【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中

運命の追跡モンタージュ


[イベントルール追加!ルールの記事参照]

[ TOP | 新規投稿 | ルール | 管理用 ]

夜の探検ってちょっと憧れみある。
(アマーナ島にやって来て幾日か過ぎた頃、この生活も慣れてきて昼間だけじゃなくて余裕が生まれた女はそっと宿泊している施設を抜け出した。月が弧を描く闇夜に、スマホのライトだけを頼りに小さな丘を登っていく。スニーカーにショートパンツそして白いゆったりめのプリントTシャツというラフな格好で自然に囲まれたのどかな島を進んで行こう。昼間、見つけたその場所はきっと写真映えするに違いないと確信めかして、暑さに耐えられない髪は一つに結って毛先を躍らせた。)ヒィ…ヒィ…ちょっと登るだけでも……やば、しんど……っとと、あっぶな!!!(日ごろの運動不足が祟ってか既に息切れ状態で、唯一の頼りとなるスマホの明かりだけでは照らしつくせない足元が覚束なくどこかに引っかかった。押さえた胸はドッドッドッと脈打って冷や汗が噴き出してしまうほど。思わず大きく息を吐いて「セーフ」って胸を撫で下ろした。)……うわあ、すご。やば。思ってたよりも、やば。(小高い丘のてっぺんは開けていて夜空との境界線はわからないくらい。暗闇の水平線の上には満天の星空が乗っかっていた。映える写真を狙ってやって来たのに、暫くはそんなことも忘れて感嘆に溢れる双眸はただただ輝く星々を眺めるだけだった。)

[21] 峯藤伊依:2020/07/24 (金) 22:24

(成功は一日にしてならず。半ば強制的に連れてこられたリゾート地もとい、アマーナ島にきたからといって日課となっている基礎練をやらないという選択肢にこの男は至らなかった。走りやすいスポーツウェアへと着替えたのち持つのは最低限の荷物である携帯と水。すっかり辺りも更けこんできた頃合い、タッタッと男の走る足音と息遣いだけが響く道すがら視界の端にかすかに光が揺らいだのが見えた気がした。)はっ…こんなところに人でもいるのか…?いや、まさかな…(なんて思わず思っていることが言葉として出てしまうくらいには驚きを隠せないでいるらしい。でももし、先ほどの揺れた光の正体が狂暴な野生動物であったならば。ここは自然豊かな島だというのは忘れてはならないはず。そんな可能性も考慮してそっと近づくほかならなかったのだが…―あえて道ではない草むらから近づいたからか、ひらけた場所には月の光がそこだけに差している感覚さえ覚えた。)…誰かと思えばマネージャー…どうしたんだこんなところで(安堵のため息ののち近づいた背後、右手は彼女の左肩へと延ばされた。自身が暗闇から現れたということを失念したまま──)

[24] 深見晃太:2020/07/25 (土) 02:55

(ぼんやりと星空を眺めては今にも降り注ぎそうな煌めきに双眸が揺らめく。幸いにも細く弧を描いた月明かりは僅か故に星々の輝きを邪魔することなく満天を堪能させてくれた。だから、人影を捉えることも出来やしなかったのだ。首をこれでもかってくらい見上げて、ぽっかり空いた口はなんとも間抜けな顔を作り上げていた。そんな風にして星空に夢中になっていたもんだから、左肩に“なにか”が触れた途端、)わーーーーーーーー!?!?なになになに!?(驚きは百万倍だ。心臓が口から飛び出す代わりに手のひらからスマホが飛び出していった。地面へと落ちた衝撃でライトは消え去って改めて夜闇が周囲を包み込む。慌てる女は咄嗟に身を躱そうとしゃがみ込んでみたけれど、自信の叫び声に紛れて聞こえた声は慣れ親しんだ其れ。)……ふ、ふかみ…?(目を凝らして恐る恐る見上げ探り出さんとする視線がその姿を捉えられたなら不安から一転、安堵して。力が抜けた女はその場にぺしゃんっと尻を落とした。)びっっっくり、した!!誰もいないと思ってたし!こんなところで何してんの??

