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運命の追跡モンタージュ


[イベントルール追加!ルールの記事参照]

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遠回りは一番の近道だったんですね…。
(副理事長に連れられてきたのは小さな島。PR大使って言われても何をすればいいのかわからず、とりあえず楽しもう!と海や街並みを楽しんでいた相川。友達と一緒に宿でのんびりしていると、不意に目に映った夕焼けの綺麗さに見入ってしまった。もう少し近くで見たいと「ちょっとおさんぽしてくるー!」とラフなワンピースで飛び出したのはたった1時間くらい前だと思う。海まで行って夕日を見に行ったはずなのに現在相川の目に映るのは木、木、木、草。夕日を満足したから帰ろうと腰を上げ、近道だー!と森を直進しようとしたのが運の尽きだった。)ここ…どこですか…?(遠くに泊まるはずの宿は見えてたのに、背の高い木のせいで相川からは見えず。日は完全に落ち、虫や風の音が相川の不安を掻き立てる。零れそうな涙を必死にこらえながら、大きな声をだして人を探そう。)だ、だれかいませんかー?!だれかー!(歩き疲れからか、恐怖からか、あるいはどちらからもあるのか、声はどんどん小さくなる。草木が揺れるたび、びくりと肩を震わせ、お気に入りのサンダルは土で汚れていた。鳥が羽ばたいたのに驚いて転んでしまった左ひざからは血が滲んでいて、白いワンピースの裾が少しだけ赤く染まる。)だ、だれかぁ…。

[27] 相川愛璃:2020/07/25 (土) 20:25

(説明もそこそこに連れてこられたのは自然豊かな小さな島。PR大使自体は最近よく聞く言葉ではあるが、実際には何をすれば良いのかさっぱり分からず。とりあえず気分転換にと外へと散歩に繰り出した。)こんなところ下手したら迷子になりそうだな。(辺りをきょろきょろと見回しながら辿り着いたのは高い木々が並ぶ森。目立つ目印のようなものもなく、奥まで行くと帰ってこられなくなりそうなそんな雰囲気を受ける。虫や風の音が響く中、かすかに耳に届いたのは少女の声。耳を澄ませて声の聞こえてくる方へと足を向けるとそこにいたのは白いワンピースを着た少女。)どうした?(なんて彼女へと問いかけ、そこで気付く。)血出てるけど、どこかで転んだのか?とりあえず水かなんかで土洗わねえと。(彼女へと歩み寄ると、しゃがみこんで。)

[37] 粟谷晴貴:2020/07/27 (月) 00:24

(夏の夜は寒さこそないが、それでも少し肌寒く感じるのは気のせいだろうか。歩き疲れた、このまま座ってしまおうかと思っていた時だった。彼は相川に声をかけるとそのまま相川の前にしゃがみこむ。びくりと肩がはねてしまったのは、彼の大きさ、金髪に地元の不良と間違えてしまったからで。180pは優に超えているであろう彼と150p未満の相川とでは、そうしないと顔が見れないのかもしれないが、人に会えたことを喜ぶべきか、肩上げされるかもしれないから逃げるべきか…突然の人の登場はずっと求めていたはずなのに、急に表れるとうまく反応できず、びくびくと彼を目で追う。彼と目線があった瞬間、ぽろりと頬に雫が流れた。それを引き金に次々にに零れ落ちる涙。)ぁ…わ、わたし…うわああん…!(人に会えた安堵と、恐怖、知らぬ土地、初めて来た森、都会のように明かりもないこの状況に緊張していた心が一気に崩れ、子どものように泣きはじめた。「あいりおいしくないですぅー!おかねももってないですーーごめんなさーい!」と泣きながら伝えて。涙を拭こうと手の甲で必死に拭いて、ひっくひっくとどうにか涙を抑えていく。)ご、ごめんなさ、い…ヒック、わたし、まいごになっちゃって…、ヒクッ。ホテル…どこです、か…。(尚も零れる涙をそのままに、両手を口元に持っていき自分を落ち着かせつつ、ここにいるわけを話し始めて。)

