[527] 題名:裏畑のだれも摘まない梅の実が吾が庭先をころころ走る≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/17(木) 09:51
今朝のSK新聞『小島ゆかり選』での私の作品です。今朝は予感していましたので、結果が出て良かったです。小島先生は「コスモス」の選者ですが、67歳にして、その気品と上品なお顔は衰えることを知らないようです。▼梅の枝は切とって手入れしなければ、四方に延びるので庭先に越境してきます。収穫しない青梅が吾が庭に👆の歌のような景色を生み出します。▼結句の表現を熟慮しました。
[526] 題名:白浜太郎さん「暑中お見舞い申し上げます」 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/14(月) 14:57
今日は、この猛暑に下界に暮らす私に取っては青息吐息、身に応えます。籤にでも当たれば、田辺湾を見わたす辺りに別荘でもと、思いますが、もう、来世の夢ですね。▼ブログを読ませて頂きました。多くの人の住む、集合住宅の人間関係の複雑さに、驚いています。正しいと思うことは、必ず味方もいらっしゃると思いますので正義を貫いてください。▼兵庫が苦戦しています、どうか、応援をお願いいたします。▼奥様の体調はいかがでしょうか、気になっています。無理を重ねないで、仲良くお暮し下さい。▼いよいよ、私達も、敗戦後「80年」の佳節の齢、人生の集大成の感を強くしています。どうか、どうかお身体を大切にお励み下さい。
[525] 題名: 名前:色呆け爺 MAIL 投稿日: 2025/07/14(月) 08:33
暑中お見舞い申し上げます。
「そよ風」は度々拝見させて頂いていますが、風太郎氏は益々ご活躍のご様子、お喜び申し上げます。
今年の夏は猛暑が厳しく、拙宅でも早朝窓を開け放てば涼風が吹き抜け快適ですが、9時を過ぎるころには生暖かい風に代わり、エアコンのお世話にならねばなりません。
お互い80を過ぎた老い耄れですから、余り無理をせず、猛暑を乗り切ってください。
[524] 題名:わが持てる利鎌(とがま)に恐れをなす如く四方に散りたり畑のすずめ≫山本隆 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/11(金) 17:44
8月号の月刊誌『大口玲子選』での彼の作品です。生駒山の麓の貸農園で彼は野菜を作っています。90歳近くですがその、お元気は羨ましい限りです。▼利鎌に恐れをなし、ぱっと一斉に雀が飛び立つ景色が👀に浮かびます。作歌にもいそしまれ、こうしてお元気なお姿を拝見しますと、こちらまで元気を頂けます。▼各歌壇は若い人達がわが世の春と賑わしていますが、👆のような景色も良いものだなあーと読ませて頂きました。
[523] 題名:枯木灘をみわたすカフェに憩いつつ『午後の曳航』ほつほつと読む≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/07(月) 09:57
8月号・月刊誌『大口玲子選』での私の作品です。やはり、絶景の海洋を見て、一番に似あう作品は三島由紀夫の名著『午後の曳航』がぴったりと決まります。▼海の碧さが空へと続く遠大なこの灘は何回、訪ねても何時も新鮮な発見が有ります。
[522] 題名:立ち寄れば歩かぬ友がブランドの靴を並べて我をもてなす≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/06(日) 09:43
前回の洋子さんに続き「大辻隆弘選」の慶子さんの作品です。【評】・足腰の弱った友の家を訪ねる。すると玄関にブランドの靴が並べてある。お気に入りの靴を並べてせめて心だけでも華やいで作者を迎えよう。そんな気遣いを感じる。▼私など凡人はこのような景色を眺めても???が関の山、慶子さんの感性にただもう、拍手です。
[521] 題名:卓球台をさらりと撫でて若きらはサーブ構えるレシーブ構える≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/05(土) 10:10
今週の新聞歌壇『大辻隆弘選』での洋子さんの作品です。【評】・凛とした緊張感が漂う卓球の試合。サッと卓球台を指で撫でサーブの体制に入る選手。静寂が会場を覆う。そんな一瞬を的確にとらえた。初句二句の描写がするどい。▼同世代の頑張りを拝見しますと、やはり、元気づけられます。彼女の万端にわたる、景色のリアリティは、いかに常日頃、身の回りの景色に好奇心を持ち続けていることが解ります。年齢とともに緊張感が失われて行きますが、大いなる好奇心に、学ぶことが多いです。
[520] 題名:弟の届けてくれた鰹には郷の熊野の黒潮(しお)の匂いする≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/03(木) 10:18
今朝の新聞歌壇の『伊藤一彦選』での私の作品です。月初めにヒットして良かったです。同じ東大阪市の方と並び掲載されたのは、初めての経験でした。▼この時期、和歌山の鰹は「餅鰹」と呼ばれ、全国から、食味される方がたくさん来られ、その、美味に舌鼓を鳴らします。一度、この鰹を食べますと、他の鰹との差が歴然とします。▼選者の「伊藤一彦先生」も地元の宮崎を活動の拠点にしていますので、やはり、鰹の水揚げの多いところですので、共感をして頂いたのかも知れません。
[519] 題名:リュック背負い着ぐるみパンダで盛り上がる だけどほんとは照れ屋な彼女≫山崎美加 名前:風太郎 投稿日: 2025/07/02(水) 10:34
今朝の新聞歌壇の『坂井修一選」の美加さんの作品です。わが郷のパンダも、全頭すべて中国に返還されました。町の経済を支えた存在でしたので、気掛かりですが、こればかりは、どうすることも出来ません。▼面白い景色を切り取った1首だと思いました。着ぐるみの中の彼女の心情が過不足なく、詠めていると思います。
[518] 題名:今までの日本映画のベストワン「東京物語」まよわず選ぶ≫池中健一池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/06/30(月) 10:30
今朝の新聞歌壇の「小池光選」での私の作品です。過去、月に1紙で月、2首の掲載は何度か経験していますが、この6月のY紙で、3首採って頂きました。長くつづけていれば、こんなことも有るのですね、何はともあれ良い心持です。昨日、著名なシンガーソングライターが、歌創り、曲創りは、AIと相談しながら作りだしてる、チャットはなくてはならない存在と言っていましたが、恐らく詩歌の世界もかなりの部分で進出しているのは間違いがないと思います。AIと共存共栄は早いスピードでさまざまな世界を席巻すると思います。