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[877] 題名:チルドレン歌合戦 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年02月15日 (水) 22時29分
ミサト「リツコ、随分と騒がしいけど、どしたの?」
リツコ「予算確保のために、新しい娯楽製品を開発したから、子供達に試して貰ってるの」
ミサト「カルタの次は何?」
リツコ「あら、今度は私の技術力とMAGIのデータをふんだんに生かした物よ」
* * *
マナ「マユマユ〜、そんなに落ち込まなくていいって、かわいかったよ〜、『踊るポンポコリン』」
マユミ「ううう・・・この『ロシアンルーレットカラオケマシン』、似合うか似合わないか構わず当てて来るんですからぁ・・・」
レイ「でも見て・・・『バンザイ 好きでよかった』が似合い過ぎたが故に、未だに隅っこで消し炭みたいになってる鈴原君を・・・」
カヲル「あれはシンジ君が『委員長の顔を見たまま歌え』って制限を盛ったからだよ」
アスカ「おかげでヒカリまで、もじもじしたまま使い物にならなくなってるわよ」
シンジ「と、とにかく、似合うより似合わない方がマシかもしれないよね」
カヲル「レイの無表情な『ヘビーローテーション』が、意外と良かったからね」
マリ「よーし、次の順番を行くにゃー!」
アスカ「マリは、『愛しのセシリア』が当たってもノリノリで歌って落ち込まなかったわね・・・元気だわ・・・」
マユミ「・・・むしろ・・・喜んでましたよ・・・」
ケンスケ「出たぞー、歌うのは・・・シンジ!」
マナ「曲は・・・ぶっ・・・!!」
レイ「・・・『関白宣言』・・・」
ヒカリ「また似合わないものを・・・」
シンジ「そうだよ、選曲おかしいよ!」
レイ「たった今、似合わない方がマシと言ったのは、碇君よ」
トウジ「・・・当然、惣流の顔見て歌うんやろな、センセ」
ケンスケ「あ、復活した」
シンジ「無理無理無理無理!!」
トウジ「何が無理や! ワイには無茶なこと言いよったくせに!」
シンジ「全然、難しさのレベルが違うよ!」
トウジ「そっちの方が絶対マシやろ!」
マナ「まあ・・・感覚には個人差があるって事だよね」
シンジ「そんなこと言うなら、代わりにトウジが歌ってよ!」
トウジ「何でやねん! さっき歌わされたばっかりや!」
カヲル「うーん・・・トウジ君だと、それなりに似合いそうだから、逆につまらないんだよね」
ケンスケ「まあ、自分から代わりに歌ってやるって奴がいたら免除ってルールだけどさ」
マリ「わざわざ引き受けるお人好しはいるはずにゃいなー、ワンコ君、観念したま・・・え?」
マユミ「碇君の準備がまだなのに、誰がスタートボタンを・・・」
アスカ「♪アンタを婿に、貰う前に、言っておきたい、ことがある♪」
レイ「・・・アスカ・・・ハマってるわ・・・」
アスカ「♪ゴハンおいしく作れ、いつもカッコよくいろ、出来る範囲で、構わないから♪」
*最初はシンジ君が涙目で「関白宣言」歌うはずだったのに。
*「バンザイ」は私的にLHTソングコメディ編。しょーもない事で彼女を困らせたりとか、綺麗な子にフラっとするけど本命は1人とか。
*マリの喜びそうな曲として、「愛しのセシリア」くらいしか浮かばなかった私。
*それ以外は、なるべく似合わなさそうな選曲をしてみた。
*賛否あるけど、「関白宣言」はツンデレソングだとぞ思ふ。ワイシャツの歌の女の子の気持ちはわからんけど、関白宣言の男の気持ちはわかる。
*つーか、またネタが色々と古い。リンゴよりマシとは言え古い。
[876] 題名:ボケまSHOWテロル 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年02月15日 (水) 20時48分
「ねえねえ。シンジ君。『碇シンジ育成計画』って何?」
「そーいうのがあるらしいよ…カヲル君…」
「君、ブリーディングされてたのかい。さすがはネルフの犬だね」
「その呼び方はやめろ」
「僕とアスカが幸せそうで羨ましい…」
「どこでどう間違ってこうなったんだろうね」
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こんなん言うてるのは私ぐらいなんだろうか。漫画なんですよね?
