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| [343] 「血と骨」試写見せていただきました
白うさぎ
- 2004/10/19(火) 13:16 -
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映画についての感想はまだ書けそうにありません。他に見た方の感想を聞きたいです。 オダギリ氏と武に絞り込んで考えて、ここに書くまで3日半もかかってしまいました。
私が一番衝撃を受けたのは、笑顔です。 優しいのに淋しくて悲しい笑顔。これまでの武の人生すべてを凝縮した笑顔です。 去るときも武のこれからの運命を予感させ、胸が痛くなりました。 スクリーンのなかにいたのはまぎれもない朴武そのもの。 改めて「すごい役者」だと思いました。
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[344]
改めまして・・・
jony
- 2004/10/26(火) 22:47 -
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白うさぎさん、心中お察し申し上げます。 かく言う私は、36色の方のレスでは鑑賞し終わって間もなかったせいか、興奮してテンション高いまま書き込んでました。 白うさぎさん同様、日が経って改めて思い直してみると、何だかだんだん言葉に出来なくなる自分に気付んです。
今考え直してみると、36色で「雨の中の乱闘シーンは迫力満点でした!」なんて言ってた自分の浅はかさに恥じてしまいます。画面上ではそのように見えても、その画面の内では本当に熱く哀しい何かがまさしく「血」のように流れてるんですよね。 白うさぎさんがおっしゃる”武の笑顔”、分かる気がします。偏屈な出生、そして人生を歩んできた武だからこそ出来る笑顔であって、同時に武にしか出来ない笑顔だと思います。 それと似ているのですが、私はもう一つ、武が去っていく際に幼い正雄に言ったあの『一言』が心に残っています。あのセリフも武だからこそ言えるんじゃないかな・・・。
やはり、改めて、「ずしーん」とくる映画です。
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[346]
いよいよですね
白うさぎ
- 2004/11/02(火) 17:27 -
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いよいよ今週末公開ですね。 今朝ズームイン(私ゃこれしか見てないので)でちょこっと映ってたけど、やっぱり乱闘シーンすごいですよ。 jonyさん恥ずかしくなんてないです。だっていっぱいの思いがあっての乱闘ですもの。 正雄に言ったあの『一言』、あのまなざし…。 なんだかまた見たくなってきました。 今度はもっと単純にオダギリさんのお姿に注目して見たいな。登場シーンもえらいカッコよかったですもんね。
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[348]
乱闘シーン
ぱて。
- 2004/11/06(土) 23:48 -
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いえいえ、迫力で、圧倒されてこそですよ。 あのシーンで、武さん自体も脱臼されたりしていらっしゃいましたけど、 たけしさんが「本気でいっていい?」と訊いて、ジョーくんが「ハイ!」と答えたので、本気(多分あの木の箱)で叩き、たけしさん曰く「一瞬、白目むいてた。でも、そのまま続けて蹴った。」とおっしゃってたそうですよ。 お互い、段取りがあるといっても、観客を引き込むパワーが出せないとメッセージも伝わりませんから。 「迫力満点!」はホメ言葉ですよ!!
わしはもう少しお預けだけど、 楽しみにしてます!
