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短歌掲示板『そよ風』

皆様の詠まれた短歌の作品及び仲間の情報交換にお使いください。
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[577] 題名:うとうとと眠りし午睡がっくりとはつか開く歯舌先を噛む≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/26(水) 10:03

先日の23日の『内藤明選』での慶子さんの作品です。お互い高齢になって来ますと、一瞬にして深い睡魔に襲われる時が儘有りますが、下句の景色を笑うに笑えません。▼折々に歌を拝見しますと、生活に短歌が根付いて居ることに励まされます。


[576] 題名:水鳥を浮かべ夕凪ぐ鳰の海いまし夕日の没(い)リゆくところ)≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/23(日) 21:35

👇の書き込みを終わった後に「さくら」さんからLINEを頂き朝日歌壇の掲載を知りました。▼『永田和宏選』で採って頂き、嬉しさも格別ですが、存知の通り、永田先生のご家族で琵琶湖に関する歌では教科書に掲載されるくらいの名歌が有る中で、もちろん意識して詠みましたが、採って頂き、嬉しさも格別です。▼今は、各歌壇は普通の日常詠が本流で写生歌は注目されませんが、あえて得意な写生歌で挑戦したなかでの結果に喜びを感じています。▼ゆく秋の中で、あと少しの晩秋の中、少しでも納得のゆく短歌を追い求めたいと、日々模索しています。


[575] 題名:父遺す「山よりでっかい猪(しし)は出ぬ」踏んばり時はいつも唱える≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/23(日) 08:33

今朝の新聞歌壇の『内藤明選』での私の作品です。生前の父が折に触れ良く言ってた言葉を歌にしてみました。歌も言霊ですので父もあの世で、くすっと笑っていることでしょう。


[574] 題名:月みちて毒だみの野を照らしゐつあなモノクロームの真夜の毒だみ≫春日真木子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/21(金) 10:12

現代短歌の最長老、「春日真木子さん」が、九十九歳にして歌手を出版された。題して『宇宙卵』。私などの歌の知識のレベルでは、到底この歌の真意など解る術もありません。▼この意味するところはなんだろうか、氏自身の「あとがき」で「宇宙卵」とは「可能性の卵」だと言い、どんな卵だと想像すると、「それこそが宇宙卵なのである」という。▼さっぱりと解りませんが、しかしながら、世の中にはこれを理解する、文学者がいるのである、彼の、「中西進さん」が、読み解きます。彼が瞬間に読み解いたのは、わが国最初の歴史書『日本書紀』の冒頭の一節であったと言うから恐れ入ります。▼私も改めて👀を通して、見事に上記の歌の深い真意を読み取ることが出来ました。▼彼女は31音の中にわが短歌を神話的世界観とひとしいと、みなしたのである。


[573] 題名:下町の家にあかりが灯るころ路地から路地へ鼬(いたち)が走る≫森川慶子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/18(火) 09:38

先日の洋子さん同じく「大辻隆弘選」での慶子さんの作品です。最近は、私どもが住む町も昔ながらの長屋が無くなりマンションが建ちならび「イタチ」なども、とんと見なくなりました。▼そうした中で、下町の景色を浮かび上がらせ「鼬」などの稀有の生き物を登場させたことで短詩になったと思います。▼私の住む町は、日本一「アオバズク」が生息するので有名ですが、街路樹から、数えきれない、大きな目がぎょろつく様は圧巻です。


[572] 題名:いいものがいっぱい入った荷が届く「ツバメ洋品店」の袋で≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/16(日) 09:12

今朝の新聞歌壇の「大辻隆弘選」での洋子さんの1席での作品です。【評】・玄関口にまちにまった荷袋が届く。いつもの洋品店からだ。そんなウキウキした気分がよく出ている。弾むような上句のリズム。遠くから幸せを運んでくるような「ツバメ洋品店」という固有名詞。どちらも効果的に響く。▼何でもない日常の中の一場面を切り取り、こうして歌に仕上げる力量はまさに。天下一品である。▼「ツバメ洋品店」という固有名詞、一つだけで、色々な景色が浮かび上がって来ます。私も自信の有った提出歌でしたが、こんな1首を読みますと、尻尾を巻いて仕舞います。


[571] 題名:「お」つけて言えばさびしいこともあるたとえばおすきなようにとか≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/13(木) 10:14

3回続けて「大辻隆弘選」での洋子さんを歌を載せてみたいと思います。【評】・相手を尊敬してつける接頭語「お」。しかしそれが冷ややかに響くときもある。お好きなように。丁寧だけど冷たい言葉。結句は字足らず。でもこの歌の場合効果的。▼洋子さんは、まるで「お砂味』遊びをするように言葉を操ります。言われてみれば誠にその通りで言葉の魔法使いなような、趣を感じさせます。▼きっと選者も投稿者の名前を見たときから、一歩構えて読んで見るような気がいたします。


[570] 題名:見守っているしかないこと秋の風に吹かれてこよう家事を終えたら≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/11(火) 10:31

「大辻隆弘選」での洋子さんの作品です。【評】・自分の力ではどうしようもないことはこの世に多い。でも見守ることは出来る。あきらめと祈りの気持ちを秘めて秋の風に吹かれてこようと思う。深い心象を描いた歌。▼👆のお歌が何故、1席で光を放つのか読めば読むほど解る気がします。▼1〜2句は人生を重ねますと、儘、私達にもよく遭遇する出来事です。それを、洋子さんは、家事を終えたら「秋の風に吹かれてこよう」と吐露します。▼この深い心象を洋子さんは、さりげなく歌に詠まれる、ここらあたりが、並の詠み手でないことを、想い知らされます。


[569] 題名:夏の朝電信柱 一本の影に入りて開院を待つ≫小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/07(金) 09:43

昨日に引き続き『大口玲子選』での洋子さんの作品です。「天・地・人」の「地」での掲載です。【評】・朝一番で病院を受診したのだろうか。「電信柱一本の影」と書くことで、そのような細い影ではとてもしのげないけれども、その影に入らずには居られないほどの日差しや猛暑を想像した。▼今年の夏の猛暑、3〜4句の景色がとてもよく、結句のぴしゃっとした言い切りがよく効いていると思います。▼彼女らがしっかりと、結果を出し、頑張ってるお姿を拝見しますと、つい弱気になる私もう少し続けて見ようと勇気を何時も頂いています。2句切れも参考になりました。


[568] 題名:D51で来阪をした「天王寺」駅に来るたび十五に還る≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/11/06(木) 10:08

今月の12月号の月刊誌『大口玲子選』での私の作品です。現在はバスや、車が中心ですので、もう滅多には来ることは有りませんが、帰郷の場合は良く郷へ始発の「天王寺」を利用しました。▼昔は「紀勢本線」今は『きのくに線』と名前は変わりましたが、何かにつけて郷愁を誘います。あの界隈も「あべのハルカス」のかっては、日本一の高さを誇り、街並みもすっかりと変わって仕舞いました。




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