[875] 題名:きらきらひかる 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年02月15日 (水) 20時00分
「碇シンジ育成計画」より
夏の沖縄-首里城
「へえ〜。綺麗なお城ね。なんか中国の建物みたい」
「う、うん」
「何よ? せっかくの修学旅行なのよ? シャキッとしなさい」
「ご、ごめん。ちょっとアスカに見惚れてた」
「へっ? な、な、あんた誰よ? 本物のシンジはどこっ?」
「な、何だよそれ!」
「だだだって、ぼけぼけのシンジがそんな気障なセリフ言うわけないじゃない!」
「む、むちゃくちゃだよ。でも、本当に見惚れてた」
「そ、そう。褒めたって何も出ないわよ」
「ふふっ、わかってるよ。でもさ、なんかキラキラ輝いてみえるんだ。今日のアスカ」
「あ、ありがと。でもなんか調子狂うわね。あんた泡盛でも飲んだんじゃ」
「ち、違うよ。うーん。多分沖縄の空と太陽のせいかな。なんか凄く前向きになれるんだ。この空の下にいると」
「へぇー、良かったじゃない。あんたいつもうじうじしてるから」
「うん。でさ、アスカ、迷惑かもしれないけれど言わせてね。僕アスカのそばにいられて幸せなんだ。これからもずっとそばにいたい。...だめかな?」
「な、な、何言ってるのよ。あんたは一生私のそばにいればいいの!」
「ほ、本当に?」
「あ、当たり前! あんたの面倒見られる子なんて私だけ! レイでも無理よ!」
「ふふっ。わがままでおこりんぼのアスカの面倒みられるのも僕だけかもね」
「ぬわんですって! こんのバカシンジ!」
「ふふっ。やっぱりおこりんぼだ」
「もう! シンジのくせに生意気!」
「ごめん。でもさ、ずっと、ずっとそばにいてね、アスカ」
「あ、あんたほっとけないから、そばにいてあげるわよ。しょうがないから」
夏の空と太陽と海が恋しいです(笑)
[874] 題名:214事件 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年02月15日 (水) 12時30分
※くだらないです。
「良かった…!私の機転のお陰で、無事にテロルを阻止出来ました!グッジョブ!私!」
教室の角で、控えめに小さくガッツポーズをとる山岸。
「そうよ、よくやったわ!」
「アスカさん!そ、そうですか?」
「そうよ…あなたのおかげで、この平和な休み時間がもたらされた…そこで、わたしはアスカに渡したいものがあります」
「何を渡す気なの?綾波」
「あら、ジャンクパーツで出来た渚カヲルの碇くん…」
「国産だよ」
「アスカ、さあ、わたしの特製チョコレートを受け取ってちょうだい」
どん。
軽く一抱えはある、円筒形のリボンのかかった箱を、綾波がアスカの机の上に置いた。
「でかっ!!」
「あ、綾波さん…すごい大きさね?」
「こ、これ…カツラでも入ってるの?」
「ちょうどそんな感じの箱だよね」
「わたしは副司令ではないわ…これよ」
パカッ
「きゃあっ?!」
「ぶはっ?!」
「なんと1/1スケール…。わたし特製、碇くんの顔面と頭部をかたどった特製チョコレート…」
「シンジ君の茶色い生首?」
「なんちゅう悪趣味な…」
「なんでこんなものを作るんだよ!どーやって作ったんだよ綾波!!」
「こないだ、ネルフで、碇くんを眠らせてから型取りしました」
「あれか!」
「センセも、その時に気づけや!」
「さあ、アスカ…あなたを喜ばせたくて作ったの。受け取ってちょうだい」
「えぇええええっとぉ?!えーと、えーと、レイの手作りチョコレートは嬉しいんだけどこのセンスって、貰っても、なんだか食べづらいっていうか、どこから食べたらいいのか…食べたらシンジがなくなっちゃうしぃ…こまる…」
「困るアスカも萌えるけれど、気にしなくていいわ。わたし、あなたが最も欲しがってるものの形を移したの」
「えっ、えっ、そんな!」
赤くなるアスカ。
「あなたの心など、お見通しよ。どこから食べるといいかといえば、やはり唇からだと思うわ」
「えーっ!やだ、恥ずかしいっ!」
「アスカ…」
「シンジ君が妙に感激してるね」
「どーゆうこっちゃ。綾波は二人を応援しとるんか?」
「気にしないで。さあ、唇からガブっと」
「皆の前でなんて!」
「わたしの手作りなのよ?」
「そ、そんな潤んだ瞳であたしを見ないでよぉ…」
「セカンドは意外と泣き落としに弱いのかい」
「さあ、遠慮なく…」
「えっ、えっ…ええと…」
「心配しなくていいわ。碇くんはわたし。わたしは碇くん…さあ、ガブっと。目を閉じて…そのまま…アスカ…アスカ」
チョコ生首の真後ろをとり、すっぽり隠れながら囁くレイ。
「いつもながら、シンジのバックをとるのが上手いよな」
「さあ…アスカ…アスカ…」
じりじりとアスカを追い詰める綾波レイ。
「なんか嫌な予感が…」
「ふにゃ…」
暗示にかかったのか、思わず目を閉じるアスカ。
チョコ生首を脇にどけ、すかさず、顔を近づける綾波…。
「だあっ!ダメっ!」
「きゃん」
後ろからアスカをつかんだ生きてるほうの碇シンジに制止された。
「こんなことだろうと思った…」
「そういえば、真希波さんの姿を見ませんが、どこにいったんでしょう。いらっしゃらないおかげでテロルを阻止出来たのですが」
ガタン!ガタガタっ!
