って、本当に汚れますよね。本当、あいつら体から一体何を出してるんだ。代謝がいいってすごい。

■やーやーやーやややー

「わたしが弐号機で出るわ」

「あなたには私の弐号機に触ってほしくないの、悪いけど」

「……………」

「ファーストが出るくらいなら私が行くわ」

「………そっ、そんな言い方せんでもええやんか…っ…そんな言い方せんでも、ものを伝えることぐらいっ…出来るんとちゃいますのん…うぅっ…」

「……………」

「泣ーかしたーなーかしたー」


[836] 題名:ブラックワールド 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年01月24日 (火) 00時43分

※銀世界さんが黒世界さんに…※本当は私も黒いお蔵出しその2を出そうかと思ってたんですが、その作品はあまりに痛黒過ぎるので自粛しました…。ここでは無理かもしれない。自分では、痛くてもいい話だと思うのですが。いつか何処かで出せたらいいかなあ。


[835] 題名:モンスターペアレント・ユイさん(笑えないブラックジョーク注意) 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年01月23日 (月) 21時59分

※真面目に考えたら後味悪い事この上ないジョーク。
※でもジョークです、あくまでもジョークなんです。


僕、碇シンジ。
色々とフツーじゃない両親がいるせいで、僕には友達がいない。
それを聞いた後で、僕達親子を見たら、多くの人が、いかにも怪しげな人相の父さんのせいだと納得するだろう。
でも・・・それは半分、いや、3分の1くらいしか当たっていない。
残りの原因は・・・

「さぁ、シンジ♪ ママと一緒にエヴァに乗るのよ!」

・・・母さんだ。

「そ、そんな、無理だよ」
「大丈夫よ、ママが一緒にいて操縦してあげるわ♪
 シンジはね、世界を救うヒーローになって、世界一尊敬される存在になるわよ!
 誰よりも偉くなれるわ・・・そう、貴方の言う事を聞かない人がいないくらいね!」

まあ、一見、優しそうな笑顔の美人なんだ。
実際に優しいんだ、僕には。
ただ・・・その優しさの方向性が、色々と問題であって・・・。

「シンジ君、貴方が乗らないと、世界が大変な事になるのよ」
「・・・シンジ、乗らないなら・・・帰れ」

ああ、ミサトさん、父さん・・・合掌。
エヴァ初号機は、思いっきり司令室の方向を殴りつけた。

「シンジに偉そうな口を聞くのは、誰かしら?」

何と言うか・・・戦いって、生きるか死ぬかの瀬戸際のぶつかり合いだって事は、僕だってわかるんだ。
でも、母さんは、そういう理屈を超えていた。

「わあっ!」

使徒の攻撃を初号機が受けた瞬間、母さんはキレた。

「シンジに・・・よくも、よくも・・・!!!!!」

初号機、暴走。
それからも、母さんは、僕が少し駄々をこねたり機嫌が悪かったりすると、初号機でNERV本部を壊したり、初号機を暴走させたりした。
・・・うっかり落ち込む事も、拗ねる事も出来やしない。

「すまんのぅ、転校生、お前を殴らな気がすまんのや!」
「・・・やめた方がいいよ」
「何やて?!」

ジャージ姿のクラスメートが、僕を殴ろうとした瞬間、大きな影が僕らの上に落ちた。

「うわあ! エヴァンゲリオンだ!」

メガネのクラスメートは嬉しそうに叫んだ。
・・・そんな良いものじゃないよ・・・?

