*第一話*(これは夢ですか?それとも…現実ですか…?)
ある夜。いつもと変わらない夜。自分の部屋の窓の外を見ながらうとうとしていた。
「ふぅっ今日もよく働いたなぁ。でもお嬢様にしかられちゃったけど…。」
なにも考えずに僕は、眠りにつこうとしていた。
その時!
(ばぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぃん!!!!!!!!)
強い風が吹いて、僕は部屋の壁にたたきつけられた。
「な、なんだ…?!!」
窓のほうを見ると、真っ黒髪の僕と同じくらいの年の女の子が飛び込んできた。
「うっわぁぁあああああああああ「なに叫んでんのよこの馬鹿!」
「ェ・・・?!」
「だ・か・ら!なに叫んでいるの!?ほかの人がおきちゃうじゃないの!」
その子は、なぎお嬢様より強気だった。
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