「?!」
教室の入り口で、毛布に包まれた真希波が倒れていた。
「ど、どうしたのっ!」
思わず駆け寄る生徒達。
「顔色が真っ青だ!」
「手が冷たい!凍えてるの?ガクガク震えてるわ!」
「低体温症を起こしているのだろうか?」
「寒い…寒いよ…っ!あちし、寒くてしにそう…っ!必死で逃げてきたよ…!」
「しっかりしろ、真希波!どうしたんだよ!?」
「チンタか…。お前こそどうしたんだよ…?あちしと、約束したじゃにゃいかよ…?浮かれたカッポーを恐怖のずんどこに落としてやるって…っ!ハートブレイク眼鏡なあちしと、お前の、あの地獄の約束を忘れちまったのかい…?」
「そ、そうか…!そうだったな!すまん、忘れてて!死ぬな!真希波、死ぬなよ、なあ!」
ガクッ
「うわあああ!!」
「なんやねんこの三文芝居」
「ほっときましょう」
「そうだった…、俺は、義理チョコなんかで誤魔化されないぜ…!おらあ、お前ら、チョコ出せやー!!」
「いやあああああああ!!」
「ケンスケが荒ぶった!!」
「おらあーーー!!」
「いやー!跳ねたぁー!」
少年が跳躍したその勢いの先には。
運悪く碇シンジのチョコ生首があった。
***
「とれないね…」
「良かったなあ。お前もとうとう主役やで」
「相当に顔色が茶色いけど」
「このチョコレート、一体どうすんのよ…」
「ううー!メガネとってかけてくれよ!」
「やあ…。はじめまして。君に会えて嬉しいよ。メガネをかけた茶色な碇シンジくん」
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何処さんの司令尋問はたまらんわな。
昨日の夕方見て、どこのLASサイトかと思った。何処さんの見て、あーいつも通りだなと。よくぞ業の深い話が多いこの板に降臨されましたね…いらっさい。
[873] 題名:きゅ・・・救済・・・?? 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年02月14日 (火) 22時55分
救済の定義をもう1度辞書で確認したくなった。
0はいくらかけても0とか・・・相変わらず酷いw
[872] 題名:新人さん、いらっしゃ〜い 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年02月14日 (火) 20時57分
【メランコリック・ケンスケ救済】
(元)常夏の街、第三新東京。例によっていつもの高校、いつもの連中の集う教室…
「…なぁセンセ、ワイ今朝から何や妙に背筋が寒いっちゅうか冷たいんやが…」
「悪寒だね、僕もだよトウジ。」
「…くっ…くっくっくっ…」
二人の少年は怪しげな笑い声を洩らす一人の少年を眺める。
その机の上には…
「くっくっくっ…あーっはっはっっはぁ〜っ!来た来た来た来たー!つ、遂に僕の時代が来たーっ!」
…チョコが山になって置いてある。
「…何やあれ…」「…さあ…」
◇◇◇
「…と言う情報がマユマユからのリークで判明したわ…」
「眼鏡ハートブレイク…何て恐ろしい…」
「大丈夫!阻止する手段はあるわ!」
「「「「阻止する手段〜?」」」」
◇◇◇
「はい、相田義理チョコよ!」「相田君はい義理チョコ」「義理チョコよケンスケ君」「ほいよ変態眼鏡、義理チョコだ!」
◇◇◇
「はっはっはっはっ!見よこのチョコの数々!これが!これこそが!俺の実力だあっ!」
勝ち誇った眼鏡少年を冷ややかに見遣る赤い瞳…
「…何故あんなに嬉しがっているのかしら…義理なのに…」
そこに現れる白髪少年
「ふふっ、義理は幾ら集まっても所詮義理…0は幾ら掛けても0…」
「…そう言う事は思っても言うべきで無いらしいわ…」
珍しく突っ込みを入れるレイ
「あれ?そう言えば真希波さんは?彼女ならこう言う騒動には真っ先に関わりたがる筈…」
「?」
◇◇◇
「あれ?加持あんた今マリの尋問してるんじゃ…」
「埒が明かないんでな、俺の代わりに今司令が尋問中だ。」
「司令が!?」
「ああ…あれは堪えるぜ、正直聴くに耐えんので逃げて来た。」
「そ…そんなに?」
◇◇◇
泣く子も黙る、ここはネルフ尋問室…
コツ…コツ…コツ
パイプ椅子に後ろ手で拘束され、猿轡までされて俯く少女の周りをゆっくりと歩く長身の男…
足を止め、俯く少女の耳元へ身を屈める。
「私の元に毎日来るセールスマンが居る…車のセールスにな…」
「…」
「そう…雨の日も、風の日も、旗日はおろか大晦日、元日もな…何処のセールスマンだと思う?」
「!?」
男のサングラスが妖しく輝く。
「そうだ、ニッサンだ。」
ガタガタガタッ!