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かえでさんよりのご感想です<移動>
管理人ぱて。
- 2004/11/11(木) 00:05 -
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かえで 投稿日: 2004/11/10(水) 20:19
昨日買っておいたあづみのDVDの美女丸を見て思ったのですが、斉藤一のように内にこもる役より外に向かって発散する役がおにあいです。 で、今日血と骨見ました。この映画の武も外へ向かう役ですが、一応ファンとしては、映画のシーンで、家族でごはんを食べているときに○○の声が聞こえてきて、 で、二回から蒸気した肌ですっきりした顔でおりてきて、京香さんに水をくれというシーン。なんかその場面はなくても生々しくてあんな顔見たくはなかったなーと思いました。
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[350]
(HN書き込み無し)さんからのレスです。
管理人ぱて。
- 2004/11/11(木) 00:10 -
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オダギリジョーを嗜む会会員 投稿日: 2004/11/10(水) 22:48
↑ すんごい個人的な意見を堂々と言う人だなー お似合いかどうかはあなたが決めることじゃないっしょー みたくなかったシーンについても、脳内で処理してくれ 逆に生々しくて良いシーンだと思う人もいる
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[352]
まささんからのご意見です。<移動>
管理人ぱて。
- 2004/11/11(木) 00:13 -
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132 名前: まさ 投稿日: 2004/11/11(木) 00:07
どんな仕事でもこなせるのが俳優では?私はすばらしいと思います。
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[353]
ほうほう
ぱて。
- 2004/11/11(木) 00:50 -
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かえでさん> 外向きの役は、楽しそうだし、もともと運動神経のいい人だから、カッコよいですよね。 今回は更に広島弁だったり、目がギラギラでしたね。 あのシーンはファン的にはちょっとドキドキなシーンだったかもだけど。作品的には初稿で7時間を越えるシーンから選び抜かれたシーンですから、とても大切なシーンであることは確かですよ。 あのシーンで、わし的には武って、一番俊平を憎んでるのに、一番俊平の血を濃ゆ~~~~~~く受け継いじゃってる因果な人なんだなぁと思いました。 でも、義母にはやさしかったね。
350さん> いえいえ、こういう掲示板というのは、元来、個人的な意見を発表するためのものですよ。 ネチケットを守っていただきながらも、自由にご意見ご感想を言っていただければと思います。 別に、完全に何でもかんでも盲目的に「オダギリ礼賛」するというサイトでもないですし。 「やって欲しくないこと」という意見はそういう意見として賛同しないでも、そういう意見もあるんだと認識すればいいと思います。
反対意見を書き込むにも、読む人の気分を害する書き込み方はネチケット(ちなみにネット上のエチケットのことです)違反です。 「100%の人が気分を害しない書き込み」は100%無理です。意見が反対なら気分を害するでしょうし。個人の置かれている立場は一人として同じ人はいないわけですから。でも、出来うる限り努力をしていただきたい。
ん~「攻撃」や「中傷」等と取れるようなネチケットを守らない書き込みは削除の対象となりますが。わし的には出来うる限り書き込みは消したくないです。
わしのモットーとしては「違いを無くす」ではなく「違いを認め合う」。 何度も言ってますけど、そういうことです。
あなたのご意見はご意見です、 演技や演出に対して、そう思う人もいると思います。ただ、ネチケットは守っていただきたいです。守れないんでしたら、脳内で処理してください。 また信念を持って書き込みされるなら、たとえHNであってもきちんと名乗られたほうがいいと思います。
まささん> それが出来る俳優がオダギリ氏だもんね~。 オダギリ氏もこのシーンがあることをわかって受けたんでしょうしね。 さすがエロスを表現れる役者ですなぁ。
思うに、かえでさんが「生々しい」と思われたその表情も「演技」ですから、かえでさんはすっかりオダギリ氏の演技にだまされてますよ!! ね!いい役者でしょ?
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[354]
失礼しました
かえで
- 2004/11/11(木) 01:23 -
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ぱて。さん。大変ご迷惑をおかけしました。 なるべく自分の意見がどう思われるか考えてから書き込みするようにします。フォローありがとうございました。
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[355]
皆さんもご観になってるんですね~
ばちじゃないって!
