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短歌掲示板『そよ風』

皆様の詠まれた短歌の作品及び仲間の情報交換にお使いください。
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[407] 題名:秋華賞の予想当てたと言うて来る母の風邪引きだいぶよくなる≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/18(月) 08:28

今朝のY紙歌壇『栗木京子選』での彼女の作品です。まさに、いつもの洋子さんらしい、詠いぷりっである。▼上句の景色と下句の景色は、全く違ってますが、その距離感は絶妙である。そして見事につながりあってる、母と娘の情感溢れる、1首だと思いました。慶子さんや洋子さんの活躍は本当に刺激になり、創作への励みになります。「おめでとうございました」。


[406] 題名:ランチ終え歩く難波(なんば)の地下街で赤いバックが私を誘う≪森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/17(日) 10:13

今朝の新聞歌壇の『栗木京子選』での彼女の作品です。【評】友人とランチを楽しんだのであろうか。華やいだ気分が残るまま地下街を歩くと店頭の赤いバックに心を惹かれた。結句の「私を誘う」という表現が弾んでおり、難波という地名も歌の情景に活気をもたらしている。▼若々しい慶子さんの歌には、いつも、敬服します。私もいつも意識をしていますが、「難波」という固有名詞、「赤いバック」という具体性が、ぱっと映像を浮かび上がらせます。選者がおっしゃる通り、結句の「私を誘う」が余韻をのこしとても素敵だと思いました。それにしましても、お年を感じ指せない、1首だと思います。


[405] 題名:起きたことを全部肥やしにしたら良い亡母ならきっとそう云うでしょう≫山崎美加 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/16(土) 10:05

『大口玲子選』での彼女の作品です。おそらく「山崎美加さん」がわたしの紹介します、最後の歌友になると思います。私より二回り若く、万葉の里『交野市』お住いになる方です。▼最初は、俳句を詠まれている方でヒットを飛ばされていましたが、ここ最近短歌の方でも、目覚ましい活躍をされています。▼詠いぶりはかの「小川洋子」さんの詠みに似ており、母上への深い情念も好感が持てます。≪亡母ならきっとそう云うだろう≫の言い差しの中に、何とも言えない、心持ちを感じさせます。斯う、ご期待を、折々に紹介させて頂きます。


[404] 題名:秋の夜は酒の肴に筋肉をとろ火で煮込むたのしみを知る≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/14(木) 09:51

今朝のS紙歌壇の『小島ゆかり選』での私の2席の作品です。先生には主婦感覚を期待して、食品をテーマにした歌で良く採用して頂けますので、本当に有り難いです。▼各、新聞歌壇の選者には、同じテーマの歌を並べて登用する場合が多く見受けられますが、今回も私の横の、1席の作品は≪お芋さん大根さんと言う母は私のことは呼び捨てにする≫神部美喜子。でした。▼今回は、秋の夜長と、とろ火で煮込む、そのスロー感覚に筋肉を抱き合わせすることで巧く作用しました。


[403] 題名:深海を耐えた虎魚(オコゼ)がスーパに貌は怖いが煮付けはうまい≫池田敏子 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/11(月) 13:38

昨日のA 歌壇の『佐々木幸綱選』での彼女の作品です。投稿前の元歌は≪深海に耐えてきた虎魚スーパに触れるはこわいが煮つけはうまい≫でした。「虎魚」と言う強烈な個性を持つ、固有名詞をスーパに見つけ出したのは彼女の大手柄だと思います。▼私は≪貌は怖いが≫にと助言させていただきましたが、オコゼの顔はこれ以上の無い怖い貌をしていますので、巧くマッチングしたと思います。▼詠み手はこうした、最難関の歌壇にヒットすることは、何にも増して、次への創作に励みになると思います。『本当に、おめでとうございました』。


[402] 題名:若い声で経を供えてさっさと立ち坊さん次のお宅え向かう≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/08(金) 09:56

👆の1首も、同じく『大口玲子選』での彼女の作品ですが、派手に大向こうを、唸らすようなような景色でも有りません。しかし、なんとなく、「ある、ある」と、思わず頷いてしまうような、可笑しみのある景色を掬い採ってると思いました。▼詠い手として、彼女が、日常生活の1場面をしっかりと、凝視していることが伺えます。上句の景色がとても、ユニークで面白いです。思わず場面が立ち上がって来るようです。


