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エヴァに関するショートショートショート、つまり小話を自由に書きこんでください。
もちろんLASだけに限らず、エヴァネタだったら何でもOK。
作品に関する感想もお気軽に書きこんでくださいね。
[867] 題名:たいらのシンジ 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年02月13日 (月) 22時32分
・・・昨日、テレビを見ながら、こんなモン脳内受信した。
「ワイのオトンは、ネルフにやられたんや!!」
「君が、僕がエヴァのパイロットだから父さんに呼ばれたなんて言わなきゃ、僕はまだ、幸せだったのに!」
「やかましい! オノレはオトンの敵の息子や! 碇ゲンドウを呼び出したる!」
* * *
「シンジ様!」
「カヲル丸・・・ごめんよ、ありがとう」
縛り上げられていた主の縄をほどく家来。
そして、立ち去る2人。
「こら待てーっ! 誰でもいいー!! 誰でもいいからオレも助けろー!!」
* * *
「みんなが、僕を助けに来てくれた。
だから思ったんだ・・・『僕はここにいていいんだ!』って」
* * *
「えー? アレが御曹司? 何かサエないわね〜」
<登場人物>
主人公・平シンジ
主人公の父・平ゲンドウ
エセ関西弁(爆)の海賊・トウジ丸
主人公の家来の漁師・カヲル丸
主人公と共に捕虜になっていた人・高階ケンスケ
後の主人公の妻・アス子
全ては海賊さんがエセ関西弁だったせいだ(トウジ弁とも違ったけど)。
ちなみに、高階さんは場面によっては、むしろカヲル君なんだけどね。
*笠リリスはいいねぇ。じょいやさのじょいやさ♪
[866] 題名:幸福な食卓 名前:Koia MAIL URL 投稿日:2012年02月13日 (月) 22時25分
設定は「碇シンジ育成計画」寄りです。
「アースカ、ごはんだよー」
「シンジ、遅い! もうお腹ペコペコよ」
「ごめんごめん」
「で、今晩は?」
「最近ちょっとお肉料理が続いたから、野菜がたくさん食べられるお鍋にしたよ」
「へー、美味しそうじゃない」
「アスカの健康を考えてね。ちゃんと野菜食べないと、お肌も荒れちゃうし」
「もう! ミサトじゃあるまいし大丈夫よ!」
「はは、じゃあ食べよっか」
「うーん、美味しい!」
「でしょでしょ? 豆腐もいい豆腐使ってるからたくさん食べてよ。あ、でもミサトさんの分少し残しといてね」
「おっけー」
「ふふ、アスカに喜んでもらえて嬉しいな。いつまでもこうしてご飯作ってあげられるといいんだけれど」
「な、なによ突然。変なこと言い出して」
「いや、ふと思ってさ。幼い頃から一緒にいて、ずっとアスカにご飯作ってきて、でもいつまでご飯作ってあげられるかなって」
「...」
「ど、どうしたの? そんな悲しい顔して。 大丈夫、アスカがいいっていうまではずっとそばにいて、ご飯作ってあげるからさ」
「...ずっと?」
「うん。ずっと」
「あ、あんた意味わかって言ってんの?」
「え?」
「わ、私みたいな美少女が、いつなでも彼氏いないと思ってんの?」
「そ、それは」
「...で、でもそうなってもご飯くらいは作らせてやるからっ!」
「...」
「な、何よ?」
「もしそうなったら、僕はアスカのそばにはいられない」
「ぬあんですって? そ、それじゃあんた、私を見捨てるって言うの?」
「い、いやだっておかしいでしょ? 彼氏ができて、ただの幼馴染
がそばにいて、同じマンションで暮らしているなんて」
「そ、そりゃそうだけど」
「そ、それに僕苦しいなら」
「な、何がよ」
「アスカが他の男と仲良くしているところを見るのが」
「え? えええええーっ?」
「ど、どうしてそんなに驚くの?」
「だだだだって、私たち幼馴染だし、そそそそそんな、まさかシンジが嫉妬?」
「そ、そうだよね。アスカは友達としてしか僕のこと見てくれていないんだよね」