- 2004/11/11(木) 12:24 -
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確かに重い映画なんですが、覚悟していた程酷くはないという感じ。上映時間の長さを感じさせない密度の濃い作品でした。 私は梅田のブルクで観たんですが満席で、制服の高校生や年輩の方もかなり居られました。 トミーズ雅さんいわく、「昔の生野にはあんな(俊平を小粒にした感じの)オッサンがいっぱい居た」そうですが。 ああいう時代背景・家庭環境は、頭では理解できても感覚としては実感がないのでどこか退いた視点で観てしまうんですが、大阪はある意味「エゲツナイ」ことに慣れている土地柄の為か(^^;) 度々笑いがおきてました。お葬式でアレを持って右往左往とか、正雄が何度も俊平に襲いかかって毎回玉砕とか、悲しさの中にある可笑しさが笑いを生んでました。 他の都市ではもっと重々しく受け止められたんでしょうか、気になりますね。
ここから先は朴武のネタバレというか感想なので、未観の方は読み飛ばしてくださいね。
武の“色”は俊平の前に現れて居候している間、ずっと“赤と白”なんですね(白スーツに開襟赤シャツ、白い肌着に鮮やかな赤い刺青)。 俊平に真っ向から挑んで互角にわたりあった唯一の存在、彼こそが俊平の“血と骨”を受け継ぐ者だと暗示されている気がして。だからこそ家を出ていく時の、一転暗いスーツの色が哀しかった。 彼は憎悪と復讐の為だけに俊平の前に現れたのではない(チャッチャと射殺するなり、濱田マリみたく札束奪ってトンズラするなり出来るのにやらない)わけで。 誰からも愛されずに育った彼にとって、俊平に対する憎悪は“血の絆”への渇望と表裏一体で、 俊平にとって一番大切なモノ=金を譲り受けることが“絆”の証でもある。 彼が「家買ってくれ」「金貸してくれ」と金の無心をする度に、「絆をくれ」という心の叫びが聞こえる気がして胸が痛かったです。 武が弟・正雄に最後に言った言葉、教養を武器に広い世界に出ていくことが巨大過ぎる親父を越える唯一の方法ということなんでしょうか。 まぁ結局、武から最も影響を受けたのは蒲鉾職人の元山だったわけですが(笑)。銃を構える武への憧れの眼差し→ヤクザの組長になる。わかりやすい(笑)。 http://plaza.rakuten.co.jp/legrandecart/
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[356]
いえいえ
管理人ぱて。
- 2004/11/12(金) 01:49 -
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かえでさんの書き込みは、素直に自分の意見を書いたまでですからね。 誰かに自分の意見を押し付けようとしたんじゃないですから。 「思いました」ってだけですから、気にしないで下さい。ほんの少しの語尾の印象だけなんですよね。 これからもこれに懲りず書き込んでね!
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[357]
バイオレンスじゃりン子チエかも
ぱて。
- 2004/11/12(金) 02:58 -
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あれ?こんな字だったっけ? 私も30%笑ってました。 リアルに書けば書くほど、「お葬式で笑ってしまう」的な、日常をまじめにやってるからこそ笑えるって事があるんですよね。それだけリアル感が出てたんでしょうね。
以下、ご覧になってから読むことをお勧めします。 ちなみに長いぞ。覚悟しいや。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今回ももちろん文字どおりの「お葬式で笑う」を含め面白かったんです。 そんなに、ケンカシーンも凄惨な感じではなくて、なんだか必然というか、「俊平だからな」とか、なんていうか「愛の表現の方法だな」とか「しゃべる代わりにどつくんだな」とか、理由のない暴力じゃないからか、「切ない」とか、どうにもならない感情はあっても、不快な気分になりませんでした。 究極の暴力かもしれないあの愛人を殺すシーンの、新聞を濡らしている時も、真剣で丁寧でした。 「体を拭いてあげる」の延長にあのシーンがありました。発端は自己中な考えかもしれないけど、最後の「介護」だと思っていたのかななんて思いました。 逆に正雄が花子にかけた最後の言葉のほうが「暴力」に感じました。そこに愛はあるのかい?って。
