 阪神がヤクルト・グライシンガーの獲得に福留資金を転用する。中日からFA宣言した福留の争奪戦は巨人、メジャーが相手で旗色が悪い。獲得に失敗し、まだヤクルトとグライシンガーが残留交渉を続けている場合は、用意している約25億円の一部を投入。セ・リーグ最多勝右腕の獲得資金に上乗せし、2年7億円以上でアタックする。
福留は29日に、メジャーからのオファーを抱えた代理人と会談予定。この時点で断わられる可能性もあり、「福留がダメでも、用意した分をグライシンガーに突っ込むことができる。チーム内のバランスの問題はあるが、ある程度のマネーゲームになることは覚悟している」と球団首脳は明かした。目安となるのは、ヤクルトが現在グライシンガーに提示している2年6億円だ。
2007年11月24日 (土) 09時44分
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