[489] 題名:走り来て自転車飛び乗り学校へ彼の一日始まるを見る≫山崎美加 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/30(水) 09:47
今朝の新聞歌壇の「坂井修一選」での美加さんの作品です。息子さんの学校への登校時の静かな景色を詠まれた1首ですが、ほんわかとした母の愛情を感じさせます。選者も大学の先生でしたので、共感を得たのかも知れません。下句の景色が良いですね。
[488] 題名:白浜太郎さん・「こんにちは」 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/29(火) 10:34
何時も👀を通して頂き(人''▽`)ありがとう☆ございます。朝、散歩に出ますと朝日に柿の若葉が煌めいていますが「「俺にもそんな、季節が有った」と、先程、某歌壇に投稿した所です。▼1年に1回位、こんなことも有り『鬼の攪乱』と私は呼んでいます。今頃の季節になりますと、「餅ガツオ」を求め良く紀州まで帰りましたが、流石に体力・気力がなくなりました。太郎さんの処は。下まで降りれば、瀬戸内の魚が食べられ好いですね。奥様と仲良く労り合いながら、お暮しください。まだまだ、寒暖差が有りますので、ご自愛くださいませ、ご健勝を念じています。
[487] 題名:おめでとうございます。 名前:色呆け爺 MAIL 投稿日: 2025/04/29(火) 09:47
小豆島・奥様のちくり・初ガツオ・寅さん・奥大和、と・・・・
大したものですね!!。只々恐れ入るばかりです。
八十路を超え、益々御元気なご様子、お喜び申し上げます。
孔子は「70にして矩を超えず」といいましたが、貴兄は80にして何というのでしょう。
[486] 題名:奥大和の顔もおぼろな微笑仏ゆうべさびしく小ぬか雨ふる≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/28(月) 10:14
今朝の新聞歌壇の「栗木京子選」での私の作品です。全国紙での3連荘は初めての経験で、長く頑張っていれば、こんなことも起きるのですね。当に「ビックラポン」です。▼やはり、身の近くに、熊野路・大和・京都路。葛城路と名刹の景色が知らず知らずのうちに、身体の中で熟成して行くのが感じられます。▼気負うことなく、あるがままに前に進んでいこうと思います。
[485] 題名:花びらを背広に散らし寅さんが歩いてそうな斑鳩の里≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/27(日) 22:50
今日の、👇の歌と同時掲載の新聞歌壇『栗木京子選』での私の作品です。寅さんの歌は、「河馬」とともに、余りにも続けて、ヒットしたために、封印をして熱を冷ます為に長い間、詠みませんでしたが、久方ぶりに、詠みたくなって👆の歌を詠みました。結句の固有名詞と相俟って、その、神通力は、未だに続いている見たいです。▼だからといって、調子に乗って、詠むことは有りませんが、いまさらながらに、『寅さん』のキャラクターの凄さに、驚いています。▼今は、彼の「幸福の黄色いハンカチ」の『健さん』を視野に入れていますが、じっくりと構想を練りたいと思っています。今、私の住む河内野は、躑躅の花が満開で初夏の光を受け輝いています。
[484] 題名:熊野灘に白くかがやく水脈のこし初ガツオ追う釣り舟二艘≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/27(日) 09:30
今朝の新聞歌壇の「佐々木幸綱選」での私の作品です。【評】二艘の舟の鮮明な航跡が印象的。▼ふるさとは、鰹の季節になりました。ケンケン釣りと言う特殊な釣り方をする鰹は「餅鰹」と呼ばれ、半分、眠った形で浜上げされるために、鮮度が抜群で、他の地域には回らないため、田辺・白浜・串本。新宮の限られた処でしか食べられないので、幻の鰹とも呼ばれています。
[483] 題名:時折にチクり物言う連れあいのそんなチクリが的を得ている≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/24(木) 10:09
今朝の新聞歌壇の『永田和宏選』での私の作品です。【評】・そんなチクリが的を得ているところが癪だが、そんなさりげないチクリを発する敵にはかなわない。▼家中を余り詠むなと、連れ合いに、釘を刺されていますので、夢、新聞に掲載されたことは、言いません。先日は小池先生、今朝は永田先生と当に気分はルンルンで四月は、終えることが出来そうです。
[482] 題名:『二十四の瞳』の映画に魅せられて小豆島たずね早や六十年過ぐ≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/22(火) 10:21
今朝の新聞歌壇の「小池光選」での私の作品です。【評】木下恵介監督、高峰秀子主演の名作。舞台は小豆島。六十年の昔に訪ねて、その後作者は教育者の道を歩まれたのだろうか。▼4月も後、少し残っていますが、春爛漫のよい気分で終われそうです。洋子さんを「呼び水」として何て書きましたが、本当に其の通りになって、驚いています。▼彼の島を訪ねたのは、二十歳前後のころですが、世の中もすっかりと変わり、高度成長期を前にして昭和の良き時代が始まる前でした。思えば長く生きたような気が致します。
[481] 題名:おばあちゃんのスマホをねらってやって来る二歳の視線そらさなくては»小川洋子 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/21(月) 23:24
昨日の新聞歌壇の「米川千嘉子選」での私と並び、洋子さんの作品です。その前にヒットの呼び水として、何て彼女の歌を載せましたが、ズバリ嵌り、少し驚いています。やはり、この短詩は下句の景色の、納得感だと思います。▼私も、現在3歳の女の子の孫を持つ身として、👆のお歌は痛いほど解る景色として、読ませて頂きました。下句は全く、其の通りです。▼短歌は面白いですね、その時、その時の、一場面を切り取り、未来へ繋いでゆく作業、時間が経って、彼、彼女が👀にした時、どんな、反応を示すのでしょうか。▼日常のさりげないその、一瞬が大きな世界へと繋がる、短歌の魅力を感じつつ、読ませて頂きました。
[480] 題名:短歌(うた)載ればすぐに読んだとライン来る親友の訃報に「おい、噓だろう」≫池中健一 名前:風太郎 投稿日: 2025/04/20(日) 10:17
今朝の新聞歌壇の「米川千嘉子選」での私の作品です。【評】・ラインのやり取りもしていたのだから、年齢よりも軽やかで元気な親友だったのだろう。前触れもない別れだったのか。結句はいかにも実感に違いない。もう永遠にラインは来ないのだ。▼私と同じく技術屋で町の工場の主で私とはとても気が合いました。専門は「違金属」同士の接合の大家で、工業高校や大学の教科書にもなっているほどの、その道のエキスパートでした。▼つい、身体のことは後回しにしているまに、担ぎ込まれた時は手遅れでした。▼直ぐには、歌に詠めませんでしたが、1年間の時間を経て、この度、米川先生に採って頂きました。改めて彼の冥福を祈り、彼の業績を称えたいと思います。『合掌』。