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[949] 題名:くそぅ・・・(笑) 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月10日 (土) 22時26分
おっさんお姉さんに文句言うてやろう思たら、直後にどストライクな話が置いてあった。
この策士め、これじゃクレーム言えへん・・・まあええわ、司令好きやし、司令そっくりなママで(爆)。
しかし、何で銀世界の方がメインタイトルなん? 何処さんでもいいでしょうに。
けど、私、昭和歌謡よりも洋楽のフォークロック系なの、PPMとかS&Gとかクイーン(これは比較的新しいけど)とか。
昭和歌謡は・・・無駄に知識があるだけだもん・・・ぶつぶつ。
実は、↓のトウジ像が、私のイメージそのものズバリだったのでびっくりでした(そらもう怖いくらいに・・・普通ちっとはズレると思うんだけど)。
んでもって、後ろのコメント・・・ずるいなぁ、ごまめさん、ほんまに。
自分も、広義の阪神経験者なんですが、何か巧いこと、ようまとまらんのですよ・・・何と言うか、言葉にしようとするとパニクってしまう。
[948] 題名:一陽来復(いちようらいふく) 名前:ごまめ(白) MAIL URL 投稿日:2012年03月10日 (土) 20時05分
「なんで冬至なんやろなー…」
ベッドでつぶやいた。
「え?」
桃を剥いていた、委員長が聞き返した。
「いや、なんでもない」
*
隣のベッドにいたはずのシンジは、わしが目を覚ました頃にはいなかった。何時の間にか退院したらしい。
わしの足は、随分と軽くなってもうた。
でもな。不思議なもんでな。
もう無いはずの爪先がかゆいねん。
なんでやろな。
かなんなあ…。
「つま先がかゆいんやて?」
じいちゃんが来た。
黙って、ベッドの横のパイプ椅子に座る。
「………なんぞ、飲むか」
「いらん。さっき、看護婦さんがお茶くれた」
「ほうか…」
また、黙る。
二人ともに。
わしの足が失くなったと知ったその時、じいちゃんは何も言わんかったらしい。
ただ、訳のわからん叫び声を一瞬あげて、そのあと、息を無理やり止めるようにして、何かをこらえていたみたいやってんて。
*
先生。この年寄りの足と、替えてやれるもんなら、替えてやってください。
センセイに無茶を言いなや。
じいちゃん。
*
雨が降って、空は灰色やった。
街も灰色やった。
世界なんて、みんな灰色や。
「なあ」
「ん?」
「なんで、わしの名前、トウジなん?冬のど真ん中やん。縁起、悪いんちゃうの」
「なんや。今さら」
「ええやん」
なんか、じっとしとったら、いらんこと考えてまうんや。
「お前の死んだ母さんがつけたんや」
「シュミ、悪いわ」
「そないなこと言いな。ちゃんと意味があるんや」
「一番、寒い日や。一番、どうにもならん日や。最悪な日って意味ちゃうんか」
ワシは、そっぽ向いた。
布団を頭まで引き上げて、顔を隠す。
最悪やん。
最悪以外の、何であると言うねん。
「お前、辞書を引いたことあるか」
「そんなん知らん」
「引いてみい。そしたら分かる。ええか。『いちようらいふく』と言うんや」
「…なんやねん。それ」
「一陽来復。や。冬至の別名や」
「最低の別名かいや」
「あほう。冬至はなぁ、陰極まりて陽返るという意味やけ。一番寒くて真っ暗なその時に、春が生まれとるんや。そういう意味や。ええか。一番、イッチ番のどん底で、実は光が生まれるんやぞ」
*
次の日、また、学校帰りに委員長が来た。
「…や、また、来たよ…鈴原」
変な挨拶や。
なんで毎日来るんや。
「今日は、桃を持って来たの…。剥いてあげるから、食べてよ」
「…ああ」
差し出された皿の上に載った桃には、フォークが丁寧に添えてある。
白くて、薄桃色の果肉からは、水みたいな蜜がしたたってるようや。
柔らかい肉や。
ふいに、ムラムラと怒りが込み上げる。
この果物をひっくり返し、床に叩きつけ、踏みにじり、叫びたかった。
あいつが、わしにしたみたいに。
蹴りつけてやり、思い切り握り潰してやりたかった。
街は灰色や。
いまは、灰色を通り越して、真っ黒や。
「ど、どうかした?」
委員長が、おずおずと聞いてきた。
「…なんも、ない。ほな、いただきます」
わしは、桃を口に入れた。
憎いのに。
ハラ立ててんのに。
桃は、うまかった。
甘くて、みずみずしかった。
*
「なんで、冬至なんやろな」
「それ、さっきも言わなかった?」
「そうかあ。…なあ。委員長。国語辞書持っとる?」
「あるけど…。なにを調べるの?」
「サンキュ。い…ちよう…らい…ふく。と。これか」
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【一陽来復】
いちよう-らいふく
1.季語・新年 (陰が極まって陽が返るの意)陰暦11月、または冬至の称。
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ふーん…。
じいちゃんの言ったとおりか。
2つめの意味もあんの?
