 チャンピオンリーグ(以下CL)・グループリーグ第3節で、レアル・マドリー(スペイン)の元スペイン代表FWラウル(32)がミラン(イタリア)を相手に1ゴールを挙げ、欧州主要大会での通算得点記録で歴代1位タイへと浮上した。ロイター通信が報じている。
ミランGKジーダがファンブルしたボールを奪い、19分に先制点を挙げたラウル。CLでの126試合目に決めたこの得点で、同選手は欧州カップ戦での得点記録を通算66ゴールとし、元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏の記録に並んだ。ラウルは後半にもカカのシュートのこぼれ球を押し込もうとしたが、これはオフサイドで認められず、この試合での新記録達成はならなかった。
ラウルのチームメートであるブラジル代表MFカカは試合後、「ゴールは彼の好調さを示している。彼はいつだってすばらしいし、あらゆる記録を破ってきた選手だ」とコメント。「最初にことに取り掛かるのはいつも彼だし、決して飽きることがない。だからこそ、彼はチームのキーパーソンであり続けるんだよ」と続け、キャプテンのラウルに賛辞を送っている。
2009年10月22日 (木) 17時53分
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