[29] 峯藤伊依:2020/07/25 (土) 23:41

(自身には驚かせる気は微塵もなかったものの、相手からの思いがけない反応にはくくっと声を押し殺したような笑みが溢れた。元からの身長差よりも更に低い位置から見上げてくる彼女には、暗闇に紛れ込んだ自身のことはどう見えているのだろうか。降り注がんばかりの星空を背景とは裏腹に見下すようになってしまった現状。こぼれ落ちる皮肉ともとれる言葉は最早先程の大きな声と引き換えに許してほしいものだ。)いや、もう一度問うが、こんな所でどうしたは俺の台詞なんだが…1人で出てきたのか?こんな夜更けに(スポーツウェアに身を包んだ彼の様子からは、ただ出かけてきたというには野暮すぎないだろうか。「そのままだと汚れるぞ」と投げかけた言葉はせめてもの彼なりの気遣い。自然と彼女へと差し出された右手をつかんでくれるならばそのまま引き上げようとさえ思っていたが…空をきった右手を見たときにふと脳裏をよぎったことがあったのも事実で──)……引っ張り上げるより、抱き上げて欲しいというならそうするが?(少し考え込んだ素振りを見せた後、「ほら、」と続けられた言葉の先、口元が釣り上がったのが先か差し出された手が2つになったのが先か。その後の行動全ては彼女の思し召しのままに。)それにしても、来た時はまた随分とめんどくさい事に巻き込まれたと思っていたが、たまにはこんな景色を見るのも悪くないな(先程の彼女を見習うように見上げれば、目を細めて。)

[49] 深見晃太:2020/07/29 (水) 21:40

(頭上から降ってくる微かな笑い声も改めて問われる言葉も相手が誰かわかれば恐怖は皆無。いくら星降る夜だからってすぐには彼の服装から推理するなんて女の頭じゃあ到底無理な話で。しゃがみ込んだまま恨めしそうに見上げる口先はつんっと尖がった。)映え写真撮って来いって頼まれたじゃん〜。だから!星を!撮りに来たの!!……他に誰かいるように見える??見えるんだったらやめて!!こわい!!(当初の目的をいじける子どもみたいに抑揚控えた声で伝えたのも束の間。一人でいることを肯定したとしても彼にはそう見えてなかったら、なんてIFにぶんぶん一つに結った尻尾を揺らして耳を塞いだ。多少なりとは汚れてもいいような装いをして来たけれど、促されるまま差し出された手を取った。──そして気付いた。ビビりすぎて腰が抜けたことを。)は!?はっ!?またアンタは!!そういうこと言う〜〜〜!ちがうから!そこまで欲しいなんて思ってない〜〜けど!出来れば、その……強めに……引き上げてくれると……助かります。……足にね、力入んないかも。あはは、……腰抜けちゃった。(暗闇の中で良かったって思うくらいには、うわっと顔面に熱が集中したのが自分でもわかって。そんな熱を発散できないまま、誤魔化すように笑みでもって失態を自ら告げる。この羞恥心が失態のせいか彼の台詞のせいかなんて考えるまでもなく答えは明白だけど。)ちょ〜っと引っかかるところがあるけど!でしょ〜??満天の星空を撮れば映えゲット!ってスマホ落っことしたんだった……やば、見えない……ねえ深見、スマホ持ってる?ちょっとあたしの鳴らしてよ。(彼よりも年上なので引っ掛かりは見逃してやろうと優しい心算にて。遺失した文明の利器を捜索するべく簡単に彼を頼った。)