[59] 相川愛璃:2020/08/02 (日) 01:16

(声をかけると突然涙を流し始める少女に思わず驚き、)だ、大丈夫か…?(なんて問いかける。金髪に耳にはピアス、それに加えて180cmを超える長身。怖がられる要素は数々思いつく。そんな人間にこんな迷子になりそうな森の中で突然声をかけられたら、大半の人間は驚くだろうし、中には泣き出す人間もいるだろう。「い、いや流石に人間を食べるわけねえし、カツアゲするわけでもねえから安心しろ。とりあえず、落ち着け。」依然として泣き続ける彼女を宥めつつ。)…ちょっとは落ち着いたか?…ああ、やっぱり迷子だったんだな。ホテルだな、一緒に行くか。(涙はまだ流れているものの、先程よりは落ち着いたであろう彼女の話を聞き今の状態を把握したならば、そう一つ提案を。)

[61] 粟谷晴貴:2020/08/02 (日) 22:18

だ、大丈夫じゃないですぅ〜…!たすけてくださいせんぱいー…っ。(えぐえぐなきながら不意に浮かんだ仲良しの先輩が脳裏をよぎる。戸惑いを見せる彼にかまう余裕なんてあるはずもなく。「ほんとです…?あいりのこと、たべないですか?」鼻をすんすんならしてどうにかこうにか涙をひっこめていく。泣きはらした赤い目で恐る恐る上目で彼をみあげてみるのだろう。落ちついたか?という言葉に、こくりと無言の肯定を。)ホテル…つれていってくれるんですか…?ごめんなさい、あいり失礼なことたくさんいっちゃいました…。(思い返せば、突然パニックになり泣き叫ぶ女なんて普通近づきたくないのが一般的だろう。しかし、彼は声をかけてくれた。そんな優しい人にカツアゲされるだの食べられるだの言語道断だ。しゅん…と肩をすぼめてしまうのは感情が隠せない相川らしい。彼が連れて行ってくれるなら、痛む足を少しかばいながらちょこちょこと彼の後ろをついていく。置いていかれないようリーチの違いを埋めるため一生懸命だ。少し金髪さんになれてくると、雑談をしたくなってくるというより無言が辛い性。なので一つ質問を投げかけよう。)あいり実はこの島今回がはじめてなんです。きんぱつのお兄さんはいつからこの島にすんでいるです?


[76] 相川愛璃:2020/08/08 (土) 23:29

お、おう…、大丈夫じゃねえってのは凄く伝わってくるから、とりあえず落ち着こう、な?(目の前で声をあげながら泣く少女を見れば大丈夫ではないということはひしひしと伝わってきて。「ああ、本当だ。悪いな、なんか怖がらせたみたいで。」なんて申し訳なさそうな表情を浮かべつつ、謝罪を。)いや、突然声をかけた俺も悪かったし、謝らなくていいぞ。ホテルの場所は覚えているから、ちゃんとそこまで連れて行くからな。(こんな時に突然男から声をかけられるだけでも少女にとっては十分怖いことだろう、それに加えて自分の容姿が怖いということも自覚しているので、それを含めて再度謝る。そして、ホテルへ向かって彼女の歩く速度を気にしながら一歩ずつ歩き出す。)俺もはじめてだ。この島の住民にでも見えたか?…ああ、というか、金髪のお兄さんじゃなくて、粟谷で良いぞ。粟谷晴貴、が名前だ。

[86] 粟谷晴貴:2020/08/14 (金) 05:46

え??地元の方じゃないんですか??森みたいな中にいたからてっきり近道で家に帰る途中だと思いました。あいりは相川愛璃っていいます!粟谷おにーさんは観光ですか??(先ほどまで一人だった寂しさから一遍、ちょっと怖かったけど、優しいお兄さんにだと分かって一瞬で心を許した相川の口は止まらない。聞いてもないのに話し続ける。それはもう一方的に。)あいりは学校の臨海学校?てきな感じですー。蒼藍学園って学校なんですけど知ってます???なんでも島の復興支援のために映え〜な写真をとってPRするのが課題なんです。おもしろいですよねー。(んーと考えながら歩いていると不意に大きな音と一瞬明るくなった空。)え?!!なになに?!!(急な展開に先ほどの恐怖が蘇る。ぎゅっと縋るように後ろから彼の服を握ってしまったのは仕方ない事だろう。続いてまたバンッと明るくなった空には大きな一輪の花が咲いた。)うわ…!花火だぁ!(先ほどまでの恐怖はどこへやら。急に空を飾り始めたそれに心を奪われる相川だった。)これこそ映えじゃないですか!これ背景にピースとかしたら絶対可愛いですー!あ、でも携帯忘れたんだった…。