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2.しばらく不運だったが、ようやく運が向いて来ること。
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*
「…どうかした?鈴原…」
「なんも、ない。」
かなんなあ。
もしかしたら、母ちゃんは、絶望したときにも、絶対に前を向け。と、わしに言いたかったんやろか。
いや。
もしかしたら、絶望のどん底で、希望が生まれるもんなんやろか。
『一番、イッチ番のどん底で、実は光が生まれるんやぞ』
じいちゃんの声が、もっかい響いた。
わし、これじゃ絶望したくても、できひんやん。
かなんなあ。
わしは、国語辞書を閉じた。
裏表紙に、綺麗な字で、油性マジックで名前が書いてあった。
洞木 ヒカリ
あっ、そう。
あら、そうかあ。
「ヒカリさんか…」
「えっ?!ええっ?ど、どういう意味?」
「なんも、ない」
※角川国語辞典より引用しました
※かなんなあ→かなわんなあ。の意味です。
※季節外れなお話です。
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また一年巡るというのが信じられず、永遠に過ぎたままでいて欲しいとも思う。だけどまた残酷にもループする。震災、津波、原発事故の被害に遭われた方の心中を想像しただけで、胸が潰れそうになります。
私も実は阪神大震災を経験してまして、あんな出来事は、もうこの日本に二度と起こって欲しく無かった。(外国ならいいという訳では無いです)なのに起こってしまった。家族を、友達を、故郷を失った方にとっては、こんなお話は、何の慰めにもなりません。
まだ、揺れ続けている方が沢山沢山いらっしゃると思います。自殺者が増え続けているとも聞きました。絶望は容易く心を呑みこみます。ですが、そこで諦めないで欲しいと心底願います。復興するまでの道程は、精神的にしんどかった。ですけれど、そのどん底には見えないくらいかもしれませんが光がひっそりと生まれているはずと信じています。どうか、見捨てず育ててやって下さい。
[947] 題名:サパークラブ 銀世界 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月10日 (土) 17時30分
【居酒屋 何処】
縄のれんをくぐって、男が二人出てきた。
「ふー。食った食った」
「飲み放題だけど、酒が薄かったな。あと店長が下ネタ好きだ」
「2軒目行こう!2軒めー」
「おっ?あそこどうだ」
【サパークラブ 銀世界】
「なんか、内装が古いぞ。レトロだな」
「選曲が…昭和歌謡ばっかだな」
「嫌いじゃないぞ」
「いらっしゃい。早く飲むのだ。でなければ帰れ」
「なんだとおっさん!」
「いや、よく見たらお姉さんでしたか。これは失礼」
「(おいマコト!ここゲイバーじゃないかよ!)」
「(司令そっくりのママさんかよ。…副司令そっくりのチイママがいるぞ)」
【スナック ごまめ】
「スナックなのに、お好み焼きを出すのか。酔い覚ましにどうだ」
「いらっしゃい。気にいらない客にはお湯しか出しません」
「なんだと!」
「( ・_ゝ・)ツマンネ」
「うるせえ。来た時点でお前の負けなんだよ!帰れシッシッ!」
「なんだなんだ!この店は」
「あの店長、アタマおかしいぜ」
【Cafe kioa】
「なんかいい感じの店だな」
「昼間、マヤちゃんを誘って来よう」
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※どうもすみません。関係者各位。
※なんか、スナックごまめ以外は本当にありそうだな…。特に銀世界さんは。