「いや、あ、あんたのこと嫌いじゃないわよ? そばにいたいし、シンジのご飯がないと生きていけないし、守ってあげたいし、でもでも好きとか、そういうのかは」
「じゃ、じゃあもし僕に好きな人ができて、もう一緒に暮らせないっていったら」
「半殺しにしてやる! ママに頼んで人体実験の材料にしてやる! むしろあんたを殺して私も死んでやるー!!」
「お、落ち着いてよアスカ」
「うるさいうるさい! これまでずっと面倒みてやったのに! この恩知らず! 浮気者!」
「アスカ! 僕にはアスカだけだよ。幼稚園のときからずっとアスカが好きだった! 世界で一番愛してる。お願い、僕のそばにずっといてください。僕を一人にしないで。僕のお嫁さんはアスカだけだよ!!」
「ぐすっ、ほんと? 私ずっとシンジのそばにいていいの?」
「本当だよ。だから泣かないで、アスカ」
「ふえーん。良かったよ。私、シンジに嫌われたかと」
「そんなこと絶対にありえないよ! 変なこといってごめんねアスカ。一緒にご飯食べて、あ、あのゆっくり話をしたいんだ。これからの僕たちのこと」
「う、うん。そうね。ゆっくり話しましょ。わ、私も、す、好きよ。あんたのこと幼稚園のときからずっとずっと好きだった、シンジ」
「アスカ! 本当に?」
「だ、だって放っておけないもの、あんたのこと。一生そばにいてあげるから、覚悟しなさいっ!」
[865] 題名:チョコっといい話 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年02月13日 (月) 08時13分
泣く子も黙る、ここはネルフの尋問室。
カッ
物音ひとつしない部屋に、男物の革靴の靴音が響いた。
「いい格好だな。真希波・マリ・イラストリアス」
「……」
さるぐつわをかまされ、パイプ椅子に後ろ手で拘束された少女が物憂げに顔を上げた。
「いい加減に、吐く気になったかい」
男の片手が伸び、少女の頬を挟む。
そのまま、さるぐつわを下に向けてずらした。少女が、眼鏡ごしに睨みつけてくる。
「……誰が。素直に白状するようなあちしだと思ってる?加持一尉」
「不敵な笑みだな。この、問題児め…」
「………」
「………」
「………」
しばらく沈黙したまま、睨み合う。
先に声を出したのは、加持の方だった。
「なあ、いい加減、教えてやれよ!」
***
「あら?副司令、どうかなさったんですか?」
女性オペレータの2人連れが、ネルフの長い廊下で何かを探す様子の副司令とすれ違った。
「いや、大したことはないのだ」
「…その、どうして、豆絞りの日本手ぬぐいを巻いた上に、黄色いヘルメットを被ってらっしゃるのですか?」
「何か工事でも?」
「いや、これはな。有事の際の備えというやつだよ。ひとつどうかね。君達も」
「そうなのですね」
「さすがですわ」
「いやあ何。ははは…ああ、何処だ…どこにやったのだぁ…私の大切なジオフロントを…」
「?」
何やらぶつぶつ言いながら、ロッカーやゴミ箱の蓋を、かたっぱしから開けては確認して回る副司令を、オペレータ達は、怪訝そうに見送った。
「…気のせいかしら。副司令、身長が少し低くなった気がしない?」
***
「副司令がお気の毒じゃないか!!さすがの俺でも見てられん」
「ひゃっひゃっひゃ!」
「笑うな!おかげで副司令はいまだに家に帰れないんだぞ?」
***
「それで、僕を呼んだのかい」
「お願いするわ。渚君」
ネルフの地下。
セントラルドグマの秘められし庭。
白い巨人が磔にされたその約束の場所に、最後のシ者の少年がいた。
呼んだのは葛城三佐と赤木博士だ。
「こんなことの為にレイに…エヴァンゲリオン零号機に作業させる訳にはいかないわ」
「予算が勿体ない」
「それで、僕を呼んだのかい」
「いいから、ちゃっちゃとATフィールド展開させて、取ってきてちょうだい!」
「はいはい…」
スゥッと、少年の身体が地面から離れる。
「いくらお金がかからないからって、こんなことのために僕を使うなんて…リリンってあつかましいよね」
