 育成枠で阪神入りしたアーロム・バルディリス内野手(25)が15日、鳴尾浜球場で行われた教育リーグ・中日戦で来日初本塁打を含む3安打の活躍。潜在能力の高さを見せつけた。
3-2の四回。小笠原の3球目、内寄りに甘く入った直球を鋭くはじき返した。打球は中堅後方に高々と舞い上がり、バックスクリーンを直撃した。
「真っすぐを待っていたところに真っすぐが来た。たまたまホームランになったけど、結果にはこだわらない」。二、八回にも左翼線二塁打を放って3安打。一塁守備でも随所に好プレーを見せた。
今後の成長次第では育成枠からのジャンプアップも視界に入る。「1軍でプレーするためにここに来た。ぜひチャンスを生かしたいね」。底なしのポテンシャルは、猛虎究極の秘密兵器になるかもしれない。
2008年03月17日 (月) 15時47分
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