 【花巻東7−6明豊】第91回全国高校野球は21日、準々決勝が行われ、春のセンバツ2回戦の再現となった花巻東(岩手)と明豊(大分)が対戦。6−6の同点で迎えた延長10回、花巻東は3番川村の中前適時打で1点を勝ち越し、そのまま逃げ切りベスト4進出を決めた。
岩手勢の4強は1919年(大8)の盛岡中(現、盛岡一)以来、90年ぶり。
花巻東はプロ注目左腕・菊池は4回まで4奪三振のパーフェクト投球を見せていたが、初安打を許すと、犠飛で1点を奪われ、その直後に背中に痛みが走り降板。救援の猿川が粘りの投球でチームのピンチを救った。
明豊は8回に3本の二塁打などで3点を奪い逆転したが、9回に花巻東の5番横倉に同点打を浴び、延長戦で力尽き、春の雪辱はならなかった。 【試合結果】
2009年08月21日 (金) 16時49分
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