巨人の頭の上にふわりと近寄る。
「間違っても、サードインパクト起こすんじゃないわよーー!」
「はーーーい」
「ヅラを取るだけよーー!取るだけ!」
「はいはーーい」
女達が、少年に向かって叫ぶ。
「それにしても、マリは、一体どうやってあんなとこにヅラを置いたのかしら…」
*
「これか」
巨人の頭の上に、ちょこんと灰色の毛の生えた物体が載っている。
手を伸ばしかけて、少年は何かに気がついた。
「…これは…。そうか、そういうことか。リリス」
「?!」
渚が、**(確認後掲載)で戻ってきた。
怪訝そうな女達。
「どうしたの?渚くん」
「ちょっと思うところがありまして。僕の部屋に行って来てもいいですか?すぐに戻ってきます」
***
「さあ、もうすぐバレンタインね…。アスカを籠絡すべく、素晴らしいチョコレートを用意しなくては」
「レイ。きっとバレンタインの前の夜には、チョコレートを届けに、精霊が僕のとこに来てくれるよ」
「何を言うの。フィフス」
「だって、僕は今日、地下のリリスの頭に笠をかけてきてあげたんだ。副司令のヅラを載せて貰って『やっと毛が生えた』と歓喜するアレの声が聞こえたからね。そのまま取り上げるのも忍びないので、僕のリリンコレクションから、すげ笠を代わりにかけてあげたんだ。リリンの文化によると、笠をかけられた者は必ず恩返しに現れるそうだから、この季節だと、多分チョコレートを持って来てくれるはずだと思う。楽しみだね」
[864] 題名:バレンタイン・イブイブ 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年02月12日 (日) 10時06分
「うーん、あんなにシンジが喜ぶなら、やっぱり林檎のチョコフォンデュとか?
ヒカリはどうする? 蜜柑のフォンデュ?」
「私は・・・チョコレートケーキを焼こうかなって。
ここのところ、ずっと蜜柑を出し続けちゃったしね」
「ケーキも捨て難いわね・・・でも、シンジ、アップルパイ取られて泣くくらいだったし・・・。
チョコケーキに林檎入れるって、あり?」
「十分ありよ」
楽しそうに語らう少女達を、遠くで怪しげに観察する少年が1人。
「今年こそ・・・今年こそだ、オレだけ1人ぼっちのバレンタイン、なんて事態にはさせないぞ・・・!」
きらり、と眼鏡を光らせて、憎々しげに呟く少年。
「林檎も蜜柑も・・・何としても、後2日で、全員別れさせてやる・・・!
今年は全員揃ってロンリー・バレンタインだっ!!」
「・・・はぁ〜、自分が彼女作る方は諦めたんだにゃ〜。
哀しい男だねー」
「うるさい、真希波、あっち行けって」
「むー、せっかく協力してあげよーと思ったに・・・面白そーだから。
ほれほれ、同じく貴重な1人モンのマユたんも連れて来たにゃ」
「貴重な1人者って・・・」
「ああ、そう言われるその辛さはわかるぜ、山岸」
「私の涙はそれ半分、変な事に巻き込まれた事が半分なんですが・・・」
「まあまあ、マユたん、落ち着きんしゃい。
つーわけで、我ら『ハートブレイク眼鏡』は、全てのカップルを2日で別れさせる事に決定にゃ!」
「「・・・ハートブレイク眼鏡・・・」」
「折角テロ活動するんだし、組織名を付けないと面白くないからにゃ。
あー、マコッパゲの奴も誘ってやるかにゃー、うん」
「・・・私・・・やっぱりコンタクトを検討します・・・」
[863] 題名:【林檎おのろけ】 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年02月11日 (土) 22時26分
アスカの…
あ、いやぼぼぼ僕のか、か、か、かかかか彼女の(…って言えないけどさ)手作りアップルパイを食べながらふと思ったんだ。
とびっきり可愛くて綺麗な彼女とこうやって一緒にお茶とお菓子を食べたり(しかも彼女の手作りだよ!)ご飯を一緒に食べたり一緒に暮らしてる僕はひょっとして…いやいや確実絶対間違い無くとんでもない幸せ者なんだなぁって…
…ん?