「私のシンジに手を出すのは、どこの子かしら?
 全員まとめて踏み潰してあげようかしら」

2人は震え上がって逃げて行った。
子供の喧嘩に親が出ると、ロクな事にならないって聞いた事がある。
そんなこんなで、僕には未だ、友達がいない。

「じゃ、これだけの家事が、シンジ君の担当ね♪」
「・・・はい」
「シンジをこき使おうなんて、いい根性してるわね・・・」

どがしゃーん。
マンションが1棟ぶっ壊れたせいで、僕には保護者もいない。

「一緒に乗るわよ、バカシンジ!」
「シンジにバカなんて言って、一緒にエヴァに乗ろうとは、良い根性ね」

水中戦にまでついて来てしまったから、僕には家族兼同僚兼彼女候補もいない。

「そう・・・もう、駄目なのね」
「当然でしょう、余計な色気を出す子をシンジに近付けられる?」

自分の意志を持ち始めたクローンを遠ざけたから、僕には仲間もいない。

「私を、拒絶するのか、ユイ・・・」

NERV本部を、今度こそ跡形もなく叩き潰した。

「すっきりしたわね、シンジ・・・きれいになったわ。
 世界に、貴方を傷付けるものは何もない。
 全て貴方の思うがままよ」

でも、母さん・・・見事なまでに何もない、空っぽだよ?
僕は・・・こんな世界を望んでたわけじゃなかったんだ。

「君は、何を望むんだい?」
「もう1度人生をやり直したい・・・」
「叶えてあげてもいいけどさぁ・・・まずは自立しようよ、碇シンジ君」


*ギャグにするつもりで書いてみたら、全然笑えなくなった(汗)
*実は3号機ネタを盛り込もうとして、あんまりだったのでやめた(遠い目)
*あまりに救いがなかったので、カヲル君出して逆行の芽を残して救いを演出してみた
*でも何だかんだで、私は黒ユイさんの方が好きだったり


[833] 題名:自分も調べてみた 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年01月20日 (金) 23時28分

大富豪級に色々あるみたい・・・。
そう言えば、大富豪が大貧民と呼ばれることもあるように、坊主めくりを姫めくりと紹介してる本があったな。

さりげなく相原君呼ばわりされているケンスケに笑いました・・・今年も順調にかわいそうな扱いになりそうだな、彼。
うちの蝉丸さんは後姿な上、そった跡が妙にリアルに描かれているので不気味ですw


[832] 題名:使徒めくりアドバンス 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年01月20日 (金) 22時05分

…まだ盛り上がってるのね、この子達…。

「ねえシンちゃん、あたしの晩ご飯…」
声をかけるミサト。
「あ、味噌汁を自分で温めて、おかずはテーブルの上だからチンして食べてください」
「…あ、そう…」

「司令キターー!」
カードを一枚とった、マリが叫ぶ。
「いやあぁぁぁ!!」
悲鳴をあげるアスカ。
「司令ルール、発動!」
ノリノリの相原くん。
「あーん、せっかく貯まったのに!」
嘆く霧島さん。…たいした盛り上がりようね。

「司令ルールって何よ?あんた達」
あたしは質問した。
「司令のおっちゃんが出たら、とった奴以外全員が、札を場に返さなあかんのです」
「N2爆弾の一斉投下みたいだね」

「…司令は完全にジョーカーの扱いなのね…」

======
百人一首、ローカルルールでググったら沢山出て来ました。蝉丸ルールって初めて知った。我が家のカルタは頭巾を被った蝉丸なので、「坊主か殿かわかりにくい」イメージだけあった。絵札によっては、後ろ向きの坊主のパターンもあるのね…。


[831] 題名:使徒めくりローカルルール 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年01月19日 (木) 23時53分

(蝉丸だったら全部出すとか、色段(天皇・親王)だったらもう1枚めくるとか、全部取られた後の姫はもう1枚めくるとかあるけど・・・。
ローカルルールなしでも、何か蝉丸って嫌がられるわよね。
そしてプラグスーツの女子が姫なら、色段は何になるかしら・・・。
しかし、副司令が司令より強力だとはね・・・蝉丸が1番似合うのは司令だと思うんだけどなー)

「あ、これ、プラグスーツ女子よね!」
「ざんねーん! マナ、それ、あたしのプラグスーツ着たシンジだから」
「な・・・何でこんなのが混ざってるんだよー!!」
「嫌〜!! 不潔よーっ!!」

(普通の百人一首にもあるわよねー、姫と間違いそうな殿の絵)

「やった、私も『プラグスーツのアスカ』だわ!
 この場札貰うわね・・・何なの、碇君?」
「あのさ、委員長・・・札交換してくれない?」
「え??」
「いいじゃないか、これ、最後は枚数だけの勝負なんだからさ、アスカの札を僕に譲ってよ」
「まあ・・・確かに・・・そうだけど・・・」
「そうだ、これあげるよ、レアだと思うんだ、『プラグスーツのトウジ』!」
「や、やだ、碇君たら声が大きい!」

「むぅ・・・何か盛り上がってるわね」
「そやな」

「ワンコ君、坊主めくりをトレカと間違ってるんじゃにゃいかにゃ」


[830] 題名:使徒めくり 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年01月19日 (木) 22時10分