[53] 峯藤伊依:2020/07/30 (木) 16:00

いや、あるだろ…人とは一言もいってない。都会ならまだしも、こんな田舎の獣道みたいなところだからな?気を付けろというに越したことはないだろ。明日の一面の記事にはなりたくないんだが。俺がいつでも助けてやれるわけじゃないんだからな(あえて何がとは言わず続けられた。これ以上彼女の恐怖心を煽る必要もないかと思ったが、仮にも女の子1人。多少の危機感というものは持ってほしいとは思ったが、先程の恐怖に怯えた表情とは打って変わり、ツンと尖った拗ねたような彼女のいつもの表情が垣間見えたのならとこれ以上小言を返すのはやめておいた。だがら、差し出した手が重なったのをみればただ力を込めて引き上げるだけ…のはずだったのだが)……はぁ。ポンコツというか抜けているというか、その辺がマネージャーの良いところでもあるとは思うんだが時と場合は選んでほしい所だな…っとに後で色々と言うのは無しだからな(吐き捨てるように自身からこぼれ落ちた台詞とため息。重ねた手を引くようにして縮まった距離から彼女を救い上げるなんて、そんな動作大したことなどなかった。軽々と浮かせた体、足先から丁寧に地面に下ろしてやるようにしてやれば、後に外された視線は恥ずかしさからなのか彼女が探していると言った携帯を探すためなのか…支えるようにして添えられている片手からは外の熱さとは違う何かが伝わっていなければいいと思う。口は災いの元とはよく言ったものだ…と。満点の星空の下、ある程度明るいとはいえ携帯を探すのには少々物足りなさを感じながら、自身の携帯を片手で操作したなら流れる時間に逆らうように鳴り響く携帯の音は思ったよりも遠くから聞こえているようだ。『もう立てるというなら俺が探しに行くが…』と続けた言葉は心配を含んだ優しい音色をしていたに違いない)

[73] 深見晃太:2020/08/08 (土) 02:00

ぶぅ〜〜〜〜。いぢわるだ。(口で彼に敵うはずもなく結果として口唇尖がらせて語彙力低めの文句にて抗議するので精一杯。白旗を振った。「……そうだったらいいんだけどなあ。」って零した呟きは瞬く星空へ塵となって消えてしまえばいいほどの小さな我儘。いつだって彼に助けてもらえるような立場ではないことは弁えて、改めてサッカー部マネージャーとしての振る舞いを身に纏おう。)いやあ、ね!!ポンコツなのは否定できないですけどぉ〜〜〜。時と場合を選べるほど器用でもないんで!! ……は? ひぁっ!?!?(おっちょこちょいな面を自分の意思で操れるほど打算的なものはなく誰に対したって間抜けを晒してしまうからどうしようもない。負けるとわかっていても売り言葉に買い言葉で応酬したわけだが、重なった手のひらを起点に引き上げられると予想した身体は裏切られ思わぬ浮遊感に変な声が出た。暴れる間もなく爪先が地に着けば「びっっっくりした!!」と驚きを隠さず彼へと発したが、その視線が交わらぬと気づくや否や何だかおかしくって自然と頬が綻んでしまった。感謝の気持ちをありがとうの言葉に乗せて、ぽんぽんってその背を撫ぜるようにして届けよう。それと共にもう少しだけ甘えた女は支えてくれる優しい手に委ねるよう身体を預けた。)ひえっ もう立てるけど!!置いてかれるのは困るから一緒に行く!!(びくっと肩を震わせ彼の腕に引っ付いてしまうのは何がいるかわからないから。それが何であるかも知りたくはない。──道程はどうであれ、無事にスマホを回収すればカメラを起動させこの満天な星空を提出用に収めよう。)ね、せっかくだからさ。思い出に一枚撮らない??……一緒に。(与えられたミッションとは別に、単なる思い出作りとして。星明りに照らされた女の頬は暖かみのある色を宿しているように見えたかもしれない。)

[85] 峯藤伊依:2020/08/13 (木) 12:33

意地悪というよりは、可愛い後輩のじゃれあいだと思ってくれれば気も楽になると思うが?まぁ、それなりに頼りにはしてるつもりではあるんだがな、マネージャー(「ポンコツとはいえどな」と付け足した言葉のあと大げさにやれやれといった素振りをしながらもふっと笑ってしまった事は気づかれなければいい。サッカー部のマネージャーであるということで知り合った彼女ではあったが、彼なりに信頼はおいているのは確かで。それは言葉でいわずとも少なくとも行動では表しているつもり。現に彼女への言動の多さも物語っているといえば嘘ではないが…自身から近づいたとはいえ、普段から異性と距離が近くなるような行動はしていないからか、やりすぎてしまった感は否めないなと心のなかで羞恥心と後悔が入り混じっていたところ、自身が先に行動したことへの感情はどこへやら立場逆転とばかりに深見が今度は目を見開く番だった。)………おい、だからっといって近い。(とっさに出てしまった言葉に空いている方の手で口もを覆ったのは束の間。かといって引か剥がすわけにも行かずそのまま落としたスマホを広いにいくはめにはるとは思いもしなかった。今が昼間で表情のわかる時でなくてよかったと思うほどに。「あぁ…」とのちに紡がれた言葉は羞恥心から素っ気なく聞こえてしまったかもしれないが、承諾の意には変わりなく。)で、どうすればいい?(問いかけつつも、とりあえず自身のカメラを彼女に向けた。なだらかな坂道となっている小高い丘の上、ちょうど星空をバックに立っている彼女の姿を1枚収めつつ。)