一緒に暮らしてるって…せ、世間一般で言う所の所謂…つ、つまりは…ど、ど、どどどど同棲生活っッッ!?
ポトッ
「?どうしたのシンジ?何か変な味だった?」
え?あ!やべっ!動揺してつい落としちゃった!
「い、いやあんまり美味しくってつい!ってあああ勿体ない勿体な」「本当勿体無いなぁ」パクっ!
「「!?!!」」
「モグモグモグモグごっくん!いょっすワンコに新妻!甘い匂いに誘われて来たよっ!」
「又来たわね…」
「い、いつの間に…ってあ!ああっ!?ぼ、僕のアップルパイがあっ!」
こ、この女僕の、僕だけのアップルパイを一切れ食べやがった!
「ん〜♪デリィシャァース♪こんな美味しいのを一人締めなんてワンコには贅沢にゃ。こりはアチシ達が責任持って食べてあげやうっ♪」
「?…あちし」「…達?」
い、嫌な予感がばんばんと…
「ちわっす!霧島マナ、アスカちゃんの手作りお菓子を食べる為今朝は朝御飯の量マユマユと同じく半分にして来ましたあっ!」
「だからあたしを捲き込まないで下さ〜いぃ…(涙)」
「な、何でアタシがパイ焼いたの知ってるのよおっ!?!」
「ふっふっふっふっ、このアチシのでびるイヤーはぢごく耳!チミとピカリンのこそこそ話など筒抜けにゃ!」
「自分でデビル言っちゃうんだ…」
「でも確かに尻尾とか蝙蝠の羽とか生えてそうだけどね…」
「そしてこの霧島マナが諜報能力にかかれば君がアップルパイを焼いてる事は明白明確確実確定自明の理!」
「わ、私は止めましょうって言ったんですぅ(泣)」
「てな訳でチミも喰えマユたん!」グイッ!
「!?ムグーッ!」
「ウワオ…」「や、山岸さん大丈夫!?」「ムグーッ!!」
「さてとこれでマユマユも共犯って事で私もアップルパイGETっ!」パクッ
「あああ僕のアップルパイが又減ったぁぁ…」
僕なんだか泣きそう。
「シンジ…あんた本当にアップルパイ大好物だったのね…」
「僕の、アスカの手作りアップルパイがぁ…」
「ゲホゴホ…ふっ!二人共っ!いい加減にして下さいっ!悪乗りし過ぎですっ!碇君泣いてますよ!」
「あ、マユマユ本気で怒ってる」
「マユたん大丈夫にゃ!ワンコにはアスカちんが別の大好物を用意してくれるから。」
「は?」「「「別の?」」」
「ほり、その新妻正装裸エプロンもどきな格好の下でたわわに実った青い二つの果実が」「おお!成る程」
「嫌ぁっ!な何て事を言い出すんですかあっ!!」
「?かじ…つ…って……嫌ァァァァあっエッチスケベ馬鹿変態っっ!シンジも何見てるのよ何処見てるのよこっち見るなこの馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿あああああああっっっ!」
ゴン!
あ…アスカ…まな板で叩くの反則…
ダダダダダダッッ!
