掲示板 菜の花らんど
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[816] 題名：船形漁港の昔は 名前：ロン毛のアキ MAIL URL 投稿日：2016年03月10日 (木) 05時44分
たぶん、陽が沈む前にウミガメさんを海に帰さないと、暗くなっては竜宮城に辿り着けないかもしれないと、みんなが思っていたことでしょう。子供達も暮れる前に松林の向く側の家へ帰らないと叱られるので焦っていました。１０人くらいはいましたが、運ぶなんってことはとてもとても無理な大きさと重さでしたよ。（笑）
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一般的な漁港と云えば目にも海水にも優しく柔軟性のある木材にて造築されているのがアメリカですが、コンクリートを使う高層ビルジャングルであるマンハッタンでさえ、船の着岸（Pier）には木材を大量に使用しています。
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海辺に着いた漁船の船底に丸太を次から次ぎへと渡しては太いロープで巻き上げます。（巻き上げは手動式で木で造られた太い縦棒へ横に丸太棒を通し、手で押しながら回して巻き上げ式です。大勢で声をかけて巻き上げ、子供もお手伝いとして参加でき楽しいです。）白い砂浜の上で船首を海に向け５〜１０mくらいの間隔でびっしりと並ぶ木造漁船は何とも言えぬ爽快さで素晴らしかった。
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その浜辺から奥にあった昔の船形漁港のイメージは常に黒茶色していて、溶接光線や匂いとバーナーが遠くから見えていました。子供達には危険な感じの場所で近づき難い異様な雰囲気でした。その以前の小型造船や修理工場だった跡の錆び付いた鉄骨の外枠と室内クレーンの残骸が長く浜辺に放置されていた所でもありましたが、大きなジャングルジムのように登っては鬼ごっこで私達は遊びました。廃墟化した元工場は大人からは長らく無視されて寂しそうでしたが、遊びに来る子供達を見守ってくれていたのでしょう、不思議と怪我一つしませんでした。
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ご紹介写真から現在の船形漁港は見た目はすっきりしていますが、冬場の船の帰りを待つ人達の長ゴム靴の足が、寒さで冷えきってしまうのが目に浮かびます。夏場のコンクリート床は以外と熱く反射し吐き気が起こるケミカル的な匂いが漂います。釣れなくても楽しいのが釣り師ですが、体と気を損ねるような場所では、私なら釣り糸は垂らさないです。（ペコリ）
[817] 題名：富士山は憶えているかな 名前：くちべにがい MAIL URL 投稿日：2016年03月13日 (日) 15時10分
お久しぶりです。リハベリも進み、かなり歩けるようになりました。
アキさんが夜光虫を語るとき、とてもロマンチックですてきです。
いまでも大房岬にはウミガメがたまごを産みにくるそうです。
九十九里浜〜鴨川でも産卵風景が見られるようです。保護のために鴨川シーワールドでふ化させて海に放しています。
北条海岸では一部を階段状のウッドデッキにしましたが、砂が飛んできてだいぶ埋まってしまいました。コンクリートは鉄筋が塩で劣化して割れるので最近は木を使うことが増えているそうです。
先日行った横浜の大桟橋は巨大構造物なのに柱を使っていないそうです。館山も旧水産高校近くに作った桟橋から伊豆大島などに向かう航路がありますがまだまだ観光船のターミナルには遠いです。
アキさんも那古海岸から富士山を見たこともあったでしょう。
富士山はアキさんのこと憶えているかな。
[818] 題名：富士山 名前：ロン毛のアキ MAIL URL 投稿日：2016年03月14日 (月) 22時58分
順調なリハベリでご回復に向かわれているようでなりよりです。
海辺が楽しい時期もまだ先なので、無理されず十分に休養されていて下さい。
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夜光虫の思い出を書いたのは、私が知らないウミホタルのことで盛り上がっていた『わんだぁらんど』で、ウミホタルの画像やビデオを観て、それよりも何十倍も凄く神秘的な想いだった銀色の波しぶきの美しさの夜光虫を思い出したからです。コンクリート堤防化が進んでからは夜光虫も観られなくなったと私の記憶を書いたと思いますが、その頃にはまだ夜光虫が赤潮の一種とは知らず、くちべにがいさんにお教え頂くまでは特別な微生物ではと思い込んでいました。
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夜空の星は手の届かない遠いところにありますが、まるで激しく流れる天の川を沖に見え、夜空の鏡となった砂浜は静かに光り競う何億もの星を目の前に映す、手にすくうことも出来た星達でしたが、８歳の少年は怖れ多く持ち帰ることはしませんでした。少年の頃の作文にも書いていないのは、おとぎばなしの様に余りにも美しく凄い体験でしたので、心は現実離れした世界に行っていたからだと思います。（ペコリ）
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写真の手ぬぐいは剣道の面下の頭に被せていますが大のお気に入りで、７本の手ぬぐいのうちの一番です。人間国宝お三方の素晴らしい長唄公演で頂いた物ですが、クライスラービルのNYから富士山を眺めている構図が好きで、四角張った四文字漢字よりも私にはお似合いと堂々と被ります。（笑）
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ご紹介の写真の富士山は大きく写っていますが、私の記憶の富士山はいつも空に浮いた遠いところで、画期的な白黒テレビに大勢群がった幼児の頃の大相撲での真白く太く重いまわしを腰に、それはそれは神秘的とも云えた立派な横綱の四股踏みようでしたね。（ペコリ）
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