「あーっ。せっかくたくさん貯まったのにぃ!!」
「シンジ、使徒ひいたー!さあ、持ち札を全部出して!」
「くそぅ、ラミエルめ!こいつ毛無しにもほどがあるよ!」
「やった!!あちし、『プラグスーツのアスカ』ひいたっちー!ハイハイハイハイこれ全部あちしのもの!総取り〜!」
「いいなあー」
「あっ…。いま僕も『プラグスーツのレイ』を引いたのに…マリに全部とられた後かあ…損だよ。価値に値しない」

「ただいま〜…。今夜はまた勢ぞろいね…」

ミサトが家に帰ると、リビングにはチルドレンとそうでない少年少女も混じえて、全員が集合していた。何やらカードゲームで盛り上がっている。
「あっ、ミサトさん。おかえりなさい」
「あんた達…楽しそうねえ…一体、何やってるの?」
「こないだの変なカルタです」
「えっ?あれすごく評判悪かったのに?!」
「違う遊び方を思いついたんですわ」
「はい。『使徒めくり』です!すっごく楽しいですよ!」
「何それ…」

「絵札だけ使うんですけど」
「使徒の札をひいたら、持ち札を全部、手放さないといけなくて」
「プラグスーツの女子をひいたら、場に出たカードを全部貰えるの」
「男子の絵と、制服、私服の女性の絵は普通に自分のものになるとゆう、単純かつ画期的なゲームですのにゃ」
「それって…」

単なる百人一首の『坊主めくり』じゃないのよ…
ぼうずが使徒で、姫がプラグスーツの女子で、殿がその他の人物ってことね…。

「これは売れるぞ!どれを姫にするかはお好みとしておけば、おんなのこ向きゲームにもなるな!」
「…それ、腐女子の人のこと?ケンスケ…」
「彼女たちにとっての姫はむしろお前らだろうよ」

楽しそうねえ…
ところであたしは姫扱いじゃあないわけね…ふーん…。へー。ほー。
はーやれやれ。ビールでも飲むか…
一人、疲れた足を引きずって冷蔵庫に向かうと、リビングにはまた楽しそうな声が響いた。

「わたし、勝ちたいわ…勝ったなら、アスカのチョコパイを手に入れたい…」
「ななななにを言ってるのよレイ!やんないわよ!」

「あっ!カヲル君を引いた!」
「渚は隠れ使徒だから、全部出すんだ!真希波」
「ぎゃー。やられたっ」

「副司令が出たわ!」
「それも隠れ使徒よ。ヅラだもの。ハゲだもの」

ぶはっ!?
レイの発言に思わずビールを吹いた。

「そんなあ〜わかんないわよ!」
「カツラでうまく隠してるからねえ。でも本当ははげなんだよ。使徒と同じだ」
「一見、ぼうずとわからないなんて」
「副司令のおっちゃんは、あれや!一見坊主とわからへんアレ。蝉丸やな。せみまる!」

=======
カルタとチョコパイとハゲネタを一緒にまとめてみたど。駄目だこりゃ。風邪お大事に〜


[829] 題名:駄目だこりゃ(笑) 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年01月19日 (木) 07時35分

綾波が…

さっきから柱の影でハンカチの端を加えて引っ張りながら僕を見てる…

…気付いて無い気付いて無い、僕は何にも気付いて無いし見て無い。

「さ、さぁてペンペンの魚買いに行かなきゃ。」

僕はわざと声を出してそそくさとその場から逃げ出した。

◇◆◇

「…碇君は私…私は碇君…だのに碇君は…碇君は…」
どこかの昼ドラのライバルみたいな凄い形相をしようとしてるらしい綾波さん…残念ながらあまり成功していない。

「…碇君は…碇君だけ…碇君なのにっ…っっ!」

…天を仰ぎ、言葉を絞り出す…と言うか絞り出す真似をする。

「何で碇君だけアスカのチョコパイを鑑賞したり味見したり〇〇を〇〇であまつさえ××な×〇を×○な」
スパーン!

「何を不穏な事口走ってるのよあんたわぁっ!」

「…アスカ…貴女チョコパイの日に碇君にチ…チョ、チョコパイを晒したそうね…」

「ヒッ!?…あ、あ、あ…!!は?はあっ?ば、ば、バッカじゃない!ち、ちょこぱいのひぃ?そ、そ、そそそんなひがあるわけないぢゃない!か、カレンダー見ればわかるでしょ!」