「駄目よ碇君!アスカの果実を味わうのは私!」
「…止める間も無く突撃したね、綾波レイ。」
「又あんたら…どうせ来ると思って一応もう一枚焼いてて正解だったわ。」
ええっ!?僕だけのじゃ無かったのぉ?…前言撤回…僕はやっぱり不幸なんだ…
床の冷たさを頬に感じながら僕は少し泣いた。
***
「あ、ヒカリい?一寸聞きたいんだけどぉ、ニイヅマって何の事?新しい…妻ね、つま…妻あっ!?あ、い、いやいや何でも無いわっ!あああ有難うねっ!」
[862] 題名:黒やら裏やら逆やら… 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年02月11日 (土) 21時49分
「…碇…」
「…何だ冬月…」
ザッパーン…ザザザザザ…ザッパーン…
「…寒いな。」
「…ああ…」
ザッパーン…ザザザザザ…
【釣り馬鹿ネルフ】
『司令を捕捉、現在副司令と岸壁にて…釣りの模様。』
「…なぁんだ。釣りかあ、あたしゃてっきりゴルフかと思ってたわ『引き続き監視をお願い。』」
「何処に消えたのかと思えば…しかしミサト、あの二人が並んで釣りなんてハマりすぎじゃない?」
「…プッ!ゲンさんにフーさんね!」
ザッパーン…ザザザザザ…
「ふっ…海はいいねぇ…」
「…こんにちは、綾波レイです。何故私が海に来ているかと言うと」
「…誰に解説してるんだい?」
「大丈夫、只の毒電波…だから気にしないで」
「…気にするなと言われてもねえ…」
ザッパーン…ザザザザザ…
「てえいっ!」
ピシュン!キュルキュルキュルキュル…
「アスカ…張り切ってるわねえ…」
「あったり前よ!鯛を自分の力で手に入れるんだから!」
「…しかし何で鯛なの?」
「その…いっつもシンジに御飯作って貰ってるし…ここだけの話、シンジったら鯛が好きなのよ。だからその…」
「鯛が?」
ザッパーン…
「今日の御飯は海産物♪さあワンコ働け!アイナメの刺身にアジのタタキ、カワハギは塩焼きだあっ!」
「釣るのはあたしら料理は君だ♪」
「…何であたしまで…」
「山岸さん…人生諦めが肝心らしいよ…」
「「はぁ」」
「何を言うかあ!この黙ってりゃ何時までも引き籠り続ける出不精共に表の空気を吸わせてあげようっちゅう心使いだあっ!つまりこれはアチシらの愛だにゃ!」
「そうそう。て訳で二人共飯盒炊飯と料理宜しくぅ♪」
「「…ハアッ」」
「ををっ!?引いてる引いてるっ!」
「ん!おおっとこっちも来た来た来たあ!」
ザッパーン…ザザザザザ…
「た…只今帰りましたぁ…げぷ。」
「クワックワッ!」
「ああペンペン、はいこれお土産の鯵だよ」
「♪クワッ♪」
「ふう疲れた…もう暫く魚はいいや…でもカワハギの肝醤油に落として刺身とは霧島さんも良く知ってたなあ…」
「ただいまシンジ君!はあいこれお土産よおっ!」
「あ、お帰りなさいミサトさ…た、鯛い?」
「んっふっふっ、副司令から頂いたのよおっ♪今夜はシンちゃんお得意のシ・ネ・槍な感じでお料理お願いねえん♪」
「いい加減それ止めて下さいっ!下品ですよ全く…」
「…ただいま…」
「え?あら、お帰りなさい」
「?アスカ、何だか疲れてない?」
「…大丈夫よ。はいこれお土産。」
「お土産って…魚ぁ!?」
「あらぁ…可愛い子鯵にこれはアイナメね、あら姫鯛まで」
ガタン!
