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短歌掲示板『そよ風』

皆様の詠まれた短歌の作品及び仲間の情報交換にお使いください。
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[468] 題名:如月の霙ふりゐるお昼すぎ布団かむりて亡夫を偲びぬ≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/23(日) 10:01

今朝の新聞歌壇の「米川千嘉子選」での彼女の作品です。老夫婦のどちらかが死別した後は、恐らくは👆のお歌のような景色を誰をもが、体験するリアリティのある1首だと思いました。▼下句の景色は、明日の自分の姿だろう、共感のできる歌だと思いました。▼漸く寒もほころび、裏の梅畑からはウグイスの啼く声がしきりに聴こえます。慶子さんも、次のヒットは旅の歌が生まれているかもしれません。


[467] 題名:啄木と牧水どちらと問われれば貧(ひん)より酒の牧水が好き≫池中健一一 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/20(木) 09:10

今朝の新聞歌壇の『伊藤一彦選』での私の1首です。伊藤先生は今年、初めてのヒットですので嬉しく思います。▼私と並び、3人が「お酒」がテーマの歌で掲載されました。新聞歌壇は良くこんな採られ方をされます。▼バリバリと現役で働いていた時はそんなに連日、お酒を嗜みませんでしたが、今は、すっかりと、お酒とお友達になっています。▼お酒と言えば、何と言っても牧水の歌が欠かせません。3月も後少し残っていますが、これで気分よくほろ酔いで、終われそうです。


[466] 題名:「花蕊(かずい)」と言う漢字を辞書でしってから花見るたびに心をよせる≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/16(日) 08:57

今朝の新聞歌壇の『内藤明選』での私の作品です。歌のネタ探しで辞書を繰っていますと「花蕊」の『蕊』と言う字を知りました。何と花の蕊には『心』と言う字が三つもあったのす。▼上句で漢字の愉しさの気づき、下句の感慨で短詩になったと思います。▼それにしても、華の中に3文字も『心』の字があったとは、風太郎、恥ずかしながら、新しい気づきでした。でも、その新しい発見が1首に昇華したのですから、辞書、様様です。


[465] 題名:マイナンバーカードはあそこに仕舞ってるたまに頭でいうひとりごと≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/09(日) 10:32

今朝の新聞歌壇の「大辻隆弘選」での彼女の作品です。私などには思いもつかない、歌材である。然し、言われてみれば、確かにそうである。▼あらゆる分野のカードが身の回りに保管されていますので、時折々に、お歌のような場面を体験します。当に言われてみれば、その通りです。▼何だか人生はカードに管理されているようでギグシャグする様を、衝いたユニークな1首だと思いました。≪たまに頭でいうひとりごと≫の下句の言い差しが、面白いと思いました。


[464] 題名:鰻には遠くおよばず「なんちゃって蒲焼」やはりツナの味して≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/08(土) 00:01

米川千嘉子選には彼女の👆のような1首もある。【評】・さらに家計をひきしめなければならない時代。さまざまな代替品が出回っている。「なんちゃって蒲焼」というネーミングも楽しくて試してはみたものの、やっぱりツナの味。そんな感想を先取りしたような名前だった?。▼彼女の歌の愉しさは、クラシック音楽を真面目に聴いていたら、急に👆のようなガラッとタンゴを聴くような面白味が有ります。そこいらが、何とも言えない洋子さんの魅力であろう。▼お元気でいる間は、互いに意識して少しでも近づけられたらと、私も意識して詠み続けたいと、常、想っています。何たって大阪の「おばちゃん」は楽しいです。


[463] 題名:昔には戻らぬ川を今日も見る 父の投網(とあみ)のきらめきし川≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/06(木) 22:12