「!ムグーッ!!」
もがき苦しみ暴れ出す少女の耳元で男は話し続ける。
「…未だ聞きたいか?」
「…」
男の問いに少女は動きを止め、横を向く…
「…お燗がいい酒…寒造り…」
ガタン!
再び暴れる少女…その姿を男は冷徹に見遣る。
暫く経ち、暴れ疲れたらしい少女の耳元へ再び男が身を屈めて語りだす。
「…私を笑わせる存在がある…家畜、ペットとして良く飼われる存在…犬だ。」
「…」
「だが只の犬では駄目だ…白い、真っ白い犬だけが私を笑わせる…」
「?…!ムグーッ!ムグムグーッッ!!」
「…そんなに聞きたいのか?答えが…」
ブンブンブンブンッッ!
「ムグー―――ッ!!」
「…インドでは首を横に振るとYESの意味らしいが…」
「!?ムグー―――ッ!!」
ブンブンブンブンッッ!
「…だがここは日本…そうか、そんなに知りたいか…」
「!!!?ムグムグーーッ!ムグムグムグーーッッ!」
「ならば教えてやろう…私を笑わせる犬とはな…」
「ムグーッ!ムグムグムグムグッッ!」
「…尾も・しれえのだ…」
「グム―――ッッ!」
ガクッ
「…気絶したか…」
◇◇◇
ガチャン!
「…加持査察官か…今奴が吐いた。」
「…流石ですな、碇司令。しかし…少しばかりやり過ぎでは?」
「ふっ…問題無い。」
[871] 題名:SSSS 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年02月14日 (火) 14時16分
「アスカ」
「何よ?」
「僕、今度綾波と出かけるんだけれど、アスカも来ない?」
「はあ? あんたバカぁ? なんで私がレイとでかけなくちゃいけないのよ? か、勝手にデートでもなんでもしてきなさいよ、 バカシンジ!!」
「な、なんだよ、そ、それにデートって」
「うるさい、あんたなんかとはもう絶交よ! バカシンジ!」
「な? ああ、もういいよ! おこりんぼでワガママなアスカなんかもう知らないよ!」
「あ、あのアスカ?」
「...な、何よ」
「ご飯、作ったから。アスカの好きなハンバーグ」
「...うん。ありがと。さっきはごめん。せっかく誘ってくれたのに」
「ああ、もいいいんだ。綾波訓練が入っちゃったらしくて、でさ、チケット2枚貰っててさ、一緒に来てくれないかな、テーマパークに」
「あ、あんたがそこまで言うならいいわよ」
「ありがと、アスカ。ご飯食べよ?」
「うんっ」
[870] 題名:ザッハトルテに紅茶はいかが? 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年02月14日 (火) 13時10分
「シーンジ」
「どうしたのアスカ?」
「ケーキ食べよ? 美味しい紅茶も買ってきたから」
「ええ? 本当? 嬉しいな。でもどうしたの急に? 」
「な、何でもないわよなんでも」
「? そう?」
「いただきます。あ、チョコレートケーキ、え、これザッハトルテじゃない?」
「そうよ、私ドイツ人だもの。チョコレートケーキはザッハトルテよ」
「ていうか、ウィーンのケーキなんだけれど」
「いいのよ。ドイツ文化圏なんだから! 何よ、こんな高級ケーキ買ってきてあげたのに文句ある訳?バカシンジ!」
「ま、まさか。すごく嬉しいよ。いただきます。あ、美味しい。紅茶もリンゴのいい香りで、何だかポカポカする。アップルティーではないのに」
「実はブランデー入りよ。カルバドス」
「へぇー、美味しい」
「まああんたみたいなお子様にカルバドスは早すぎるけれどね」
「ねえ、シーンジ」
「何ですか?」
「へへ、ちょっと呼んでみただけ」
「? 何か顔が赤いよ? あ、紅茶にブランデーたくさん入れたんだろ?」
「あんたの紅茶にもよ〜」
「ええ?」
「ねえシンジ」
「何、アスカ」
「私のことどう思ってる?」
