| [124] 記憶のかけら |
- NANA - 2005年12月28日 (水) 15時47分
フロッグさんなんと17回も!! ではなるべく更新早めでいきたいと思います^^ ――――――第3話――――――――――――――――――――――― 一方部屋の外では、大きな樹木にもたれかかり、自分の腕で目を 覆い隠しているソフトンの姿があった。
ヘ「ソフトンさん…」 勇気を持って話しかけた。足が震えているのが自分にも分かった。 するとソフトンはそのままの体勢で、こうつぶやいた。
ソ「俺ってほんとバカだな。いつもくだらないことでビュティを守って いるくせに、肝心な時には何もしてやれない…くしょ… ちくしょぉぉぉぉぉ!!」 そう言ってその場にしゃがみこみ泣きこんでしまった。自分の無力さ に、何もしてやれない自分に… へ「ソフトンさん…」 ソ「絶対にビュティの記憶をよみがえらせてやる…絶対に…絶対に! だけど今は一人にしておいてくれ…頼む…」 そういう彼の長い髪は涙で濡れ、目の下は真っ赤になっている。 ヘッポコ丸はそんな姿の仲間を慰めることも出来ずその場を立ち去った。
部屋の中――――――――――――――――――――――――――――
がちゃりと戸を開くとそこではいつもは見られない静かな雰囲気 だった。 へ「なんか静かですね…」 天「だってだって〜」 パ「いくらボケても」 ボ「ビュティが突っ込んでくれないから」 ボ&パ&天「「ボケてもつまんないんだよ〜!!」」 そう言ってふてくされてる。そんな仲間の姿を見て、ビュティはただ ごめんなさいと謝ることしかできなかった。 ボ「それよりソフトンはどうだった?」
へ「それが…今は一人にしてくれと…」 ボ「そうか…」
そしてその晩。ソフトンも無事部屋に帰ってきて、 緊急会議が開かれた――――。
―――――――続く――――――――――――――――――――――― このネタ、実は風呂の中でもしビュティさんが記憶喪失になったら どうなってるだろうと思い考えました。 そして実際書いているとあぁなんとまぁシリアスになるなる…; さすがにここまでシリアスになるとは思いませんでした。 では第4話で…
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