[106] 題名：花かごの一週間が過ぎてゆき一本二本と抜くバラの花≫森川慶子森川慶子 名前：風太郎 投稿日： 2023/01/15(日) 10:43
今日の朝刊の歌友の彼女のヒット作品です。前回に続き「米川千嘉子選」でのヒットです。▼私も少しは自信のあった作品でしたが、彼女のように、何でも無い日常の中の一場面の切り取りが真似が出来ないなあと、嘆息しています。▼彼女の歌はまるで力が入ってない感じで数詞の使い方も上手いと思います。▼正眼の構えで物事を待ち受ける心構えを痛感しています。
[105] 題名：髭を剃ることさえ苦しいと言ふ夫のあとは明日と下顎のこす≫森川慶子 名前：風太郎 投稿日： 2023/01/09(月) 15:03
今日のＭ紙の「米川千嘉子選」で大阪の歌友である、彼女の作品が掲載されました。▼高齢の方ですが、彼女の歌は主人を見る目が暖かく慈愛に満ちているのが歌を通じて何時も感じさせられます。▼そこいらの所が選者の心を打つのでしょう。▼歌も組織も自分の器よりは大きくならないことを何時も教えて頂いています。
[104] 題名：奥奈良の山のなだりの捨て榾木（ほだぎ）意地みせるがに椎茸五つ≫池中健一 名前：風太郎 投稿日： 2023/01/05(木) 17:26
今日発売の二月号の月刊誌の「大口玲子選」の大ヒットの作品です。▼面白い題材をと心掛けていましたが、早速、ホームランを打つことが出来ました。▼【評】・榾木の役目を終えて捨てられていたのに椎茸が出てきたのは、種菌が残っていたからだろうか。捨て榾木を擬人化し、そこに「意地」を見ている点がユニーク。「奥奈良」という地名も良い。▼斯ういった内容の歌はしっかりと対象を見つめななければ詠めないので、彼女の評かは嬉しい。
[103] 題名：有間皇子の悲話のつたわる牟婁の湯にひたりつつ見る元朝の夜明け 名前：風太郎 投稿日： 2023/01/03(火) 17:50
明日から普通の生活の暮らしが始まります。美味しい酒とたらふく肴を据え膳で頂き、孫の成長も見届け、非日常の時間もあっという間に過ぎ去りました。▼もう、大きな目標も達成しましたので、今年は少し冒険をして面白い題材を探し出して歌に詠み込みたいと思っています。歌を楽しみながらの境地に至れば、何て生意気なことを考えています。
[102] 題名：朝まだき牟婁の露天湯ひさびさに一番鶏の鳴く声をきく 名前：風太郎 投稿日： 2023/01/01(日) 00:12
新しい年の開幕、おめでとうございます！。▼今年もよろしくお願いします。なんやかんやで、多忙と予測されるこの年も皆様に於かれましては、晴れやかな、新年である事を心から念じています。▼先行きの見えない年であれば、あるほど、希望と言う名に夢を託して、身の身近な友人と共に、足元を固めながら、お互い助け合って進んで行きたいと思います。▼今年もどうかよろしくお願いいたします。
[101] 題名：今年、１年『ありがとうございました』 名前：風太郎 投稿日： 2022/12/31(土) 12:44
今年、１年大変な中、お付き合いをして頂き『ありがとうございました』。▼自分の思う所を定形の５・７・５・７・７に認め生きた証を各、新聞歌壇に投稿して今までの勢いをそのままに、今年も５７首の結果を遺すことが出来ました。▼偏に皆様の応援が有ったからこそ継続が無しえたと感謝に堪えません。▼たかが短歌、されど短歌、わが頭脳が働く限りは、人生の喜怒哀楽を許す限り続けて行きたいと思っています。▼皆様のご多幸を念じつつ、新しい年を迎えたいと思います。
[100] 題名：茅渟の海 名前：白浜太郎 投稿日： 2022/12/28(水) 11:13
「茅渟の海」どっか読んだ事のある言葉と思いましたが、読み方すら思い出せません。ネットで調べやっと大阪湾の事で「チヌノウミ」と読む事を知りました。
私も本の整理をしていて、数年前発行された竹田恒泰氏の「現代語古事記」を見つけ、改めて読み直していたところで、神武東征の所に茅渟の海が出ていましたが、すっかり忘れていました。
私の身辺整理とは、斯くの如しで、一向に進みません。
大した遺産があるわけでも無く、遺言などは未だ未だ先の事になるでしょう。
[99] 題名：沈みゆく入り日に映える茅渟の海コンテナ二隻緋に染めながら≫池中健一 名前：風太郎 投稿日： 2022/12/28(水) 08:49
今朝の朝刊の私のヒット作品です。今年の最後の作品が『斎藤茂吉先生』の孫弟子に当たる「秋葉四郎先生」に採って頂いたのは、ホントに有り難いことです。▼茂吉先生を手本に学び始めた私にとっては感慨深いものが有ります。▼一度『茅渟の海』と言う固有名詞を使って詠んで見たいと思っていましたが、これも今回に実現しました。▼博学の○○太郎さんでも『茅渟の海』は恐らくどこの海かは存知ないと思いますが、見事に決めることは出来ました。▼これで、今年も大願成就を果たして終えることが出来ました。▼皆様の応援に感謝をしつつ、皆様のご多幸をお祈り申し上げます
[98] 題名：白浜太郎さん、こんにちは。 名前：風太郎 投稿日： 2022/12/27(火) 16:29
何時も読んで頂き恐縮です『ありがとうございます』。貴方の『三宮』『とわずがたり』も楽しく読まさせて頂きました。▼弟が倒れたことを契機に考えることが有りまして、この度、わが人生の愛読書、三千冊余をこの年末に処分しました。▼身を切るような痛みを感じましたが、今はすっきりと整理した実の軽さを感じています。▼身に付けた服や雑品も処理をして、今はあの『西行』のような心地さえしています。後は遺言を完成させるのみです。▼白浜太郎さんに於かれましても、年末年始がご家族と共に素敵な時間で有りますことを心から念じています。▼貴君の人生が『ブラボー』である事を念じつつ、今年、１年、本当に応援して頂き『ありがとうございました』。
[97] 題名： 名前：白浜太郎 投稿日： 2022/12/27(火) 11:36
今年も残す所あと僅かにになりましたが、短歌の世界でご活躍の風太郎氏には良い年であったのしょう。ご同慶のいたりです。
来年も素晴らしい年であります様願っております。
私は相も変わらず、グータラグータラと呑気な毎日を過ごすばかりです。グータラ爺にはコロナもインフルエンザも避けて下さる様で風邪一つ引かず元気に元気に過ごしています。