同じく『大口玲子選』での洋子さんの作品で、今月号は彼女とワン・ツ―フニッシュで2度目を飾ることが出来ました。【評】・川が自然に姿を変えることもあれば、人間が川を整備して風景を変えてしまうこともある。昔の状態には戻れないことを知りつつ、かって父が投げた投網のきらめく川の記憶がまぶしい。▼私の写生歌は全体の様をカメラで収めるように描きますが、彼女は接眼レンズでポイントを絞り風景を活写して行くように詠います。そして、その道具立てが洋子さんらしく、上手いなあと感心します。▼私も何回かは投網を使い魚を追った事は有りますが、まさか歌の中に道具立てするとは、ここいらが彼女の感性の為せる技なんでしょう。▼上句の景色に対し下句の景色の展開の仕方に「おみごと」と声を掛けたくなりました。


[462] 題名:干し柿の影を障子にうつしつつ童話のような斑鳩の里≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/05(水) 12:57

月刊誌『大口玲子選』での私の1席での作品です。【評】・「斑鳩の里」(いかるがのさと)は奈良県の法隆寺を中心とする地域。名勝旧跡が点在し、歴史的な景観や古い街並みが保存されているが、干し柿の影という小さくはかないものに注目している点がユニーク。▼月一の診察帰り、小雨がぱらつき、小寒い中、宅に帰り一読して、疲れも吹っ飛びました。初句と結句の固有名詞、景色の意外性が成功しました。月初めのヒットは何だかほっとする自分がいます。たかが短歌、されど短歌ですね。今回は地元、『斑鳩の里』に助けられました。


[461] 題名:サルトルもカミュもゐない巴里に来てカルチェラタンに熱き茶を飲む≫山本隆 名前:風太郎 投稿日: 2025/03/01(土) 17:37

少し前の彼の1席の作品で、85歳とは思えない彼の感性、そのお洒落な詠みぶりに、先日のモンゴルの喉歌でもそうでしたが、舌を巻きます。【評】・パリを訪れての作。「カルチェラタン」は学生街。かっての激しい時代を思い出しているのかも知れない。おしゃれな作でもある。▼斯うした垢抜けた歌を詠みたいと彼の背中を追い続けています。少しでも近付きたい、少しでも見習いたいと言う先輩が、身近にいることに感謝して、風太郎も自分の歌の世界を追い続けたいと思っています。▼≪良い歌は酒の香りがする≫とは、世界の名言であるが、👆の歌のようなシャンパンの匂いがするような歌が詠めるように学んで行きたいと思います。


[460] 題名:少しだけ距離をおきたい時もある今夜は晴れて月がきれいだ≫小林貴以子 名前:風太郎 投稿日: 2025/02/27(木) 11:15

今朝のN新聞歌壇の『永田和宏選』での1席の彼女の作品です。【評】誰と特定していないが、近しい人でも時には距離を置きたいときもある。そうする事で却ってその人の良さや大切なものがみえたりもする。▼彼女も永田先生のファンんであるから喜びもひとしをであろう。評にも有りますが、主人公を誰とも明かさずに詠んだことで、大きな意外性が生まれ、読者にさまざまに想像を描く歌になり、下句への景色の展開もみごとだと思いました。▼この版の洋子さんの得意な景色の詠み方である。▼恐らくこの1首は彼女の心の中にしっかりと残る歌であることは、間違いのないことでしょう。


[459] 題名:ようやくに六年を経て会う友は柱の前に杖つきて居り≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/02/26(水) 10:08

今朝のS紙歌壇の『坂井修一選』での彼女の作品です。等身大に自分の身の回りを詠んだ1首ですが、淡々と現実を境涯に応じて活写していると思いました。▼私などより、齢を重ねた先輩であるが、連日の活躍を👀の辺りにしますと。エンジンを蒸かして、もっと気合を入れなければと思います。▼私の身の回りにも、お歌のような、昭和を生きぬいた多くの人たちが高齢を迎え、懸命に立ち向かう姿を自分も含め遭遇します。▼作歌にいそしむ中に、仲間が頑張っている姿に、お力を頂き、切磋琢磨してゆきたいと思いました。




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