「血の量が多い」なんて聞きましたけど。それも、大半が豚さん。 しかも、その豚をさばいてるときの俊平の顔が楽しそう。「解体が楽しい」じゃなくて「みんなに振舞う」のが楽しい」という風に見えました。 もしかしたらあの、常食になさってるらしい蠢く紅白の豚肉がつくれるのが嬉しいのかななんて思ったりもしますけど。なんか鍋奉行をかってでる父親みたいな感じに見えておもしろかったです。 血といえば、借金取りとしての俊平。 「払えない」という男に「わしの血を飲め!」なんていっちゃう。 結果のシーンはなかったものの、帰りの自転車に乗ってるときのあのニコニコな表情(思いだし笑い?)。なんか「血」を介して借主までも俊平ファミリーとして受け入れたように思われました。 残念ながら、それはまたしても究極の暴力として自殺に追い込んだようですが。(要求する愛のハードルが凡人には高すぎます。) 近所にいたら、家族だったらほんとに嫌かもだけど、なんか憎めないっすわ。 特に愛人を自転車の後ろに乗せて、無駄に蛇行・停止してみんなに見せびらかしてたりするところとか(笑)。
すべての基準が俺で、表現が暴力。ダメオヤジだけど、原動力は単純でストレート。なんですね。 で、武は決して俊平を見て育ったんではないんだけど、文字通り血を受け継いだのか、価値観が父親と同じに見えてくる激しい愛情表現。 そして長く留まる事には意味はないと気づいたんでしょうか。最後の大喧嘩、あの数分で何かがすっきりしたかのように見えました。 真正面からぶつかりあって。 あの数分の間に、普通の親子で言うならキャッチボール・釣り・サッカー・肩車・海水浴・わがままを言って泣き叫ぶ、一緒に寝る…、あらゆる思い出にあたる感情を共有しちゃったんでしょうかね!? ほんとにね、あのケンカシーンは、「お金を取られたくない」「くれや!」だけじゃなくて。本気でぶつかる感情。あそこは究極の暴力ではなくて、二人なりの究極の愛情表現だったんだろうな。 そして、そんな凝縮した時間で、形を変えつつも人生の目的(個人的には一種の育て直しに近いかも)を達成してしまったのか、10日後に殺されてしまうなんて。 ほんとに、実話を元にかかれて、こんなにキャラクターが一人一人光ってるなんて、すごいです。 確かにあの時代ならではのところはあると思いますけど、時代・人種とかは大事じゃなかった。 このおっちゃんのファミリーのお話なんよね。 確かに愛のハードルが高すぎて、誰も最期までついてきてくれなかったけど。 もしかしたら武だけは草葉の陰で待っててくれてる気がするよ。で、「やっと死によったか!待っとったぜオヤジ!」と殴りかかるんだろうか(笑)。
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[358]
昨夜
らん
- 2004/11/13(土) 01:11 -
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見て来ました。 見終わったら重い気持ちになるかもなぁ、と予想して行ったのですが、 「人間って逞しいんだよね」と妙に納得して 予想していたようにはならず、すっきりした気分で見終わりました。 納得がいったというか、自分の中にきれいにすとんと落ちた感じです。
で、オダギリさん。 ドスの効いた声が素敵でした。 自分的には、拳銃を組み立ててる場面がツボです。 「いや~兄さん、チャカが似合いますぜ」と 一人でにやけてしまいました。
パンフもこれから、ゆっくり読んでみます。 大スクリーンで、オダギリさんが見れて、ご満悦状態です。
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[359]
第一位。
ぱて。
- 2004/11/13(土) 01:41 -
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らんさん>わしもチャカを掃除して組み立ててる手つきには、をっ!と思った。 あ、パンフ読んでない!
でも、第一位は。 めがねを買いなおして、初めてくっきりはっきり見たスクリーン上のオダギリ氏で、なにがどうって。
おつかいから帰ったガキんちょの前で、怠惰に汗ばむ武の首筋。暑そうだ。なんか昔の映画っぽいちょっと小汚い空気感がリアルにみえて、崔さん的に言う所のクラクラさ! あとは、子供に悪いこと教えてる時のワル視線もいいね。
なんだ、映画ってあんなに細かいところまで見えるのか!とビックリしました。 って、実はこのめがね、映画と舞台を見るための度で作ってくださいと眼科に行って処方箋をもらったのさ!日常だと頭痛がしますけど。すごいね映画って。すごいねめがねって!すごいねオダギリって!
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