| [116] 記憶のかけら |
- NANA - 2005年12月26日 (月) 21時25分
突然のことだった… たった数分の出来事だった。 突然目の前が真っ暗になって、気がついたら、 私じゃない私が居た…
――――――――記憶のかけら―――――――――――――――――― それは数時間前のこと…
ボ「毛狩隊め、くらえ鼻毛真拳!!」 今日もこの日は毛狩り隊との死闘を繰り広げていた。 毛「くっ!!このままで終わると思うなよ…」 ふと不適な笑みを浮かべる毛狩りA。 ビュ「頑張れボーボボ〜!!!」 毛「ちょうどいい…この小娘に」 そのときにはすでに遅かった… 思えば不適な笑み、このときに異変に気づくべきだった。 その場に居た全員がただその瞬間を見送るしかできなかった。
ビュ「く…あぁ…」 毛狩りAの手の先には、ビュティのきれいな桃色の髪が絡まっていた。 頭をわしづかみにされ、宙吊りにされたビュティの姿がその場に居た 全員の目に焼きついた…。
ソ「ビュティ!!!」 兄は叫んだ。声がかれるほど… その声に答えるように小さくつぶやいた。
ビュ「お兄ちゃん……」 それが最後だった。その言葉を言い終え、そのままビュティは 気を失った…。
それから数時間… ソ「…ティ、ビュティ」 へ「ビュティさん…」 ボ「ビュティ…」 魚「目が覚めたギョラ?」
まだ意識ははっきりしていなかったが、 ビュティの目が覚めた。それだけで周りに安心した空気が流れた。そして安心しきったように妹に話しかける。 ソ「ビュティ、大丈夫か?」 ずっと傍に付いてたのだろう。疲労の様子が伺える。 それでもその兄の顔は優しく微笑んでいた。
しかしそう長くはこの空気も続かない。
周りを見渡しぼんやりしたように口を開く。
ビュ「あなた、だれ…?」
周りの空気が一気に冷めた。
――――――続く――――――――――――――――――――――――
…連載系は書かないって言ったのに…^^; 結局また連載です。^^ ビュティさん記憶喪失です。 これから先どれだけ続くかは正直未定です―▽― ではまた次回で…
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