[946] 題名:シンジの長い一日 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年03月10日 (土) 15時44分
「うーん」
シンジのベッドの中で、赤い髪の美少女がベッドの中で寝息を立てていた。
「あ、アスカ?」
「ふああああ。おはよ、シンジ」
「な、なんで僕のベッドで寝てるんだよっ!」
「決まってるじゃない。あんたが逃げないようにするため」
「あ、アスカ、ま、まだ諦めてなかったの?」
「さ、という訳でとっとと着替えなさいっ」
アスカは遠慮なしに僕の服を脱がしにかかる。
幼馴染だけあって容赦ない。
あっという間にパンツ一丁にされたシンジは、渋々差し出されたカツラをつけ、ブラジャーにパットを入れ、セーラー服に着替える。
「可愛いわよー!シンジ」
童顔の美少年が、長い黒髪の似合う、愛らしい美少女に変身した。
「さーて、シンジ、じゃなくて、シンコちゃん。頑張るわよ!」
今日シンジとアスカはミサトに頼まれて、とある商店街のイベントに参加することになっている。
早い話がミサトの店へのツケをチャラにするために駆り出されたのだ。
「シンちゃーん! 相変わらず見事ねー」
先にイベント会場で働いていたミサトが感心したように言う。
「からかわないでくださいよ、ミサトさん」
シンジは恥ずかしそうにうつむく。
「相変わらず見事よね。女としてなんか複雑」
「・・アスカまでそんなこと言わないでよ。ていうか、呼び込みなら、僕が女装する意味ないんじゃ・・・」
シンジが愚痴をこぼす。
「なに言ってんのよ、女装したあんたがいるだけで、お客さんが集まるんだから。さあ、しっかり稼ぐわよ!」
アスカは気合が入っていた。
なんだかんだいっても、アスカはシンジを女装させるのが好きなのだ。
(こいつ女装させると本当に可愛いのよねー。あー、たまんないわ)
商店街は大にぎわい。
シンジとアスカはメイド服で看板を持って商店街中を歩き回る。
2人の呼び込みもあってか、商店街のイベントは大盛況のうちに終わった。
「いやー、シンちゃん、アスカ、ありがとう! おかげで大盛況だったわよー」
「い、いえ。一刻も早くこのはずかしい格好から着替えたいです」
「だめよー、お姉さんの酒の肴にするからそのままでいなさーい」
ミサトは、けらけら笑う。
「ええ?」
「そうよシンジ。あんた可愛いんだから、しばらくそのままでいなさい」
アスカはにっこり笑って言い放った。
「さあ、ツケもチャラになったことだし、飲みにいくわよー。あんたたちにの、うまいもんたくさん食べさせてあげるわー!」
「き、着替えさせてくださいよー!」
楽しい夜は、まだまだ続く。
[944] 題名:・・・どうしたものか 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月10日 (土) 11時13分
何処さんの話が正統派に見えて来たぞ・・・。
・・・うむ、問題ない、末期症状なだけだ。
[943] 題名:糞餓鬼共の乳繰合い(被害者今回一名) 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月09日 (金) 09時41分
シンジが寝てる。
まじまじと観察。
…なんか可愛くてムカつく。男の癖に。
更に細かい所を観察
髪の毛…癖の無い直毛、意外と太く固そう。
睫毛…長め。
鼻梁…すっきり。
唇…なんか形がいい。ムカつく。
…ムカつくんで一寸味見してみる。
…
…
…起きない、更にムカつく。
…今、あたしの頬は熱膨張中。ムカついて膨らみ、別の理由で熱い。
あんまりムカつくんで鼻を摘まんで起こしてやった。案の定馬鹿シンジは真っ赤になって怒ってる。本っ当にこいつは判りやすいお子様ね。
…で、何で鼻を摘まんだお返しにあんたアタシにキスしてる訳?
