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タイトル:好きなひと (ハヤテХ泉)  恋愛

これからハヤテのごとくの恋愛ギャグ小説を書かせて頂く、ユウさたんです。因みにハヤテ×泉の小説です。
また色々な人物との出会い、どのような人生を歩むのか?
作者オリジナルで、描きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
因みにナギのキャラが原作と比べて優しい感じです。

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時09分(547)
 
題名:好きなひと (ハヤテХ泉) 

プロローグ

「起きて下さい。お嬢様!」
                     
ここは、ある築30年以上のアパートで毎朝繰り返し行われる行事…いや、小学生がいる家庭なら、毎朝起こりえる出来事が今日も起こっていた。

「ぐすっ…ハヤテ…」

中学生位の少女が寝ながら、寂しげの声をあげていた。

『何か悪い夢でも見ているのかな』
         
先ほどから、少女を起こしている少年は少女の心配をした……


    その時!!!

「ハヤテの……馬鹿!!!!」

少女の叫び…いや!寝言が部屋中に響き渡った!

「何事です!」

あまりに大声だったので、部屋外にも聞こえたのか、隣の部屋に居たメイドさんが慌てて入って来たのである。

「! いえ、決してお嬢様の機嫌を悪くする事はしていません、お嬢様の寝言です。」

一瞬慌てたようだが、冷静に言い添えられたようだ。

「びっくりしましたわ。まあハヤテ君が、そんな事するとは思えませんけど。」

「ありがとうございます。マリアさん!」

と、礼をいい終えた瞬間に少女いや、ここのアパートの主人の三千院ナギが目を覚ました。

「ハヤテ、マリアおはよう!」

と、挨拶したので、このアパートの使用人綾崎ハヤテ、マリアが返事した。

「おはようございます。お嬢様!」

「おはよう、ナギ。」

「お腹空いたぞ、ハヤテ。朝食の用意は、出来ているのか?」

「出来ていますが、今日は学校にいかれるのですか?お嬢様。」

と、聞いたがハヤテの内心はナギの事だ、サボるに違いない。と思ったが、ナギが返した返事は意外なものだった。

「ああ、着替えるから、ハヤテも支度をしとけ。」

『『!!!』』

ナギの言葉にびっくりしたが、口に出すのは、面倒な事になる!と思った2人は、

「それでは、お待ちしております。お嬢様。」

「分かりました。制服を持って来て差し上げます。ナギ。」

と、反応は表さないようにした。

「ああ、頼むマリア。」

と、普通に返事した。
ハヤテは部屋を出てため息をついた。

「はーあ…『お嬢様一体なぜ学校に行く気になったのかな?』」

少し考えたが心当たりがないので、

「今日はお嬢様と学校いけます♪」

と、素直に喜ぶ事にした。
その後、ハヤテとナギは白皇学院に向かった。それは、初夏の6月1日の出来事である。

第1話に続く!

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時15分(548)
題名:第1話 登校中…

前回に続きハヤテとナギ視点のお話です。

「それにしてもお嬢様、なぜ学校に行く気になられたのですか?」

さっきは、面倒な事になると聞かなかったことだが、登校中に口がすべってしまった。が、

「お…お前と一緒に学校に行きたくなっただけだ!」

と、言いながら、ナギの顔が赤くなってきた。
しかしこの鈍感執事は、そんな反応に100%気づく気配なし!

「それは、僕も嬉しいです〜」

と、僕は能天気な返事をかえした。

「ハヤテ♪」

お嬢様が笑顔で返した。

『今更だけどお嬢様って可愛いなあ。……て僕は、何考えているだーーーー!!』

ハヤテは慌てていたが、

『ふう〜でも正直お嬢様誰が好きなんだろう?僕は100%あり得ないし…』

と、ハヤテが考えながら歩いているとナギは不思議そうに話してきた。

「どうした?ハヤテ。」

と、聞いてきた。

「何でもありません!『お嬢様の事考えていたとは、言えない…』」

ハヤテが悩んでいると…

「ちょっとコンビニ寄るぞ、ハヤテ!」

「了解ですが、何か欲しいものでもあるのですか?お嬢様。」

と、ハヤテは聞く。その時ナギが待っていました感じに。

「初夏といえば夏、夏といえばガリ○リくんソーダ味だ!」

ナギが勢い良く答える。

「………」

ハヤテは無言になった…。

「嫌か…?」

ナギが不満そうになった。が!

