「なぁぁぁぁああああにぃぃぃいいいいぃぃぃ!?」
あの日、僕を絶望させた1枚の紙はなぜか今も大事に保管している。
なんだかんだで僕はまだ親への希望を捨て切れていないのだろう、
分かっているけどそれを誰にも言わないのは認めたくない違う自分が居るからだ。
つくずく自分がどれほどの馬鹿なのか精神的にも肉体的にも実感する、
そんな中、僕はある一人の少女に出会って。
その子はまだ子供にも関わらず超天才こんな僕を拾ってくれ
心優しい女の子なのだが・・・・、
僕が好きになったのは違う人。
でもそれが誰なのか自分にも分らない、果たして本当にそうなのだろうか?
知りたい気もするが怖い気もする、何が怖いのかって?
決まっているじゃないですか。
この毎日が壊れてしまうのが怖いのだ、
そこまで分かっているのになんで出てこない?やっぱり恐れているからか?
僕にとって今の毎日は奇跡のようなものなのだ、
普通の人ならば簡単に手に入れられるそんな日々が僕にはとても遠いものなのだ、
僕は普通じゃない?そうかもしれない。
訳のわからないロボットと闘ったりトラとお屋敷で暮らしていたり、
でも、
これは普通じゃ味わえない事だ。何か意味があるんだろう
そんなこと思っていた昼下がりだった、
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