…て言うか何であたし大人しくシンジにキスされてるの?
…心臓がバクバク。
長いキスが終わり、アタシとシンジは見詰め合い…
もう一度キスを交わした。
…で、何でこのタイミングでチャイムが鳴る訳!?
アタシは溜め息をつき、シンジはがっくり肩を落とし、二人でノロノロと玄関を開けに向かった。
手を繋いで。
「…あの子達、あたしが居る事すっっっ…かり忘れてたわよね…完っ璧二人の世界入っちゃっててぇ〜…へいへいどおぉぉぉぉぉっっっせアウトオブ眼中なお邪魔キャラですよおっっっ家主なのにぃ餓鬼共の乳繰合い見せ付けられてましたよをっ…これが飲まずにいられますかってえの!」
プシッ!
「…ま、良いツマミにはなったかな?頑張れ思春期少年少女達ぃ!」
ごっごっごっごっ…
「こんにちは、綾波レイです…お邪魔します葛城作戦部長」「お邪魔します。ん?ビールですか?」「え?あ?あれ?な、何でミサトさんが居るの?」「え?ミサトが?何で…って何あんた昼間っからビール空けてんのよお!」
*い…行きてえ…(スナックごまめ)*ちいママに銀さん*隣はBAR Do・ko*居酒屋何処庵*
[942] 題名:タブリスは手動だけど手動じゃないに一票☆ 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月09日 (金) 00時17分
あれも乗られてんのよ。実はタブリスに乗られてああなったね。水割りのおかわりいる?←スナックごまめ。
[941] 題名:余計に 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月09日 (金) 00時08分
ブラックになっとるがなーっ!!
・・・ごまめさんのおかげで、安心して黒くなれる気がする(油断大敵)。
つーわけで数えてみましょうか(トドメ刺した時の状態で)。
<手動運転>
シャムシエル(逃げちゃだめだ突撃)
ラミレスじゃなくてラミエル(屋島の扇の的・・・じゃなくてヤシマ作戦)
イスラフェル(2人がかりだけど、初号機はシンジ君1人で動かしたしね)
マトリエル(ちゃんと自分で動かしたよ、作戦はアスカ指示だけど)
サハクィエル(使徒キャッチ)
タブリス(一応ここにカウント・・・カヲル君に半強制状態だった気もするけど)
以上6。
<自動運転>
サキエル(ザ・暴走)
レリエル(やっぱり暴走)
バルディリスじゃなくてバルディエル(ダミーさん)
ゼルエル(暴走っつーか覚醒らしいね)
以上4。
<その他>
ガギエル(2人乗り・・・一応メインアスカだから手動とは言い難い?)
サンダルフォン(自力で動かしたけど倒すのには関わっていない)
イロウル(エヴァ出番なし!)
アラエル(ロンギヌスの槍投げ、初号機出番なし)
アルミサエル(しかし侵食系って敵に回したくないな)
以上5。
<結論>
思ったほど初号機無双ってわけじゃなかった!(ぇ)
[940] 題名:数えたら教えてくらさい。 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月08日 (木) 23時53分
その数字でミニロトを買います。w
ちょっとLOVE?な成分を加筆しました。碇シンジの乗られ人生。
銀たんの受け身人生編も楽しみにしてるぜ…っ
[939] 題名:た・・・確かに 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月08日 (木) 23時43分
正直、自動運転モード多いなとは思ってた!
暴走とダミープラグと、どっちが強いんだろうとかも思った!
どっちにしても、自分の意志で動くより自動運転の方が強いよねこの兵器とか!
・・・身も蓋もない事を言うけど、バル戦は、あのまま放置してても結局初号機暴走で自動運転突入してたと思うんだ・・・。
まあ、正確に数えたら、一応、自分で動かした回数の方が多い・・・の・・・かな?(1度真面目に数えてみようか)