「お嬢様実はそれ大好きなのですよ♪」

と、答える。

「それなら、ハヤテの分も買ってきてやるぞ!」

「よろしくお願いしますね。」

ハヤテはナギのペースに付き合っている訳ではない。ハヤテも25度を超える気温では、冷たい物が欲しくなるくらい喉が渇く。

「お嬢様、早くして下さいね。」

ナギもハヤテも登校中なのだ。

「分かっているぞ。」

ナギそう言うとコンビニに入っていく、ハヤテも一瞬自分も入ろうと思ったが、誰かの視線を感じてやめておいたのだ。

『綾崎!!ついに見つけたたぞーー!!』

見るからに変態の風貌を釀し出した執事服を着た男がハヤテを尾行していたのだった。

第2話に続く!

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時19分(549)
題名:第2話 変態のやり過ぎ

今回はハヤテ視点からのお話。
コンビニでアイスを買いに行っているナギを待つハヤテ。

『また僕の平穏を乱す不届き者の登場ですか。』

と、ハヤテのゴルゴ並みの危険察知能力を発動。
しかし変態も準備は抜かりない。

『フフ…これは、執事の仕事をサボって作った、対綾崎捕獲用スーパー網。これで綾崎を捕獲し、俺の部屋に連れ込み、あんな事やこんな事を……』

と変態らしい妄想をし、ついに行動に発展させようとした。

『よし行くぞ!』

と、思った…
その時!!

「ハヤ太君♪おはよう☆」

と、ハヤテに挨拶したニコニコな女の子が変態の目に入ってしまった。

『お嬢!』

なんと虎鉄の主人であり、双子の妹である瀬川泉であった。

再びハヤテ視点

「瀬川さん。おはようございます。」

「ハヤ太君。コンビニの前でどうしたの?」

「お嬢様がアイス買いに行っていまして、待っている所です。」

と、答えた所でハヤテはこう思った。

『瀬川さんがいる手前、虎鉄君も僕に手出ししないでしょう。』

と、思ったが、虎鉄は執事の風上におけない変態と化した。

『お嬢がいようと知った事か!』

ついに主人完全無視。

「綾崎イイィー!!覚悟オオオ!!」

ハヤテに網を振りかざした。

「えーーーー!!!」

もはや主人無視かよー!
ハヤテは網の先の方に引っ掛かった。

「くそ!」

ハヤテが叫んだ瞬間!!

「きゃ!」

なんと変態が振りかざした網の棒の部分に泉が当たってしまったのだ。

「お嬢……!」

暴走したとはいえ、主人に対して暴力を振るってしまったのだ。執事として失格な行為である。

「虎鉄君、あなた何したか分かっていますか?僕に対してならまだ許せますが…双子の妹つまり大切な家族に暴力を振るったのですよ!!」

ハヤテがここまで怒るのは、虎鉄は見たことない…

「あなたは執事…いや人間失格ですよ!!」

そう言い放った瞬間…ハヤテは虎鉄を…

   バシッ!

っと殴った!
虎鉄は黙ってこの場を立ち去った。

「瀬川さん!しっかりして下さい!!」

と、叫んだ。

「ハヤテ!瀬川は大丈夫か?」

「お嬢様。瀬川さんは怪我して気絶しています!………てお嬢様!いつからご覧に?」

「ハヤテが怒鳴った辺りからだ。そんな事より瀬川を白皇に運べ!」

「仰らなくても!」

と、答えると泉をハヤテが運んだ。

それは、6月1日午前8時16分頃の出来事であった。

第3話に続く!