「ええ?」
「私のこと嫌い?」
「ま、まさか」
「じゃあ好き?」
「もちろん」
「バカシンジ!そうじゃなくてさ...大人みたいに好きってことよ」
「ええ? な、何言い出すんだよ突然」
「うるさいわね! 今日はバレンタイン! アスカ様があんたのためにザッハトルテ買ってきてあげたのよ? 私のこと好きじゃないなんて返事絶対に、絶対に許さないから!!」
「む、むちゃくちゃだよ。アスカ。あーもう泣かないでよ」
「うるさいうるさい。あんたが煮え切らないから悪いのよ。レイなんかにデレデレして、幼馴染の私のことないがしろにして!」
「ア、アスカ。そんなことないよ」
「ウソ! いつもレイに優しくして、私には絶対見せない笑顔見せて、『綾波は頼りになるね』ってさ。どうせ私はわがままよ。おこりんぼよ、レイみたいにしっかりしてないわよ!」
「で、でもアスカ、僕はそんなアスカが大好きなんだ。どうしていいかわからないくらい、アスカのことが大好きなんだ!」
「へっ?」
「僕だってずっとアスカのことが好きだった。でもアスカはいつも僕なんか頼りにならないとか、情けないとかいってさ、せめてアスカのそばにいたい。世話をしてあげたかったから、今こうして一緒に暮らしているんじゃないか」
「な、何言ってんのよ。面倒みてあげてるのは私よ! あんたほっとけないもの。私がいなければ何もできないバカシンジだもん!」
「アスカ、お願いもう泣かないで。僕はずっとアスカのことが大好きで、アスカの為なら死んだっていいって、本気でそう思っているよ。僕が毎日幸せに暮らせるのは、アスカがそばにいてくれるからだもの」
「バカシンジ、簡単に死ぬなんて言うな! あんたがいなくなったら誰が私のご飯作ってくれるの? 誰がお風呂わかしてくれるの? 誰が私なんか相手にしてくれるのよ。私もシンジだけ。シンジさえいてくれれば、あとはどうでもいい」
「アスカ、僕も同じ気持ちだよ。ずっと僕のそばにいて」
「嬉しい、シンジ」
「アスカの涙、キラキラしている。ううん、アスカは目も、顔も、笑顔も、心も、いつもキラキラしている。まるで宝石みたいに」
「ば、バカシンジ。恥ずかしいこと真顔で言わないでよ。あ、あんただって、まっすぐで一途で優しいところずっと好きだった。幼稚園のときからずっと」
「アスカ...」
「あーら、見せつけてくれるわねえ、アスカ」
「ミサトさんっ!」
「ミ、ミサト! いつの間に?」
「さっきからいたわよ。全く。私のカルバドスもこんなに飲んじゃってるし。少しだけにしときなさいよって、あれほど言ったのに」
「ミ、ミサト!!」
「ええ? アスカ、これミサトさんのだったの?」
「そうよ。シンちゃん。まあ、
うまく言って良かったわね、アスカ。さすが私のアドバイ」
「わーわーわーわー!!」
「ア、アスカ? どうしたの?」
「う、うるさい! と、とにかくあんたは一生私のものよ! 絶対に離さないから!」
「う、うん。喜んで」
「あーら、熱いわね〜。でもまだ中学生なんだからちゅーだけにしときなさい」
「「ミサト(さん)!!」」
[869] 題名:告知 名前:昔の名前でKioaにしておきます(笑) MAIL URL 投稿日:2012年02月14日 (火) 10時44分
銀世界様、ありがとうございました。
ノリと勢いでLASサイト作りました。
勝手に投稿してまずければ削除お願いします。
[868] 題名:・・・アホなネタ書いている間に(汗) 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年02月13日 (月) 22時36分
Koiaさん、いらっしゃいませです〜。
この板で超絶希少価値高い正統派ラブラブ、ありがとうございます〜!
ほのぼのほのぼの、癒されますなぁ。