 米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」で阪神のウィリアムス投手の名前が挙がったことを受け、阪神の南信男球団社長は14日、兵庫県西宮市の球団事務所で「本人も使用に関しては一切否定している。彼を信じている」と話した。 米国に戻っているウィリアムスは「いつチェックしてもらっても結構。おれはクリーンだ」と話したという。昨年5月に母国オーストラリア・オリンピック委員会、同7月には日本プロ野球組織(NPB)によるドーピング検査を受け、ともに陰性反応だった。 報告書では、ウィリアムスは阪神に所属している2004年12月10日付の小切手で薬物購入の代金を支払ったとされている。薬物を購入したかどうかについて、南社長は「MLBでどう進展があるか分からない。ウィリアムスも、代理人からイエスともノーとも言うなと言われている」と話すにとどめた。 ウィリアムスは来季が2年契約の2年目で、残留が確実視されている。
2007年12月14日 (金) 19時59分
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