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時20分(550)
題名:第3話 虎鉄の苦悩

第3話 虎鉄の苦悩

虎鉄はハヤテに殴られた後、沈黙を守り歩いていた。

「お嬢…」

と、呟きながら、ハヤテの言った事を思い出した……

『…つまり大切な家族に対して暴力を振るったのですよ!!』

思い出してこう思った。

『もう泉の側にいる資格などないな俺は…』

と、思った。仮に泉の怪我が直っても心の傷が簡単に直るとは思えない…
どうすれば… プルルルーー
虎鉄の携帯電話が鳴った。

「もしもし虎鉄ですが…」

と、答えた。

「虎鉄か!?」

父さんからの電話だった。

「単頭直入に聞く。泉を怪我させたのは虎鉄お前だな。」

はい、その通りだよ父さん。
この言葉に父さんは無言……
そんなに怒っているのか、父さんは…
当たり前だな。泉には俺以上に愛情を捧げている。例えば泉には、恋人がいると言えば、その相手と泉の仲を引き裂くだろう。泉の親友からは親馬鹿と言われているのを、耳にした事があるくらいだ。
そして、私の家にハヤテが来た時は、ハヤテを倒せば私が溶岩に落ちても、構わないみたいなことを言ってたような気がする。

「それで泉の男友達が泉は大丈夫と言っていた…」

と、父さんが言った。だが…

「…が、泉は精神的ショックを患ったらしい…」

その後、父さんは、男友達から聞いた医者の診断によると泉は普通に生活出来るらしい、しかし私と会うと精神的ショックで倒れる可能性があるらしい…

どうすれば良いのか…?
父さんに聞くと、こう言った。
お前と泉は少しの間離別する必要があり、お前は外国に行ってお前が執事修行するというものだ。
そう言った後、こう付け加えた。

「私も同行する。」

なぜ?

「お前の執事修行に行く所が、私の仕事するところだからだ。」

わかった。だが泉はどうする?

「泉はそれまで男友達のアパートで過ごしてもらう…」

父さんどうしてだ?なぜ綾崎のアパートで泉を暮らさせる…父さんなぜ?
あんなに泉思いだったのに…なぜだ?
こう言うと泉父はこう言った。

「泉にさっき聞いたら、嬉しそうだったし、それに…」

「奴{ハヤテ}が泉を助けたからだ。」

と、言った。父さんのその声は嬉しさと寂しさが入れ混じっていた。

第4話続く!

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時23分(551)
題名:第4話 泉とナギ

ハヤテは、走っていた。
このままでは、泉が危ない!

『瀬川さん無事でいて下さい…』

ハヤテが泉を抱えながら、白皇の保健室前に到着。

バン! 

ハヤテがドアを急いでドアを開けた。

「怪我人です!早く診てください!」

と、言うと保健室の女医が答えた。

「彼女が怪我人ね。どれどれ…」

女医が簡易診察をしている間にナギが到着した。

「ハヤテ!瀬川は大丈夫か?」

「診察中です。」

と、返したその時!

「うう…ハヤ太君とナギちゃん!」

泉が目を冷ました!

「瀬川さん!」

「瀬川!」

二人同時に叫んだ。

「心配かけてゴメン、二人共♪」

「いえいえご無事で何よりです。」

「心配かけおって。」

ナギが相変わらず素直じゃないが、本当は心配していたみたいな口調だ。
3人の様子(特に泉)の様子を眺めていた女医が泉にこう言った。

「瀬川さんそれでは、質問を始めますね。貴女は、兄である虎鉄さんに偶然殴られ怪我をした、これは事実ですね。」

「はい…」

泉は不安そうだ。そりゃあ僕に変態呼ばわりされている、虎鉄さんも泉にとってはたった1人の大事な兄だ。そんな兄が偶然とはいえ、泉を理由もなく殴られたのだ。僕にも兄がいた。だから気持ちは、良くわかる。
とか、僕が考えているうちに質問が終わっていた。そして女医がこう言った。

「瀬川さん貴女は精神病になっている可能性があります。」

と、告げた。

「精神病…具体的にどんな症状なんですか?」

ナギが質問した。

「普段の生活には支障はないけど、貴女の兄に会うと倒れる可能性があるかもしれないわね。」

それを聞いた泉がこう聞き返した。

「それ…って兄にはも…う会えないかもしれないのですか…?」

泉が泣きながら、質問した。
やっぱり虎鉄さんは泉にとってかけがえのない存在なのか…

「……方法はあるわ、まず貴女の兄とは一ヶ月離別することね。後、貴女のお父さんが運営している、ソー○ーコーポレーションアメリカ支社に兄さんを連れて行くように言ってね。あそこにはこの手に精通している私の親戚がいるの、お父さんにも同行してもらって。」