[97] 深見晃太:2020/08/16 (日) 02:37

えっ かわいい??(渾身のきょとん顔を決めて頭上に浮かべたハテナを繰り出した。勿論わざとであるけれど。女にとって可愛がっている後輩であることには間違いなく少々口が立つけれど根は優しいことも知っているから。そんな彼に甘えて冗句の一つや二つくらい交えたっていいだろう。「どうせポンコツですよー!」って唇をイーッて横にいっぱい広げれば、そのまま笑い声が溢れ落ちたから、これも戯れ。頼られて嬉しい女は上機嫌なこと間違いなし。)ひぃ〜〜〜!!ごめんごめん!!無意識!!やば!!(甘えてしまったのちに気付かされたのならパッとその手を離すのだけれど一歩後退ろうとして思わずふらついたなら咄嗟に彼の腕に掴まってしまったから最早どうしようもない。罰の悪そうな表情は濃い色として浮かび上がり星夜でも窺い知れるだろう。)あ〜〜!あったあった!!よかった〜〜〜!(スマホを掲げて見せれば破顔してピースな指を彼へと向けた。非日常で出会った彼は部活で見かける時よりもちょっと素っ気ないけれどそれはこの星空に免じて気にしないことにして。今はただ奇跡みたいなこの時間を独り占めしたかった。)ん〜〜〜待ってね?? はい!じゃあ寄って!!撮るよ!画面見て!!(彼の隣を陣取れば自身のスマホをインカメラにして星空を背景に二つの顔を写り込ませよう。思ったよりも近づいた距離に日和った女は鼻から下が写っていなかったというオチ付き。提出するPR写真とはまた別の、大切な思い出はこうして作り上げられた。)

[104] 峯藤伊依〆:2020/08/21 (金) 08:38

…は?なんで顔してんだ、マネージャー。少しばかり成長しすぎた気はするがかわいい後輩だろ、勿論。(そうだろ?と言わんばかりの表情で告げる。少しばかり強引な気もしたが、彼女からこぼれ落ちた笑みをみれば、そんな気持ちも安堵へと変わった。)いや…まぁ(など、沸きらない返答。 実際問題、どうしていいか分かりかねるといったところだろうか。再びふらついた彼女を支えるように手を伸ばし力を込めたなら、割り切るべきこちらの方のようだ。今度は触れたのはこちらなのだから…かといってすぐにはいそうですか分かりましたと言えるはずもなく、話題を変えるので精一杯であった。)その…あれだな、壊れてないといいが。大丈夫だったのか?って…聞かなくても大丈夫そうだな。撮り終わった後は送る。また転ばれてもこまるからな。(満天の星空をバックにして強引に向けられたカメラにはぎこちないピースサインで返した。離れた彼女との距離がまた近くなったからだなんていったら笑われそうだと思い、そう言いそうになった言葉はぐっと飲み込んだ。「帰るぞ」と早々に歩き出した彼とは対照的に撮った写真を満足げみ見つめる彼女に起動したまま手持ち無沙汰になっていた自身の携帯のカメラをそっと向けた。自身もまた、偶然に出会った今日という日をなんらかの形として残したかったのかもしれない。そう、名残惜しいといえば聞こえはいい。パシャリと音を立てて撮られたこの写真の存在を彼女が知るのはPR写真の提出の後。全体公開となった際に文句を言われようとやったもん勝ちだ。)おい、俺がいなくなって1人の時に"何か"かがでても知らないからな。峯藤さん、帰るぞ(普段より張った声でもう一度告げたなら、行きより少し浮かれた帰り道。2人を見守るような瞬きは思い出の一部として今後も記憶に刻まれ続けるだろう。)

[109] 深見晃太〆:2020/08/24 (月) 02:45




本文
名前
削除キー
アイコン
Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板