「た!鯛ですって!?」
「?ええ、これ型は小さくとも鯛よ。」
「やっ…たあっ!シンジ、今夜はこれで御飯よっ!あたしが料理するからねっ!」
ズダダダ…
「…何あれ?」「さあ…でも今夜も魚料理か…トホホ…」
ピンポーン
「?誰かしら?」「…ミサトさん、もう空気読みましょうよ。大体このタイミングで来るのは…」
「今晩は、綾波レイです。」「やあ碇シンジ君。」
「…ほら。」「…成る程。」
「?」「成る程?」
「はあっ、いらっしゃい二人共、今夜は…そ、その手にあるのは…」
「鯛だよ、僕が釣ったんだ。」「フィフスは黙ってて。皆にお土産です…?アスカは?」
「今台所に…」「夕飯作るって…」
キラン!
「ではこれも料理して貰いましょう。お邪魔します。」
すたすたすた
「ま、待って綾波僕も行くから待って綾波!」
「…」「何事?」
「…実は彼女、今日はアスカ君のストーキングをしてまして…釣りをするアスカ君が小物しか釣れなくてがっかりしてるのを見て“萌えるわ…これはアスカにアピールのチャンス…フィフス…鯛を捕って来なさい”ってね。」
「はぁ…頭痛い…シンジ君って何でこう…可哀想に…」「ですね」
「アスカ…貴女の為に捕って来た鯛よ、さあ私にご褒美のペーゼを」「ヒイッ!?」「止めろ綾波!アスカも包丁下ろしてっ!あああお湯が沸いてる煮立たせちゃ駄目だよああああ焦げる焦げるっ!」
[861] 題名:逆世界 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年02月11日 (土) 03時07分
@mayyuu*** デズモンド・モリス「裸のサル」はネオテニー理論にも通じますので一読の価値がありました
@wintermoon*** @mayyuu*** まさにその通りですね。沢山読書をされているようですね
@mayyuu*** @wintermoon*** とんでもありません。まだまだ勉強中です
@mayyuu*** 並木路子 #nowplaying
@mayyuu*** 美空ひばり #nowplaying
@mayyuu*** 越路吹雪 #nowplaying
@mayyuu*** #私って何歳ぐらいだと思う?
@aikensukEVA 50歳くらい? RT @mayyuu*** #私って何歳ぐらいだと思う?
@@@@@
「えっ……?」
パソコンの前で固まる山岸マユミ。
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このパターンだと、自分がショックを受け、パターンねぶたんは相手がショック受けるのね。きっと。
[860] 題名:う わ あ 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年02月10日 (金) 08時15分
・・・「50代男性と思っていた奴が15歳女子だった」よりも
「15歳女子と思っていたのが50代男性だった」の方が、
相手にとっては明らかにダメージ大きいってことがわかりますた(汗)。
ケンスケ・・・強く生きろ(涙)。
[859] 題名:裏世界 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年02月10日 (金) 01時03分
「先生、さよーならー」
「はい、さようなら。皆さん、気をつけて帰宅するように」
「はーい」
ふう。
今日の学校の活動も無事に終わりましたね。職員室に戻りました。
携帯をそっと取り出します。
アプリ起動。
@nebubu***:
おわったーε=ヽ(○´∀`)ノ゚+。+゚+。
@aikensukEVA:
@nebubu***乙
@nebubu***:
@aikensukEVA おつありです♪o(`・∀´・+)ノ゙♪
@aikensukEVA:
今日も周りがいちゃついててムカついた。
@aikensukEVA:
リア充爆撃されろ
@nebubu***:
@aikensukEVA 諦めなかったら、きっといい事あるョ!まずは自分を好きになるとこからはじめよ (´ゝз・)☆゚+
@aikensukEVA:
@nebubu*** 俺はめちゃめちゃ自分好き
@nebubu***:
@aikensukEVA Σ(ノ∀`*)パチッ
@aikensukEVA:
ハアー…やってらんねーよ。マジムカつく。イチャイチャしやがって。みんな別れろ。
@nebubu***:
@aikensukEVA そんなら悲しいこと言うなよ!