[96] 相川愛璃:2020/08/16 (日) 02:16

ああ、ちょっと散歩がてらふらふら歩いていたところだ。相川な、宜しく。観光…って言えば観光になるのか?(修学旅行というわけではなく、校外学習。しかも夏休み期間中に半ば強制的に連れてこられたものだ。それが観光に値するのかどうか少しの間頭を悩ませて。)臨海学校か、それは楽しそうだな。…知ってるも何も、俺もそこの生徒なんだが、後輩だったのか。俺も映え〜な写真とやらを摂らなくちゃいけないらしい、…そもそも映え〜が何なのか俺にはさっぱり分からんのだが。そういうには女子の方が得意そうだよな、最近の流行りだろ。(SNSで流行っている用語だということはなんとなく理解しているのだが、映えの基準がさっぱり分からず。んー、と再度頭を悩ませる。すると、突然辺りが光り、大きな音が響き渡る。)お?(後ろから裾を握られたのにも驚きつつ、咄嗟に空を見上げる。そこに広がるのは大きな花火。)すげえな。(思わずふ、と頬を緩め。)これが映えって言うのか…、なるほどな。…ん、俺、スマホ持ってきてるし、撮ってやるよ。(彼女の言葉になんとなくではあるが映えを理解した模様。ポケットからスマホを取り出せば、花火が背景になる場所を指さして。)相川、そこ立ってくれ。(と彼女が指示通りの場所に立ったのならスマホのカメラ機能を起動させてカメラのレンズをそちらへと向ける。花火が多くあがりはじめたところで、「じゃあ、いくぞ。はい、ちーず。」なんて定番の言葉を口にすればシャッターを切る。)こんな感じでどうだ?(スマホの画面を彼女へと見せて、彼女の反応を待つ。)この写真欲しければ連絡先教えてくれれば送るわ。(一つ提案をして、再びホテルへと歩を進める。その間も夜空には大輪の花が咲き誇り続けていることだろう。)

[102] 粟谷晴貴〆:2020/08/20 (木) 04:08

なぜ疑問形…(自分のことなのに語尾があがる言い方をする彼に頭にはてなマークが浮かぶ。しかしそれもそのあとの彼の言葉でぴーん!と点と点がつながる。)ぇえ!粟谷おにーさん同じ学校だったんですか?!しかも後輩ってことはもしかしなくても、せんぱいだったんですか?!びっくりです…しょうげきのじじつ…。課題は一緒ですね!流行りです!映えは大事ですよー。(相川のなかでは、彼はもう完璧に大学生くらいに見えていたので、高校生だということ、さらには同じ学校で先輩だったことに目を皿にして驚いてしまうことも仕方ないだろう。映える写真をとるのはどの学年も共通課題だったようで、「映えというのはですねー撮った人もそれを見た人も楽しくなるような写真のことですね!見た人が真似したりその場所に行ってみたくなったりする写真が〜…」なんて得意げに人差し指をピッとたててなにやら語り始めようとするのだろう。)ね!すごいですね!今日花火上がるなんてあいり知らなかったです。(突然はじまった予期せぬ花火にきゃっきゃっと騒ぐ姿は子どもそのもの。相川が幼いといわれるのは身長だけのことではないのだろう。)へ??ここです???あ!写真ですね!りょーかいです!前はケガしちゃってみっともないのでバックピースでおねがいしますですー!(彼のしようとしていることを理解したので、ちょこちょこと小走りで彼の指示通りの場所にたつ。彼に背を向けた状態で、右手を斜め下、左手を斜め上に上げWピースで準備完了する。彼の声がかかるまでそのままポーズはキープだ。彼の声掛けを合図に手を下ろし彼の元まで見に行き携帯をのぞき込む。)めっちゃいい感じですー!花火きれい!まじ映え〜!ほしいほしい!あ、でも携帯いまないので、ホテル戻ったらIDメモって渡しますね。(一時は野宿すら覚悟していた、それがどうだ、彼と出会って今は課題もクリアできた。たまにはこういうハプニングもわるくないかもなんて甘い考えをしつつ、ホテルへ到着。フロントでペンと神をかり素早くLinEのIDを書いて彼に手渡す。)いろいろありがとうございました!連絡まってますー!(と手を振って部屋へ戻った相川は、同室の友人にケガと迷子の件でこっぴどくしかられたのはまた別のお話――――…。

[105] 相川愛璃〆:2020/08/23 (日) 00:39




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