「先生の親戚が私のお父さんの会社にいるんだ。」

さすが、泉のお父さんの会社だ。スケールが違う。

「このことは、綾崎君が瀬川さんのお父さんに伝えてくれないかしら?彼女このこと自分で話すのは、症状悪化に繋がるから。」

「了解です!」

と、一つ返事で返した。

「それでは瀬川さん、体の状態を確認するため、身体検査を行います。」

「はい☆」

いつもの泉に少し戻ってきた。

『瀬川さんはやっぱり笑顔が一番だな〜』

と、思った時。

「綾崎君、瀬川さんの身体検査をしますから、君は部屋の外で瀬川さんの状況説明をお父さんにしてあげてください。」

と言った。が、この超鈍感男は、デリカシー0%の発言を言ってしまった。

「構いませんが、なぜ僕がわざわざ外に出て行かないといけないのですか?」


「………………………………………」

一瞬、部屋が沈黙した。  が、次の瞬間!!

「!!!ハヤテ…常識考えろオオ!!」

と、ハヤテ以外の人達は、顔を赤くした。(とくに泉)

「??????」

ハヤテは、さっぱり訳わからないようだ。ナギがついに……

「いい加減にしろー!!瀬川が身体検査するんだから、ふ…服とか脱ぐだろ!そこに男のお前がいたら、マズイだろ!」

と、ここまで言われて、さすがの超鈍感男も自分の発言がマズイということに気が付いた。

「………す…すみません!!!!!瀬川さん!お嬢様!」

と、言ったハヤテは顔を赤くしながら、大急ぎで保健室を出ようとしたが、泉が呼び止めた。

「ハヤ太君!お父さんの携帯番号!」

と、言って顔を赤くしながらも、メモに番号を書き込んで、ハヤテに渡した。

「ありがとうございます。僕はこれで失礼します!」

と、足速と保健室を出て行った。

「じゃあ、準備してきますから、上着を脱いで待ってて下さい。長くなるかもしれないわ。」

と、言って準備室の中に入って行った。

「すまんな瀬川。ハヤテのデリカシーの無さは私も怒りを通り越して呆れてくるぞ。」

と、ナギが笑って答えた。

「そうだね♪ でも、私気にしてないよ☆ ああ、それから…」

泉は続けた。

「私のことは(泉)って呼んで☆ナギちゃん♪」

「え…いいのか?」

「友達でしょ♪」

「あ…ありがとう、泉。そうだ!だったらメアド交換しないか?」

「!…喜んで♪」

と以前では感じなかった、ナギの積極的さに泉は少し驚いていた。
結果的にナギと泉の仲が親密となった。
6月1日午前8時40分頃の出来事だった。

第5話に続く!