@aikensukEVA:
@nebubu*** そんならってw
@nebubu***:
@aikensukEVA らってwwwらっ
@aikensukEVA:
@nebubu*** らっww
@nebubu***:いるかな?ドキドキ
#リアルでわたしと会ってみたい人
@aikensukEVA:
@nebubu*** ノ
@nebubu***:
@aikensukEVA (。・・。)ポッ♪
@@@@@
「ケンスケ、お前なに携帯見てニヤニヤしとるねん」
「いや…、案外俺にも出会いのチャンスはあるかなと最近思っててさ」
「またツイッターやっとんか。お前、やり過ぎやて。依存性みたいやん」
「そんなことないよ。でさ、この子ちょっとずれてるけどイイ子かも。でな、俺の予想だと第壱中学かもしんねえ」
「まじでか?」
「多分、年上だから三年かな。うー、会ってみてえなー」
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ねぶたん
@nebubu***
自己紹介
第三東京あたり
昔は根府川にいたことあります
メガネっこ ブー(*'(OO)'*)
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【857】の銀世界さんの裏世界だとこうなるかなっと。15歳のフリはごまめには難しかったです。多分色々不自然。
※このアカウントはデタラメだし実在しません
[858] 題名:甘〃に挑戦 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年02月05日 (日) 21時25分
【うちのクラスの若夫婦】
今日もあの二人は手を繋いで登校して来た。
何人か挟んで二人の後ろを歩く私の耳には何時もの様に喧騒が…
「だから何でそうなるんだよ!」
「そんなの当然じゃない!あんた本っ当に馬鹿ね!超の付く馬鹿!言うなればスーパーな馬鹿よ!或いはエクストラな馬鹿ね!」
「何だと!」「何よ!」
…言い合いながら手を離さない二人…
「…又夫婦喧嘩かいな…」「良く飽きないよな…」
二人の後ろを歩く碇君の友人がぼやいている。
…確かに。
そこへマスクに眼鏡の出で立ちで現れた少女が手を繋ぎながら口喧嘩を続けてる二人に声を掛けた。
「や゙あ゙っ゙!を゙ばや゙ゔを゙二゙人゙ざん!相゙変゙わ゙ら゙ず…グジュ゙グジュ…ヴヴッ゙!…げざも元゙気゙ぞゔや゙ね゙ぇ゙ばや゙ゔゔぶ」
「「誰が馬鹿夫婦(だ)よっ!」」
「い゙や゙、ぞんな゙ごどばい゙づでな゙い゙よ゙を゙」
「若夫婦ってのは」「否定せんのな。」
「「違う(わ)よ!」」
…見事に台詞が被る二人にある意味感心する。
「それよりマリ、あんた人の事捕まえて馬鹿とは何よ馬鹿とはっ!」
「そ!そうだよ!」
「だがらい゙ヴヴヴッ゙!ばぐぢょんっ!い゙づでな゙い゙よ゙、じがだないだろ、がぶんぢょうなんだがらぁ…」
「でもある意味馬鹿夫婦だよな」「全くやな。」
「聞こえてるよケンスケ、トウジ」「ア、アタシをこの馬鹿と一緒にしないで!」
「じがじ…だにあざがらげんがぢでだの?」
「今朝ミサト先生とコンビニで会って挨拶したら」
「何が挨拶よ!あんたあのフタコブラクダの谷間凝視してたじゃない!全くエッチなんだから本当に最っ低!」
「だから見て無いって言ってるだろ!」
「…だんだ、い゙ずも゙の゙ぢばげんがが。づまらん・・・ば、ば、ぶぅえ゙っ゙っ゙ぐぢょぼをお゙ぉぉいっ゙っ゙っ゙!」
「…千葉玄関?」「…痴話喧嘩ちゅうたんやないか?」「あ、成る程」
「「成る程痴話喧…って痴話喧嘩じゃなーいっ!!」」
…はいはいご馳走様。
※…挑戦失敗。※