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短歌掲示板『そよ風』

皆様の詠まれた短歌の作品及び仲間の情報交換にお使いください。
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[557] 題名:施設にて四億円を話題にす少し認知症の義母の明るさ≫山崎美加 名前:風太郎 投稿日: 2025/10/07(火) 10:11

昨日のY紙歌壇『栗木京子選』の美加さんの作品です。私達の年代になりますと、多くの同輩が自分も含め、歌のような現実が有ります。高齢化と言う中でのある意味、仕方のないことであるが、結句のように、その明るさで救われる気がします。▼色んなことを考えても致し方の無いこと、なるようになると、腹をくくり、進んで行くしかないと思っています。▼今年もあと少しとなりました。気合を入れて歌を詠んで行きたいと思います。


[556] 題名:死のきわに君握りしめたる右腕のなまなまとして我を生かしむ≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/10/06(月) 09:51

今朝の新聞歌壇の「米川千嘉子選」で、昨日に引き続き慶子さんの作品が掲載されました。👇の1首の続きを読むようなリアル感の溢れた作品だと思います。▼長い夫婦生活のうえに築かれた情感を余すところなく描写された、上句の景色、下句の景色に彼女の生きざまの確かさを感じさせて頂きました。


[555] 題名:己が手で己が腕(かいな)を抱く夜とぎれとぎれに蟋蟀の声≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/10/05(日) 09:49

今朝の新聞歌壇「米川千嘉子選」での慶子さんの作品です【評】・夫を亡くして後の時間を丁寧に詠みつづけている作者。酷暑とはいえ、ようやく蟋蟀も鳴き始めた。少し元気がないようなその声に、自身の寂しさを重ねているようでもある。▼しっかりと自分の人生を見つめ、上句の景色は圧巻である「蟋蟀の声」が何とも言えない情感を生み出している。▼慶子さんらしい巧い1首だと思いました。米川先生が彼女の人生をしっかりと追っている様が感じ取れ好感が持てました。詠み手冥利に尽きると思います。


[554] 題名:大好きなアケボノソウの咲くころか郷の熊野のいにしえの道≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/10/02(木) 10:32

新聞歌壇『小島ゆかり選』での私の作品です。気がつけば女性の選者の中で、過去、一番多くの歌を採って頂きました。▼歌会に初めて参加した折の教材が、小島先生の短歌でした。何だか不思議な縁を感じています。▼シンプルに詠んでみましたが、固有名詞の「アケボノソウ・熊野古道」が生きた1首になりました。▼AIに、朝日・読売歌壇の1週間に於ける投稿者数を尋ねましたら、5〜6万通以上と答えが返って来ました。もう何だかヒットは宝くじに当たるような感覚ですね。それだけに採って頂ければ、喜びもひとしおです。


[553] 題名:匙添えて熟柿(じゅくし)出てくるおやつどき老人ホーム午後のやすらぎ≫辻井康祐 名前:風太郎 投稿日: 2025/09/29(月) 11:28

今朝のM紙歌壇「米川千嘉子選」で数年前に私のホームグランドの歌壇で良く掲載されていました、彼の作品お名前を今朝、数年ぶりに久しぶり拝見しました。▼作品から察しますとホームでお世話を受けられていられたのが解りました。▼最近は良くこんな形で良く見知りの御名前を各、新聞歌壇でお見掛けしますが、時の移ろいと明日のわが身を、想い浮かべつつ、懐かしく読ませて頂きました。短歌を忘れず、お元気でお過ごしのご様子に、元気を頂きました。


[552] 題名:ならまちの石の仏の頭のうえにリボンするがに揚羽の一つ≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/09/22(月) 09:59

今朝のY紙歌壇「栗木京子選」での私の作品です。【評】・ならまちは奈良市の中心部にあって歴史的な文化が残るエリア。石の仏も蝶も独特の情感を持つ。リボンの比喩が楽しい。▼この歌壇も結果が1ヶ月以内になり、少し自信の有った1首でしたので直ぐに結果が解り、とても良かったです。▼気候もひんやりと、この9月は上出来で終われそうです。


[551] 題名:真夏日の昼餉のあとの二時三時テレビの音も遠くなりたり≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/09/21(日) 09:51

今朝のK紙歌壇「大辻隆弘選」での慶子さんの2席での作品です。【評】・けだるい夏。しかもお昼ご飯を食べたあとの昼下がり。食後の眠たさまで加わって意識が朦朧としてくる。さきほどまで聞こえていたテレビの音が急に遠ざかり遠くの国から届く声にも聞こえる。自分の意識を描写した歌。▼大辻先生の、寸評の通り、真夏のお一人住まいの昼の食事の景色を、淡々と描写して下句の景色に納得感のある、良いお歌だと思いました。


[550] 題名:朝昼晩おしょらいさんの世話をして盆のあいだの母は楽しげ≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/09/17(水) 20:36

先日のK紙歌壇「栗木京子選」での洋子さんの作品でした。彼女の短歌から👀の離せないことは彼女から繰り出す言葉の面白さである。私も語彙の豊富さはそれなりに自信を持っていますが、👆の「おしょらいさん」は生涯を通じて初めて耳にする言葉でした。早速調べ納得しましたが、また一つ、洋子さんから鮮らしい、言の葉を学びました。▼こうして互いに刺激を受けつつ、短歌を通じて学び合えることの豊かさを感謝しています。母と娘の関係の豊かさにも心打たれます。


[549] 題名:連れ添って五十五年と指折れば「鰤大根」とあなたは笑う≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/09/15(月) 09:29

今朝のM紙歌壇『伊藤一彦選』での私の作品です。ちょっぴりと上手く詠めたかなと思っていましたので、先生に採って頂き有りがたいです、相性を表す慣用語は、幾つかは有りますが、👆の「鰤大根」を選びました。▼今月は、伊藤先生に2首採って頂き上出来だと思います。


[548] 題名:自分史が書けると言っていた夫は長き闘病の日記を遺す≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/09/14(日) 09:43

今朝のK紙歌壇「栗木京子選」での2席の慶子さんの作品です。【評】・自分史を書こうとしていた夫だが、闘病が長引くまま亡くなってしまったのであろう。「遺す」と言う言葉が切ない。それでも、闘病の日記を読むことは作者の心の支えになっている。書き残すことの大切さを教えてくれる歌である。▼ひさかたの亡夫を偲ぶ慶子さんの歌である。幾分か傷心も癒えたのでしょうか、淡々と心境を詠われていますのが、胸を打ちます。




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