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短歌掲示板『そよ風』

皆様の詠まれた短歌の作品及び仲間の情報交換にお使いください。
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[165] 題名:掃除機の手入れをすれば弾みだしほこりきらめく春のベランダ≫小林貴以子 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/15(木) 10:30

今朝のS新聞歌壇の『小島ゆかり選』での2席での彼女の作品です。▼短歌を詠むさいに大きな力を発揮するのは『具体性・固有名詞・擬人化』と風太郎塾で常日頃にわたり教え合っていますが、今回は見事に彼女がヒットしました。▼そうして、この1首の結句の「春のベランダ」の収め方も良かったと思います。この歌壇は年齢記入が必須になっていますが、それを活かした1首だったと思います。


[164] 題名:ほんのりと杏子が匂う春くれば早逝の父のよみがえるなり≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/14(水) 09:39

今朝の『秋葉四郎選』での作品です。紀の郷の育った小さな島には数十本の杏子の木が植わっていました。▼春になれば得も言われない匂いが島を包みこみ、季節の移ろいを感じました。▼今はもう帰ることなき、故郷ですが春が来るたび、杏子の花が咲けば懐かしく思い出します。


[162] 題名:詩歌とチャット 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/11(日) 16:16

明日は新聞定休日ですので投稿は休憩ですので、今、話題になっております、チャットで短歌を詠めるのかについて、パソコンで試しました。▼先ず「お題」を数題決めて試したところ見事にそれらしき短歌を弾きだしてきました。▼感想は上手く言葉をつないではいますが、何か血が通ってない感じで、腑ぬにストンと落ちない感じでした。▼然し近い将来、AI が抒情性を身につけ、あらゆる歌人の過去歌を完全に引き込むようになれば、チャットで完全な詩歌が出来ると確信しました。▼将棋の世界もさることながら「歌壇・俳壇」の世界にAI、が入って来れば、ややこしい世界を私たちは目撃するかも知れません。


[161] 題名:草抜きをがんばったその日に筋肉痛 筋肉痛なんてちょっとうれしい≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/09(金) 11:19

新聞歌壇「大辻隆弘選」での彼女の作品です。『夏の草引きは重労働。作者は、一日その仕事に従事したのだろう。夜、腰と腕に疼くような痛みを感じた。その痛みと共に、今日一日を働き切ったという充実感が胸のなかに浮かび上がってくる。下句の口語が魅力的。▼Z世代の縦横無尽のメタファーを含む新しい領域の短歌も魅力的ですが、こういった私と同世代の詠まれた短歌には何処かホットした共感とこの下句のように対し『解る、解る』の気持ちが重なりやっぱり巧い詠みをするなあーと思いました。


[160] 題名:NO159の記載の訂正をします。 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/06(火) 11:12

詠まれた歌のお名前に性別の間違いがありました。「友美」さんは、彼女ではなく男性でした。お詫びを申し上げ訂正いたします。▼高校の教師をされていて、退職をされて母堂の介護をされているとか「南日歌壇」の三傑と呼ばれているそうです。▼この、三傑と呼ばれている方は、ほぼ全国紙歌壇に毎回に掲載されていますが、もう一人の方も教師をされていた方でプロ級の実力のある方で有名です。


[159] 題名:初取材受けて明るき六畳間 年度賞とふ賞に浮き立つ≫白沢友美 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/05(月) 10:33

今朝のY紙歌壇の栗木京子選の1席の彼女の作品です。聞いたことがある氏名と、考えていたらば、お世話になっている『南日歌壇』の常連さんで去年度に、私と共に受賞した方でした。▼この歌壇の選者は『永田和宏・高野公彦・小島ゆかり』先生と地方紙と謂えど歌のレベルが非常に高く、他紙にも彼女以外の、お名前を良く見ます。▼ここ、1年の間にも新しい若手が多く成り、作風が変化しているなあーと(当たり前の事ですが)感じています。


[158] 題名:初夏の庭おまえが十九になったらと埋めし種なり柿の花さく≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/03(土) 15:43

新聞歌壇の「大辻隆弘選」での彼女の作品です【評】・作者の祖父だろうか、「お前が十九になったころ、きっとこの木に実が実る」と言って種を埋めてくれた。遥かなる日々が過ぎてその木は立派な成木となった。今年もまたその柿の枝先に小さな箱型の黄色い花がが開く。▼彼女は私より少し上の世代ですが自分の越し方を抒情性豊かに詠われ「米川千嘉子先生」に多く採用されいますが、其の感受性は枯れることなく、何時も勉強させて頂いている歌友の一人です。


[157] 題名:ひとり席から埋まりゆく焼肉屋みな壁に向きもくもく煙らす≫池田敏子 名前:風太郎 投稿日: 2023/06/01(木) 10:17

今朝の産経歌壇の『伊藤一彦選』での彼女の特選の作品です。【評】・焼き肉屋というと家族連れや友達同士の客が多いように私も思うが、今はひとりでの客が多いのか。これも現代の光景と思う作者の下の句が見事である。▼こうして、共に短歌を学ぶ後輩の中から、着実に力を身につけて行く姿を見ることは先輩として、本当に嬉しいことである。▼この歌は、只事歌で勉強してゆく中で『奥村晃作』歌人の歌を参考にして半年前にオンラインで勉強した結果でこんなに早く成果を出せたのは日頃の彼女の真面目に歌に取り組んだ結果だと思います。


[156] 題名:うからなく帰るめどなき紀の郷の南高梅の咲けば恋しも≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2023/05/31(水) 07:38

今朝の新聞歌壇「秋葉四郎選」での1席の作品です。▼【評】。「南高梅」の名所が故郷の作者。歳月に従って親族もなく帰ることもできないという。南高梅の花に湧く想いを良く言えている。▼私の得意とするところの歌で、基本通り詠めたと思っています。▼朝の五時前からラインが届きますので直ぐに結果を知ることが出来ます有りがたいことだと皆様に感謝が絶えません。。


[155] 題名:砂かぶりに扇子をつかう人もいて観客もどる五月場所≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2023/05/26(金) 17:33

👇に同じく「大辻隆弘選」での作品ですが、初句・2句の導入が、いわゆる、正岡子規の指南する通りの入り方で見事だと思いました。▼同じテレビ番組で相撲の取り組みを見ている景色ですが、2句の扇子と結句の五月場所の収め方が上手いなあと、真似が出来ない思いがしました。▼近くに勉強になる方がいると言うことは、本当に有り難いです。




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