[401] 題名:県境の暗がり峠を大和へと道を急げばひぐらしの鳴く≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/06(水) 09:45

Ù月刊誌・12月号「大口玲子選』で私の私の入選作品です。👆の峠は、大阪&奈良の境にあります、芭蕉も詠み、司馬遼太郎の『峠』でも書かれている有名な「峠」です。▼私は、歌人「前登志夫」が詠みました『大空の千瀬』の中の≪生駒嶺のくらがり峠越えたりし同級生の多くかへらず≫が好きです。奈良側から広い世界へ栄達の夢を追い、あるは戦に駆り出されて、山を越えた若者たち、その多くは帰って来なかったと詠う彼の無念さが伝わって来ます。▼「暗がり峠」でググリますとその雰囲気が解りますので興味のある方は調べて下さい。


[400] 題名:さまざまな生活(たつき)を背負い懸命に生きるすがたを歌壇に学ぶ≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/04(月) 22:36

昨日に、Y紙歌壇「小池光選」に採って頂きました、私の作品です。歌壇に寄せられる多くの作品には、さまざまな、苦難と戦い、懸命に生きる姿の真摯な歌が数多く掲載されます。▼あの人の、この人の多くの苦難と戦いながらの短文にどれだけ、多くの人達に生きる勇気を与えることだろう。▼古来、31音の、和歌・短歌が廃れることなく、語り継がれたのは、その歌の中に悲喜こもごもの語り草が、真摯に生きる人々の琴線に触れたのは、間違いのないことと強く思っています。▼『古今和歌集』・『伊勢物語』を長く愛読しましたが、あの時代の多くの人たちと、現代の私達との心根が少しも変わらないことに、思わずニヤリとする私がいます。▼今、住んでいます近く、奈良と大阪の『十三峠』と言う県境の峠があります。此処はかの「業平」が八尾に住む愛人の元に足蹴に馬で通った、峠ですが、その、瑞々しさは、何ら現代の私達と何ら変わることは有りません。▼縁あって10年前に短歌を始めましたが、多くの先輩に導かれ、一つの世界の扉の向こうを見せて頂いた多くの仲間に感謝しています。


[399] 題名:思いたち『人間臨終図巻』読み偉人さいごの振る舞いまなぶ≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/04(月) 10:03

今朝のM紙歌壇『伊藤一彦選』での私の作品です。【評】・読書の秋、作者は山田風太郎の作品をひもとく。死生観を学ぶ名著だ。▼上記の本は、上巻〜下巻で千ページを超える、偉人の死に様を書きしるした、名著であり、私のハンドルネームに冠しました「風太郎」は山田先生の御名前を、勝手に頂戴して、必ず1首を詠みたいと長く思っていました、先生の名著です。▼私もいやが上にも、日夜、死生観を意識しなければならない年代に差し掛かり、また、多くの友人が先立つ中、その思いを強く感じています。▼『人間五十年、化天の中(うち)をくらぶれば夢まぼろしの如くなり』舞を舞いつつ戦火の中に自刃を選んだ『織田信長』の武将としての死に様は憧れますが、凡人の凡人である私には夢の出来事です。▼掲示板『風』に紹介して頂いた、多香子さん「ありがとうございました」。


[398] 題名:逝きし友が心にしまいしことなればわれもしまいぬ胸の奥底≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2024/11/03(日) 09:41

今朝の新聞歌壇の「米川千嘉子選」での彼女の作品です。同年代を共有している私には彼女の心根に痛く共鳴できます。そう言った心象を上手く掬い取るところは、相変わらず彼女の真骨頂だと感心いたします。▼今朝の朝日歌壇に歌人の『門脇篤史』さんが、ウエーブサイトの『うたの日』は今年で開設10年を迎えるが、近年の新人受賞者に絡みその広がりにコメントを寄せています。そうして、いずれの受賞者もこの場への謝辞を述べていると有ります。▼幅広い層を取り込みながら存続している「うたの日」は多くの歌人の活動の場となっている。彼の場の存在は、昨今言われている「短歌ブーム」にも少なからず影響を与えていると結んでいます。▼私はこのサイトには参加したことは、有りませんが、全国紙歌壇の作風が少なからず、若い人達の、いわゆる、現代短歌が謳歌していると感じています。▼老兵は老兵らしくわが道を行くか、はたまた、景色を変えるか、悩ましい処へ差し掛かっていることを感じています。




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