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時25分(552)
題名:第5話前編 親子

『本当に僕は駄目な男だ。きっと瀬川さんに嫌われたに違いない。』

と、ハヤテはマイナス思考に陥っていたが、

『とにかく…今は早く瀬川さんのお父さんにあの事について話をしなくては!』

と、本来の目的を思い出したようだ。

プルル〜

ハヤテは泉の父に電話をかけた。

「瀬川ですが。」

と、すぐに電話にでてくれた。

「あの僕は、綾崎ハヤテと申します。泉さんの友人でこの前、泉さんに携帯電話を返しに来た者です。」

「ああ、あの時の…でなぜ私の番号を知っている?」

「あなたに大事な用がありましたので、泉さんに聞きました。」

ハヤテの声が真剣だと察したのか、

「それでどのような要件だね?」

と真剣に聞き返した。

「泉さんが怪我をして…」

ここまで言うと…

「何イイイーーーー!!!!泉は大丈夫なのか!!」

と、大声をあげた。

「怪我の方は大丈夫なのですけど、その怪我を負わせたのが、虎鉄さんなんです…」

「……それで泉は…」

「泉さんはその事が原因で精神病になってしまいました…」

「症状は?」

「虎鉄さんと接触するとショックで倒れる可能性があります…」

「…治るのか?」

と、心配そうに尋ねた。

「方法はあります。」

ここでハヤテは、女医の言っていたことを話した。

「確かにアメリカ支社には、その手のプロがいるが、その事誰に聞いたんだ?」

「白皇の女医さんです。」

と、答えた。

「やっぱり…」

「ご存じみたいですね。」

「ああ、だがそんな事より、泉の一ヶ月の住宅問題だが……」

「……君が住んでいるアパートはどうだ……。」

と言いにくげに言った。

「……えーー!なぜですか?」

ハヤテは驚愕していた。泉をあれほど愛情を捧げていたのに…なぜ?

「実は、前々から考えていたのだが、泉は愛しい。、しかし泉もあと数年で社会人…あのままでは、社会に通じるか…」

『泉さんの父は大企業の社長さんだ。社会の厳しさを熟知している人間だからこそ泉さんの将来が心配なのか…』

と、ハヤテが考えた。

「だから君のアパートに住まして家賃も泉が自分で働いて、なるべく自分の力で頑張って欲しい…」

泉の父は涙声だ。まあ当たり前か、泉には愛情を惜しまず、ここまで接してきた。だからこそ泉と一ヶ月とはいえ離れ離れになる…これは、苦渋の決断だ。そんな泉の父に僕はこう言った。

「泉さんのお父さんがアメリカに行っている間、僕は泉さんを全力でサポートしていきます!」

と、力強く答えた。
泉の父は一安心したのか。

「それでは、泉は任せたぞ!」

「はい!お任せ下さい!」

と、答えたら、電話が切れた。
6月1日午前9時01分頃の出来事だった。

第5話後編に続く。

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時27分(553)
題名:第5話後編 兄妹

ハヤテは泉の父と会話を終え、保健室に戻ろうと思って扉を開けようとしたが、一瞬躊躇した。

『何か忘れているような気がする。』

と思ったが、

『ま、いっか』

な感じにノックもせず、扉を開けた。
このハヤテの言動がマズイことは、さっき学んだはずだが、ハヤテ自身反省1つしてない言動だと読者は思うはずだ。

「瀬川さん!お父さんに報告しましたよ。」

「ありがとう♪ハヤ太君☆」

と、答えた、泉は身体検査を終え、ベッドで休んでいた。

『ハヤテ、ラッキーだったな。』

『何のことです?』

ハヤテは作者と心で会話した。
泉もハヤテの言動の悪さにまるで気が付いていないのだが、彼女らしい。が、……

「おい、ハヤテ…」

このナギの声を聞いた瞬間ハヤテは嫌な予感がした。だが、時はすでに遅し…。

「なぜお前は入る時ノックしなかったのだ?もし泉が身体検査中だったら泉がどんな状態か分かるだろう!」

「「…あ!」」

二人共、気が付いて泉がこう言った。

「ハヤ太君…デリカシーなさ過ぎ!」

さすがの泉も怒ったようだ。

「瀬川さん!お嬢様!すみません。本当にすみませんでした!」

しかし、そんな謝罪しているハヤテを無視し、

「もうハヤテなんか知るか!教室に行くぞ泉!」

「うん、ナギちゃん。」

と、言うと二人共保健室を出ていった。

『デリカシーって何だろう?』

『辞書で調べろ!』

と、ハヤテに一喝しハヤテも教室に戻った。
保健室にただ一人いた女医は、ハヤテが、出た後こう呟いた。

「あれが綾崎ハヤテ君か、彼の言っていたとおりね。」

と、言ったが、この女医はハヤテの苗字は、聞いてなかったはずだが…

その日の昼休みに泉に電話がかかってきた泉の父である。

「泉、体は大丈夫か?」

と、まず心配する。

「大丈夫だよ、心配かけてごめんね♪お父さん☆」

と、泉の返事の返事を聞いて一安心したが、次に泉のためにとうとうこう言った。

「泉、虎鉄と私はアメリカに行くから、お前はハヤテ君のアパートに住み自分で稼いでやっていきなさい…」

と言ったが、内心では私は、こんな事するなんて泉に嫌らわれてしまう。なんて思っていたりしてしまう。
私に対して泉は言った。

「お父さん…ありがとう。」

と、言ったが、一瞬耳を疑った。泉…?
泉は続けてこう言った。

「私ね、いつも虎鉄君やお父さんや友達に助けてもらっていたから、ここまで笑顔でいけたと、いつも思ってるの。でもね、いつまでもお父さん達のお世話になっているわけにいかないから…私これから、頑張るよ!」