「…チョコパイの日が…無い?」

「そ、そーよ!そそそそそんなひないわよ!」

「…そう…無いの…きらーん。」

「…何よその“きらーん。”って…」

「瞳を輝かせてみました…それはさておき。アスカ、無いなら作ればいいのよ。」

「は?」

「と言う訳で、今日がチョコパイの日…さぁアスカ、私にチョコパイを」

「ヒイッ!」

〇×○

ズドドドドドドドドドド…

「アスカ待って、さあ私にもチョコパイを」

「いーやー―っっ!」

「逃げては駄目、さあ甘い誘惑を私に」

「絶ー対逃ーげーるーっっ!」


「珍しい…惣流が綾波に追われてるよ…」
「ほんまや…ま、どうせロクな話やなかろ。関わり合わんが一番や。」
「確かに…」


「待ってア、アスカ」

「誰が待つかー―っっ!」


[828] 題名:風邪を引くとロクな事を考えない 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年01月18日 (水) 09時17分

風邪引きだからゆっくり出かけるぜ、と思いながら来たら、使徒=ハゲ説が。

「そうなるとさ、エヴァンゲリオン3号機もハゲなのかな・・・どう思う、鈴原トウジ君?」
「3号機がハゲやったら、零号機・初号機・弐号機も全部ハゲやろ、見てくれは似たようなモンやし」
「つまり・・・エヴァンゲリオン=ハゲ、と・・・まあ、材料が材料だから、それでいいのかな」
「ほんなら、あれもハゲになるんかいな・・・ほれ、MAGI」
「使徒に乗っ取られた時点で、ハゲになるんだろうね、周辺装置ごと」
「まあ、毛ぇ生えた機械っちゅうんも嫌やけどな」
「アダムを取り込んだシンジ君のお父さんも、今はあんなに毛深いけど、近い将来きっと・・・」
「恐ろしい事をさらっと言うたな」
「多分、君だって取り込まれたんだから将来は・・・」
「ちょい待て、ほんなら、何でお前だけ、そないにふさふさっちゅうかサラサラやねん」
「ああコレ? カツラはいいねぇ・・・リリンが生んだ文化の極みだよ」
「そういうことか・・・いや、男やったら、ハゲたら潔く頭光らせるモンや! って・・・どないした、綾波?」
「2人の話を聞いていて思ったの・・・もしかして、副司令って使徒なのかしら・・・」

*綾波さんには「逆は必ずしも真ならず」と言う言葉を贈ろう
*つまり「使徒ならばハゲである」が真であっても「ハゲならば使徒である」が成立するとは限らない
*・・・本編じゃ成立しなかった組み合わせなのに、妙に書き易くて困る、この3人の取り合わせ


[827] 題名:シンジのシはシビアのシ 5 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年01月18日 (水) 01時00分

※感じの悪いブラック・ギャグです。ご注意を

■真相

「これは…」
「そう。第一の使徒。アダムよ。これと使徒が出会うと、サードインパクトが起こると言われているわ」

ネルフの地下で、ミサトさんに導かれて、磔にされた巨大な白い巨人を僕は見上げた。顔には不気味な面が貼り付けてある…。恐ろしいことに、皮膚に直接打ち込んでいるのか?

「どう?…シンジ君。ショックを受けたかしら」
「ハゲてますね。この巨人」
「そこなの?」

「腹も出てるし」
「なぜそこなの?」

「足も短い」
「でも、数はたくさんあるわ!えーと、ひいふうみい…」
「確かに。でも、そんなのあんまり意味ないですよね…」
「………」
「数って……ねえ?」
「………」
「リリスって、男の三重苦なんだな…。ああ僕はこんなじゃなくて良かった」

■碇シンジの使徒日記

第四の使徒。赤紫の虫のような姿。
はげてる。

第五の使徒。天空に浮かぶ結晶のような姿。毛無し。はげてる。

第六の使徒。…はげてる。
第七……はげてる。双子になってもはげてる。第八…はげてる。第九…はげてる。……。はげしか、いないようだ。

「さあ、僕を消してくれ。ありがとう。君に会えてうれしかったよ」

カヲル君。君は使徒だったのか…

「はげて、ないね…」


■より残酷

「キライ嫌いきらい、みんな、大っ嫌い!!シンジも、ミサトもファーストも、みんな大っ嫌い!」

髪を振り乱し、苦しむアスカ。

そこに現れた日向マコト。

「そんな悲しいことを言うなよアスカちゃん!この僕のことも大嫌いだって君は言うのかい?!」

「えっ…あんたのことは普通にキライだから、普通にお話ししたくない」

「僕にも大っ嫌いって言ってくれ。たのむ」

==========
*銀世界たんの白さがこの汚れた身にはあまりにまぶしく、ごまめは雪目になりそうでつ。パイチョコ。




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