泉は泉の父が聞いたことないぐらい、決意に満ちた声で、はっきり答えた。

「泉…」

娘の成長に、嬉し泣きしてしまった。が、………

「それに……大好きなハヤ太君がいるから大丈夫♪」

泉の父には分からないが実は、泉はこの言葉言っている時、泉は顔を赤くしていた。

「………『ガーーン』……!!」

泉の父はショックだった。この前ハヤテが携帯電話を返しに来た時は誤解だと思ったが………泉はハヤテが好きだったのか!

『ハヤ太?ハヤテ?どっちでもいい!!今度会い次第殺す!!!』

「お父さんどうしたの?」

泉が不思議そうに尋ねた。

「!いや、なんでもない。」

冷静に誤魔化した。

「ハヤ太君が大好きだってハヤ太君に絶対いわないでね!」

「ああ……」

グサ!グサ!泉の父にハヤテが好きという言葉が心に刺さる。

「じゃあ頑張ってね♪お父さん☆」

「ああ…泉も体に気を付けて頑張るのだぞ…」

「うん♪」

と、言って会話終了した。

そして午後7時頃…成○空港では…

「しばし、日本と別れか…」

虎鉄がそう呟くと同行する父親はこう言った。

「虎鉄、そろそろ搭乗手続きの時間だ。」

もうそんな時間か……
と俺逹は行こうとした。その時!

待ってください!

と、男の声が聞こえてきた。綾崎だった。

「あいつは!!」

と、言ってハヤテを殴ろうとしたが、ハヤテは泉の父の拳を受け止めた。

「お父さん!僕を殴っても構いません、でもこれは、絶対に受け取って下さい!虎鉄さんも!」

ハヤテはクッキーが入った袋と手紙を泉の父と虎鉄に差し出した。

「これは…」

泉の父は手紙を読んでみた、
(泉より、二週間以上早いけど、父の日のプレゼントだよ♪一ヶ月間頑張ってね☆いつもありがとう、お父さん。)

「泉…」

そう泣きながら、クッキーを食べた。
とても暖かい味だ…
食べながら、ハヤテは言った。

「それは今日放課後から17時位まで時間をかけて、泉さんが作った物です。いかがですか?」

「「美味しい!」」

と、とても嬉しそうに二人共にそう言った。
虎鉄は手紙読んだ。

(泉より お兄ちゃんも頑張ってね♪執事修行☆私はどこに行ってもお兄ちゃん大好きだからね。)

「泉…」

虎鉄も泣いていた。

「虎鉄さん、絶対戻って来て下さい。そうしないと泉さんが悲しみます…」

「分かった、必ず戻る!」

と、虎鉄は、真剣な表情に変わった。
すると泉の父がこう言った。

「最後に言いたい事がある。」

「何ですか?」

「お前だけ泉との恋仲を許す!」

と、言った!
行くぞ、虎鉄!  はい!
と言うなり二人は駆けて行った。

『え…泉さんと恋仲を許す?どういう事かな?』

ハヤテはこの言葉の意味が分からなかった。さすが超鈍感…

「ハヤテ君上手くいきました?」

「はい、上手くいきました。マリアさんのおかげで間に合いました。ありがとうございます!」

「いえいえ、困った時はお互い様ですわ。」

実はマリアは、ハヤテと一緒に空港に来ていたのだ。

『瀬川さんのお父様にあんな事いわれるなんて、相変わらずですわ、ハヤテ君。』

マリアがこのような事を考えているとは、ハヤテ露知らず。

今の時間は、午後7時30分頃である。
第6話に続く!

ユウさたん 2012年10月29日 (月) 20時29分(554)


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